ことりの証人のブログ

ママ、長女 うさこ(社交不安症)、長男(自閉症)、次女 ことり

人が物になる心理(閲覧注意)

核戦争後の荒廃した日本が舞台。死んだ兄に代わり王の圧政に苦しむ人を救う「運命の少年」となった少女更沙の成長の物語

BASARA(1) (フラワーコミックス)
 

日本国王の息子「蒼の王」は竜神の化身である。その力を行使して民から重税を絞り取る。村は荒廃し、民が飢えや伝染病で苦しんでも贅沢三昧、民を生贄に捧げたりなど暴虐の限りを尽くす。闘技場で民に殺し合いさせそれを鑑賞して楽しんでいた蒼の王に対しての更沙の台詞

「あなたは王とは名ばかりのただの大馬鹿者だ

人は傷ついたら痛いんだよ

バカにされたら悔しいんだよ

そんなこと当たり前じゃないか

あなただってケガすれば痛いでしょう?

血を流すでしょう!

死んだら

本人も残った人も悔しくて、苦しくて気持ちがどこにも行けない

夢は途切れて道が見えない

そんなこともわからないような人が

でかいつら下げて王なんてぬかすな!」

「素晴らしい!これ   娘    近うよれ

なるほど  おまえの言うことは最もだ

人の命は尊い   大切にせねばいかんのう

だが惜しい  惜しい  おまえは一つ考え違いを致しておるぞ

余とおまえたちは同じ人ではなかろう?余の命は大事でもおまえたちはそうではあるまい

民も奴隷も余の持ち物に過ぎないのだから、持ち物をどうしようが余の自由じゃろ?

おまえは自分の靴一つに同情するかえ?」

言葉が通じない・・・

BASARA5巻より

蒼の王は自己愛性人格障害です。王の子と生まれて大勢の召使いや家来たちに

「あなたは特別だ」とかしづかれて育ちました 

特別と思い込んだ人間は自分以外の特別でない人間をみくだし道具とみなすようになります

特別な人は道具とみなされたものにたいして酷いことも平気でできるし同情もしない

特別な人は特別だから話あっても話は通じません

漫画は勧善懲悪です

蒼の王は更沙に神ではなくペテン師であることを暴露されます

「余は選ばれた王なのだ!神なのだ!特別なのだ!」

と主張するも更沙に刃物を向けられると怖気付きあっさりと翻す

「余は騙したが余の考えたことではない部下たちの考えたことじゃ  部下たちが悪いのじゃ!」都合が悪くなれば人のせいにするヘタレぶりを民の目の前で見せる情けない蒼の王

怒り狂った民衆たちに王の座から引きずり降ろされ最期は非業の死をとげます

ことりたいの

世界不思議発見しよう

メフメト2世(1432年〜1481年)オスマン帝国第7代スルタン(皇帝)

1453年にビザンツ帝国(東ローマ帝国)を滅ぼす。コンスタンティノーブル(インスタンブール)を攻略した。キリスト世界を恐怖におとし入れ「征服者」と呼ばれる名君

メフメト2世とメロン

メフメト2世の宮殿では当時では珍しいメロンを栽培していました。ある日、収穫間近のメロンが一つなくなりました

メフメト2世  激おこプンプン

「余の大事なメロンを盗んだのは誰だ!絶対に見つけ出す!」

さあそこで問題です。メフメト2世はどうやって失われたメロンちゃんを捜しあてたのでしょう

金の力でコナンや金田一をよんだとか

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答え

「メロンは無くなったばかりだ!まだ犯人の腹の中にある!」

メフメト2世はメロン捜査一課捜査班チームをつくり召使い一人一人片っ端からのお腹を開いて調べた

今日はペンギンさんとカモノハシさんに協力してもらうの

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イメージ的にはこんな感じかしら

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これ背中だわ

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こうしてメロン捜査一課は苦労の末14人目の小姓さんのお腹から失われたメロンちゃんを発見した

謎は全て解けた!

メフメト2世のメロンを探す旅を終わった。そして新しい旅が始まる

めでたしめでたしじゃねえよ。メロン1個ごときで人間の腹をさくとかって異常。無辜の13人の召使いはどうなったの?」

「それは聞かない約束よ」

昔は、皇帝、王など支配者には特権があり一番偉くて神格化されていた。神格化された支配者にとっては一般人、召使いは道具のようにみなされます。当時は召使いたちの命よりメロン1個の方が遥かに貴重だったのです

ヒョナちゃんの憂鬱

ヒョナちゃんはお金持ちのお嬢様。今日はパパの会社の飛行機でフライトよ。ナッツが運ばれてきたわ

「信じられない!

袋詰めナッツを手渡しですって!

ファーストクラスなのよ!

ナッツはお皿に入れて渡すべきでしょ!

