緋色のことり

私は赤い獣にまたがっている一人の女を見た。この獣は全身至るところ神を冒涜する数々の名で覆われており、七つの頭と十本の角があったーヨハネ黙示録17章3節

ギリシャ哲学と歴史

ギリシャの歴史

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前3000年頃 エーゲ文明(青銅器文化)

前2000〜1400年頃 クレタ文明

(🐮牛男)ミノタウルスの伝説と迷宮

アーサー=エヴァンズにより1900年発掘。城には城壁がなかった

当時は巨人がいなかったのね

前1600〜1200年頃 ミケーネ文明(1873年シュリーマンにより発掘)北から来た ドーリア(鉄の武器)に滅ぼされる

前1200年頃 トロイ戦争🎠

400年間の暗黒時代

ギリシャ文明

イリアス」の冒頭

「怒りを歌え  女神よ、ペレウスの子アキレス🎵(ホメロス著)

オデッセイア

人間的な感情をもった神々が描かれていた

紀元前8世紀

各地に200程のポリス(都市国家)が生まれた。ポリスはそれぞれ独立していた

アテネ

自分たちをヘレネ(ギリシャ人)

異民族 バルバロイ(わけなかんない言葉を話す人)

前621 ドラコンの立法🐲

貴族が勝手に法を解釈できないようにしよう

前594 ソロンの財産政治 💰

参政権を得るには金持ちになれ 

債務奴隷の解放

前561年 ペイシトラス僭主(独裁)政治

黙って俺についてこい!

前508年 クレイステネス陶片追放

独裁しそうな人を追放

ペリクレス 成年男子は全員政治参加

民主政の完成

奴隷(ヘイロータイ) 

奴隷は喋る道具と扱われた

商工業(ペリオコイ)達が仕事してくれるため市民たちは スコレー(暇)だった。市民たちは毎日アゴ(広場)で議論をして様々な哲学が発展した

「いまで言えばニートね」

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(詳説世界史より引用)

哲学

哲学とは物事を始めの一歩から、出来るだけ深く考える方法

世界のどの文明でも、哲学はまず

  • 世界はなぜ存在するのか
  • 何の為に人は生きるのか
  • 死んだらどうなるのか

という問いを立てきました。古今東西の哲学者たちは、そういう。厄介な問題を途中で投げ出さず、どこまでも深く問い続ける方法を、長い時間をかけて鍛えてきました

「要するに暇なのね」

世界や生きる意味について、哲学より前にすでに宗教がこの問題を教えていました

しかし、方法は違います

宗教

「昔、昔神さまが始めに世界を創り、次に人間を創った」といいます

宗教は「物語」「神話」で世界を説明します。だから宗教が違うと「物語」も違ってきます

だから宗教が違うと世界感、価値観が合わず軋轢が生じ分裂や争いを引き起こします

哲学は世界自然現象を

ミュトス(神話)ではなく

合法的思考によるロゴス(法則、理性、論理)で捉えてようとしています

万物の起源普遍な原理(アルケー)を探求する自然哲学

「哲学は世界について論理的(ロゴス)で説明するため文化や宗教が違っても同じ考え方を共有できるのね」

「ボリス市民は自分自身の真理を見つめる

双方的な対話は高度な知的なゲーム♟になるわ

3つの謎

まず哲学者たちは

「存在の謎」を真剣に考えていましたがなかなか答えは出ませんでした

そもそも人間は世界を正しく認識できるのかという

「認識の謎」が出てきます。認識のから

「言語の謎」

言語は正しく伝えることができるか?という問題が生じます

哲学者はこの難問=パズルに挑戦します。難問パズルを解くことで善悪や人生の意味を考えを深めてきたのです

イオニアの自然哲学

万物の根源(アルケー)

タレス(前624〜546)(哲学の父) 水💦

タレスは円の直径と三角形を作る時その頂点を円周上に置くと必ず90度になると証明した(タレスの定理)

ヘラクレイトス(544〜?) 流転する🌀

クシマンドロス  無限♾

デモクリトス(前460〜370)唯物論の祖アルケーは原子(アトム)

