1998年 X JAPANのボーカリストTOSHI洗脳報道がマスコミに報道された
「顔つきが別人のようになった」
「金遣いが激しくなった」
「突然泣いたり怒鳴ったり、情緒が不安定になった」
TOSHIは報道について会見した
TOSHIはMASAYA氏の偉大さを讃えた後「僕は洗脳されていません」
「数年前までぼくは一生懸命がむしゃらにやっていた。でも何処かで満たされない想いがあった。それまで虚勢を張ったけど虚しさを感じた」
洗脳騒ぎは
「MASAYA氏と自分を引き離すための兄たちの画策」
MASAYA氏から「バケモノアゴ男」と罵られたことについて
これは私のコンプレックスをさらけ出し、愛するための方法
日本人はみな「TOSHIが洗脳されている」と思った
「MASAYA氏はどのようにして国民的大スタを洗脳したのかしら」
「今日はトシの「洗脳」からトシの洗脳手口を学ぶわよ」
トシは1992年に個人事務所を立ち上げ長兄を社長に任せた。金回りのよくなった兄はタレント活動まではじめ豹変していく
母親は実家にファンを入れ、お金を取り昔のビデオ、写真を見せるようになる
母と兄のクレームが多々ありトシはYOSHIKIをはじめ関係者に平謝りするハメになる。次に社長を任せた人物もトラブルを起こす
自分が憧れ、必死で目指してきたロックスターの座・・・そうなることが親孝行、家族孝行だと思っていた。だが結果はその逆、家族不信、友人不信、自分不信になってしまった
気がつけば周囲にはトラブルばかりが蔓延していた
頼れるもの、信頼できるものが何一つなくなってしまった
X JAPAN世界進出のため、英語を勉強するトシなかなかYOSHKIの要求通りの英語の発音ができないToshi
「トシは弱っているわ、もし街角で"幸せですか?アンケートお願いします"なんて言われたら、うっかり持っていかれる状況だわ」
その折以前舞台で共演した守谷香から頻繁に手紙がきた
「メイクも金髪もいらないんだよ。ありのままのあなたでいいんだよ」
憔悴したトシは守谷の手紙をいつしか心の拠り所とするようになった。再会した守谷に手渡しで短冊を100枚渡される。その一枚に
「死ぬ時は一緒に手を繋いで逝きましょう」
その言葉にトシ感涙。守谷と交際を始める
「その短冊の内容 よく考えてみたら怖くね」
人間は不安を抱いた時、家族や親しい人と一緒にいたいと感じる
このような心理現象を親和欲求という
1. 孤独、不安感
家族に囲まれ順調な毎日を送っている人は大丈夫だけど孤独や不安を抱いている時に安心させてくれる言葉を言われると、その相手に依存してしまう
2. 観察する
サイコパスは性的な誘惑に弱い相手を狩る肉食動物のように見分ける
獲物を見ると、その相手をじっくり観察するの肉食の動物のように、どのように相手を操作し利用するか、そのためには相手をどのように嬉しがらせ魅力するか考える
ターゲットはサイコパスと別れた後でも自分の心を掴んだ台詞を覚えている
トシは守谷の感情の起伏の激しさに違和感を持つつ
精神世界、スピュチアル、宇宙の話ばかり話す守谷に影響される。守谷に促されるように入籍。守谷に言われるままX脱退を決意する
事務所の社長に就任した次兄は守谷を疑い始める
3. 完璧な人を演じる
「守谷は演技してるだけだぞ」
「自分の生きてきた銀行業界の常識では、ああいう感じの人は最も危ない」
サイコパスはターゲットにとって完璧ないい人を演じる。その演技力は俳優並み
4. 異常な目つき
「あんな目をした女には気をつけた方がいいぞ」
他人の同情心を誘う演技を繰り返す
守谷は
「極秘入籍がマスコミに知られたのは次兄が漏らした」
「弟を操り人形にしようとしている」
「裏表のある嘘つき」
「お母さんは息子を自分の所有物にしようとしている」
