ことりの啓示

カルト宗教、洗脳研究

宗教ブログ

飯星晃一の仁義なき闘い 娘を統一教会から取り戻す

1992  「仁義なき闘い」の人気作家飯星晃一氏が記者会見をした。娘 飯星景子を取り戻すと。人気タレント飯星景子さんは合同結婚式霊感商法で有名な統一教会に洗脳されたという。飯星晃一と統一教会の仁義なき闘いが始まる

統一教会について

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洗脳のきっかけ

スタイリストさんに「アジア平和連合の講演会」に誘われる。スタイリストさんが感じの良い人で共感を持ったという。

覆面勧誘

景子さんは教団とは思わなかった

自分の本音を話せる場所がなかった

教団が景子の安全基地になった

教団に惹かれた理由

神様みたいな(絶対的存在)がいると楽なんですよ。楽ですよー世の中人の心、常識、法律‥なにもかも変化していく グレーゾーンの方が多い(教団はそこに判断基準が与えられる。世の中一から10まで全部決まるんですよ。本当に楽。色んな価値観を全部 白か黒に決める。これがカルトの世界なんですよ

景子は広告塔のためか献金はほとんどなかった

社会から断絶

アメリカの支部にいくよう誘導される。家族、友人たちから引き離すため

父 飯星晃一氏(68)は記者会見を開き娘を奪還する宣言をした

戦う父親であった場合に彼ら(統一教会)は景子を放棄する可能性がある

景子さんに対して

ドアは開かれている

洗脳を解く難しさ

飯星氏は旧約、ギリシャ語聖書を全部読んで理論武装をして 統一教会キリスト教の教えを違うと説いた

教団に不都合な情報は聴かない

景子は「私とあなたは違う人間」と壊れたレコーダーのように景子さんは繰り返した

教会は信者に「家族が脱会カウンセラー(元信者)に引き渡して監禁して拷問をして脱会させようとする」と刷り込む

不安を煽り、刷り込むのが常套手段

信者は家族の話を頑なに聞こうとしない。強制的に子供を監禁して脱会カウンセラーに洗脳を解こうとした家族を子供が訴え敗訴した例もある

洗脳が解けるきっかけ

頑なな娘に父は憔悴した。景子は父が10も20も年老いて見え「自分の信仰が父を不幸にしている」という気づきから カウンセラーの話を聞いてみる気持ちになった

父が私の人権と尊厳を守ってくれた

自分の信仰で家族が不幸な姿をみて我にかえる人が多い

マインド・コントロール」のスティーブ・ハッサン氏も

脱会カウンセラーを受けさせようとした父に対し ハッサンは酷い暴言を吐いた。それを聞いたハッサンの父は泣いた。父が泣くのを初めてみたハッサンは罪悪感を感じ「一度だけなら」と脱会カウンセラーの話を聞いた

ある統一教会の女性信者は 合同結婚式をすると伝えると 母親が自殺した。母の訃報を聞いて教団に違和感を感じ父の紹介した脱会カウンセラーの話を聞いて洗脳が解けた

180度違う父の姿を見たのが一番大きかったと思います

洗脳が解けた後

騙されたと認めるのが一番辛かった

飯星景子さんはプライドを失ったと語ります

「私アホなことしてたの?」信者は恥に苦しめられる

自分の恥を認めないと戻って来れない

カルト教団の教えはあまりにも低レベルです。洗脳が解けたら低レベルなカルトに洗脳されたアホな人と世間からみられるかもしれない

家族に、友人にみんなに迷惑をかけた

教団に疑念を抱いても恥に耐えられず信じ続ける人も多いと飯星景子は語る

脱退後の記者会見にて

お金をあんなに必要とする神様はおかしいと思います

洗脳について

お風呂に赤い液体の入ったスポイトを毎日一滴ずつ落として最初はわからないけど 一ヶ月たてばピンクに変わる いずれは赤いお風呂になる。本人はそれがお風呂の色だと思うようになる

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毎日、毎日少しずつマインドコントロールされていく

知らず知らずのうちに刷り込まれて洗脳されていく

わかりやすい例えです

お風呂の水取り替えないのか!というツッコミは禁止