ことりの啓示

カルト宗教、洗脳研究

宗教ブログ

X TOSHI洗脳の手口(ネタバレあり)

1998年 X JAPANのボーカリストTOSHI洗脳報道がマスコミに報道された

「顔つきが別人のようになった」

「金遣いが激しくなった」

「突然泣いたり怒鳴ったり、情緒が不安定になった」

TOSHIは報道について会見した

TOSHIはMASAYA氏の偉大さを讃えた後「僕は洗脳されていません」

「数年前までぼくは一生懸命がむしゃらにやっていた。でも何処かで満たされない想いがあった。それまで虚勢を張ったけど虚しさを感じた」

洗脳騒ぎは

「MASAYA氏と自分を引き離すための兄たちの画策」

MASAYA氏から「バケモノアゴ男」と罵られたことについて

これは私のコンプレックスをさらけ出し、愛するための方法

日本人はみな「TOSHIが洗脳されている」と思った

「MASAYA氏はどのようにして国民的大スタを洗脳したのかしら」

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「今日はトシの「洗脳」からトシの洗脳手口を学ぶわよ」

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トシは1992年に個人事務所を立ち上げ長兄を社長に任せた。金回りのよくなった兄はタレント活動まではじめ豹変していく

母親は実家にファンを入れ、お金を取り昔のビデオ、写真を見せるようになる

母と兄のクレームが多々ありトシはYOSHIKIをはじめ関係者に平謝りするハメになる。次に社長を任せた人物もトラブルを起こす

自分が憧れ、必死で目指してきたロックスターの座・・・そうなることが親孝行、家族孝行だと思っていた。だが結果はその逆、家族不信、友人不信、自分不信になってしまった

気がつけば周囲にはトラブルばかりが蔓延していた

頼れるもの、信頼できるものが何一つなくなってしまった

X  JAPAN世界進出のため、英語を勉強するトシなかなかYOSHKIの要求通りの英語の発音ができないToshi

「トシは弱っているわ、もし街角で"幸せですか?アンケートお願いします"なんて言われたら、うっかり持っていかれる状況だわ」

その折以前舞台で共演した守谷香から頻繁に手紙がきた

「メイクも金髪もいらないんだよ。ありのままのあなたでいいんだよ」

憔悴したトシは守谷の手紙をいつしか心の拠り所とするようになった。再会した守谷に手渡しで短冊を100枚渡される。その一枚に

「死ぬ時は一緒に手を繋いで逝きましょう」

その言葉にトシ感涙。守谷と交際を始める

「その短冊の内容 よく考えてみたら怖くね」

人間は不安を抱いた時、家族や親しい人と一緒にいたいと感じる

このような心理現象を親和欲求という

1. 孤独、不安感

家族に囲まれ順調な毎日を送っている人は大丈夫だけど孤独や不安を抱いている時に安心させてくれる言葉を言われると、その相手に依存してしまう

2. 観察する

サイコパスは性的な誘惑に弱い相手を狩る肉食動物のように見分ける

獲物を見ると、その相手をじっくり観察するの肉食の動物のように、どのように相手を操作し利用するか、そのためには相手をどのように嬉しがらせ魅力するか考える 

ターゲットはサイコパスと別れた後でも自分の心を掴んだ台詞を覚えている

トシは守谷の感情の起伏の激しさに違和感を持つつ

精神世界、スピュチアル、宇宙の話ばかり話す守谷に影響される。守谷に促されるように入籍。守谷に言われるままX脱退を決意する

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事務所の社長に就任した次兄は守谷を疑い始める

3. 完璧な人を演じる

「守谷は演技してるだけだぞ」

「自分の生きてきた銀行業界の常識では、ああいう感じの人は最も危ない」

サイコパスはターゲットにとって完璧ないい人を演じる。その演技力は俳優並み

4. 異常な目つき

「あんな目をした女には気をつけた方がいいぞ」

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他人の同情心を誘う演技を繰り返す

守谷は

「極秘入籍がマスコミに知られたのは次兄が漏らした」

「弟を操り人形にしようとしている」

「裏表のある嘘つき」

「お母さんは息子を自分の所有物にしようとしている」

とトシ家族の悪口を言い始める。嫁に影響されたToshiは家族と距離をおきはじめる

5. 裏表のある嘘つき

「トシを所有物、操り人形にしてるのは守谷自身よ。彼女こそがとんでもない裏表のある嘘つき女よ」

守谷に勧めらるまま「ホームオブハート」MASAYA氏のセミナーに参加する。MASAYA氏が歌い始めると参加者は全員感動の涙を流すトシは

「怪しい宗教では?」

とよぎるも 涙を流す妻を見ると自分の感受性が乏しいのかと自分の認識をの方を疑いはじめた

6. 違和感

ターゲットはみな最初は違和感を感じる

「ターゲットは認知的不協和状態に陥らせる洗脳の基本よ」

MASAYA氏との出会い

音楽で癒して世界平和に貢献するなど夢を語る

7. 饒舌で魅力的な容姿

MASAYAは容姿も良く饒舌

守谷は優しく清純そうで男性ウケする容姿

守谷香ベスト

守谷香ベスト

 

8. 愛、平和、平等など美辞麗句をスローガンにする

「愛、夢、世界平和などを目的とした活動をしていると主張するのはカルトの基本よ

真面目な人を獲得して、奴隷のようにこき使うための詭弁だけど」

MASAYAは幼少期から芸能界デビュー、19歳で企業を立ち上げるなど長々と自慢話をはじめる

9.自慢する

聴いてもいないのに自慢話を長々とする奴はだいたい人を騙すための虚言と誇張。そのような人は疑い なるたけ距離を置いてください

隔離した状態にする

トシは乗り気ではないが嫁の熱意に負け泊まり込みの合宿に参加

ターゲットを日常の世界から引き離し、隔離した状態で教義を叩き込みターゲットの思考を停止させるのが目的

自分の過去の悲惨な経験や今の気持ちを皆の前で話す「シェアー」というものをさせられる

カルタシス(浄化)

缶詰め状態で皆の前で過去の悪行などを告白するなどカルタシスを体験させる

狙い

メンバー同士の一体感を強め、集団による高揚感を高めていく集団心理を利用したテクニックです。参加たちは催眠状態になり思考停止する

「出会いの実習」をさせられる。「近づきやすい」「近づきにくい」「よくわかりません」と参加者同士で評価する

参加者10人から「近づきにくい」、守谷からは「わかりません」と評価されたトシは愕然とする

実は参加者10人のうち8人は「ホームオブハート」の職員だった

「このセミナーはToshiをハメるためのセミナーだったのだ

アッシュの実験

9人の学生を被験者にして問題を出す。実は9人のうち8人はサクラで8人が間違った答えをだす。すると最後の残りの1人も前の8人と同じ答えを出した。人間は周囲と合わせようとするの。同調心理を利用したテクニック

オープンしたお店でサクラをやっとて行列を作らせると並んでしまう心理

なんと、親、兄弟を否定して殺す実習まであった

思考停止して判断力の弱ったトシは、MASAYA、職員、妻の守谷にまで、暴言、暴力を振るわれても無抵抗になる

「X  JAPANはヴィジュアル系という最も自我の強いおぞましい集団の頂点に君臨する悪の権化だ」

10. 自己否定

ターゲットのそれまでの生き方を全否定させる

トシは自分の容姿にコンプレックスを持っていた

集団で相手の弱点を罵倒して自信喪失させ自己否定させ組織に依存させるための心理テクニック

守谷は常にトシを監視して、言動をチェックしMASAYAに逐一報告をしていた

11. 監視、密告する

カルト宗教は全体主義国家のようにお互いが監視し合い密告制度がある

ヒデの死

妻と教団の人たちが

「ヒデが死んだことで思い知ったろう。おまえもここを離れて一歩でも外に出たら人生は地獄化し、最後は自殺するんだよ」

12. 冷酷、残虐

親友を失い意気消沈した人に対してこの仕打ち

「ヒデは自殺なんてしない」

と反論すると反抗的とみなされ監禁され集団に何時間も暴言、暴行を加えられついには従わざる得なくなる。鬼畜

13. 反論は許されない

教団に猜疑心はあるも、何時間にもわたる集団暴行のため「自分の考えが間違っている」と無理矢理に思うようにになった

1999年  マスコミによる「Toshi洗脳騒動」

「おまえのせいで営業できない。莫大な被害を被った。カルト教団に仕立てあげられた」

MASAYA、守谷から罵倒、暴行、罪悪感を抱かされたToshiは完全支配される

14. 責任転嫁

サイコパスは何でも人のせいにする

何かある度にMASAYAと守谷は「お前のせいだ!」罵声、暴行を受けたテレビで「僕は洗脳されていません」とMASAYAの指示どうりの記者会見をさせられる

15. 罪悪感を抱かせる

あなたは私に借りがある

サイコパスの典型的台詞

ラスプーチンは皇后によくこの台詞を言って皇后を操作した

  • 常に恩着せがましい人
  • 常に罪悪感を与える人
  • 不安を煽る人

サイコパスの典型的攻撃パターン。このような人がいたら逃げて下さい。このままほっておくと大変なことになりますよ

地方ドサ周りライブなどで稼ぎ教団の集金マシーンにされる。睡眠時間、多い日は4時間、1〜2時間の時もある。常に守谷や信者たちに電話で罵倒される。施設の子供たちにも罵倒される

16. 奴隷化

睡眠時間、食事を死なない程度少なくし無料奉仕活動をさせるカルト典型的手段

睡眠時間、食事を極力与えず、仕事をさせればターゲットは思考力を失い、操り人形のようになる。カルトは現在の奴隷である

2004年  ホームオブハート児童虐待発覚

MASAYAは講演会で学校について否定的な話をしていた

「子供を学校に行かせるなんて異常者の親のすることだ」

「学校は競争とイジメだけの場所だ」

「学校は間違った知識で洗脳して、純粋さを台無しににする」

「本質のことなんか誰も教えてくれない、本質なことを学べるのはMASAYAのセミナーだけだ」

17. モラル、常識に欠けている

閉ざされた「ホームオブハート」の世界しか知らされず、大きくなってもMASAYAの都合のいいロボットにされてしまうかもしれない女の子のことを思うと、本当に心苦しい気持ちになる

2006年  X再結成の話

今まで「X  JAPAN」は悪の権化と罵倒していたMASAYAが大金が入るとわかるといなや再結成しろと命令する。矛盾した命令にトシはモヤモヤし始めた

X  JAPANのツアーに参加することより、外部の親切な人と接触することにより洗脳が薄れていく

MASAYAと守谷の住んでいる自宅に訪れると美術館のような外観の大理石の床、プール付きの豪邸、高級外車を何台も所有していた

MASAYAと幹部たちの泊まる施設は常に高級ホテルのスイートルームでルームサービスで美食三昧なゴージャスな生活をしていた

ホームオブハートの裁判の傍聴をした際、あまりのMASAYAは感情的になり狼狽するなどオドオドしていた

裁判長に

「セルフコントロールの達人でしょう。それにふさわしい振る舞いをしてくださいよ」とたしなめられてしまうほどお粗末な挙動だったが守谷は

紀藤弁護士はタジタジだ。顔が青ざめてた」

Toshiは守谷とMASAYAに疑念を持ち始めた

いつもの守谷の罵声に

「どうせ金だけなんだろ!」

はじめて反撃 守谷、いきなり泣きだし

アゴさん(Toshi)に純粋にやって欲しいだけなのに」

18. 加害者なのに被害者ぶる

「女性のサイコパスは「弱い女」「涙を流す女」を攻撃できないという社会通念を利用し批判する人がまるで極悪人に見えるようなアングルを演出することに長けているの」

サイコパスを見分ける方法は

そら涙

女性のサイコパスはターゲットに自分の正体がバレそうになると空涙を使う

私が涙を流すのは自分の利益のために他者を操ろうとする時であって‥

 

守谷の涙が演技に見えたトシ

守谷に逆らったToshiにMASAYAは

暴力団に売る」

と脅す

Toshiの所属権利を暴力団に売り、MASAYAはそこで現金を得て、Toshiは暴力団支配下のもと一生働くと理解し逃亡するもすぐ守谷に拉致される。激しい暴力を受け、逃げても無駄と感じ絶望にうちひしがれる