とトシ家族の悪口を言い始める。嫁に影響されたToshiは家族と距離をおきはじめる
5. 裏表のある嘘つき
「トシを所有物、操り人形にしてるのは守谷自身よ。彼女こそがとんでもない裏表のある嘘つき女よ」
守谷に勧めらるまま「ホームオブハート」MASAYA氏のセミナーに参加する。MASAYA氏が歌い始めると参加者は全員感動の涙を流すトシは
「怪しい宗教では?」
とよぎるも 涙を流す妻を見ると自分の感受性が乏しいのかと自分の認識をの方を疑いはじめた
6. 違和感
ターゲットはみな最初は違和感を感じる
「ターゲットは認知的不協和状態に陥らせる洗脳の基本よ」
MASAYA氏との出会い
音楽で癒して世界平和に貢献するなど夢を語る
7. 饒舌で魅力的な容姿
MASAYAは容姿も良く饒舌
守谷は優しく清純そうで男性ウケする容姿
8. 愛、平和、平等など美辞麗句をスローガンにする
「愛、夢、世界平和などを目的とした活動をしていると主張するのはカルトの基本よ
真面目な人を獲得して、奴隷のようにこき使うための詭弁だけど」
MASAYAは幼少期から芸能界デビュー、19歳で企業を立ち上げるなど長々と自慢話をはじめる
9.自慢する
聴いてもいないのに自慢話を長々とする奴はだいたい人を騙すための虚言と誇張。そのような人は疑い なるたけ距離を置いてください
隔離した状態にする
トシは乗り気ではないが嫁の熱意に負け泊まり込みの合宿に参加
ターゲットを日常の世界から引き離し、隔離した状態で教義を叩き込みターゲットの思考を停止させるのが目的
自分の過去の悲惨な経験や今の気持ちを皆の前で話す「シェアー」というものをさせられる
カルタシス(浄化)
缶詰め状態で皆の前で過去の悪行などを告白するなどカルタシスを体験させる
狙い
メンバー同士の一体感を強め、集団による高揚感を高めていく集団心理を利用したテクニックです。参加たちは催眠状態になり思考停止する
「出会いの実習」をさせられる。「近づきやすい」「近づきにくい」「よくわかりません」と参加者同士で評価する
参加者10人から「近づきにくい」、守谷からは「わかりません」と評価されたトシは愕然とする
実は参加者10人のうち8人は「ホームオブハート」の職員だった
アッシュの実験
9人の学生を被験者にして問題を出す。実は9人のうち8人はサクラで8人が間違った答えをだす。すると最後の残りの1人も前の8人と同じ答えを出した。人間は周囲と合わせようとするの。同調心理を利用したテクニック
例
オープンしたお店でサクラをやっとて行列を作らせると並んでしまう心理
なんと、親、兄弟を否定して殺す実習まであった
思考停止して判断力の弱ったトシは、MASAYA、職員、妻の守谷にまで、暴言、暴力を振るわれても無抵抗になる
「X JAPANはヴィジュアル系という最も自我の強いおぞましい集団の頂点に君臨する悪の権化だ」
10. 自己否定
ターゲットのそれまでの生き方を全否定させる
トシは自分の容姿にコンプレックスを持っていた
集団で相手の弱点を罵倒して自信喪失させ自己否定させ組織に依存させるための心理テクニック
守谷は常にトシを監視して、言動をチェックしMASAYAに逐一報告をしていた
11. 監視、密告する
カルト宗教は全体主義国家のようにお互いが監視し合い密告制度がある
ヒデの死
妻と教団の人たちが
「ヒデが死んだことで思い知ったろう。おまえもここを離れて一歩でも外に出たら人生は地獄化し、最後は自殺するんだよ」
12. 冷酷、残虐
親友を失い意気消沈した人に対してこの仕打ち
「ヒデは自殺なんてしない」
と反論すると反抗的とみなされ監禁され集団に何時間も暴言、暴行を加えられついには従わざる得なくなる。鬼畜
13. 反論は許されない
教団に猜疑心はあるも、何時間にもわたる集団暴行のため「自分の考えが間違っている」と無理矢理に思うようにになった
