H姉妹は1975年の終わりの予言を信じエホバの証人となった。四人の子供たちは小学校高学年あたりから上の子供から順に集会に行かなくてなった。末っ子は小学校入学したばかりの時に「集会行きたくない」と言い出した。全ての子供がエホバから離れた。ショックを受けたH姉妹に対し、上のお兄ちゃんたちは「○○(末っ子)は偉い。オレたちは集会に行きたくない。と言えたのは小学校高学年の時だったけど、○○は小学校低学年から「集会に行かない」と言った。○○は偉い」
四人の子供たちに自分の信仰を否定されさらにH姉妹は落ち込んだ
母はH姉妹のエホバを信じないH姉妹の子供たちについて侮蔑的に話すが、侮蔑されるのはカルトに騙された馬鹿母である
H姉妹の子供四人の中の一人は発達障害の傾向があったらしい。学校で発達障害らしい問題行動を起こしていた
広汎性発達障害
子供の20人に1人の割合。グレーゾーンならば10人に1人
早期に発見し、適切な訓練を受ければ、大人になる頃には社会適応も可能だ
しかし、団塊ジュニア世代では、まだ理解はなく自治体の訓練もない
発達障害4種
1.注意欠陥
- 集中力に欠け、話を聞かない
- 忘れものが多い
2.多動
- 衝動的、じっとしていられない
- 人の話を聞かず、一方的に話す
3.アスペルガー症候群
- 空気が読めず人の嫌がることをズケズケと話す
4.学習障害
知的な遅れがないが
- 簡単な計算がわからない
- 字が鏡文字に見えたりして読めない
以上の特性、単独型、複合型などがある
今は自治体、学校に理解があり、訓練されますが当時は
問題児
だらしない
親の育て方が悪い
と周囲に見られます
ほとんどの発達障害はコミュニケーションが不得手です。コミュニケーションが苦手な発達障害は、浮いてしまったり、イジメのターゲットにされやすいのです
そのため、ほとんどの子供は思春期に鬱病など精神障害に陥ります
発達障害を支援する今と違い
当時は母親の力量にかかっています
カルト2世のブログを閲覧するとエホバの証人以外も、統一教会、創価、ヤマギシ会など自身は組織から離れても「社会適応能力」の欠如に苦しんでいる
カルトでは常識は「サタン」と教えます。子供に常識を教えないことは、人工的に発達障害を作ることです
さらには、もともと発達障害傾向のある子供が、カルト親に育てられたら、発達障害が更に悪化して悲惨な状況に追い込まれます
ダブルバインド(二重拘束)
エホバの証人は「自分たちに愛がある」と常に言います。また「77回許せ」と寛大さをときます
子供を道具を用いて叩くことは「愛のある行為」としています
体罰をしなくても子供に精神的に罰を与えて(〇〇したからおやつ抜きなど)
大罰、罰を用いる以上のことは「愛」「寛大」さと矛盾しています
言語的コミュニケーションと
非言語的コミュニケーションが違うと 子供は混乱しま
このような言葉と行動が矛盾したコミュニケーションが繰り返されると子供の心は不安定になり精神が病むといわれます
子供は親から与えらる信号が読み取れず自閉的になります。母とのコミュニケーションが確立できなければ、幼稚園、学校などで他者と心を通わせることが不得手になる
エホバの証人
エホバの証人は向き不向きがある
エホバの証人なるための条件
- 週3回の集会参加と交わり
- 集会での注解によるエホバの賛美
- 神権宣教学校での割り当て
- 野外奉仕による新たな信者獲得
ある程度のコミュニケーション能力が必要です
コミュニケーション能力は人前で話す訓練を積めば大体の人は身につきます
ただ生まれつきコミュニケーションが取れない脳の人がいます
自閉症と社交不安障害はまず無理です。仮にその傾向のつよい人がエホバの証人と研究をしたとしても
「神権宣教学校と奉仕活動は無理」と考えエホバの証人にならないという選択肢があります
だけどコミュ障で生まれてきた2世はエホバの証人にならない選択肢は与えられません
発達障害の子どもは普通の常識的な親に育てられても社会と軋轢を生じ、社会で生きづらさを感じ苦しむ
ましてやカルトに洗脳状態の母親に偏ったカルトの教えや価値観を擦り込まれた発達障害の子どもは社会的自立は極めて困難になる。しかし、コミニケーション力の欠けた人はカルトから逃げたくても社会で生きられない為、逃げられません