2009年  疲労のため入院

病院に守谷は何度も電話。病院の職員にまで電話で罵倒。病院は守谷の異常な言動に疑念を抱く。見ず知らずの人に対し、暴言を吐くという狂乱ぶりに守谷の異常性を見た

「あいつは絶対来る!」

まるでホラー映画

また拉致されると理解したToshi。知人の助けで病院から脱出。ほどなくして守谷は病院にやってきて暴れまくる

知人の知人にかくまって貰い弁護士に相談する

ホームオブハートの元信者たちと面会したトシ

MASAYAの目的は信者を洗脳して集金マシーンにして搾取すこと 

地球、平和、子供の未来のためと言いながら信者から集金したお金で自分たちが豪遊するため

19. 奔放な性

MASAYAは豪邸で守谷をはじめ若い女性信者たちを囲いハーレムを作り豪遊していた

守谷から勧誘され、暴力、暴言で集金マシーンにされお金をむしり取られ、家庭崩壊、離婚、破産、精神的な病に冒され人生の全てをめちゃくちゃにされた元信者たち。僕だけでなく一般の方までこんなひどいことをするなんて

20. 他人の権利を侵害する

「トシさんはこれから働いて、お金も人生もある程度取り戻すこともできるかもしれませんが、離婚させられて子供を失った人被害者はお金や人生を取り戻すことはできません」

21. 騙す、利用する

守谷の勧誘はToshiを勧誘した手口と全く一緒だった。守谷はトシと知り合う前からMASAYAと知り合いだった。最初から仕組まれていたことが理解できたトシ

こんな事実も知らずにMASAYAと守谷に指示されるままそれが正しいと思い込んで・・罪悪感に苦悩するトシ

代理人をたてMASAYAたちから決別をしたあとMASAYAからトシオフィス、トシ個人、守谷個人の税金未納(約3億)、家賃、経費、負債の請求がくる

10年以上未納のトシの健康保険

知らず知らずのうちに莫大な負債を背負わされたトシ。今まで稼いだお金は全て搾取された。自己破産するお金さえない

何が目的で人生、生きていたんだろか。何が大切だったんだろう。癒しなどの甘い世界に酔いしれて現実逃避し、世界に貢献するどころか、自分1人まともに生かすこともできない

逃亡中にかくまってくれた知人の知人が色々世話してくれさらに自己破産まで援助してくれた

こんな僕から、お金も何もかも奪っていく人もいれば、何も言わずに与えてくれる人もいる

お金は絶対に返すというToshiに対して

「としさん。この先あなたは今までよりも、もっと大変な人生に向かっていかなければならない。そのお金はこれからの長く険しい道のりを歩いて行く時に使いなさい。これからの人生は短く、そして長いぞ」

素晴らしい方です

真の無条件の愛を与えられ勇気付けられたToshiは再出発を始める

洗脳 地獄の12年からの生還

洗脳 地獄の12年からの生還

 

人間は1人では生きていけない。人生の成功は良い人間関係を持つことです。でも、付き合う人を間違えれば人生が破綻することもある

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誰を信じるかということに関して私たちはみな間違いを犯します

100人に4人は良心を持たない人がいるのは事実よ。そういう人たちを信用したり関わるなら大変なことになるます

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良心をもたない人たち (草思社文庫)

良心をもたない人たち (草思社文庫)

 

「MASAYAと守谷はどうなったの」

MASAYAと守谷は刑務所に入ることなく普通に暮らしています。セミナーの名前をMARTHと変え性懲りもなくTOSHI名義のCDやグッズをヒーリング商品を販売しています

22. 罪悪感は皆無

あまたの人々から大金を騙し取り人生をめちゃくちゃにしても罪悪感は皆無のようです

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若者がカルトにハマる理由

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「今日は何故若者がカルト宗教にハマる理由を調べるわよ」

カルト・・・小さなサークル

カルト宗教

新興宗教は最初は皆カルトである

多くの新興宗教が目指しているのは、この世の幸福よりも「天国」「来世」などで永遠の至福を追い求めことである

それを見出すために、信者だけの閉鎖的集団や社会を作り出そうとする

結果として

反社会的

反体制的にならざる得ない

組織が大きくなる程

内外で様々な摩擦が生じ、金銭的にも大がかりになる

信者から

高額な壺や印鑑を売りつけられた

多額の献金をさせられた

無償の奉仕活動を強制させられたなどトラブルが絶えない

Q. なぜ、カルト宗教のトラブルが絶えないのに若者たちがカルト宗教にハマるの

「若者の間では自分探しがブームなの

自分探し

漫画やテレビ、ゲームでも

「自分が何者なのか」

「何の為に生きているのか」などをテーマにしているものが多いわ  

これは、アメリカの心理学者エリクソンの唱えたアィデンティティと名付けた

アイデンティティ(自己同一性)

自己が一つの存在であり

過去
現在
未来

に連続した変わらないイメージ

自分は他の誰でもないということ認識

自己同一性のコア(核)

三歳頃までに確立し子供から大人への過渡期にあたる青年期に、もう一度アイデンティティを問い直すという

エリクソンの発達段階

エリク=エリクソン(1902〜1994)ドイツ系ユダヤ人。エリクソンは人間の心の発達は8段階の課題に分けました

1.乳児期(0〜2歳)

親、周囲の人間との不信感の危機

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信頼を得るが課題

2.幼児期初期(2〜4歳)

「恥」の危機

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トイレトレーニングでの成功体験を通じつ「自分でできる」という「自立性」を養う課題

3.遊戯期(5〜8歳)

大人からの否定「罪悪感」の危機

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成功体験を大人から褒められることにより「自発性」を獲得することが課題

4.学童期(9〜12歳)

学校の社会生活「劣等感」の危機

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努力の積み重ねにより得られる体験を通じて「勤勉性」の獲得が課題

5.青年期(13〜18歳)

自分自身が何者なのか問い直す「同一拡散」の危機

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それを乗り越えて「アイデンティティ」を獲得することが課題

第一次性徴期

誕生時から男女の性器にみられる特徴

第二次性徴期

成長後の成人男女にあらわれる身体の形態的な違い

その急激にな身体的変化や性的成熟がはじまるのが青年期

身体的な発達だけでなく心理的にも大きく変化する

ルソー

青年期のことを「第二の誕生」と呼んでいる(エミールより)

青年は自我意識に目覚め、精神的独立を目指そうとする

ホリングワース

精神的に両親から分離、独立することで心理的離乳を果たす

疾風怒濤の時代といわれる程、この時期は激しく揺れ動く内面を抱えながら自我形成に奮闘する

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青年は子供と成人の境目に位置して、どちらにも属さない曖昧で不安定な状態でいることから

マージナルマン

(周辺人・境界人)ともいわれる

恋愛感情も芽生えていくわ

子供の頃の愛される自己(保護者の愛の容体)から

愛される自己(恋愛をする主体)へと変化するの

モラトリアム

子供と大人の境界時期を成熟した大人になるための準備期間(モラトリアム)とエリクソンは名付けた

前近代には子供は通過儀礼によって直ちに大人になり、境界線は存在しなかった

青年期は文化の所産であり、未開社会にはモラトリアムは存在しない

「日本なら昔は元服という儀式を行えば成人になる

昔の人は15歳くらいで結婚していたわね」

成熟した人間の条件

拡大された自己意識の保有

自分と他人の温かい人間関係の保持

情緒安定・自己受容

外界を認知し、思考、行為する能力自分の行動を統一する人生観

オートボルト

物質的に豊かな現代では、一人前になるための修行期間としての古典的モラトリアムでなく

半人前の自覚もなく自分の欲求に応じて行動して、実社会に対して無関心なまま閉じこもってしまう新しい形のモラトリアムが人間が増加してるの

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ピーターパン・シンドローム

大人社会の加入を拒否する男性

シンデレラ・コンプレックス

王子様がいつか現れるという依存欲求を抱き続ける女性

「引きこもりもそれに入るわね」

急激な身体の変化に伴う心理葛藤により精神が不安定になり

占いや神秘的なものにも惹かれてしまう人もいるわ

東京バビロンより

1992年の東京が舞台のファンタジー漫画(2巻callより)

陰陽師家の若き当主  皇昴流が主人公

自らを「特別」と思い込み、ダイヤルQ2で連絡を取り合う少女たちの話

1999年に世界は滅ぶ

その時「特別」な世界を救う「選ばれた」自分たちだけが助かると思っている女子高生たち

少女たちは独学で呪詛を学び「敵」と認識したところにイタズラ電話で呪詛の攻撃を仕掛け迷惑行為を繰り返す。陰陽師である昴に依頼が舞い込む

素人たちが呪詛を使うとその「業」が本人に返ってくる。少女たちの身の危険を感じた昴流は少女たちに説得を試みようとするも、少女たちは昴流を敵とみなし攻撃を仕掛ける。少女たちの呪詛に昴流は意識を失う

それを見た

暗黒陰陽師  桜塚  星史郎は怒る

「いい加減にしたらどうですか?」

「私たちは選ばれたのよ

貴方達悪魔と闘うため特別な力を与えられたのよ

地球が滅んでも私たちは生き残るの!

そして残った人類を救うのよ

普通の奴らと違うのよ」

「特別であることに何の価値があるんですか?」

「私たちは「特別」なのよ!

お父さん、お母さんやまわりのみんなみたいに「普通」になるのはいや!」

「勘違いなさっているようですね

この世界で一番偉いのはちゃんと地に足がついて一生懸命、日々を「普通」に「生活」している人たちです

毎日早起きして、学校に行って、働いて、泣いて、笑って、悩んで、苦しんで一生懸命「現実」を生きている・・・

それ程「普通」の人を嗤うなら、貴方たちはその「普通」の人たちと同じように生きていけるんですか? 

そんなに「特別」になりたいのならお手伝いしましょう」

暗黒陰陽師の逆呪詛を受け、少女たちは発狂し廃人になる

少女たちは本人の望み通り「特別」な人になった

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)

 

少女たちは「普通」の人になりたくないと普通の人たちを嫌悪していた。現実の世界、学校などでは彼女たちは浮いた存在だった。彼女たちは嫌悪する普通の人さえなりえたのだろうか

特別な人にならなくてもいいんだよ

この世に生を受けたことが

それだけで素晴らしい事なのだから

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青年期というのは自分の本当にあるべき姿を主体的に保持しようと自我を追求する時期

現実の自分(現実我)

理想の自分(理想我)

に近づけるために、そのギャップに悩みながら努力するもの

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そして自己同一性(アイデンティティ)が確立されるのよ

この時期の心理葛藤に失敗すると

東京バビロンの女子高生たちのように

理想と現実の自分自身のギャップに耐えきれず

 現実逃避したり

引きこもったりなど

反社会的行動をとったり

自分が自分であるという認識が持てず、いつも誰かに依存したりする自己不安定の状態が続くの

「自分探し」はその不安定な状態である

「自分は一体何なのか」

「何のために生きているのか」

「自分は将来どうすればいいのか」

自分の価値を確認したい

生きている実感が欲しい

という難しい問題に直面する

それを乗り越えれば

10年後の自分も、20年後の自分も自分であり

自分の行動の責任は自分で取るという感覚が生まれるのだ

6.前成人期(19歳〜39歳)

孤立危機

「引きこもりね」

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尊重できる友人、パートナーと出会います「親密性」が課題です

7.成人期(40〜59歳)

心の発達「停滞」の危機

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社会に関わること、次の「世代性」の獲得が課題

8.老年期(60歳以降)

自分の人生について後悔と「絶望」の危機

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自分の人生を肯定的に受け入れる「統合性」を獲得できるかが課題です

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アイデンティティの確立されていない若者は自分で自分の問題を解決できなければ

などに依存してしまう

依存対象がいい人であれば問題はないけど、人を支配する人やカルトならばそのものに従属させられる

組織の維持の為に、信者をマインドコントロールをして囲い込み組織の歯車にされ

財産を奪われたり、自己破産したり、精神疾患を抱えたりなど被害者が絶えないの

洗脳

暴力、拘束などを用いて他者を支配する。例)北九州監禁事件

マインド・コントロール

 自分の考え方が行動に影響を与える方法。例)スポーツ選手、癒し系の音楽

自分のために使用するのは問題ないが、他者に対してすれば問題になる

なぜカルト被害者はなくならないのか

権威の服従

「テレビで何か事件が起こると、ワイドショーやニュース番組などが○○評論家という人がゲスト出演して事件について解説してくれるのは良く見るわね

威光効果

○○大学教授という肩書きがつくと、何気ないコメントでも、もっともらしく聞こえてしまう

「本当は高卒純日本人なのに、ハーバード大学卒のハーフと肩書きラベルを貼っただけで人気コメンテーターになった人がいたわね」

「人は権威を持った人物に命令されると、行為の内容に関係なく、思いのほかその命令に服従する(アメリカの心理学者ミルグラム)

