緋色のことり

私は赤い獣にまたがっている一人の女を見た。この獣は全身至るところ神を冒涜する数々の名で覆われており、七つの頭と十本の角があったーヨハネ黙示録17章3節

明治維新

1868  天皇は神に五箇条の御誓文を誓う江戸を東京と名付けた

神仏分離令  政府は 天皇の神格化を進めるため神道の国教化を企図した

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明治神宮

功臣、国のために戦った人を祀る神社を各地に創建した

廃仏毀釈運動により仏教、キリスト教を攻撃した。奈良興福寺の五重の塔が25円で売りにだされた

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(写真  Wikipedia)

三権制(三権分立)

1871  廃藩置県  中央集権体制の基礎を固めた

新貨条例  円、銭、十進法

日清修好条規  明治政府が結んだはじめての対等条約  

岩倉遣欧米使節団  不平等条約改正のため

1872  学制公布 (フランスの学区制を習う)

鉄道開通

殖産興業  製糸工場、軍需工場

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富岡製糸工場

太陰暦から太陽暦に変更

1日を24時間

一週間を7日

銀行設立  渋沢栄一  第一国立銀行設立

1873  徴兵令  国民皆兵

地租改正(税を米でなく現金で収める)

征韓論の台頭

岩倉、大久保は征韓論を抑えたが

征韓論派  西郷、板垣退助は反発し下野した

西郷隆盛 は鹿児島に私学校をつくり反政府勢力の最大拠点となった

板垣退助大久保利通専制政治を批判し、国民が選挙で選んだ議員の国会を求めた

1874  征韓派が 民撰議院設立建白書を提出(自由民権運動のはじまり)

1875  日本政府軍艦を朝鮮に派遣すると朝鮮は日本の軍艦を砲撃(江華島事件)

1876  日朝修好条規  領事裁判権、関税免除の不平等条約

1877  西郷隆盛西南戦争で反乱

1878  大久保利通 暗殺

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西郷隆盛と犬

西郷が犬を散歩しているのはメタボを防ぐための運動だった

明治政府になると西郷の出番がなくなり暇になった西郷は太りだした。医者に

「このままだと太り過ぎて死ぬかから犬を飼って散歩ダイエットしなさい」と勧められて犬の飼った。西南戦争で負け切腹する時には愛犬だけは助けたいと犬の首輪を外して逃したといわれている

1880  集会条例発布   集会、結社の自由を弾圧

1881 国会開設の勅使

大隈重信罷免(明治14年の政変)

板垣退助 自由党結成

1882  大隈重信を中心に立憲改進党。イギリスの二院制を構想した

松方正義日本銀行設立

1883  鹿鳴館 創設

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鹿鳴館は外交の拠点となった

1884  伊藤博文華族制定

1885  内閣制度   伊藤博文  初代 総理大臣

1886  プロシアの影響を受けた学校令公布

ノルマントン号事件事件  イギリス人26人は日本人乗客25人を船に置き去りにし逃げた。イギリスの船長は領事裁判により無罪とされた

1989  日本国憲法発布   統帥権の独立があった

1890  国民教化のため教育勅語発布

第一回   帝国議会開催

貴族院

衆議院から構成

選挙資格25歳以上、税金15円以上の男子のみ

西洋思想

イギリス🇬🇧派

明治6年  明六社   西洋近代思想を紹介すべく結成された啓蒙思想の集まり

福沢諭吉(1834〜1901)

