共依存的な支配とは、子供の人生にとりつくように、後ろからおおいかぶさったり
「あなたはいつも頑張らなくてはいけないの」
頑張れ的な言葉を子供に注ぎ込みます。要するに、親が描いた人生というドラマを、ずっと親が描いていくのです。
親が監督で、忠実な脇役としてそれを演じていく子供。その子供がどのようになるか
そのように育てられた子供は模範的な人生を歩んでいても満足感がありません。
例えば良い高校に受かったとします。それが全部親の手柄にされます
なぜなら親の言うとおりにやったからです
子供は何を達成しても子供の手柄は親が搾取するのです
「よく頑張ったわね」子供はまだ走らされます親は「次は大学よね」とはっきり言いません
「あなたが選んだのよね、あの大学」
「頑張ってる?でも、いいのよあなたの人生だから」
とか言いながら言葉以外で支配する。大学に入るとまた手柄は親がが持っていきます
この搾取の構造の中で子供は自分でやったという実感はなく自分の人生を生きている感覚がありません
「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメの主人公「碇シンジ」はお父さんが書いたドラマを忠実に演じるのです
シンジは苦しみながらやるのですが、彼がエヴァンゲリオンに乗ることは決まっていて、それ以外の道は許されません
なぜ「エヴァンゲリオン」が若者にブームになった理由は
主人公が自分と同じだという感覚があるからです。自分が親が描いた脚本、監督のドラマに演じさせられていると感じてる人が多いのではないかということです
(愛情という名の支配より)
秋葉原の加藤智大は高校卒業する頃、母親にあてにエヴァンゲリオンの名セリフ
「私はあなたの人形ではない」
と書いてます
加藤母親は青森高校入学後成績が伸び悩みむす。加藤母は子供が産まれた時、子供をエリートにしてそれを自分の手柄にして自分の人生にリベンジしようとしたのです。
自分の世界を生き生きさせるのに、他者を利用すること以上に効果的なことはない
加藤母は自分の「私のサクセスストーリー」を自分で脚本を書き、自分が主演兼監督のドラマを作りそこに息子たち脇役に強制出演させたのです
息子たちはこのまま母の言うとおり楽しい事を我慢して「エリート」になっても全て母親の手柄と持っていかれる。母親が死ぬまで母の傀儡人形にされる人生を歩まされることを理解して絶望した
親の夢を「あなたのためよ」「あなたの将来的を思えばこそ」という言葉をかけるが全ては支配するため
子供に損や努力、苦労させ、親が楽で、得するようなルールや価値観を押し付けるなら、子供たちは「ズルい」と感じ親の言うことを聴かなくなります
ルールや価値観は家族みんなにとって公正で、みなが幸せになるものでなければいけません
子供に無償の愛を与えられない
残念ながら愛する能力が育たないまま親になった人間がいる
子供のパーソナリティを無視すること
子供の限界を無視すること
子供の必要性を無視すること
子供の願望を無視すること
子供の発達を無視すること
子供を自分のために利用すること
酷い親に成れば、子供を困った状況に追い込み、子供が困った表情、しぐさをみて嬉々としている
子供が親に助けを求めても無視する
カルト母
エリートは現実に存在するから
この世のエリート人間は存在する
楽園に行った人間は存在しない
成功率0%
成功率0%を目標に走らされたら誰だっていずれ心が折れる
カルト信者の人生は
目の前にぶら下げられた人参を食べるために走らされる馬です
人参を一口ももらえず力つきて死ぬまで走らされる馬
エホバの証人の親は
我が子に「永遠の命」を与えるために導くことが賢い親最大の愛情と洗脳されている
我が子により良い人生を送らせるためエリートにしたいと、奔走する世の母親を
「今にもこの世は終わるのに、ウフフ・・・世の母親ってなんて愚かだわー」と上から目線で見ているように見えました
