ことりの啓示

カルト宗教、洗脳研究

宗教ブログ

自分のついた嘘を真実と思いこむ人(小保方晴子)

「ことりの証人は世のため、人のため、金のため 不幸な人をハッピーにするために教祖になる勉強をしているの。このブログを読む人はカルト2世が多いわ」

f:id:jw1972w:20200418183222j:image

「カルト2世の悩みは親から騙されたということ」

「子供にとって親とは絶対的な存在。そんな絶対的存在から騙されたの辛いことよ。全てのものが信じることができなくなってしまうの」

f:id:jw1972w:20200418183216j:image

「今日はなぜ人は嘘をつくのか?

嘘をつかれた時の対処法

を調べるわよ」

なぜ人は嘘をつくの

1.予防線

人との約束を何か理由をつけて断るなど、トラブルを避けるため

2.合理化

約束を守れなかった時など、その言い訳や口実となる嘘

3.その場逃れ

していない事を「した」と言うなど、その場を逃れるためのとっさの嘘

4.利害

金銭が絡んでいる場合など、自分が得をする・有利になるための嘘

5.甘え

自分を理解してもらう・味方になってもらうための

6.罪隠し

自分のしてしまった悪いことを隠すための

7.能力・経歴

自分の能力や経歴を偽ることで、自分の立場を優位にするための嘘

8.見栄

恋人がいないのに「いる」と言うなど自分をよく見せたり・目立たせるため

9.思いやり

真実を話すと相手が傷つくと思われる時相手を傷つけないようにつく嘘

10.ひっかけ

本当のことがわかっても笑って済まさせるような冗談・からかいの

11.勘違い

言った事が間違っていたなど、知識不足や勘違いによる結果的な嘘

12.約束破り

約束を守れずに、嘘になってしまったもの。わざとではない場合もある

「嘘は使い方によっては詐欺など犯罪になる。悪意がない嘘も相手を傷つける場合もある

だけど嘘は人間関係を円滑にするための必要な場合もあるの

誰もが正直だったら、世の中はもっと殺伐としているはずよ」

f:id:jw1972w:20200427224325j:image

「確かに勇者ヨシヒコみたいに真面目過ぎて嘘がつけなくてブス姫に面と向かって「ブス」って皆が言ってしまったら大変なことになるわよね」

「嘘は大事なの

f:id:jw1972w:20200427224353j:image

私達人間は嘘をつかずに生きてはいられない生き物よ

人間が嘘をつく動機

1.自己愛

2.否認

3.利得

の3つの要求を満たしたいから人間は嘘をつくの

例えば就職面接では皆自分の良いところを針小棒大に語ってしまうのではないかしら

面接ではウソをつけ (星海社新書)

面接ではウソをつけ (星海社新書)

  • 作者:菊原 智明
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 新書
 

こんな本まで出版される世の中よ。人間はカスミだけ食べて生きていけない。採用されるために自分の良いところをアピールしなくてなならない。ここまでは誰しもが思い当たるわね

だけど人によっては

面接を重ねるごとにアピールが大袈裟に膨れ上がり過ぎればアピールは嘘に変換されてしまうの」

「嘘は面接官に見抜かれるわ」

「自分で話してるいちに本人は自分で暗示をかけてしまい、本人も何が本当で何が嘘なのかわからなくてなってしまうの。本人は嘘をついているという認識はない。だから嘘をついているように見えないの

この自分を良くアピールするための嘘は自己愛と利益が絡んでいる

自分を実際以上にみせ周囲からそう思わせることにより自己愛を満たせる、しかもその結果希望する会社に入社できる利得も手に入れられる」

「賢いわね」

「そうもいかないわ。自己の誇張は行き過ぎれば嘘になるわ。嘘は必ずバレる。採用された後で全然使いものにならなかったり、トラブルを起こす

小保方晴子

2014年 STAP細胞ね論文をNature誌に発表し「リケジョの星の」として一夜にして時代の寵児となった。A.O入試で早稲田大学に入学。小保方氏は何故か家庭的な割烹着姿で登場

f:id:jw1972w:20200413210142j:image

日本経済新聞

後に当該論文や早稲田大学の博士論文に不正が発覚し一転疑惑の人となる。4月8日釈明会見では紺のワンピースに真珠のネックレスで登場し清楚な女性を演出した

自己顕示欲

f:id:jw1972w:20200413210254j:image

写真 楽天WOMAN

記者会見では記者たちが舌を巻くような自己演出力を発揮。か弱い女性を記者たちがよってたかって虐めているように見えた視聴者もいたろう。小保方氏の報道は過熱する。上司と不倫疑惑を報道した雑誌まで登場。8月に上司は自殺する。ノーベル賞候補の教授であった。メディアの報道体制、警察の対応に非難の声があがる