この私に自分でナッツの袋を開けろと!」

CA「ナッツアレルギーのお客様に配慮したマニュアルどおりの対応です」

従業員の分際でこの副社長の私に口答えするとは

人生最大?の侮辱を受けたヒョナちゃん。激おこプンプン従業員に暴言、暴行まだまだ怒りは収まらず

パパの威光をバックに命令して旅客機を搭乗ゲートに引き返し、役立たずのチーフパーサーを降ろしました

なんてったってヒョナちゃんは泣く子もだまる大財閥のご令嬢だから。特別なのよ。この事件が報道されマスコミの前で公開謝罪。マスコミに叩かれるまで自分に全く非はないと思っていた様子。そこで問題です。彼女の愛称は

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anser

ナッツ姫

ヒョナちゃんの妹は会議中に激高し水入りの紙コップを投げつけた。後に水かけ姫と呼ばれる

国の経済を動かす財閥の家に生まれ召使いたちにチヤホヤ、かしずかれ、傲慢で横柄になった趙一族。従業員も自分と同じ人間で上も下もなく平等である。ということが理解できない。母、子供たちは常に問題を起こしているお騒がせ一家である

神父の疑惑

「多い。多過ぎる」

チェイテ村の老神父アンドラス・ベルトーニは85歳で亡くなる。後継者として赴任したヤーノシュ・ポニケヌスは前神父の残した  教区内の死の日時と埋葬の日時と場所を克明に記録した黒いノートを読み疑問に思う。それが後のデスノートである

「それ違うから!」

ポニケヌスはあまりにも若い女性の死者が多いことに注目した。一晩で9つの埋葬があった時ある

歌手イローナのバラバラ死体がウィーンから戻ってきた時、彼の疑惑は揺るぎないものになった。伯爵夫人の召使いは娘の葬儀を行うよう要求するが、神父はそれを拒否した

地下に安置されていた死んだ娘たちの棺を調べた神父。どの屍も激しく拷問された形跡があった

次の日、神父のもとに老婆が焼き菓子の差し入れを置いて帰った。ふと、ある疑惑が彼をかすめた。老婆は送り主の名を聞くと口ごもり答えなかった

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お菓子を切り取り野良猫で実験しようと試みた。翌朝、お菓子を食べた野良猫でなく彼の飼い犬が泡を吹いて死んでいた

自分を口封じのため毒殺しようとしていたのは明らかである

ポニケヌスは教区監督に告発の手紙を書くことにしたが、万が一手紙が途中で伯爵夫人の手先に奪われたら。あるいは教区監督がそれを真に受けないで伯爵夫人にそれを漏らしたら。伯爵夫人はどんな手を使っても自分を抹殺しに来るだろう

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数年程前から、伯爵夫人は百姓の娘たちに自分の城へ奉公を募集していた

お城で働けると喜んでチェイテ城に入城した何十、何百という娘たちは二度と実家に帰ってくることもなく、便りさえない。心配した両親が会いに行っても、召使いたちは見え透いた嘘をつき追い返す始末

不穏な噂は広まり、百姓たちは娘を手放さなくなった。伯爵夫人はいつしか「血の伯爵夫人」と呼ばれる

伯爵夫人は没落貴族の娘に行儀作法を教えるという名目で呼び寄せた。帰ってこない貴族の娘たち。貴族たちも夫人に奇異と疑惑の目を向けはじめた

そこで問題です。この伯爵夫人の名は何といいますか

「簡単だわこの人の名は

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それゲームのキャラ!

1610年 王の命を受け、ツルゾー大宮中伯(エリザベートの従兄弟)と軍隊がチェイテ城に入城する。役人たちが城の地下室に降りるとすさまじい異臭と血まみれの部屋、錆びついたアイアンメイデンなど数々の拷問具と激しい拷問を加えられた娘たちの体温が残る死体が複数、檻に閉じ込められた少女たち、それはまさに阿鼻叫喚の世界であった

「夢だ。悪い夢を見ているのだ」

役人たちが伯爵夫人の部屋に入ると、完璧な化粧をして最上のドレスと宝石を身につけた伯爵夫人がいた

「やっとここにいらしたのね

私を捕まえるというの?

そんなことできるわけないわ

私はエリザベート・バードリー

誰にも私を咎める権利はありません」

「この女をひっ捕らえよ」

エリザベートは王族と血縁がある高貴な自分が捕まると思わなかった様子である

「あの女は人間の形を借りてこの世に生を受けた悪魔の化身です。あの女は裁かれるべきです」

「私だとて、この場であの女を斬り捨てたい気持ちだった。あの女にも子がおる。何といってもバードリー家の名誉がある。あの女のためにそれらの業績まで傷つけるわけにはいかぬのだ」

ポニケヌス神父が最後の懺悔のためにエリザベートに面会する

「ここに何しに来たの?