人間は善悪の判断を自らせず、権威に盲従することで自己責任を回避しようとする要求があるの

権威主義体パーソナリティ

つまり自分で考えず責任を取らず、偉くて賢い人(リーダー)に何でもやってもらって

「楽」「得」してハッピーに生きたいという要求があるの」

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奴隷になりたい人たち

日本は江戸時代までは身分制度がありました。最も低い身分の人は人間扱いさえされませんでした。第2次世界大戦までは財閥。華族という特権階級があり、選挙権は一部の裕福な人に限られていました。

現代人は束縛から解放され自由を手にいれたの

私たちは自分で自分の生き方を決める自由を手に入れることができたのす

自由には責任が伴います

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それゆえに孤独に陥る時もある

一部の人たちは自分の人生を決めることを自分の頭で考えるとこができず

責任を伴う自由を放棄して強力な指導者に隷属したり、均質な社会のうちに埋没する事により自ら束縛されることを選択する傾向がある

これを自由への逃走とフロムは名付けた

一部の現代人は自由から逃走し自ら進んでファシズムのようなカルト組織の奴隷になったのです

「民衆たちの自由からの逃走はファシズムの温床にもなるわ。1940年代のイタリアやドイツでは大変なことになったわ

だから、私たち個人個人は自分の人生を自分で考えることを放棄してはいけないわ」

カルトに騙されないためには

「生きがい」を持つ

自分の存在が誰かのため、何がために必要だと自覚することで張り合いをもって生活できると述べた(神谷美恵子)

モラトリアムの期間に、自分が生涯打ち込める仕事や生きがいを見つけることがアイデンティティと自己評価確立になる

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自己評価(セルフエスティーム)

自分に対し自己評価ができる人は価値判断や選択は自分自身で行う

自己評価の不安定な人は、世間の価値基準を基準にし、受け身的、他力本願的になりがちになる

この世に生まれたからには

かりそめの生きがいや幸福に身を委ねるのではなく、ハッキリとした真実、真理教を知り その真実に生き抜きたい

誰もが幸福になりたい
意味のあることをしたい
自分をもっとわかってくれる仲間が欲しい
良好な人間関係を築き上げたい 
より良い自分になりたい

以上は人間本来の要求である

 

「カルトはこうした人間要求を巧みについてくるわ

「神は死んだ」ニーチェ

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科学が発達した昨今

宗教に頼るより「自己啓発セミナー」に参加する若者が増えているわ

「積極的な性格になれる」

「新しい自分を発見できる」

全ての宗教がカルトではないようにほとんどの自己啓発セミナーは問題ないのだけど

中にはマインド・コントロールを使用する悪質なカルト系セミナーがあるの

また

カルト宗教は、団体名を明かさずサークルやアンケート調査を装う。ターゲットは知らず知らずのうちにマインド・コントロールされてしまうの

彼らは心理学、洗脳、マインド・コントロールを研究し尽くしてターゲットを狙いにくるの。ターゲットされたら誰でも騙されるわ。カルトに騙された人を「バカだなぁ」なんて言えないわ

カルトに騙される人の特徴

自分は絶対に騙されない

と思い込んでいる人

マインドコントロール

新聞、テレビ、雑誌メディア

つり革、街頭広告

教育

政治

至るところにある

わたしたちはマインドコントロールの影響を受けないで生活することはできません

誰もがマインドコントロールにかかる可能性があるという自覚を持つ

マインドコントロールされたくなくば他人に頼らず常に自分の頭で試行錯誤して行動しなくてはいけないわ」

「今気づいたけど今日私たちことりじゃないわ」

「それは言わない約束よ」

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参考文献

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人が物になる心理(閲覧注意)

核戦争後の荒廃した日本が舞台。死んだ兄に代わり王の圧政に苦しむ人を救う「運命の少年」となった少女更沙の成長の物語

BASARA(1) (フラワーコミックス)
 

日本国王の息子「蒼の王」は竜神の化身である。その力を行使して民から重税を絞り取る。村は荒廃し、民が飢えや伝染病で苦しんでも贅沢三昧、民を生贄に捧げたりなど暴虐の限りを尽くす。闘技場で民に殺し合いさせそれを鑑賞して楽しんでいた蒼の王に対しての更沙の台詞

「あなたは王とは名ばかりのただの大馬鹿者だ

人は傷ついたら痛いんだよ

バカにされたら悔しいんだよ

そんなこと当たり前じゃないか

あなただってケガすれば痛いでしょう?

血を流すでしょう!

死んだら

本人も残った人も悔しくて、苦しくて気持ちがどこにも行けない

夢は途切れて道が見えない

そんなこともわからないような人が

でかいつら下げて王なんてぬかすな!」「素晴らしい!これ   娘    近うよれ

なるほど  おまえの言うことは最もだ

人の命は尊い   大切にせねばいかんのう

だが惜しい  惜しい  おまえは一つ考え違いを致しておるぞ

余とおまえたちは同じ人ではなかろう?余の命は大事でもおまえたちはそうではあるまい

民も奴隷も余の持ち物に過ぎないのだから、持ち物をどうしようが余の自由じゃろ?

おまえは自分の靴一つに同情するかえ?」「言葉が通じない・・・」

BASARA5巻より

蒼の王は自己愛性人格障害です。王の子と生まれて大勢の召使いや家来たちに「あなたは特別だ」とかしづかれて育ちました 

特別と思い込んだ人間は自分以外の特別でない人間をみくだし道具とみなすようになります

特別な人は道具とみなされたものにたいして酷いことも平気でできるし同情もしない

特別な人は特別だから話あっても話は通じません

漫画は勧善懲悪です。蒼の王は更沙に神ではなくペテン師であることを暴露されます

「余は選ばれた王なのだ!神なのだ!特別なのだ!」

と主張するも更沙に刃物を向けられると怖気付きあっさりと翻す

「余は騙したが余の考えたことではない部下たちの考えたことじゃ  部下たちが悪いのじゃ!」

都合が悪くなれば人のせいにするヘタレぶりを民の目の前で見せる情けない蒼の王。怒り狂った民衆たちに王の座から引きずり降ろされ最期は非業の死をとげます

ことりたいの世界不思議発見しよう

メフメト2世(1432年〜1481年)オスマン帝国第7代スルタン(皇帝)。1453年にビザンツ帝国(東ローマ帝国)を滅ぼす。コンスタンティノーブル(インスタンブール)を攻略した。キリスト世界を恐怖におとし入れ「征服者」と呼ばれる名君

メフメト2世とメロン

メフメト2世の宮殿では当時では珍しいメロンを栽培していました。ある日、収穫間近のメロンが一つなくなりました。メフメト2世  激おこプンプン「余の大事なメロンを盗んだのは誰だ!絶対に見つけ出す!」

Q.さあそこで問題です。メフメト2世はどうやって失われたメロンちゃんを捜しあてたのでしょう

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答え

「メロンは無くなったばかりだ!まだ犯人の腹の中にある!」メフメト2世はメロン捜査一課捜査班チームをつくり召使い一人一人片っ端からのお腹を開いて調べた

今日はペンギンさんとカモノハシさんに協力してもらうの

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イメージ的にはこんな感じかしら

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これ背中だわ

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こうしてメロン捜査一課は苦労の末14人目の小姓さんのお腹から失われたメロンちゃんを発見した。謎は全て解けた!メフメト2世のメロンを探す旅を終わった。そして新しい旅が始まる

めでたしめでたしじゃねえよ。メロン1個ごときで人間の腹をさくとかって異常。無辜の13人の召使いはどうなったの?」

「それは聞かない約束よ」

昔は、皇帝、王など支配者には特権があり一番偉くて神格化されていた。神格化された支配者にとっては一般人、召使いは道具のようにみなされます。当時は召使いたちの命よりメロン1個の方が遥かに貴重だったのです

ヒョナちゃんの憂鬱

ヒョナちゃんはお金持ちのお嬢様。今日はパパの会社の飛行機でフライトよ。ナッツが運ばれてきたわ

「信じられない!

袋詰めナッツを手渡しですって!ファーストクラスなのよ!ナッツはお皿に入れて渡すべきでしょ!この私に自分でナッツの袋を開けろと!」

CA「ナッツアレルギーのお客様に配慮したマニュアルどおりの対応です」

従業員の分際でこの副社長の私に口答えするとは‥人生最大?の侮辱を受けたヒョナちゃん。激おこプンプン従業員に暴言、暴行まだまだ怒りは収まらずパパの威光をバックに命令して旅客機を搭乗ゲートに引き返し、役立たずのチーフパーサーを降ろしました

なんてったってヒョナちゃんは泣く子もだまる大財閥のご令嬢だから。特別なのよ。この事件が報道されマスコミの前で公開謝罪。マスコミに叩かれるまで自分に全く非はないと思っていた様子

Q.そこで問題です。彼女の愛称は

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anser

ナッツ姫

ヒョナちゃんの妹は会議中に激高し水入りの紙コップを投げつけた。後に水かけ姫と呼ばれる

国の経済を動かす財閥の家に生まれ召使いたちにチヤホヤ、かしずかれ、傲慢で横柄になった趙一族。従業員も自分と同じ人間で上も下もなく平等である。ということが理解できない。母、子供たちは常に問題を起こしているお騒がせ一家である

神父の疑惑

「多い。多過ぎる」チェイテ村の老神父アンドラス・ベルトーニは85歳で亡くなる。後継者として赴任したヤーノシュ・ポニケヌスは前神父の残した  教区内の死の日時と埋葬の日時と場所を克明に記録した黒いノートを読み疑問に思う。それが後のデスノートである

「それ違うから!」

ポニケヌスはあまりにも若い女性の死者が多いことに注目した。一晩で9つの埋葬があった時ある。歌手イローナのバラバラ死体がウィーンから戻ってきた時、彼の疑惑は揺るぎないものになった。伯爵夫人の召使いは娘の葬儀を行うよう要求するが、神父はそれを拒否した

地下に安置されていた死んだ娘たちの棺を調べた神父。どの屍も激しく拷問された形跡があった。次の日、神父のもとに老婆が焼き菓子の差し入れを置いて帰った。ふと、ある疑惑が彼をかすめた。老婆は送り主の名を聞くと口ごもり答えなかった

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お菓子を切り取り野良猫で実験しようと試みた。翌朝、お菓子を食べた野良猫でなく彼の飼い犬が泡を吹いて死んでいた。自分を口封じのため毒殺しようとしていたのは明らかである

ポニケヌスは教区監督に告発の手紙を書くことにしたが、万が一手紙が途中で伯爵夫人の手先に奪われたら。あるいは教区監督がそれを真に受けないで伯爵夫人にそれを漏らしたら。伯爵夫人はどんな手を使っても自分を抹殺しに来るだろう

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数年程前から、伯爵夫人は百姓の娘たちに自分の城へ奉公を募集していた。お城で働けると喜んでチェイテ城に入城した何十、何百という娘たちは二度と実家に帰ってくることもなく、便りさえない。心配した両親が会いに行っても、召使いたちは見え透いた嘘をつき追い返す始末。不穏な噂は広まり、百姓たちは娘を手放さなくなった。伯爵夫人はいつしか「血の伯爵夫人」と呼ばれる

伯爵夫人は没落貴族の娘に行儀作法を教えるという名目で呼び寄せた。帰ってこない貴族の娘たち。貴族たちも夫人に奇異と疑惑の目を向けはじめた

Q.そこで問題です。この伯爵夫人の名は何といいますか

「簡単だわこの人の名は

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それゲームのキャラ!

1610年 王の命を受け、ツルゾー大宮中伯(エリザベートの従兄弟)と軍隊がチェイテ城に入城する。役人たちが城の地下室に降りるとすさまじい異臭と血まみれの部屋。錆びついたアイアンメイデンなど数々の拷問具と激しい拷問を加えられた娘たちの体温が残る死体が複数、檻に閉じ込められた少女たち。それはまさに阿鼻叫喚の世界であった

「夢だ。悪い夢を見ているのだ」

役人たちが伯爵夫人の部屋に入ると、完璧な化粧をして最上のドレスと宝石を身につけた伯爵夫人がいた

「やっとここにいらしたのね

私を捕まえるというの?

そんなことできるわけないわ

私はエリザベート・バードリー

誰にも私を咎める権利はありません」

「この女をひっ捕らえよ」

エリザベートは王族と血縁がある高貴な自分が捕まると思わなかった様子である

「あの女は人間の形を借りてこの世に生を受けた悪魔の化身です。あの女は裁かれるべきです」

「私だとて、この場であの女を斬り捨てたい気持ちだった。あの女にも子がおる。何といってもバードリー家の名誉がある。あの女のためにそれらの業績まで傷つけるわけにはいかぬのだ」

ポニケヌス神父が最後の懺悔のためにエリザベートに面会する

「ここに何しに来たの?