小保方さんは妄想虚言情報でないかといわれている

妄想虚言症

生まれたばかりの赤ん坊は無力な存在であり養育者に完全依存する。そのため養育者と自己は一心同体と信じ込む。しかし発達するにつれ自分と養育者が別の個体と識別するようになり、養育者のいうことを聴かなくなる

第一次反抗期ね

この時期の子供は万能感に膨らんだ風船のように満ち満ちている。経験値のなさから世界を自分中心としてしか認識できないからだ

しかし、万能感に満たされた幼児は幼稚園、学校に通う集団生活をはじめれば全てが自分の意のままにならないと認識する。現実の世界と折り合いをつけて満ち溢れた風船はやがてしぼんでいく。社会ルール、他者の気持ちの配慮、集団生活を学び成長する」

「切ないけど大人になるということよね」

青年期は精神と身体が著しく成長する。この時期の若者は万能感に満たされる社会、学校、親の言うこと聴かなくなる

第二次反抗期ね

どんなに努力しても自分より能力のある人は必ずいる。己の限界を悟り、挫折し、現実を受け入れることにより風船はしぼみ人間は大人になる。しかし一部の青年は自尊心の風船がしぼまないまま大人になる

中2病ね

今 社会問題になっている モンスターペアレントやモンスタークレーマー、引きこもりなどもその部類に入る

満たされぬ欲望こそが空想を生み出す原動力である

現実の世界の自分が惨めで満たされぬ欲望が強ければ強いほど、空想が熱をあびてくる

誰もが空想の世界に入ることはある。だれでも空想の世界で欲望を充足させつつ、現実と折り合いをつけている

自分の空想の世界を常に妄想しているうちに

自分の願望を投影した空想と現実の世界の区別がつかなくなり虚言を繰り返す

自己愛性人格障害ね」

「空想虚言症は自己愛性人格障害の人に多いの。だいたいセットになる

研究者ならば誰しもが自分の研究がnatureに取り上げらたり、ノーベル賞を貰いたいだろう。小保方氏はSTAP細胞の作成の夢を実現するため不正をしてまで夢を実現してしまった

何故 嘘に騙されるのか

1.イネブラーの存在

一人の嘘つきの周囲にはイネブラーが存在する。嘘とは信じる人がいるからこそできるのだ

2.イネブラー(他者)の欲望を満たす嘘

他者の願望を叶える嘘ををつくと、とんでもない嘘でも他者が信じてしまう

ノーベル賞候補だった笹井芳樹教授はライバル山中教授のノーベル賞受賞に焦っていた。常に「ノーベル賞級のの細胞が発見できれば」という願望があっただろう。そのため小保方の不正を見抜けなかった

2.権威

小保方さんは理研の研究者である。人間は権威に服従する

スタンレー=ミルグラム服従の心理ね」

容姿は女優のように常に洗練されたファッションセンスを心掛けている。嘘ををつくような人に見えないのだ

ハロー効果(ある人物がある点で優れていると、それとは無関係な他の面でも優れていると感じる心理)」

4.大きな嘘

ヒトラーは言った

「大衆は小さな嘘より大きな嘘に騙されやすい」

5.幼児性

子供は空想と現実の区別がつかないことがよくある。自分の願望をそのまま現実として語る

妄想虚言症は自分の空想を本当だと思い込んでいるため自分の空想の産物である夢物語を周囲から矛盾を指摘されても新たに虚言を弄し、容易に細部を改変して、周囲を上手く言いくるめることができる

「ようするに嘘の上塗りが上手なのね」

f:id:jw1972w:20200414231215j:image

「記者たち失笑していたね」

「もし、妄想虚言症上級の嘘を見抜き指摘しても指摘した人が周囲から非難される場合もある

また、「それ嘘でしょ?」とツッコミは逆に怒りを招き

嘘と指摘した人の中傷をバラまく危険性がある

空想虚言症の人は周囲にトラブルを巻き起こすわ対処法は

なるたけ距離を置くことよ

カルト教団の教祖、幹部も自己愛性人格障害+妄想虚言症の人が多いと言われている」

「納得ね。信者も妄想と現実の区別のつかない人ばかり」

「空想虚言症の人が職場、身内にいたらどうすればいいの?」

「褒めること

彼らは幼児期または青年期のモラトリアムを乗り越えられなかった挫折、劣等感から空想の世界に逃げた人間。自尊心が欠如してるの

だから、褒めてあげれば彼らの自尊心を取り戻し妄想も落ち着くわ

色々質問するのも手ね。質問を沢山すれば矛盾だらけになるから」

f:id:jw1972w:20200423022337j:image

自分のついた嘘を真実と思い込む人はより引用

自分のついた噓を真実だと思い込む人 (朝日新書)

自分のついた噓を真実だと思い込む人 (朝日新書)

  • 作者:片田珠美
  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: 新書