「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」より
よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話 (ヤングマガジンコミックス)
- 作者: いしいさや
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: Kindle版
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第1話より
世の子と遊ぶ主人公。帰りにサイズが合わなくなった可愛い服をプレゼントされる
「さやっちいつも地味だからこういの似合うよ」
同級生とその母親から気を遣われる程地味な格好をさせられていた主人公
「ただいま。たの
「楽しくなかったでしょ?世の子と遊ぶの楽しいわけないよね」
「・・あんまり楽しくなかった」
1.言論統制
子供のには子供の価値観、自我、人格があることは認めない
「だから兄弟、姉妹に遊んでもらおうね」
友達にもらった「みんなが着ているような服」をを着て喜ぶ主人公
母親蔑みの眼差しで
「うわ・・そんな短いスカートに下着みたいの格好して・・気持ち悪」
自分たちエホバの証人は善人で自分たち以外は「サタン」「悪魔」と差別思想を娘に植えつける母親
「そんなサタンの服脱ぎなさい」
お友達からプレゼントされた服を捨てる。よそのお嬢さんの服をサタンと言い放つ母
2.境界線の侵害
親が衣類など持ち物、交友関係を勝手に選ぶ
小2のクリスマスの日朝目覚めると新しいおもちゃが枕元においてあった。お父さんの字で手紙が添えられていた。お父さんサンタに
「サンタさんにプレゼントをもらったの」
「そっか。良かったな」
「違うよ。それはお父さんがくれたんだよ」
お父さん無言で立ち去る
3.他人を物のように扱う
自己愛人間は配偶者、子供を自分の所有物としかみなさない。家族を思いやる感情はない
「お母さんの鞭」より
エホバの証人の世界は子供が叩けば叩くほど立派になると思われていた
4.要求厳しい
鞭で叩く理由はそれぞれの母親の価値観で判断する。エホバの世界では「従順」が美徳とされ、主に反抗的な態度が親の逆鱗に触れる
5.恐怖や不安を子供に与える
エホバの証人のほとんどの子は親に従順でなければ
- 体罰で支配されるか
- ハルマゲドンで滅ぼされると刷り込まれる
「太いのと細いのどっちがいい?」
子供にベルトの鞭を選択させる
「太いほう」
細いベルトのほうが面積が少ない分痛い
「ズボンとパンツ下ろして」
子供にズボンとパンツを降ろさせ「お願いします」を言わせ叩いた後は「ありがとうございます」と言わせる
5歳くらいになれば自我が芽生えます。母親とはいえ生尻丸出しで四つん這いにされ道具で叩かれるのは辱めであり性的虐待です。痛みに耐えかね泣き出す主人公
「泣いてると余計に痛いよ」
叩き終わった後は「子供を愛してるから叩くなよ」と優しく抱きしめる母親
6.感情を持つことさえ許されない
叩かれて痛ければ子供は「泣き叫ぶ」その自然な感情がエホバでは反抗的とみなされ鞭の回数を加算する。そのため子供は歯を食いしばって痛みに耐えるしかない。子供は感情を押し殺したまま成長する
母親姉妹たちはどんな鞭を使えば効果的かよく話あっていた。ベルトの鞭は金具のついてるほうが痛いから効果あるとか、ゴムホースがいいとか。研究生に「ゴムホースをプレゼントした」と武勇伝を語る姉妹もいました
Q子供を鞭で叩くと傷つけるのではないですか
A「叩いた後はあなたを愛してるから叩くのよ」と優しい言葉で抱きしめればアフターケアすれば大丈夫なのよと嬉々とエホバの証人たちは私に話していた。狂っている・・・
叩いた後「あなたを愛してるから叩く」と優しく抱きしめる。この行動はダブルバインドです。主人公は大人になってから精神的に不安定になる
ダブルバインド
2つの矛盾したコミニケーションで気持ちを縛ること
例
幼児がご飯食べるのが遅い。母親は
「早く食べなさい」
母親の言う通り早く食べるとこぼしながら食べてしまう
「こぼさないで」幼児は早く食べればこぼしてしまう。どちらにしても怒られる。幼児は混乱して泣き出す
「なんで泣く!」と怒られさらに泣く
例
親「お菓子食べていいわよ。でも虫歯にはならないようにね」
このようにプラスとマイナスが矛盾した状況に置かれた子供は混乱して強いストレスを受けます。アメリカの人類学者グレゴリーベイトソンは
「ダブルバインドにより子供が精神分裂症を発症する」と言いました
統合失調症はストレスだけでは発症するわけではないがダブルバインドは強いストレスになる。エホバの証人の子供は叩かれながら「愛してるから叩く」とダブルバインドされて成長したせいか鬱病がとても多い