このエリザベートの成れの果てを見物するためかい?

お前の裏切りの結果であるエリザベートの最期の姿を愉しむがいい

だが

お前が喜ぶのはまだ早い

私の息子たちが私が捕らえられたことを知ったら直ちに援軍を率いて駆けつけるだろう

その時になって吠え面をかかないように覚悟おし」

話が通じない‥ポニケヌスは恐れおののいた

許しを乞わず 神の恩寵を求めたりしない。むしろ、あらゆるモラルを否定する彼女の生は底知れぬ深淵の闇に墜ちていくエリザベートには神も、地獄も、魂の救済など眼中にないのだ

やってくる筈ない援軍を援軍を楯にとって、最後まで大言壮語を吐き息巻いて見せるこの女は生身の人間に見えなかった。あたかもそれは幾度殺されても復活する吸血鬼にみえた

1611年裁判が始まるが主犯のエリザベートは一度も出廷しなかった。共犯の召使いたちは裁かれ火あぶりの刑に処された

エリザベートの処刑を主張するマティアス国王を、エリザベートの親戚は嘆願し死刑は免れた。国王さえ侵せない牙城バードリー家

Q.なぜ、600人の少女を殺害しても死刑にならないの

ヨーロッパの大貴族は、各々自分の城と領地を持っています。城は治外法権でした。そこで領主は何をしようと勝手です。領主が使用人を殺しても罪に問われません

エリザベートはチェイテ城で終身禁錮刑を言い渡される。石や漆喰で窓をふさがれた光の一切差し込まない部屋に閉じ込められた夫人。彼女は生きながら、巨大な墓に葬られる。城の高いところには4本の絞首台が建てられた。ここに死刑となる罪人が生きていることを告知するためである。3年目の夏にエリザベートは死んだ

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バードリー家はハプスブルク家と関係の深い名門で代々トランシルヴァニア(ルーマニア)公国の王を務め、母方の叔父はポーランド王も兼任していた

5か国語を話す教養のある女性エリザベートは15歳で900年続く軍人の名家のナダスティ家にお輿入れした。ナダスティ家よりバードリー家の方が上位のためバードリーの姓を名乗ることができた。バードリー家は近親結婚を重ねた

「近親相姦!気持ち悪」

「莫大な遺産と領地を分割させないためであり、変態じゃあないのよ。近親結婚のため一族に変態が多いけど。癇癪、淫乱、黒魔術を行う者など狂人の徴候のある者が何人もいたの。エリザベートのパパとママはいとこ同士で結婚

エリザベートは軍人で留守がちな夫の存命中も召使いたちを拷問していたという

「元々ドSなのね」

「人間の血、特に処女の血が、美容や回春の神秘な効果をあらわすものであるという言い伝えは古くからあったわ

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人間の血をもって生命の中心となす思想は聖書の書かれた時代から生じていたのね。他にも錬金術の理論にも随所に見出されているわ」

エリザベートもそれを信じ百姓の娘たちを奉公と称し招きいれ、娘たちの血のお風呂に浸かり若さを取り戻そうとしたのね、でも幾ら血を浴びても老いは止まることはなかった

「血の風呂に入っても意味がないと気づかないの?」

百姓の娘たちの血では貴族の自分に合わないと考え貴族の娘たちに触手を伸ばした

「特権階級であるエリザベートは自分の領地の百姓の娘たちや下級貴族の娘たちも自分を美しくするための道具や肥料みたいなものとしか考えていなかったみたいね

私の領地も領地の農民たちは自分の所有物だからそれをどう扱うかは私の自由。誰もそれを裁く権利はないと毒づいていた。捕まったあとも悔恨も良心の呵責さえなかった

下賤の娘たちがこのエリザベート・バードリ伯爵夫人の美の養分として生まれ変わるのだ

娘たちにとってこれ以上の光栄はないであろう?

と思っていたかもしれないわ

そこでラストquestionです

エリザベートの最大の罪とは何でしょう

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anser

美しくなろうとしたこと

自分の肉体を美しく保つためには彼女は何ものを犠牲にしても悔いのない精神の持ち主だったわ。そして稀に見る極端な自己中心主義でもあったの」

サイコパスだよね」

「女性は誰しもがいつまでも若く、美しくありたいもの、美を追求するのもあまり度が過ぎれば逆に醜くなるわ」

箍が外れた人間はどこまでも残酷になれる

自分が「特別」であると考える人間は他人を所有物と考える。他人を道具のように扱い、傷つけても、相手が苦しんでも命を奪っても何とも思わない。寧ろ他人の苦しみさえ心地よく感じる

歴史上、王族、貴族など力ある者が自分のエゴイズムを満たすために民を虐げた話は珍しくはない。幼き頃から召使い、家臣になどに「特別な人」とかしづかれた結果である

特権意識は人間を腐敗させる。腐敗した人間は人間性を失い残虐行為さえ平然と行う

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自己愛性人格障害(ヤヌスの鏡より)

漫画ヤヌスの鏡より

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幼少期から厳しい祖母の折檻を受け多重人格になった女子高生、裕美

裕美に対するおばあちゃんの扱いが酷く叔母が裕美を不憫に思い

お義母さん行き過ぎだと夫裕美の叔父(戸籍上は父だが叔父)に相談する

「裕美のことは母さんに任せておけばいい。僕らの子じゃないし裕美には悪いが、あれのおかげで僕らは随分助かっているよ。母さんは常に不満の種を見つける人だから裕美がいなきゃ攻撃の矛先は全部こっちにくる」

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誰かを攻撃せずにいられない人

この方、自己愛性人格障害です。慢性的に満たされず常に誰かを攻撃しなければいられない性質です。その激しい気性のため実の息子からも疎まれて避けられています。裕美はおばあちゃんのヒステリーの生贄にされてしまったわけです

ヤヌスの鏡(原説)

「あら、これは変わってるわね。顔が2つある」父の店でローマのヤヌス神の硬貨に興味を示すタカお嬢様

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タカさんの父親は成金ですが母親は公家出身です。幼少期から気位の高い母親に「公家の者として恥じぬように」と特権階級の矜持とプライドを叩き込まれて育てられてきました。美しいが気位が高過ぎる氷のような近寄り難いお嬢様に成長する

1. 特権意識、万能感

タカの腹違いの娘水鏡は母の死後 父の実家に引き取られる。正妻と姉にも召使いにも冷遇される水鏡、姉の婚約者の優しい気遣いが唯一の救いになる

父の決めた婚約者の寛二(父の部下)にさえ冷淡で上から目線なタカお嬢様。まるで社長と平社員のような関係だ。常にタカお嬢様に気をつかう寛二は優しく、しおらしい水鏡に惹かれる。水鏡も優しい寛二に密かに慕うようになる

父は2つに割ったヤヌス神のペンダントを右ヤヌスをタカに左ヤヌスを水鏡にプレゼントする

誰がこんなものほしいものか!というような感じで、誰も見ていないとこで右ペンダントを投げ捨てるタカ

水鏡は父の取引先のお金持ちの男性と縁談を決められる。結婚相手が60歳と知らされた水鏡

「私が16だからひっくり返せば同じですね・・・」

父が自分を引き取った理由は、父としての愛情ではなく、娘を自分のビジネスに利用する道具にするためと理解した水鏡

両親の愛情、綺麗な着物とお洋服、優しくて素敵な婚約者全てを持っている姉タカを羨む水鏡。姉妹でありながら全く違う境遇

ヤヌスのペンダントを首にかけ鏡に自分の姿を映せばタカの持っている右ヤヌスに見える

「鏡にうつせば同じものなのに・・・」

仕事中うとうと眠ってしまった寛二に上着を掛けようとするタカ「ハッ」として頰を紅潮させ「フン」と掛けるのを辞めてしまう

頰を紅潮された表情から本当はタカさん寛二さんに好意を持っていたようです。寛二さん男前で、賢く、誠実で優しいですから気に入らない訳ありません

公家の世界は感情をだしてはいけないのか?

公家のおなごが庶民を好きになるなんて・・・本当はタカお嬢様は気が強いが優しい女性なんです。華族としてのプライドから自分の気持ちに素直になれない不器用な女性なのだ

父が急死する。母から公家とお見合いをさせられるタカお嬢様。見合い相手の公家の男性の気どった、お見合い相手の傲慢な態度と見て冷めていくタカ。タカの脳裏には  一生懸命働く寛二の姿が思い浮かぶ

「帰ります」

「この夜道をお嬢様のような若い娘さんが

「ちょうどいい運動になります」

「そちらから出ては鬼門です」

「わたくしはこちらから出たいんです。わたしに流れている半分の血は俗物である父から受け継いだもの。小沢商会の財力は魅力ありまして?」

実家に戻るタカ

 水鏡と寛二の密会と接吻を目撃。激昂し「けだもの!」水鏡を平手打ち

寛二はタカに土下座をして

「一緒にさせてください」と懇願するもタカ

「父の遺志は尊重せねばなりません。あなたの不義が理由でうちの会社があなたの村の生糸を買わなくなったら、生糸しかないあの村はどうなってしまうかしら?」

寛二を亡き父親の恩義で寛二を縛り付け、脅し水鏡との愛を裂く

後日

水鏡が自殺をはかる

「どこまで恥をかかせればいいのですか」

「人を好きになるのが恥ですか?」

「惚れたはれたとわめくのは、けじめを通すこともできない我儘もの。畜生と同じです」

2.冷淡、共感性の欠如

長きにわたりお家存続のため政略結婚を繰り返した公家の世界では恋愛結婚はないだろう。タカお嬢様にとって「人に惚れる」ことは動物のすることという認識しかないみたいです

「どうして死なせてくれなかったんですか?あなたは何でも思い通りになる人なのに。せめて私の願いを聞いてくれても」

「私は一度だって物事が自分の思い通りになったことなんてありません」

「フフ・・そうね。あなたは自分が何を望んでいるかわからない方ですものね。自分が望んでるものも解らない人に思い通りになにもないもの」水鏡は嘲笑う

「お黙りなさい!」

タカが寛二を愛してるのにそれをタカ本人が気づいていないことを

何不自由ない裕福な家に育ち、綺麗な着物と洋服、親の愛情を受け、最愛の男性を手に入れてもまだまだ満たされてないタカの虚無感をも見抜いていた

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3.虚無感

「私がなぜ死のうと思ったか解ります?」

「聞きたくもありません」

「どんなに頼んでも、あなたが許してくれるような人ではないと私はわかっていたわ。でもあの時、あの人は両手をついて"一緒にさせてください"って頼んだわ。私その言葉だけで嬉しかったの。

そのまま死んでもいいくらい嬉しかったの幸せだったわ

でも、もう自殺なんかしない

私の死でもし寛二さんが自分を責めるような

そんなことがあってはいけないから」

結ばれなくとも寛二と永遠の愛を誓いあい満ち足りた水鏡。まるで悟りを開き、タカには手の届かない高みの世界から慈愛の眼差しで哀れな姉を観る水鏡

タカはその後寛二と結婚する。夫  寛二の心は水鏡を思い続けるだろう。タカは何をしても満たされず、常に不満な種を見つけては誰かを当たり散らしていたのだろう

4.過干渉

自己愛の強い女性が母親になると過干渉で子供を自分の意のままに支配しようとする母親になりやすい

エリートに育てあげた息子には母の干渉に辟易され距離を置かれた。娘  ゆきこを良い家に嫁がせようとするも  厳しい母の要求と束縛に反発され家出。娘は未婚の母になった後不慮の事故で亡くなる

仮に娘が良い家にお嫁に行ってもタカさんは

何一つ思いどうりになったことはないと言い張るだろう

夫から愛されず、自分の子供も思い通りにならなかったタカ

毒親のタカさん自分の孫を素敵なお嫁さんにすべく、今度こそはと自分のお人形さんにし自我を与えず完全支配しようとする

5.支配欲

かつては家柄も良く裕福で美くしく万能感に満ち満ちていたタカさん。自分に能力、知識があることを誇示するために家族を全てを支配したい。毒親から毒婆さんに転身。娘  ゆきこを追い詰めたのはタカさん自身だが全く反省はない