今なら公共の支援がありますが、当時はありません
生まれついて発達障害、社交不安症のカルト2世は必ずある一定の割合で存在します
またエホバの証人の2世に性同一障害で生まれてくる人もある一定の割合で存在します。昔はご趣味の問題とみなされましたがもともとそのように生まれてくる訳です
聖書の「同性愛者を断罪する」「ハルマゲドンの滅び」という教えに罪悪感を感じ苦しむでしょう
発達障害系はコミュ障が多く、集会の前後の交わり、注解、神権宣教学校、野外奉仕はすべて公開処刑状態のように感じます
エホバの証人は、コミュ障のせいで注解や奉仕がしたくない人を「霊的に低い人」としかみなされません
また発達障害は「自我が強く」洗脳されにくい
自分自身で生きたいという要求が強いのです
自分の人生が生きられないなら、死んでるのと一緒です
自閉症も社交不安症も脳が生まれつき他人とコミュニケーションできるように脳が創られていません。訓練で治るものではありません
他人とコミュニケーションを取りたがる自閉症もいますが発達障害の人は基本は1人で何かを探求したい人が多いです
他人と群れるのは緊張するから好きじゃない。ましてや他人の家に行って当たらない預言の宗教勧誘は絶対したくない
社交不安障害(SAD)の原因
脳の扁桃体(不安、ストレス)と海馬(記憶)の活動が過剰に活動し過ぎた状態
常に罪悪感と不安をストレスを感じる。慢性鬱状態がひどく対人関係で社会生活に支障をきたす状態
あまり不安が強いと無意識のうちに回避するための防衛機制が働く
場面緘黙症は閉ざされた場所の人間関係(数十人)が極めて苦手とする
最も苦手とする場所は学校の教室の人間関係
会話が全くできなくなるほど緊張してしまう
集会も学校と同じ、学校は義務がある。だが集会は行く義務はない。当たりまえだが普通の子供以上に集会の参加を嫌う
社交不安障害の能力
社交不安症は常に不安を抱えるため現状把握力が高い。現状把握力が高いつまり現実的な考えしかできない。自分の母は「真の宗教エホバの証人だ」という妄想ができず「この人(親)はバカだから変な宗教に騙された」と嘆きます
自閉症の能力
高機能自閉症は論理的思考力が極めて高い。歴史上の天才に高機能自閉症が多いのは論理的思考力の高さにある
コミュ障の特徴
1. 現状把握力が高く現実思考しかできない
2.論理的思考力が高い
3.自我が強い
4.閉鎖された空間の数十人の親密な人間関係が苦痛
5.大勢のスピーチ、勧誘活動は生き地獄
この特性のためコミュ障はエホバの証人の人生を歩むことに喜びを感じることはできない
極度の緊張のため集団で群れるのを苦痛とし
6.最も苦手とするものは知らない人と話すことと、大勢の前で話すこと
現実的な考えしかできず、論理的思考力が高いため、エホバの証人のファンタジーみたいなあり得ない教えの矛盾ばかりが気になりイライラして頭がおかしくなりそうだった
論理的で現実的な思考しかできない人間にとってエホバの証人の教え、矛盾ばかり、二転三転する話は嘘としてしかみなせない。洗脳されにくい
現状把握が高いため、問題を自分ですぐに解決したいのに、エホバの証人の教えはなんでも
「神が全ての悪を滅ぼしますから、宣べ伝える業と集会でお互いに鼓舞しあい楽園の希望を待ちましょう」
それだけエホバの証人はそれだけで「平和だ!安全だ!」といいます。すると突然の・・・
こんなので安心できない
余計に鬱になる
あんなファンタジー話に
「エホバよねー。励まされるわー」なんて言えない。
全く励まされないよ
何故エホバの証人は矛盾だらけファンタジーな教えで安心してしまうのか?カルト信者は脳の創りからして違うと思う
安村の方がよっぽど安心できるわ!
コミュ障にエホバの教えは余計鬱になる
H姉妹の話に戻ろう。四人の子供が離れても、一人集会に通い続け自分のわがままを追求したH姉妹は鬱病になった
彼女が得たのは
楽園での永遠の命ではなく
皺と
白髪と
鬱病だけ
四人の子供たちは、子供を放置して自分勝手に生き、鬱病になった我儘な母親をどう扱うのだろう