1999年 マスコミによる「Toshi洗脳騒動」
「おまえのせいで営業できない。莫大な被害を被った。カルト教団に仕立てあげられた」
MASAYA、守谷から罵倒、暴行、罪悪感を抱かされたToshiは完全支配される
14. 責任転嫁
サイコパスは何でも人のせいにする
何かある度にMASAYAと守谷は「お前のせいだ!」罵声、暴行を受けたテレビで「僕は洗脳されていません」とMASAYAの指示どうりの記者会見をさせられる
15. 罪悪感を抱かせる
あなたは私に借りがある
サイコパスの典型的台詞
ラスプーチンは皇后によくこの台詞を言って皇后を操作した
- 常に恩着せがましい人
- 常に罪悪感を与える人
- 不安を煽る人
サイコパスの典型的攻撃パターン。このような人がいたら逃げて下さい。このままほっておくと大変なことになりますよ
地方ドサ周りライブなどで稼ぎ教団の集金マシーンにされる。睡眠時間、多い日は4時間、1〜2時間の時もある。常に守谷や信者たちに電話で罵倒される。施設の子供たちにも罵倒される
16. 奴隷化
睡眠時間、食事を死なない程度少なくし無料奉仕活動をさせるカルト典型的手段
睡眠時間、食事を極力与えず、仕事をさせればターゲットは思考力を失い、操り人形のようになる。カルトは現在の奴隷である
2004年 ホームオブハート児童虐待発覚
MASAYAは講演会で学校について否定的な話をしていた
「子供を学校に行かせるなんて異常者の親のすることだ」
「学校は競争とイジメだけの場所だ」
「学校は間違った知識で洗脳して、純粋さを台無しににする」
「本質のことなんか誰も教えてくれない、本質なことを学べるのはMASAYAのセミナーだけだ」
17. モラル、常識に欠けている
閉ざされた「ホームオブハート」の世界しか知らされず、大きくなってもMASAYAの都合のいいロボットにされてしまうかもしれない女の子のことを思うと、本当に心苦しい気持ちになる
2006年 X再結成の話
今まで「X JAPAN」は悪の権化と罵倒していたMASAYAが大金が入るとわかるといなや再結成しろと命令する。矛盾した命令にトシはモヤモヤし始めた
X JAPANのツアーに参加することより、外部の親切な人と接触することにより洗脳が薄れていく
MASAYAと守谷の住んでいる自宅に訪れると美術館のような外観の大理石の床、プール付きの豪邸、高級外車を何台も所有していた
MASAYAと幹部たちの泊まる施設は常に高級ホテルのスイートルームでルームサービスで美食三昧なゴージャスな生活をしていた
ホームオブハートの裁判の傍聴をした際、あまりのMASAYAは感情的になり狼狽するなどオドオドしていた
裁判長に
「セルフコントロールの達人でしょう。それにふさわしい振る舞いをしてくださいよ」とたしなめられてしまうほどお粗末な挙動だったが守谷は
「紀藤弁護士はタジタジだ。顔が青ざめてた」
Toshiは守谷とMASAYAに疑念を持ち始めた
いつもの守谷の罵声に
「どうせ金だけなんだろ!」
はじめて反撃 守谷、いきなり泣きだし
「アゴさん(Toshi)に純粋にやって欲しいだけなのに」
18. 加害者なのに被害者ぶる
「女性のサイコパスは「弱い女」「涙を流す女」を攻撃できないという社会通念を利用し批判する人がまるで極悪人に見えるようなアングルを演出することに長けているの」
サイコパスを見分ける方法は
そら涙
女性のサイコパスはターゲットに自分の正体がバレそうになると空涙を使う
私が涙を流すのは自分の利益のために他者を操ろうとする時であって‥
守谷の涙が演技に見えたトシ
守谷に逆らったToshiにMASAYAは
「暴力団に売る」
と脅す