6.ターゲットの無価値化

障子の桟を指でなぞって埃を見つける姑のように粗探しをしてターゲットを常にけなす

「お前は母親が母親だから」と何度も貶め、罪悪感を抱かせ自信を喪失させて支配するため

子供は逃げれない。孫の唯一の気晴らしは、鏡に映る自分の姿をユミと名付け友達にして遊ぶことだった

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お婆ちゃんの望む良い子の裕美でなく

自由奔放に生きる悪い子のユミ

「私はアンタみたいなおばあちゃんの人形じゃないのよ。あたしはあたしのやりたいようにやるのよ」

レッテル効果

人格が形成されていない子供にお前は○○だとレッテルを貼れば本当に○○な人間に成長する

タカは

「お前なんか生まれなければ良かった」

「お前の父親は鬼のような男。お前は鬼の血をひいている」

「お前の母親はふしだらな夜遊び好きの女で悪い男に騙された。私の言うことを聞かなければ母親みたいになる」

と悪いレッテルを貼り続け脅し孫を支配する

予言の成就

ユミはお婆ちゃんの言葉通り、夜遊び好きの殺人さえ厭わない悪鬼のような人間になった。孫を「悪鬼」になるよう呪いをかけたのはタカ自身だがそれも全て孫のせいにする

7.責任転嫁

完璧な自分像を守るため。自分自身の悪を否認して相手に投影し責任転嫁する。あくまでも相手に罪悪感を抱かせて責め続けるためだ。自己愛性人格障害には底知れぬ怖さがある

ユミは祖母の虐待によって心が破壊され「悪」の人格サイコパスになった

スリ

おやじ狩り

強盗

邪魔者を消すためなら

騙す

陥れる

殺人も厭わない

狡猾で罪悪感は皆無

常に「退屈」を感じている

カミソリ女(スケバン)にケンカを売られたユミ。腕をカミソリで切られても全く動じずねじ伏せる

カミソリ女は刃物を向けてもひるまず 深く腕を切られも笑う不気味なユミに言い様のない恐怖を感じる

1.ゾッとさせる異様さと目つき

「アイツ刃をむけてもよけもしなかった。切りつけても笑ってやがった。かなり深く切れてたのに

大概の人間は刃物を見れば固くなるのに切られれば一瞬ひるむはずなのに・・・アイツは相手にしない方がいい」

サイコパスと関われば人生、財産、命さえ奪われる。そう、絶対に関わってはいけない

2.関わるものは必ず不幸になる

「あたしは怖いとか、痛いとか、罪悪感とかそんなもの持ってないわ

だけど  こうは考えられないの?

あたしのような人間じゃ社会と摩擦を起こすから

あたしの方が本物でヒロミは世間向けの仮面だったって」

3.サイコパスは痛みを感じない

故に他人の痛みがわからない故に悪行に躊躇がなく、罪悪感も全くない。裕美の方は常に怯え普通に痛みを感じる

善良な脅える人格と

攻撃する人格(サイコパス)

対極の2つの人格を持つ主人公

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なぜか裕美は水鏡さんにそっくり。それ故にタカがイビリたくなるのか

ユミの表情はタカさんの若い時の氷の美貌に似ている

ユミと裕美どちらが本当の人格か?人格は統合するのか?

宮脇先生作品は最後は明らかにしない読者に考えさせるスタイルです。ユミの飛び降りから20年後世界の「ヤヌスの鏡メタモルフォーゼ」につながる

17歳以前の記憶がないひろみという女性と謎の美女が出て来るお話

7月から実写ドラマでもリメイクします。令和版「ヤヌスの鏡」楽しみですね

ラスト

初めて自分の孫に反撃される

「おばあちゃんは嘘つきよ!」

8.事実を自分に都合よく捻じ曲げる

自分の悪を都合よく捻じ曲げて他人に責任転嫁してることを孫に指摘されたタカ

9.自分の非を認めない

孫の初めての反抗に激怒してを挙げようとするも心臓疾患で倒れ緊急搬送され入院するタカ

攻撃力の強い人が得るものとは

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破壊

何も得るものはない 

娘と孫に良い家柄の人と幸せな結婚をして欲しかっただけなのに

妹への敗北感

娘は不慮の事故死

孫は心が破壊された

タカの心は常に虚無

全く満たされない

病室で眠るタカ

誰かの気配がする

誰かい?

枕もとに座っている  今は亡き  16歳の水鏡の幻影が見える

お迎えか

水鏡

また私を嘲笑いに来たのかい?

私はあなたが恩知らずのひどい女だと今でも思ってますよ

そう

一生私は

何一つ自分の思い通りにならなかったわ

何一つとしてね

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真実は自分の都合よくねじ曲がる

1.言動と行動が矛盾する

2.家の中と外で見せる顔がまるで違う

3.都合が悪くなると問題をすり替えたりキレたりごまかす

4.全面的に否定する

5.ネガテイブな感情をぶちまける

6.一人の子供をスケープゴードに使う

7.自分が犠牲者のような顔をする

このようなことを生まれてから継続された子供は頭が混乱する

Q.何故真実を捻じ曲げるのか

anser  支配するため

親が子供よりも有利な立場を更に強化するため

「真実を捻じ曲げる親」は人付き合やコミュニケーションのスキル、多様性を受け入れる力が欠けています。変化したり成長する力がありません。

このような親はいつまでも同じことを繰り返し言ったりしています(不幸にする親より)

母と姉の会話

「うちはテレビ30分しか見ないよね」

「そうよ。ウチはエホバの証人だからテレビは30分しか見せなかったわ」

ええっ(*⁰▿⁰*)

日曜日の我が家

ドラえもん

筋肉マン

サザエさん

グーグーガンモ、タッチ

世界名作劇場

土曜日の我が家

漫画はじめて物語

タイムボカンシリーズ

漫画日本昔話

クイズダービー

8時たよ全員集合

水曜日の我が家

アラレちゃん

うる星やつら

木曜日の我が家

北斗の拳

キャプテン翼

ベストテン

30分しかなかったら

スクールウォーズ、不良少女と呼ばれて、ヤヌスの鏡、なるほどザワールド、元気が出るテレビ風雲たけし城、世界不思議発見とか半分しか見れないじゃん。大晦日だよドラえもん3時間スペシャル。金曜ロードショーとか見てるよ。それは30分ではない。何言ってるの?父はひたすらテレビ見っぱなし、少なくとも毎日夜、7時から11時までつけっぱなしだった

昭和時代は夕方4時半から6時まではアニメの再放送枠であり毎日再放送見てたし、夕ニャンも見てた。夏休みは笑っていいともだって見ていた。夏休みの午前中はアニメ再放送枠がある

どう考えてもそれは30分ではないのだが母と姉的にはそれが30分になる。もし、違うよと言えば

「おまえはおかしいんだ」

「おまえはいつも変なことを言う」

Σ(゚д゚lll)

と罵声を浴びさせられる。だからこの家族と話すと頭がおかしくなる

この家族は世界は、自分たち中心に回っていると思い込んでいる

この家族は世界中の全ての事が、自分たちの都合の良いようにねじ曲げる

だから、この素晴らしい我が一族に神が伝道者をお遣わしになったと。いう妄想に取り憑かれてインチキ宗教に騙されたのだ

我が家の家訓

真実はいつも(自分の都合の良いように)ねじ曲がる

コナンくんもビックリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度も予言を外し続けたエホバの証人

ものみの塔の終末予言の歴史

1799年

「終わりの日が始まった」

1874年

「キリスト」が再臨した

1874年

「神の大いなる日の戦いが始まった」

1874年

千年王国が始まった」

1914年

1916年

「今はハルマゲドンの真っ最中である」

1918年

キリスト教会は滅びる」

1925年

旧約聖書の聖徒達は蘇る」

1937年

「イギリスもアメリカも、カトリック教会によって支配されるファシズム主義国になる」

1937年

国際連盟ファシズム連盟になる」

1941年

  • 「数ヶ月でハルマゲドン突入する」
  • ナチスドイツはイギリスを滅ぼす」
  • 「今の戦争で、枢機国も、自由主義国も勝利を収めない」

1975年

「秋には神の千年王国が始まる」

1975年以降

「その世代」終わりの日の1914年の世代に生まれた人が生きてるうちにハルマゲドンがくる

1992年

「その世代」とはその時ハルマゲドンをみる人々

信者たちは離れていかないの?

ものみの塔はこのように述べています

人を誤導するのは罪

エホバの証人は教義や崇拝の仕方に関して間違いをしてきたことを認めています。・・・エホバの証人は偽りの預言者ではありません。なぜなら、偽りの預言者は自分がまちがいをする者であることを認めないからです」(ものみの塔1973年2月1日号)

間違いを認める寛大さがあれば、偽預言でなくなるそうだ。不思議な論法だが、現実世界ではあり得ない話である。例えば銀行強盗がその罪を自供したところで、銀行強盗でなくなる訳ではない

人に間違った情報を持たせて、人に誤った期待をさせて忠誠を試す。神のやり方ではない(マインドコントロールの実態より)

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外れた予言は見えない

人間の思考には、何かの推論を行う時、仮説を確認する方に注意をとられ、仮説に反証は目がいきにくい

「当たった予言」は考えても「外れた予言」は考えない。それを確証バイアスという

例えば、近いうちに地震が起きると予言すれば、世界の何処で地震が起きるのだから外れることはない

我が家では今は一番上の姉だけがエホバの証人である

エホバの証人は予言を何度も外している」と言うと

「人間は不完全だから」

「昔は大学進学と正社員は事実上禁じられていた。1990年から解禁された180度変わってしまった」

「時代に合わせてエホバの証人は変わるのは当たり前」

真理が時代と共に変わったらそれは真理ではない(・・?)

エホバの証人は二転三転話しが変わるどころか2桁話が変わっていり。世の中では二転三転話が変わることを「嘘」という

何かあると大体のエホバの証人がそうであるように

「大丈夫、この体制は長く続かないから」

が口癖である

絶対こない楽園を期待して

将来のために何も準備せず 

霊的活動だけしかしなければ

将来、老後は困窮するのが目に見えてわかる

わからないのは本人だけ

真理はその源である神と同様に不変である。・・・新しい光は決して古い光を消さず付け加えるものである。以前「光」だった教えが年数が経つにつれ「闇」とされるのは、人間の思いによって動いてる組織の特徴である。(C.Tラッセルシオンのものみの塔)1881年2月号より

エホバの証人創始者ラッセル兄弟は

「真理は普遍である。変更したら真理ではない。それは人間の考えだ」とものみの塔で言ってるのに・・・

信者がバカ

ラッセル兄弟は草葉の陰できっと泣いているに違いない

姉は初代会長の名前も知らないと思う

そこで私が一句詠もう

バカ信者

ラッセル泣いてる

ピラミッド

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(画像  エホバの証人情報センターより)

1995年の「終わりの日」の変更が(1914年に生まれた人が終わりの日を見るがその時代の人に変更)が集会で発表されたその約3ヶ月後に姉は

「ねえ。ハルマゲドンは1914年に生まれた人が生きてる間に来るんだよね?。だから今すぐに来るんだよね」

ええっ!ひょっとしてこの人ば・・

姉は集会にその日出席していて聴いていたはず

ハルマゲドンの延期の発表が辛くて認められないのか

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人間は信じる相手を間違えてれば全てを失うこともあるのだが

人間は一度信じたものを信じ抜く一貫性の心理がある

嘘は突き通せば真になる

という言葉もあるかれ予言は外れないのだ

ここまできたら

さあ!最期まで信じ抜け!