「応援合戦をなんでしちゃいけないかわかった?」
「エホバは暴力的な行いを嫌っておられるから」
「そうだね。明日先生に証言できるね」
エホバの証人は応援合戦と騎馬戦は暴力行為であり参加させないしかもそれを子供に言わせる
7.自分の要求のために子供を利用する
運動会の応援合戦より子供にパンツ脱がしてベルト鞭で叩く母親のほうがよっぽど暴力行為です。矛盾であり偽善
8.矛盾、一貫性がない
応援、校歌斉唱、七夕、選挙に参加できない主人公。クラスで馴染めず浮き始めた。ストレスから学校休みがちになり精神科に通う
「学校でイヤなことあるのかな?」
母親に信仰を押しつけられてることがストレスなのだか母親を目の前にして言えない主人公
「この子は気をつかう子なので気にしすぎちゃうかもしれないですね」
9.常にコントロール、干渉する
自己愛親は子供が自分と別の個体とは思っていない
「この世にいたら具合悪くなるのは当然よ」
娘を具合の悪くした元凶のくせにぬけぬけと言う。エホバの証人は自分だけは絶対正義と妄想しているため都合が悪くなると「サタンのせい」にする
自分の父親の葬式にお焼香しないさやさんのお母さん。ざわつく参列者たち「ちょっと!実のお父さんなんやよ!信じられへん!。お葬式くらいちゃんとしてよ!」と言う親戚に対し冷淡に知らんぷりする母親
10.共感はない
11.冷淡
死者を弔うのは死者のためではなくそこにいる愛する身内を失った生きてる者達の心の整理のためにするのです
洗脳されたカルト宗教信者は自分の行動が社会、家族に及ぼす影響を完全に無視できる状態になります。彼らは自分のことしか考えない
学校の図書館で宗教勧誘する女の子が出てくる小説を読む主人公。エホバの証人が「異常」と感じていた自分が間違ってなかったと確信する。エホバの証人が偽りの宗教と確信したさやさん。一緒に集会行こうと誘う母親に行かないと答える
「エホバがどう思っておられるから考えたことある?」
目に見えない神さまの気持ちを考えることができても
目の前にいる娘の気持ちは全く考えれない母
娘は(絶対来ない)楽園で生活することではなくみんなと同じ可愛い服着て、七夕、クリスマス、応援合戦の学校行事に参加したかった
みんなと同じ普通の人生を歩みたかった
第一、目に見えない、声も聞こえない、触ることもできない神様の気持ちがどうしてわかるんですか?超能力ですか?
「私、全部嫌だった。奉仕行くのも。集会行くのも」
「嘘でしょ?全部さやちゃんがそうしたいって思ってさやちゃんの意思でしたんじゃない?」
12.子供を通して自分の人生を生きる
「体罰」と「愛情を与えない」ことにより無理矢理嫌がる子供を操作したくせに子供が自分の意思でしたとあくまでも言い張る
エホバ親の言う通りの人生を歩けば待ってる先は
楽園は絶対こないから破滅です
エホバ親は暴力、愛情を与えないことにより操作したくせに「自分で決めたんでしょ」と知らんぷりします
エホバ親の言うことは聞いてはダメ。彼らは詐欺師レベルの嘘つきです
13.詐欺師レベルの嘘つき
自分の都合良いように真実を捻じ曲げる達人。自分が嘘をついている認識がないため極めて厄介
14.責任転嫁
「さやちゃんも楽園に行きたいと思ってお母さんと一緒に暮らすって」
母泣く
都合が悪くなるとないて感情で他人を支配しようとする幼稚なエホバ親
15.子供に非現実的な期待を抱く
散々娘に虐待し精神科通うほど追い詰めた加害者のくせに泣いて被害者ぶる
16.自分のことしか頭にない
「ごめんねお母さん」
娘は母に罪悪感を抱き被害者なのに謝罪してしまう
17.周囲に罪悪感を植えつける
自己愛人間は幼稚で未熟なため、都合が悪くなると責任転嫁して他人に罪悪感を抱かせる習性がある。自分が娘を「愛情」で縛っていることも、相手を傷つけていることにも気がつかない。自分は善人の顔をしながら、相手に罪の意識を持つように追い込む
娘を肉体的、精神的に傷つけ病院に通うほど追い詰めて夫の優しさを踏みにじり、親戚中に迷惑かけても全く意に介さない
楽園で永遠の命を享受するため一人でで集会に通い続ける母親(終わり)
私的に人間として一番邪悪な行為は自分より体力的、立場的の弱い立場の者。つまり子供に対して暴力を振るい自分の意のままに利用する行為が最も人間として邪悪で卑怯だと思う
かつてエホバの証人は「子供を暴力で支配することが素晴らしい親」と信者を洗脳しました
子供を暴力で支配することがエホバの証人の正義であり教育です
さやママはエホバの証人的には立派な母親です
最近エホバの証人は組織で扇動して「児童虐待」推奨したのに「一部の行き過ぎた人が勝手にやった」ことに責任を信者個人に責任転嫁したそうです