パルメニデス(前515〜445)永遠不滅の存在を唱える

プラタゴラス 人間は万物の尺度📏

ピタゴラス(前582〜497)  アルケーは数三平方の定理 

ソフィスト(自称有識者の詭弁家)の出現

プロタゴラス(前485〜415)「人間が万物の尺度」

ソフィストの人間中心の考えは政治家の能力を過剰に信じさせる詭弁になるの。逆に真実を遠ざけてしまうこともあるわ。真理の相対性の行き着くところ弁がたつ人間が正しいとなってしまうの。そこで登場したのが

ソクラテス(紀元前470〜399年)

著書「弁明」

「汝を知れ」(デルフォイ神殿の箴言より)

ソクラテス問答法ディアレクティー(対話、討論)

を用いて知ったかぶりのソフィスト達に自らの無知を自覚させよう質問を重ねた

ソクラテスアゴ(広場)に通りかかる青年に

「君、美の本質は何だと思うかね?」などと話しかけて、対話の中で自ら問題点を気づかせた

Q.この問答法は何と言うか?

A.助産

今の教育の原点と言われている

彼らは皆んな自分を立派な知者だと考えいる。恐らく自分は、世の中にまだ知らないことが山程あることを知っているという点で、人々より賢いと言われたに違いない」

無知の知ね」

ソクラテスは、青年たちに自分の「魂」の世話をしなさいと説き続けました

それは

どうすれば美しく、高邁な人間になれるかを心がけよ

という意味です。そんなソクラテスは(青年に害悪を流布した)という罪で死罪とされた。彼は自ら毒を煽ってその生涯を終えました

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プラトン(紀元前427〜347)

著書  「パイドン

         「ソクラテスの弁明」

         「メノン」

アカデミアという学校を開校した

イデア論

「善」「美」の追及する

世の中の全てのものはイデア(本体)を持つ。イデアのおかげで全てのものは存在する

哲人政治

知恵をもった哲人が政治

勇気をもった軍人が治安

節制をもった庶民ど正義の徳を実現する

著作「メノン」

「素晴らしい思想だけど現実的には難しいわね」

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プラトン学派

プロティナス(前205〜269)

「神は論理では認識できない」

アリストテレス(紀元前384〜322)

著書  「形而上学

プラトンがヨーロッパ哲学の大本を作った人だけど、弟子の

アリストテレスはヨーロッパの学問全体の設計図を作ったといえる

プラトンの思想は「真善美」の価値観の哲学であり文学的比喩であるのに対し

アリストテレス合理的で師匠の考えを、誰もが理解できる「学問」という言葉に置き換えた

プラトンの弟子でありながらイデア論を否定した現実主義

プラトンは一切の根本は「善のイデア」だとしました。それは比喩的なのでアリストテレスはこれを

生きる上での「目的」と言い換えます

人間は様々な「目的」を持って生きるけど

最も大事な「目的」「幸福」になる事だと

解りやすく言い換えた

アリストテレスアテネリュケイオンという学園を開校

フランスの高等学校リセはリュケイオンが由来

弟子たちと散歩しながら講義をしたのでペリパトス(散策)学派と呼ばれた

2つの徳

知性的徳(知恵、思慮、真理の認識)

習性的徳(勇気、節制、実践)

人間はポリス(社会)的動物である

中庸の徳(両極端を避ける)

「極端に走らず、良い趣味や教養をもって豊かに生きることだということね」

正義と友愛 

正義

1.全体的正義

ポリス(社会)の法を守る本性的正義)

2.部分的正義(人為的な正義)

比例的正義 能力や業績に応じて名誉や財産が分配されるべきとする

調整的正義

損得の不均衡を是正するための補償や刑罰を認めて実質的平等を復元する正義

世界的市民(コスモポリテース) 

アレキサンダー大王の家庭教師でもあった

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人間である限り。誰しもが、自分と世界について正しく認識しようとする本性を持っている

「学問の基礎をうち建てたアリストテレスらしい言葉だわ」

キュニコス派(犬儒 けんじゅ)ディオゲネス(前400〜325)禁欲主義

エピクロス

エピクロス(前342〜271)

 快楽主義  アタラクシア(魂の追求が幸福)