こういう人「(頭わる)いい人」が存在する限りカルト宗教は繁栄するのだ

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熱血先生の話

小5、6年の時の担任の先生は熱血先生だった。彼は体育会系の鬼教師であり、クラスの児童は、毎朝ランニングをさせられ放課後には体育館で体操をしなくてはいけなかった

王選手がホームラン王になり国民栄誉賞を受賞した

スポーツが大好きな熱血先生は王選手について熱く語る

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王選手の話

王選手は巨人に入団した頃はバットにボールが当たらず「三振王」と呼ばれた

王選手は毎日家で素振り練習をした。畳が擦り切れるまで素振りをした。ボールを打つ時に歯をくいしばるため、王選手は歯がボロボロだという

地道にな努力により王選手は三振王から世界のホームラン王になった

王貞治 (名球会comics)

王貞治 (名球会comics)

 

努力しても報われないことがあるだろうか

例え結果に結びつかなくても、努力したということが必ず生きてくるのではないだろうか

それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とは言えないだろうか

                                                     王貞治

具志堅幸司

1984ロサンゼルスオリンピックでは具志堅が体操で総合で金メダルを獲得して日本中を沸かせた

熱血先生は具志堅の話を熱く語る

小学生の具志堅少年はテレビでオリンピックを観ていた

体操の選手がクルクルまわるのを観て母親に

「あれは見えない紐か何かでまわしてるのか?」

「あれは紐とか使ってるわけじゃない。人間は努力すれば何でもできるんだよ」

具志堅少年は自分も体操選手みたいにクルクルまわりたくて、中学生から体操部にはいり体操をはじめた

具志堅はコーチに

「僕は体操の才能がありますか?コーチ正直に答えてください」

「・・・お前は体操の才能はない。だからお前は誰よりも努力しろ」

具志堅は自分は才能がない。2倍、3倍では足りない。人の20倍、30倍に努力した。そしてオリンピックで金メダル獲得する

熱血先生は努力、根性で大成する人間が大好きなのだ。だから大成したスポーツ選手の話を子供たちにして

王選手や具志堅選手みたいな努力して大成する大人になって欲しかったのだろう

人間は自分が無力と思うなら具志堅選手や王選手のように人の何倍もの努力をして弱さを乗り越え達成して成長していく

それが人生を生きるということ

そういう人が「偉大な人」という

深いいい話ではないですか

高貴の人とは、世間に知られた者とか、無名の大衆に抜きん出ることによって自分を知名にした有名人ということだ

高貴であるということは、彼を著名にするものとなった、なみなみ成らぬ努力のあったことを意味する

従って高貴な人とは、努力する人、または卓越した人ということになる

            オルテガ

私は母に具志堅選手や王選手の話をすると、母はさめていて全く共感してもらえなかった

エホバの証人の世界では奉仕活動という宗教勧誘する人が最も素晴らしい人と教えられています

スポーツや、受験、ビジネス成功する。または困難を乗り越えるためにに努力する

つまり自己実現することは「利己的な生き方」をする人間とみなされます

どうせ楽園で永遠に生きられるのだからスポーツ、芸術、などは楽園が来てからするべき

また「困難」はエホバが何とかしてくれる。楽園がきたら「困難」はなくなるから「困難」があったら困難は解さないで集会や奉仕してれば大丈夫と教えられています

現実の世界では前人未到の偉業を達成するスポーツ選手や困難ん乗り越えた人がヒーローになりますがエホバの証人から見たら 

偉業を成し遂げても永遠に生きられるなければ意味がない愚かな生き方

エホバを知らない利己的な生き方をする人

神の介入を待てぬ「僭越な者」とさえみなします

母にとって

カルト宗教の当たらない予言を繰り返して頭の弱い人を扇動する宗教幹部や

人を利用するのが当たり前のエホバの証人たちのほう

つまり自分たちの方が

偉業を成し遂げた王選手や金メダルを獲得した具志堅より遥かに優れた存在と考えているのです

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真理を知りエホバを知らない人々にエホバの王国を宣べ伝える自分たちの方が

真理を知らない偉業を成し遂げた人々より遥かに優れているとエホバの証人は思っている。彼らはそう教えられそう信じている

そのため彼らは常に傲慢で上から目線である

エホバ信者は価値観は一般と全く違い話はかみ合わない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人になれない人の心理

テレビが私の父の生きがいだ

昔「テレビばかり見ている」母がテレビばかり見ている父を注意したら

「これしか生きがいがない」

父はニュースやワイドショーで政治を学ぶ。毎日グチグチ不満を述べている 

彼は日本の政治が許せない

自民党独裁だから日本の政治は悪いんだ」

「いろんな党がやればいいんだ」

「同じ政治家がずっとやってるのが悪いんだ」

彼にとって世の中が悪いのは全て自民党のせいなのだ。同じ党が独裁だから、だから悪い。色んな政党と色んな政治家が入れ替わり立ち代り政治するのが彼の希望だ

一党独裁が悪いから反対にすればいいという考えである

政治の世界はそんなに単純ではない

日本という小さな国が世界の片隅にある。政党や政治家が入れ替わり立ち代りするような国は世界から見てどう映るのか

政治家がすぐ辞めるものであれば、それこそ無責任な政治になるかもしれないしれない。フレッシュな政治家も必要だがベテラン政治家も必要である

小学校の学級委員は毎年同じ子たちが学級委員になる

「学級委員を同じ人がやるのはおかしい。みんなでかわりばんこしましょう」とはならない

学級委員には向き不向きがある。重荷に感じる子もいるだろう

クラス30数名をまとめる小学校の学級委員でさえ誰でもなれるわけでないのに、1億2千万人をまとめる政治家は誰でもいいわけないだろう

父の世界とは日本だけだ。しかも関東地方だけの世界しかない。教養がないため視野が狭い。偏狭な考え方しかできない

中卒だが、学力は小3も怪しい。父は読むのはスポーツ新聞くらい。父がライトノベルさえ、読書1冊読んだこと見たことない。識字障害で知能指数75の長男でさえライトノベルは読んでいる

父は知性も教養のかけらもない。母も怪しい宗教に騙される頭の弱い人だし、父、母共々、いまだにインターネットも使えなければ、スマホも使えない知性です

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母はもともと依存体質だ。エホバに洗脳のされる依然から自分の頭で考えられない思考停止人間。だからカルト宗教に依存した。エホバを辞めた後はテレビに依存するようになった

「私はテレビを見てるから、普通の人より知識があるわ」

かつて、テレビは一億総白痴を創る機械と言われたのだが‥今時、小学生はメディアリテラシーを学校で学びウソばかりって知ってるのに・・・

テレビは人間が編集しています。編集者は聖人でもなければ人格者ではない普通の人間です。報道で中立を保つのは容易ではありません。人間が編集している以上どうしても偏ります。またスポンサーも絡むし、視聴率もとれなくてはいけません

テレビが○○と言ってるから○○なんだと言う人は

テレビ局のスタッフの人間を「神」と崇めてるのと一緒です

不完全な人間が編集したテレビは不完全です。決してそれは真理でもなく正義ではありません。テレビはあくまでも娯楽の一つです。ネタです

エホバ時代は「テレビはサタンの影響を受けるから見ちゃいけないわ」と言っていたのに

私の母は、「エホバの真理」を経て70歳過ぎて「テレビの真理」に辿り着いた。素晴らしい進歩です。やっと普通の人みたいなものになってくれた。今は父とテレビを見て教養を身につけている。彼らは政治ワイドショーが好きだ

2011年の政権交代衆議院選挙は、父と母を大いに沸かせた。「消えた年金」問題で自民党の信用は失墜した。そしてリーマンショックで経済が悪化する。テレビは衆議院選挙前は絶えず、自民党ネガティヴキャンペーンを特集していた

そのため、父と母は空が青いのも雲が白いのも、自分たちが貧乏で不幸せなのは全て自民党の政治が悪いからと思い込んでいた

どうやら両親は自分たちがボーっとしてテレビを見てる間に、至れり尽くせりで自分たちに豊かで幸せな生活を与える義務が政治家にはあると思っているようだ

彼らにとって政治家とは、国民全員に無償の愛を与えるボランティアなのだ

自民党が自分たちに何もしてくれない。他の政党になれば他の政党自分たちに至れりつくせりしてくれると信じていた

テレビは与党が民主党にさえなれば日本は薔薇色になるような感じで編集していた

編集者の意図まではわからないが、当時のメディアが取り上げる自民党民主党の扱いは公正はなく、あからさまに偏りがあった

麻生総理が漢字の読み違いなどがある度に絶えずその映像を繰り返し糾弾した

民主党の党首の1億円の脱税は「彼はお金持ちだからわからなかった」など大したことないとかばう。そうすると両親は

「一億円の脱税なんか大したことないのに」

「鳩山さんはお金持ちだからわからなかったのよ」と言う始末

麻生総理の読み間違いは

「なんでこんな人が総理大臣なの!」

どちらが悪いなんて小学生でもわかるよ

両親はテレビが「馬」を「鹿」と報じれば「テレビが鹿言ってるからあれは鹿だ」と言うだろう

民主党の長妻議員に彼は年金のプロフェッショナルと称し「ミスター年金」と名付け「消えた年金」も民主党が与党になれば解決できると報道する

民主党政権後の長妻氏は 、「検討中」「検討中」しか言わない。「ミスター検討中」と呼び名は変わる。「消えた年金」は消えたのだから戻るはずない

超能力者でも神さまじゃあるまいし、ただの人間の長妻氏を国を救う救世主に仕立て上げたのもマスコミだ

マスコミの報道は他の宗教をこき下ろし自分たちの宗教を自画自賛するカルト宗教の教えのように偏向ぶりである

テレビの活躍により国民はテレビに催眠術をかけられたように扇動された

選挙で自民党は惨敗した。与党になった民主党は何もしていないのにかかわらずだ

テレビは自民党の大物政治家たちが落選する悪意に満ち満ちた編集の映像を垂れ流した

与党になった民主党事業仕分けパフォーマンスの官僚たちの公開処刑

父と母はそれを見てお腹を抱え笑い転げた。こんな幸せそうな父と母を見たことはない。フランス革命の王族や貴族の処刑を見て、嬉々とするフランス国民のようだった

古代ローマの政治家は有権者にパン(食料)とサーカス(グラディエーターの格闘とクリスチャン、罪人などの処刑)を庶民に観せて人気を取る

「鳩山さんはいい人よ。彼ならやるわ」

小池百合子ザマー見ろだわ」

片山さつきあんなの落ちても当然よ」

民主党になれば、国民年金が7万4千円増えるのよね」

埋蔵金があるんですって」 

両親は今貰えている年金から更に7万4千円増えると本気で思っていた。(一律7万4千円です)そんな予算あるはずない。テレビに洗脳された父と母は自民党政治でなくなれば自分たちの生活が全て上手くいくと思い込んでいた

政権交代の結果はグタグタである。民主党には政権を運営する能力がなかったのである

この政権交代は、自民党より遥かに劣る民主党をメディアが異常に持ち上げたのが原因だ

ある雑誌にはこの政権交代を「メディアの勝利」と書いた

もともと自民党はサンマ定食で、民主党はサバ定食だったのをテレビは民主党をフレンチのフルコースのように見せかけてたと

だが民主党のサバ定食は腐ったサバ定食だった。食べればお腹を壊す

民主党の党首はクセモノである。よく考えればわかること

  • 「友達の友達がアルカイダ」という弟を持つ男
  • ママから毎月1500万円お小遣いを貰ったこと隠して一億円以上脱税して「知らなかった」とバックレる人
  • 人妻を掠奪した後の始末はママにお金で解決して貰った男
  • 口だけ美辞麗句を並べて、達成できるわけないマニフェストを沢山掲げて全然おこなわない無責任男
  • できもしないことをできるといい。オバマ大統領を呆れさせアメリカでは「ルービー(気狂い)」と呼ばれた男

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鳩山由紀夫は、口先ばかりの綺麗事を言う人間。彼のスピーチは難しい単語を並べてるだけで、趣旨がなく中身がない。かつて中曽根総理に「鳩山は宇宙人のようだ。何を言っているかわからない」

メディアは

  • 不誠実
  • 無責任
  • 嘘つき

なとんでもない人を日本の救世主として祭り上げた

自民党にお灸を据えよう」

「一度、民主党にやらせてみたら」とメディアは国民を煽る。メディアに煽られるまま民主党にいれた国民たち

国民は考えるべき

自分が政治家だったら、自民党以上の政治ができるのかと

自民党にお灸を据え、自民党以外なら何でもという理由でそれ以下の政党にを与党にすれば

お灸を据えられるのは自分たち日本国民です

政治家は一般人が上から目線で見れるものではありません

口だけで誠意のない、無責任なとんでもない人を総理大臣にしたら国はグタグタになる

メディアが政権交代で日本が変わる。変化はしても、必ずしも良いように変わるわけではありません

例)1930年代のドイツ

第一次世界大戦の賠償金と世界大恐慌で経済は壊滅状態で国民に不満と閉塞感があった。ドイツ国民は、饒舌な演説をする党首がいるナチス政党に惹かれ「ナチスに一度やらせてみたら」という風潮になり、そしてドイツはとんでもないことになりました

私の両親のような依存体質の人は自由、資本主義の世界では自分の価値を見出せない

この人たちは民主党共産党、どんな政権下でもあいも変わらずウダツはあがらないだろう

私の両親がなりたいものとは

彼らは「天皇」になりたいのだ

自分は何もしなくても、周囲の人がしてくれる

しかも功績は自分のものになる

何か達成された時には、自分が賞賛される

彼らがしなければならないことは

あることを「しよう」と言うだけである。あることを「しよう」と提案すればあとは周囲がしてくれる

自分が「しよう」と提案するが責任は一切負わない

大人になれない人の心理より引用

私の両親のなりたいものは「天皇」。しかも一切公務をしない「天皇」になりたい

グタグタになった民主党政権を見て母は

「一体、誰に頼ればいいのかしら」と呟いた

結局この人たちは

誰でもいいから、誰かに依存してその誰かが無償で至れり尽くせりでハッピーにして欲しいのだ

母はこの世に不満を持っていた。この世が自分に至れり尽くせりしてくるないからだ。だからエホバの証人

「この世はサタンが支配している」という教えは彼女の真理となった

エホバの証人を30年頑張ったが、ハルマゲドンが来ないため。メディアが讃える民主党に希望をたくした

カルト辞めた後は、民主党こそが自分に至れり尽くせりしてくれると民主党に希望を見出したのだ

ハルマゲドンで正しいエホバの証人以外の邪悪な人を滅ぼすのをずっと楽しみに待っていたのに見れなかったから

その代わり2011年の自民党大物政治家と官僚の公開処刑を見て笑い転げてたのだ

本当はハルマゲドンの邪悪な世の人の処刑をお腹を笑い転げながら見たかったのだろう。だからこれで我慢したんだろう

父は今でも「民主党政権が一番いいんだ。鳩山由紀夫総理大臣にやらせておけば一番いいんだ」と壊れたレコードのように繰り返す

最近、叔父と話した時、「父は鳩山由紀夫総理大臣が一番良かった。鳩山由紀夫にずっと総理大臣やらせるべきだと言っている」

「はあ?何言ってるんだ。売国政治家じゃないか。戦後最悪の総理大臣だぞ?」不思議そうに首を傾げる。これが普通の日本人の反応だろう

鳩山由紀夫は父のための政治なんかしない。政治家は自分のために権力が欲しいだけ。彼が最もしたいことは

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売国

中国と韓国の土下座である

国を売ってノーベル平和賞でも貰うつもりなのか?