著書  「学問のすヽめ」

人権の尊さを説いたわけではない

人は生まれながらにして平等であるというが、実際には人の間に大きな差がある。それは何故か

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その理由は学ぶか学ばないかの違いによるものである

各々が学問を身につけ、自分の役割を果たし独立すべき

個人が独立すれば、家も国家も独立することができる

自由と我儘は異なる

学問とは自由に伴う義務を知ることである」

だからこその「学問のすゝめ」なのである

慶應義塾 創立

欧米に三度渡航  

イギリス功利主義自由主義の啓蒙に影響され

日本の封建的な思想、社会制度を批判した

実学によって自立が果たされる

脱亜論

中村正直  J.S.ミルの翻訳。自主独立の人間観を唱え。志を立てて努力すれば成功する と説いた

ドイツ🇩🇪流 国権論派

加藤弘之  「国体新論」で 天賦人権説を主張

「人権新説」ではダーウィニズムの立場からそれを否定

明六社はしだいに国家主義に傾倒していく

フランス自由主義

中江兆民

著書  「国会論」

岩倉使節団とともに出帆。フランスに留学する。ルソーの「社会契約論」を翻訳し東洋のルソーと呼ばれた

主権在民

自由、平等、立法権

二種類の民権

1.革命を起こし勝ち取った民権

2.上から恵まれる民権(恩賜的民権)

植木枝盛「民権自由論」民権運動に影響を与えた

明治時代の中頃をすぎると文学は

天下国家を論じたり

民権の自由を叫ぶことから

個人の自我を探る傾向が出てくる

国粋主義

岡倉天心(1862〜1913)日本美術院を創設

東洋の美と精神に基づき「アジアは一つ」と唱える

徳富蘇峰(とくとみそほう 1863〜1957)

著者 「国民之友」維新以来の西欧化を官僚主義として批判  平民主義

三宅雪嶺(みやけせつれい  1860〜1945)

雑誌「日本人」創刊

日本民族の歴史使命を自覚し国家独立を重視する国粋主義

自然主義

古い道徳観念を捨てて事実をありのままに直視して 自己の内面の自然な生を表現した

北村透谷(1868〜94)政治的な現実の世界よりも自己の内面世界(想世界)の価値を強調した。

著者「内部生命論」では恋愛を通して発露する自我を考察している

与謝野晶子   (1878〜1942)著者「乱れ髪」

自己の情感や官能を大胆に肯定した情熱的な歌集

島崎藤村(1872〜1943)著者「破壊」

被差別部落出身の青年の苦悩を描いている

反自然主義

森鴎外(1862〜1922)   著者「舞姫

近代自我に目覚めた自己の主観、理想と、現実の生活や社会との矛盾をテーマとしている

夏目漱石(1867〜1916)

著者「我輩は猫である

日本の急速な近代化は西洋文化の真似事に過ぎない 外発的開花

内発的開花  内面的自己の主体性の確立が課題と説いた

夏目漱石のいう「自己」「個人主義」とは

他者を顧みない利己主義(エゴイズム)でなく

他の存在を尊敬すると同時に自分の存在を尊敬するのが漱石個人主義である

晩年の漱石

則天去私

エゴイズムを乗り越え、利己的な私欲(執着)を捨て、宇宙、自然の道である普遍的大我(天)に従う

まるです

帝国主義   

イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、ロシアは軍事力で海外に進出し、国家と大企業が一体となり工事、鉱山、大農園などを経営する主義

1891  ロシアの南下  シベリア鉄道を建設

ロシアの脅威にイギリスは日本に擦り寄る

1894  日清戦争で大国 中国に勝利

日英通商航海条約(陸奥宗光外務大臣が交渉)領事裁判権の廃止に成功(法権回復)

明治のキリシタン

新渡戸稲造   キリスト教

「武士道」を英訳して日本文化を世界に発信した

内村鑑三

敬虔なキリスト教

2つのJ

 Jesus(ジーザス)

信仰は「聖書のみ言葉によるべき」と無教会主義

また愛国主義者でもある

足尾銅山鉱毒事件では金儲け主義で自然を蔑ろにする財閥を批判

1904  日露戦争ではキリスト教的「愛」から 非戦論を訴えた

日露戦争で日本はなんとか勝利をおさめた

有色民族が白人に勝利した

それは 白人国家に植民地とされ迫害されていたアジア、アフリカの国々に希望を与えた

日本はロシアに勝利したことにより 列強国家と対等の地位を得た

1911  新たな通商条約(小村寿太郎外相)関税自主権を完全回復した