大学受験のため「何年間か楽しいこと我慢する」我慢するのはせいぜい「数年間」だけ、全員が成功することはないがいい大学に行った人は確実に存在する
ピアノ、バレエなど芸術系コンペに入賞した人は存在する
スポーツの大会で入賞した人も存在する
達成した人が確実に複数はいる大学受験さえ心が折れる人がいっぱいいる
楽園に行った人間は存在しない
組織は1995年頃までは若い人に開拓者に開拓奉仕をするように圧力かけられた。開拓者にならない若い人は会衆で「霊性が低い」とまるで欠陥品扱いされる
正社員や大学生になったら会衆から冷淡に扱われ集会にこなくなった2世もいました
正社員にならず開拓者になる選択は、子供が大人になる前に終わりが来るからと思ったからこそできた事です
終わりが来なければ貧困にならざる得ない教理です
親が資産家でもない限りエホバの証人の人生を強要させるのは無理筋です
「あなたが大人になる前にこの体制は続かないから」
という理由でエホバの教育しかされなかった子供が大人になりいつまでも来ない楽園に心が折れ組織から離れる
社会にでれば学歴、スキル、社会常識がないことで苦労していることに親に苦言をていせば
「離れた2世はなんでも人のせいにするのよ!」
逆ギレする始末。何があれば
「サタンよねー」
「世の人は邪悪ねー」
が口癖のくせに
「大学なんて行かなくていいの
就職なんてしなくてはいいの
あなたが大人になるまでこの事物の体制は続かないから」
と呪文のように吹聴し、扇動する
子供が大人になっても楽園は来ないのであれば、騙す意図はなくても結果的に子供を騙した事になる
こういう人を世間では「嘘つき」という
ありもしない事を吹聴して、他人を無理矢理扇動し、人生を狂わせ、苦しませるならその人は「悪」です
カルト宗教の信者は組織の奴隷として組織のために一生をお仕えします
1世の方は自分自身で組織の奴隷となる選択をした人です
自分の子供にまでカルト組織の奴隷人生を押し付けるのは最悪の親です
私は成功率0%の夢を目標にしてそれを「達成するまで楽しい事は全て我慢して生きろ」と自分の子供には課せない
自分の子供をカルト宗教の信者にすることは、子供を騙して奴隷として売るような真似をするようなものです
子供の人生は破綻します
親が子供に良かれと子供に自分の夢を押し付ける親は珍しくない
受験
スポーツ
芸術
親の期待に押しつぶされて子供は心が折れて、鬱病、引きこもりになる子供が増え社会問題になっています
カルト2世は更に悲惨です
親が子供に良かれと子供に自分と同じ信仰を押し付ける。ただそれが偽りの宗教なら子供の人生を搾取する事になる
子供の人生は子供のものであり
親のして欲しいことを子供に押し付けるのでなく
親は子供の夢や子供のしたい事叶える応援団です
「下剋上受験」の桜井パパは自分は黒子になり子供を主役にして輝かせたいとおっしゃっていました
子供の人生は子供が主演の舞台です
誰かに良かれとした行いがその人を苦しめるなら
自分のために子供を利用してるだけ
子供への愛情を言い訳に、自分のエゴを子供に押し付けているだけです。こんなものは「愛」ではありません
「愛情」いう名の支配
愛
自分が善人であるという立場を装って、他人や自分を騙す時に頻繁に用いられる言葉
しかも、その意味を誰も考えようとしない
自らを理知的な人間と思いこむ生き物にとっては、内容を伝授しないため最も成功した言葉
(あのんの辞典より)
「あなたのためだから」と自分の都合良いように他人を操作する
操作された人は
恩を着せられるか
都合良いように利用されるか
損をさせられる
人の為にと書いて「偽善」
もし生まれる時に子が親を選べるとしたら
「自分は自分の子に選ばれる親だろうか」
と全ての親が考えることができれば、この世はもっと住みやすい世界になっていただろう
河童の世界を羨ましく感じる者は、選ばせてもらえなかった子なのか、選ばれることができなかった親なのか
(あのんの辞典より 引用)