だとしたら、自分だけええかっこしいの恥知らずである

無責任メディアに煽られて日本はとんでもない売国奴を総理大臣にしてしまった

我が家のメンバーの知性を疑う。気持ち悪い教えのカルト宗教に騙されるし。私の長男が知能指数が75しかないのは家系ではないかと思う

民主バブル崩壊後は小池劇場に夢中になった両親。都政自民党が小池の推す新人に惨敗する姿を笑い転げながら観ていた。更に小池は、石原慎太郎吊るし上げ百条委員会では

「石原が悪いんだ。石原が『謝って自分の全財産を差し出せばいいんだ』

豊洲市場は何も問題はなく小池劇場ために石原を『悪』と吊るしあけだだけなのに

「小池が都政の闇を明らかにした」

「小池は仕事している」

両親は今では、森友問題のニュースが大好きだ。自民党の政治家たちが「忖度」で悪いことしてるから自分たちが貧乏と思いこんでいるのだ。安倍総理が関わっていたことが暴露されたら、自分たちが成功者になると思っている 

森友に首相が関わろうが関わらまいが、両親の生活は変わらない

この夫婦は、自分にお金がないことを社会や経済のシステムや国や政治家が悪いと他人のせいにしたいだけ

この世界は自由、資本主義である。自分で起業して成功でもしない限り陽の目はみない

起業して成功する確率が低いため、世間の親は子供が将来いい会社にお勤めさせるために学歴をあたえようと必死に働き教育にお金をかける

この父親は子供に「勉強なんてどうでもいい」と子供の教育に否定的

母親は政治家は当てにならない「エホバの政府なら幸せになる」カルトに逃げる

このバカ夫婦は成功するための現実的な行動は一切せず

ただテレビでひたすら政治家、官僚の悪口言ってるだけ

不幸になって当然

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政治家が気にいらないのであれば、自分が出馬して、政治家になって自民党以上の政治を行い、全ての国民に支持される政治家になるしかないのだ

政治家になるのは大変である。大勢の前でスピーチしたり、支援者を集めたり、選挙にはお金がかかるが必ずしも受からない。決して楽ではない

よしんば自分の理想通りの政治ができたとしても、全ての人が納得する「良き社会」ができうるだろうか?

政治の世界は「言いっ放し」で済むような問題ではない、あちらを立てれはこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず、実に複雑な難しいものなのだ

国のせいで自分たちが貧乏なら、日本を出て「素晴らしい国」に移住すれば良い。本当に日本という国のせいで自分たちが貧乏なら海外に行けば100%成功するだろう

自民党は決して悪い政党ではない。不完全な人間が行う政治は不完全である。完全な政治を行う国は存在しない

  • 資源がないのに敗戦国から世界2位の経済大国にした
  • 犯罪が最も少ない国
  • 90年代前半まで小中学の成績は世界一
  • 法人税と収入のある人に税金を重くして、資本主義でありながら、貧富の差がなく、一億総中流を実現

欧米の資本主義国家は貧富の差が激しい。むしろ我が家のような収入が少ない家庭は恩恵を受けている。世界的にいい政治を行っている部類である

バブル期に成功できなかったうちの両親は、どこの国、いつの時代に生まれてもダメダメ人間だと思う。私の両親にとって、政治家は自分たちを天皇のように至れりつくせりで扱うべきとものと思いこんでいる。自分たちに忖度してくれない世の中が許せない

アメリカの諸君

国家が諸君のために何を成し得るかを問うのではなく

諸君が国家のために何を成し得るか考えよ

世界の同盟諸君

アメリカが諸君のために何を成し得るがを問うのではなく

我々がともに

人類のために何を成し得るか考えよ

(ケネディ大統領の演説より)

国家は国民に至れりつくせりのボランティアではないし、国民の召使いではありません

結局この夫婦

自分たちの不幸を全て何かのせいにしてグチグチ上から目線で悪口言いたいだけなのだ

父が褒める政治家

この3人の共通点とは

  • 口先だけ良いことを言う
  • だれか敵(スケープゴートををつくり正義の自分がやっつけるパフォーマンスを見せつける
  • 改革すると言い改革するフリをする
  • 仕事するフリをする

このような政治家を扇動型政治家という。国を衰退させるデマゴーグともいう。選挙に勝つために実現不可能の公約をして、当選後は公約をおこなわない嘘つき政治家である。デマの語源である

父は口先だけ綺麗事を言う扇動型政治家がいい人なのだ

口先だけ政治家が自分のために至れり尽くせりしてハッピーにしてくれると本気で思っている。口先人間ほど危険なものはいない

「見えない神さまが助けてくれる」とハルマゲドンを待ち望みただひたすら教団から搾取されるカルト末端信者と同レ ベルだ。私の父はカルトひとり

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幸せなりたかったら、自助努力すべきではないのか

他力本願な人間は何しても成功するはずないだろう

何もしなければ成功さえない

私の両親は5歳児の大人である。彼らは

老年期を迎え、人を恨んで死んでいく

それが5歳児の大人の最期の姿である

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あなたを傷つける人の心理

人間には3種のタイプがいる

きずな症候群(搾取する人)

燃え尽き症候群(搾取される人)

混合タイプ(搾取するが搾取したものをきずな症候群に取られる人)

騙された家族

この一族は心理的に問題があった。父方の親戚は自己愛性人格障害の傾向が強く、境界線がない

例えば

ある親戚は我が家にアポ無しで訪れる。「お邪魔します」など挨拶もせずズケズケ上がりこむ。こちらが挨拶しても絶対返してこない

断りもなく冷蔵庫を開け牛乳を勝手に飲む

家に上がり込み、断りもなくクローゼットを覗きみる人もいた

大した家でもないのに

「うちは家柄がいい」(全然大した家柄でない)壊れたレコードのようにいつまでたっても同じ言葉を繰り返す

境界線がない大人ばかりに囲まれて、私の姉たちは境界線という存在さえわからないかもしれない

霊感商法やカルト宗教にハマる人

母は自己愛性人格障害の傾向が強い。幼い頃に母親が死んだため、愛情の飢餓状態で満たされないまま大人になった。愛情の飢餓状態の人間は依存症になりやすい

私の母は「愛」を謳う宗教に依存した。宗教に母親を求めた。カルト宗教の集会、奉仕活動すれば後は全て神が全てやってくれて楽ちんにハッピーに生きれると考えたためだ

カルトにハマる人は幼稚な依存心の強い人が多い

カルト宗教ではこれと言って人生に明確な目標のない人

何をしたらよいかわからない人をターゲットにして骨までしゃぶり尽くす

例えば

「ケーキを食べるぞ」と思う人の所にはいかない

ケーキを食べるか迷っている人の所に行って

「ダイエット中でしょ?私が食べてあげる。あなたのためだから」と言い食べてしまう人

また、インスタント思考で全てを安易に手に入れたい要求がある人がカルト信者になりやすい

人間関係

人の信頼

仕事、お金を得るにも

人生に「魔法の杖」を求める。甘い汁を吸って生きていたいのだ

カルト宗教で尊敬されてるのはとんでもない人が尊敬されている

健全な人から見たら「とんでもない人」が尊敬されている

人を利用したり、食い物にしたりする悪辣な人が「偉大な人」になっている

私の母は家に勧誘しにきたありもしない事、嘘八百を「真理」と述べ伝えるエホバの証人の姿に感銘した

彼女には、普通の主婦と違いオーラがあった。彼女は「女長老」と呼ばれていた。母は

「この人と一緒にいれば特別になれる」と思い彼女と聖書研究をはじめた

母を勧誘した女性は「とんでもない女」だった。常に母を利用した。上から目線でああしろ、こうしろと無茶な要求ばかりする

大人は無茶な要求をされたら断るかその人から距離を置く

でも母は言いなりだった。私から見たら、まるでその姉妹のパシリか召使いのように見えた

むしろエホバや統治体よりも、彼女を崇拝しているように見えた

女長老の娘が排斥され、カリスマから転落した途端に母は手のひら返しをした。女長老の悪口を言い始めた。女長老のパシリを辞め今度は別のカリスマ姉妹にコバンザメのようにくっついた

今度はカリスマ長老夫妻のことを毎日ベタ褒めした。エホバよりもカリスマ長老夫妻を崇拝しているように見えた

この人は、カリスマエホバの証人にくっついて、虎の威を借る狐になりたい

母が尊敬する人

この3人は恐らく共通点がある

彼らは

寄生+支配型サイコパスである

だから私はあの3人と一緒にいると常に不愉快な気分になった

エホバの証人の会社で働いたことがあるので色んなエホバの証人を見てきたが

私がサイコパスと感じたのはあの3人だけ(1世信者はほとんどが自己愛性人格障害)

支配系サイコパスにはカリスマがあり魅力がある

支配系サイコパスに命令されると全ての人は催眠術にかかったように命令に従う。だが彼らは寄生虫

寄生+支配サイコパスに関われば常に利用されすべてを絞り取られる

だから会衆ではあの3人を嫌悪する人や距離を置く人もいたが

母はカリスマに虎の威を借る狐のように擦り寄る人間だった。だからこの3人からさんざん利用された。そのため母は不幸になった

カリスマカルト信者

どこの宗教でもカリスマリーダーがいる。エホバの証人はあまり頭は良くない。第一頭が良かったらあんな低レベルな教えを信じる訳がない。カルト宗教には「頭いい人が多い」と言われるが、恐らくカリスマリーダ型だろう。カルト宗教は中央集権型で支部リーダーが末端信者たちを管理している

カルトリーダーたち、彼らは現実の世界でも成功する人間だ

女長老は他人の人生を支配したいからカルト信者になった。現実の世界では彼女はママ友のリーダーになるであろう。ママ友はせいぜい数人グループくらい。エホバの証人なら100人のママ友リーダーにさえなれる

世のママ友は、ママ友の娘の服装、就職、進学、結婚に口出しできない

エホバの証人ならママ友の人生全てに口出しでき、 ママ友の子供の人生まで支配できる

例えは

ある姉妹が婚約をした。女長老は

「今にもこの世が終わるのに・・・結婚は楽園でして王国第一にするべきだ」と命令しにきた

まもなく、まだ19歳の自分の娘が婚約→排斥。会衆から大ヒンシュクを買った

カリスマ長老夫妻は、彼らは世でもエリート夫妻になる。世で会社の役員にはなれるだろう。会社の役員になったら仕事だけしか支配できない。カルト宗教ならば数々の人間の人生「全て」を支配できる。この夫妻は大勢の人の人生を支配するためにカルト宗教に入信した

支配者の気質を持った人間にとって、他人を支配できるカルト宗教の世界はまさにパラダイスなのだ

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エホバ神は人格神といわれているがエホバ神はサイコパス神だ