このエリザベートの成れの果てを見物するためかい?

お前の裏切りの結果であるエリザベートの最期の姿を愉しむがいい

だが

お前が喜ぶのはまだ早い

私の息子たちが私が捕らえられたことを知ったら直ちに援軍を率いて駆けつけるだろう

その時になって吠え面をかかないように覚悟おし」

話が通じない

ポニケヌスは恐れおののいた

許しを乞わず

神の恩寵を求めたりしない

むしろ、あらゆるモラルを否定する彼女の生は底知れぬ深淵の闇に墜ちていくエリザベートには神も、地獄も、魂の救済など眼中にないのだ

やってくる筈ない援軍を援軍を楯にとって、最後まで大言壮語を吐き息巻いて見せるこの女は生身の人間に見えなかった

あたかもそれは幾度殺されても復活する吸血鬼にみえた

1611年裁判が始まるが主犯のエリザベートは一度も出廷しなかった。共犯の召使いたちは裁かれ火あぶりの刑に処された

エリザベートの処刑を主張するマティアス国王を、エリザベートの親戚は嘆願し死刑は免れた。国王さえ侵せない牙城バードリー家

エリザベートはチェイテ城で終身禁錮刑を言い渡される。石や漆喰で窓をふさがれた光の一切差し込まない部屋に閉じ込められた夫人

彼女は生きながら、巨大な墓に葬られる。城の高いところには4本の絞首台が建てられた。ここに死刑となる罪人が生きていることを告知するためである。3年目の夏にエリザベートは死んだ

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バードリー家はハプスブルク家と関係の深い名門で代々トランシルヴァニア(ルーマニア)公国の王を務め、母方の叔父はポーランド王も兼任していた

5か国語を話す教養のある女性エリザベートは15歳で900年続く軍人の名家のナダスティ家にお輿入れした。ナダスティ家よりバードリー家の方が上位のためバードリーの姓を名乗ることができた

バードリー家は近親結婚を重ねた

「近親相姦!気持ち悪」

「莫大な遺産と領地を分割させないためであり、変態じゃあないのよ。近親結婚のため一族に変態が多いけど。癇癪、淫乱、黒魔術を行う者など狂人の徴候のある者が何人もいたの。エリザベートのパパとママはいとこ同士で結婚

エリザベートは軍人で留守がちな夫の存命中も召使いたちを拷問していたという

「元々ドSなのね」

「人間の血、特に処女の血が、美容や回春の神秘な効果をあらわすものであるという言い伝えは古くからあったわ

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人間の血をもって生命の中心となす思想は聖書の書かれた時代から生じていたのね。他にも錬金術の理論にも随所に見出されているわ」

エリザベートもそれを信じ百姓の娘たちを奉公と称し招きいれ、娘たちの血のお風呂に浸かり若さを取り戻そうとしたのね」

だが、幾ら血を浴びても老いは止まることはなかった

「血の風呂に入っても意味がないと気づかないの?」

百姓の娘たちの血では貴族の自分に合わないと考え貴族の娘たちに触手を伸ばした

「特権階級であるエリザベートは自分の領地の百姓の娘たちや下級貴族の娘たちも自分を美しくするための道具や肥料みたいなものとしか考えていなかったみたいね

私の領地も領地の農民たちは自分の所有物だからそれをどう扱うかは私の自由。誰もそれを裁く権利はないと毒づいていたわ

捕まったあとも悔恨も良心の呵責さえなかった

下賤の娘たちが

このエリザベート・バードリ伯爵夫人の美の養分として生まれ変わるのだ

娘たちにとって

これ以上の光栄はないであろう?

と思っていたかもしれないわ

そこでラストquestionです

エリザベートの最大の罪とは何でしょう

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anser

美しくなろうとしたこと

自分の肉体を美しく保つためには彼女は何ものを犠牲にしても悔いのない精神の持ち主だったわ。そして稀に見る極端な自己中心主義でもあったの」

サイコパスだよね」

「女性は誰しもがいつまでも若く、美しくありたいもの、美を追求するのもあまり度が過ぎれば逆に醜くなるわ」

箍が外れた人間はどこまでも残酷になれる

自分が「特別」であると考える人間は他人を所有物と考える。他人を道具のように扱い、傷つけても、相手が苦しんでも命を奪っても何とも思わない。寧ろ他人の苦しみさえ心地よく感じる

歴史上、王族、貴族など力ある者が自分のエゴイズムを満たすために民を虐げた話は珍しくはない。幼き頃から召使い、家臣になどに「特別な人」とかしづかれた結果である

特権意識は人間を腐敗させる。腐敗した人間は人間性を失い残虐行為さえ平然と行う

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