Toshiの所属権利を暴力団に売り、MASAYAはそこで現金を得て、Toshiは暴力団の支配下のもと一生働くと理解し逃亡するもすぐ守谷に拉致される。激しい暴力を受け、逃げても無駄と感じ絶望にうちひしがれる
2009年 疲労のため入院
病院に守谷は何度も電話。病院の職員にまで電話で罵倒。病院は守谷の異常な言動に疑念を抱く。見ず知らずの人に対し、暴言を吐くという狂乱ぶりに守谷の異常性を見た
「あいつは絶対来る!」
まるでホラー映画
また拉致されると理解したToshi。知人の助けで病院から脱出。ほどなくして守谷は病院にやってきて暴れまくる
知人の知人にかくまって貰い弁護士に相談する
ホームオブハートの元信者たちと面会したトシ
MASAYAの目的は信者を洗脳して集金マシーンにして搾取すこと
地球、平和、子供の未来のためと言いながら信者から集金したお金で自分たちが豪遊するため
19. 奔放な性
MASAYAは豪邸で守谷をはじめ若い女性信者たちを囲いハーレムを作り豪遊していた
守谷から勧誘され、暴力、暴言で集金マシーンにされお金をむしり取られ、家庭崩壊、離婚、破産、精神的な病に冒され人生の全てをめちゃくちゃにされた元信者たち。僕だけでなく一般の方までこんなひどいことをするなんて
20. 他人の権利を侵害する
「トシさんはこれから働いて、お金も人生もある程度取り戻すこともできるかもしれませんが、離婚させられて子供を失った人被害者はお金や人生を取り戻すことはできません」
21. 騙す、利用する
守谷の勧誘はToshiを勧誘した手口と全く一緒だった。守谷はトシと知り合う前からMASAYAと知り合いだった。最初から仕組まれていたことが理解できたトシ
こんな事実も知らずにMASAYAと守谷に指示されるままそれが正しいと思い込んで・・罪悪感に苦悩するトシ
代理人をたてMASAYAたちから決別をしたあとMASAYAからトシオフィス、トシ個人、守谷個人の税金未納(約3億)、家賃、経費、負債の請求がくる
10年以上未納のトシの健康保険
知らず知らずのうちに莫大な負債を背負わされたトシ。今まで稼いだお金は全て搾取された。自己破産するお金さえない
何が目的で人生、生きていたんだろか。何が大切だったんだろう。癒しなどの甘い世界に酔いしれて現実逃避し、世界に貢献するどころか、自分1人まともに生かすこともできない
逃亡中にかくまってくれた知人の知人が色々世話してくれさらに自己破産まで援助してくれた
こんな僕から、お金も何もかも奪っていく人もいれば、何も言わずに与えてくれる人もいる
お金は絶対に返すというToshiに対して
「としさん。この先あなたは今までよりも、もっと大変な人生に向かっていかなければならない。そのお金はこれからの長く険しい道のりを歩いて行く時に使いなさい。これからの人生は短く、そして長いぞ」
素晴らしい方です
真の無条件の愛を与えられ勇気付けられたToshiは再出発を始める
人間は1人では生きていけない。人生の成功は良い人間関係を持つことです。でも、付き合う人を間違えれば人生が破綻することもある
誰を信じるかということに関して私たちはみな間違いを犯します
100人に4人は良心を持たない人がいるのは事実よ。そういう人たちを信用したり関わるなら大変なことになるます
- 作者: マーサスタウト,Martha Staut,木村博江
- 出版社/メーカー: 草思社
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「MASAYAと守谷はどうなったの」
MASAYAと守谷は刑務所に入ることなく普通に暮らしています。セミナーの名前をMARTHと変え性懲りもなくTOSHI名義のCDやグッズをヒーリング商品を販売しています
22. 罪悪感は皆無
あまたの人々から大金を騙し取り人生をめちゃくちゃにしても罪悪感は皆無のようです