なぜなら、全てのものを創造したのは自分だから

「自分を崇拝しないものは全て殺す」と考えているとんでもないサイコパス神だ

考えもみて

ある親に子供が8人いる。一人だけ親に従順で、7人は親に不従順

「子供は自分が生んであげたのだから、自分に従順になるべき。不従順な子供は全員殺す」

本当にその理由で子供を殺したら、親はもちろん犯罪者として警察に捕まる

テレビコメンテーターは「最悪の親」「悪魔の所業」と言うだろう

ましてやエホバは今は7人どころか70億殺そうとしている

そんなとんでもないものを

「人格神」として崇め「愛情深い神」と祀り上げ崇拝する 

とんでもない者に喜ばせようと努力する。もちろん何も得ない。搾取されるだけだ

とんでもないものを崇拝するエホバ信者は世間一般の人間と感覚が価値観が違なる

母はサイコパスが好きなのだ。世間一般の人々と感覚が違う人間なのだ

自分が無能だから、カリスマサイコパスにコバンザメのようにくっついてあやかりたいと考えた

だが、カリスマサイコパスは利用はできない。むしろ逆に利用され、価値ががなくなるまで吸い尽くされる

だから常に私の母は利用されていた

ただカリスマ長老夫妻は女長老より賢いので、上手に利用したから母は自分が利用され奴隷にされたことは今でも気づいていない

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エホバの証人は人を利用して当たり前」と母の口癖だ

母よ。「真のクリスチャン」は人に利用されても、他人を利用する真似はしません。あなたはインチキ宗教に騙されたのだよ

人はつき合う人を間違えれば、人生行き詰まると言われている

サイコパスの取り巻きになった母は何も得ず、サイコパス人間から常に利用され、搾取され人生に行き詰まった

母が怪しい宗教にハマった時、母の姉たちは自分の妹が怪しい宗教に騙されたとわかった。成熟した大人は幼稚なエホバの証人の教えなど信じない

「その宗教の教えはおかしくないか」と心配する姉たちを母は激昂して絶縁した。自分の娘たちには自分の姉を

「あの人たちはおかしい」何度も悪口を言っていた

母を本当に愛してるのはエホバの証人たちではなく母の姉たちだ

なぜなら

血を分けた本当の「姉妹」だから

誠実な姉たちを「おかしい」と遠ざけ

嘘つきのカルト信者たちを「いい人」とみなし自分の「姉妹」にした

カルト宗教では信者は

「神から選ばれし者」と教えられる。母はそれが気持ち良かった

自分を「特別」と言ってくれる人

自分にとって都合のいいことを言う人

「隣人愛」「自己犠牲」「奉仕活動」「世界平和」など「口先だけ綺麗事」を言う人

「この体制は今にも終わるから」と問題を何も解決しない「無責任な人」を「ポジティブ」な人とみなした

人を搾取する人をいい人と思った

親切でない人を親切と思った

いい人でない人をいい人と思った

人はある年齢になれば、重い社会的責任のある立場にいるかどうかは別として、日常生活でやることは山ほどある。

しかし自己愛人間は、地道な努力は嫌いだし、日常生活に関心がないから日常生活は手抜きをする

自己愛人間の人生は、全てが安易だから努力しないでいいものを得たい

現実から逃げている人間は常に不満である

世の中が自分を「特別」と認めてくれないから不満である

だから信者になるだけで「特別」と言ってもらえるカルト宗教にハマる

やがて周囲には現実から逃げている人々が集まる

問題を解決しないから歳をとるに従って悩み、困難はサラ金のように膨れ上がる

ズルイ人に搾取され、最期は人を憎みながら死んでいく

あなたを傷つける人の真理より

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エホバの証人になる人の特徴

社会的に問題をおこすカルト宗教には、自己愛性人格障害の人が多い、無償の愛を与えられていない5歳児の大人は愛情に飢えている

彼らは無償の愛を与えてくれる母親を求めてている

愛を謳う宗教を自分の母親がわりに依存するう

社会の中で生きながら、社会的責任を果たしたくない

社会の中で普通に付き合うことが辛かった

子育手が辛かった

親の介護が辛かった

家族の世話のために自分の人生を犠牲にしたくなかった

社会的責任を果たしたくないから

「神に仕える」と言い出した 

自分たちの無責任を

「神の名」を持ち出して正当化できる

自分は無責任で家族を捨てるのでなく、「真理」を求めてるだけだと言い訳できる

カルト宗教では5歳児になれる

信仰を言い訳にすれば誰も「現実逃避」と言わない

カルト集団は血縁関係を否定する

カルト宗教の信者はお互いに「兄弟」「姉妹」「世界的霊的家族」と呼び合っている

お互い「兄弟」と呼び合いながら血縁の責任が生じないところで呼び合っている

家族の一員であることから生じる仕事をしなくていい

カルト集団は5歳の大人たちの集団なのである

5歳児に「子供を育てろ」と言っても無駄なのだ

(大人になりきれない人の心理より)

彼女は親になるにはまだ未熟だった。第2次世界大戦を経験した一番厳しい時代に育った彼女は、多分あまり大事にされなかったのだろう。彼女は何が都合が悪くなると「辛い、辛い」と言う

彼女は子供に慰められることはあっても、子供たちが必要とする時に慰めを与える親ではなかった

自分が都合いい時には子供の世話をしたが、子供から求められたからといって応じることはなかった

しばしば精神的不安定になり、子供の要求はのまないが、子供に対して要求が多く、すぐに自己憐憫にかかっては自分だけが苦労しているように言い、子供より自分を優先する人だった

昭和20年の日本人で家族を一人も失わないで、愉快痛快エブリデイな生活できた人はあまりいないだろう

昭和20年の沖縄の人

広島の人、長崎の人

東京の下町に住んでいた人

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火垂るの墓の節子のように両親が亡くなり、住む家もなく、栄養失調で死んだ子供は珍しくない

彼女はもっと不遇な人たちの存在はいつもスルーする

俳優  保坂尚輝は7歳で両親たちが自殺する。幼い妹と祖母に育てられた。程なく祖母が倒れる。駆けつけた親戚に

「あなたたちが迷惑かけるから」と言われる

「早く自立をしなくては」と少年は決意する。バイトしながら定時制高校を卒業した

成宮は14歳で母親を亡くす。血の繋がっていない祖母に育てられ、中学卒業後は進学せず運送業などで働き7歳下の弟を育てる。苦労しながら俳優として成功した

弟が大学受験の時「学歴は一生ついてまわるから、もっといい大学行け」一浪させ、念願の行きたい大学に通わせる。自分自身は中卒でも弟には学歴を与えたのだ

成宮は死んだ母親がわりに自分が弟の"母親"となり、弟に無償の愛を与える人になった

東幹久は20歳になる前に両親はお亡くなりになっていて苦労してそうです

成宮と保坂、東に関して言えば子供時代は日本の高度成長期やバブル期で日本は豊かであり、両親が亡くなった人は滅多にいない

こちらの方が遥かに壮絶なカワイソウな環境だろう

浅田真央母は、20歳になる前に両親が亡くなっていた。両親を亡くして苦労した真央母は、娘たちには良い教育を受けさせたいと近所でもかなり教育熱心な母親になる

トップアストリートを育てるのは幼い頃からの英才教育は必須です。トップアストリートの親は子供のトレーニングに付き合い、子供のマネージャー、栄養管理士になる

トップアストリートに成長させるにはお金がかかる。真央が15歳でスケートグランプリで優勝しスポンサーがつくまで家計は火の車だった

自分のために使うお金や時間はほとんどない。自分自身とお家をオシャレにする余裕がなくなった浅田母は

「私は女としておわっている」と笑いながら、自虐的によく話していたという

浅田舞「母は私たちのために犠牲になってくれた」

幼少時に親が亡くなり、無償の愛が与えられなくても、家族に無償の愛を与えられる「親」になる人もいる

辛いのは自分で最後にする。誰にも自分と同じ辛い想いはさせないと

負の連鎖を断ち切る人

自分に対する理不尽を許せる人

彼女は偉大な人になる気は毛頭ない

世の中に100%順風満帆に生きてきた人間はあまりいないだろう。人間は皆それぞれ、自分の重荷を負い、悩み、苦しみながら自分の課題を解決しながら生きている

だれにだってあるんだよ

ひとにはいえないくるしみが

だれにだってあるんだよ

ひとにはいえないかなしみが

ただだまっているだけなんだよ

いえばぐちになるから

 相田みつを

みんなが結婚してるから結婚した

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母親が死んだから母親というものがわからない

みんなが子供を産んだから子供を産んだ

5歳児の大人だから家事、育児が辛い

家事、育児、子供のために自分の人生を犠牲にしたくなかった

母親が死んだことが理解できない幼児は母親を探しまわるという

彼女は死んだ母親を探し続けた

自分に子供が生まれ自分が母親になっても母親になれず、子供たちを顧みず母親を探し続ける

そんな時 家に来たエホバの証人

ハルマゲドンで悪い人がみな滅ぼされるが正しいエホバの証人だった

「永遠に生きられる」

「死んだ善人が復活する」という希望はマトモな大人は相手にしないが未熟な大人にとっては

「待ち望んだ真理」だった

彼女はエホバの証人になった。カルト信者になった彼女の現実逃避は更に加速した。彼女は子供たちをカルト活動に振り回し、カルトの教えどうりに子供たちのおしりを叩いた

世界一カワイソウな彼女は、カルト宗教を母親として無償の愛をもらおうとした

「永遠に若いまま生きたい」それがエホバの証人になった理由

歴史上の残酷な独裁者は、皆不老不死になることを追求するという

もし、麻原彰晃に永遠の命を与える能力があるなら、彼女は麻原彰晃の靴さえ舐めるだろう

大川隆法池田大作に不老不死にする力があれば、大川、池田を崇拝するだろう

彼女は永遠の命をくれれば、何もエホバでなくとも誰でもいいのだ

彼女が宗教に帰依する理由は「信仰」ではない、己の「不老不死」という利益の追求である

近所のママづき合いが辛かった

近所のママづき合いは「受験」の話が多い。「受験」が面倒くさいのだ。受験は大変だから、頭が良くない彼女は「受験」のない楽園に行きたいのだ

親戚付き合いも辛かった

親としての責任も、社会人として責任も果たしたくなかった

何か問題があれば、問題を解決するために大人は考えて、行動して、問題を解決する

トラウマは存在しない

アドラー心理学ではトラウマはないとされている

過去のトラウマが原因で「自分はこうなった」という人間は

過去の不幸を言い訳にして本当は何もしたくないだけ

過去のトラウマをひきずり何もできないという人は

何もしたくないから

第1話

  たるーい     なんにもしたくない

Q.何故自分の課題を避けるのか

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A.課題に挑戦する事で自分が「無能」であることが明らかになる事が怖いから

Q.何故自分が「無能」であることが怖いのか

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A.人間は常に有用であることを目指しているから

エホバの証人になればエホバが全て解決してくれる。自分は何も考えず、何も行動せずにボーとして楽ちんに生きられると思った。だからエホバの証人になった

現実の世界で生きるのが辛いから現実逃避してカルト宗教に逃げた

信仰の自由を理由に家事、育児手抜きできる。自己中心的に生きられる。親戚、近所に気を遣いながらつきあわずに済む

エホバの証人になれば、楽園で復活した母親に会って、永遠に母親に甘えるため

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カルト宗教では永遠の5歳児生きていける

エホバの証人になる人の目的は

大人になりたくない

ゆえに彼らは

無責任

幼稚

自己中心的

であるのが特徴である

エホバの証人になる人はほとんど小さいお子さんがいる主婦

年齢層は、第2次世界大戦の苦難の時代に幼少期を過ごした女性が主流で不幸な家庭環境で育った人が多い

不幸な家庭で育った人は、エホバの証人が教える「幸福な家族生活」に惹かれるのだろう

幼児期に苦労して、大人になっても困難を乗り越えられず、現実に生きることが辛くて逃げた人はカルトの世界に現実逃避のだろう

そのためかエホバの証人の母親たちはまるで少女のような人が多い

彼女たちの頭の中は「永遠の少女」なのだ

夢みるオバさんたちは、「永遠の少女」になるためにエホバの証人になる

永遠に若い姿で生きたい

人間は皆、年老いて死ぬ

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人間はいずれ年老いて死ぬことがわかるから、毎日を精一杯生きる

毎日を精一杯生きるから、人間は努力して切磋琢磨してそして成長し、進歩してそして大人になる

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永遠にそのままの姿で生きる人間は

全く成長しない

進歩もない

彼らは全く成長しない

永遠にそのまま

頭の中だけ5歳児の大人

統治体は信者の肉体を永遠に若くすることはできないが

信者の頭の中だけをいつまでも若くすることには成功した

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エホバの証人ネバーランドの住人なのだ

彼らは「人生」夢で生きてる