ストア派 ゼノン(前335〜263)禁欲主義   っ情念(パトス)に動かされない不動心(アパティア)により理性的に生きる世界万民法を定立

ペルシア戦争

前490年 ペルシア戦争

アリスタゴラスは巧みな演説でアテネの市民を扇動しペルシアに反乱。ダレイオス1世はギリシャに遠征

前490年 マラトンの戦い

アテネの重装歩兵によるファランクス」と呼ばれる隊形でペルシア軍を挟みうち

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😂ペルシア軍 6400人死亡

😄ギリシャ軍 192人 

前480年

ダレイオスの次の王 クセルクセス1世が1000隻の船、20万の兵で攻め込む

 テルモピレーの戦い

三百人のスパルタ軍全滅

アテネテミクレトス率いるギリシャ海軍はペルシア艦隊を狭い水道に誘いこむ。そこで活躍したのが三段櫂船

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ペルシアの船より小型で小回りが利く。先の尖ったところで敵の船に体当たりして船を沈める

サラミスの海戦

🏆ギリシャ

😭 ペルシア

「当時のペルシアはアメリカみたいな存在だった」

のび太ジャイアンに勝ったみたいなものね」

デロス同盟

アテネ主導による対ペルシア対策

サラミスの海戦の英雄テミストクレス陶片追放されペルシアに流れる

アテネの実権を握ったペリクレスはやがて他のポリスに対して多額の軍資金を徴収

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パルテノン神殿が建築されるとデロス同盟の軍資金を流用された噂が流れた

『誰がペルシアを撃ち破った?

他のポリスを守ったのはアテネだろ?

安全を金で買ったと思えば安いではないか』と反論し相手にしなかった

アテネに不満を持ったポリスはスパルタを盟主とするペロポネソス同盟で対抗

スパルタ

奴隷が市民の10倍(アテネは3分の一)もいて反乱を防ぐため、幼少期から厳しい教育を受けさせ軍事国家を作る(スパルタ教育)

身体の弱い赤ちゃんは山へ捨ててしまう

前431年〜404年 ペロポネソス戦争

アテネ疫病が流行ペリクレスも病死。指導者を失ったアテネは弁舌巧みな政治家 (デマゴーゴス)たちによって扇動され民主政は堕落し衆愚政治になる。更にペルシアもスパルタに加勢しスパルタ勝利するも

前371年  レウクトラの戦い

😁テーベ

😭スパルタ

ポリス間同士の争いで弱体化したギリシャ。北のフィリッポス2世率いる

🇲🇰マケドニアが勢力を付けてきた

前338年  カイロネアの戦い

😁マケドニア

😭アテネ・テーベ

フィリッポス2世暗殺

アレクサンダー大王の東方遠征

前333年  イッソスの戦い

ペルシア帝国ダレイオス3世は逃亡

🏆マケドニア😭ペルシア

ダレイオス3世部下に暗殺される

前330年 アケメネス朝ペルシア帝国滅亡

大王の死後、征服されたアテネの市民は大王の師であったアリストテレスに報復

神を軽んじた罪で告発

アリストテレスは国外に逃亡

アテネに残っていたらソクラテスと同じ運命ね」

ギリシャ衰退の理由

アテネではデマゴーゴスの扇動に市民は踊らされ国が滅びの道を歩んだわ」

「言葉は群衆を暴挙に走らせる

言葉が人を惑わすなら、それを利用して人を動かすことができるということね」

「言葉に惑わされてはいけないわ。騙されないために私たちは常に事実に目を向けなくてはいけないわ」

ヘレニズム文化

アレクサンダー大王急死のため後継者が定まらず3人の部下により王国は3つに分裂

アンティノゴス朝マケドニア

セレウコス朝シリア

プトレマイオス朝エジプト🇪🇬

プトレマイオス1世はエジプトのアレクサンドリアムセイオンという研究所を建設し図書館を充実させたことにより自然科学が発展した

エウクレイデス(前300年頃)

幾何学原本📐

アルキメデス(前287年頃)

浮力の原理

てこの原理

エラトステネス(前275年頃)

天文学者。地球を球形🌍と考え周囲の長さを計算

ヘロン(後1世紀)

工学者。蒸気の圧力。自動ドア発明

ヘロフィロス(前330頃)

医学

アリスタルコス(前310年頃)☀️

天文学者

地球に自転と公転がある

地動説、太陽中心説。太陽の距離を計算した