「カルト宗教信じてました」を研究するわよ
主人公のお母さん洋裁教室で
「なんて素敵な上品なお嬢さんたちなの!」
一緒にいた母親に
「どうしたらあんな素晴らしい娘さんに育てられるんですか?」
「私聖書を学んでおりますの」聖書を学べば家庭生活が上手くいくと丸めこまれてエホバの証人と聖書研究をはじめ洗脳される
「自分の娘を定職につけず年金免除させ宗教勧誘するお嬢さんにしたいなんて変わってるわね」
「2世は貧乏くさい精神病んでる系ばかりだけど綺麗なのはたまにいるわ」
研究司会者から家族のうち1人ひきこんだほうがよいと勧められ兄弟の中で大人しく断るのが苦手な主人公に聖書研究をさせる
主人公は最初は胡散臭く感じ辞めたかったのだが感じのいいお姉さん相手に「辞めたい」といえず取り込まれていく
「ハルマゲドンは必ず来るわ」
「地球は滅亡するんですか?」
「もしたっちゃんの家に害虫がわいて駆除したい時に家ごと壊すかしら?悪い人だけ滅ぼして良い人は生き残るのよ」
エホバの証人以外は害虫!
中学生になった主人公コミュ障の自分を変える演劇部に入る。部員達から大歓迎される主人公
「エホバの物事を行うのにサタンの助けを求める必要はありません。今すぐ辞めなさい」
学校の部活活動はサタン
宗教にのめり込む母にとうとう父がキレて髪をつかみ引っ叩く
「2発目から痛くない。
エホバが守ってくださる
この時には主人公完全に洗脳され父を「サタン」とみなす。暴力が効かないためエホバの証人の出版物を調べ数々の矛盾点を指摘する父に対し
エホバには不可能はないの
父は仕事が手につかず血圧も異常にあがり「もうええわ。好きにせい」
「エホバだわ!サタンに勝ったわ!」その後母と共にバプテスマを受ける。バプテスマでの群衆の拍手喝采を受け「これが答えだ」と感銘する主人公
1995年1月阪神大震災
会衆のみなこ姉妹がお亡くなりになる。主人公
「地震の時自分の家族は信者でもないのにエホバのおかげで助かったんでしょ。なのにどうしてみなこ姉妹は助からなかったの?
「疑念を抱くとあなた
サタンにつけ狙われるわよ
と母に凄まれ疑念を封印するたもさん
たもさんのお父さんリストラされる
「お母さんもこれからパートとか
「お母さん開拓奉仕始めるわ!こういう時こそエホバに頼らないでどうするの!
神の王国の生活の中で第一にすれば他の全てのものは与えられるのよ!
家計は火の車
「開拓奉仕で忙しいから家のことは全く気にならなくなったわ!これも全てエホバのおかげよ!」
たもさん「現実逃避では」(言うとエホバ母はぶち切れるから言えない)
たも父トラブルに巻き込まれ(誤解)警察沙汰になる。たも父の弱みを握った母はたも父に聖書研究をやるよう命令し反対者だった父を支配する
「人を支配するコツは
- ターゲットの弱味を握る
- ターゲットに罪悪感を抱かせて貸しを作る
- 正義の言葉でターゲットを追い詰める
- ターゲットを自分の都合いいように支配する」
「悪を正す漫画やドラマの主人公みたいな正義の味方になるからハッピーだわ」
「ものごとが全て良い方向に導かれているわ。
エホバが味方してくださっているのよ」モヤっとするたもさん
女子高生になる主人公
長老夫人に服装を指導される主人公
「最近服装が「この世的になってきているけど」好きな人でもできたの?」
ふさわしくない服を着るなと命令する母親
卒業後の進路について
「お母さんはね。たっちゃんの好きにすればいいと思っているのよ。でもね開拓奉仕こそが最善の生き方だと出版物にも書いてあるでしょ。一度長老に話してみれば?」
すかさずバイトの求人広告を娘にみせる母
(あなたの好きにすれば良いと口では言いながら、本人に選択肢は与えない)
「できたら美大行きたい」
「漫画家なんて忙しいじゃないの。奉仕や集会の時間はとれるの」
卒業後母の言うとおり開拓者になる主人公
開拓者学校で出会った兄弟と(母に隠れて)交際する主人公。母にバレる
「エホバが全て教えてくれたわ」
今まで貰ったプレゼントと手紙をドサっと出す(プライバシーの侵害)
「カバンの中みたの?
「エホバが悪行を知らせてくださったのよ。霊的なる必要より性的な必要を満たしてどうするの?
サタンが喜んでるわ!
結婚なんて楽園でしなさい!」
彼氏に「二度と会うな」今までの手紙とプレゼント「全部捨てますから」と釘をさすたも母
(子供の人生全て支配する母)
5年後に再説得して彼氏と結婚する。長男を授かるも
「少し集会中騒がしいように思われます。聖書に基づいた愛のある懲らしめ与えていますか?」
集会中ぐずる長男。冷たい視線を送る成員たち。授乳室で長男を叩こうと手を挙げるも叩けないたもさん
4歳になったちはるくん体調不良を訴え入院する。生死を彷徨うちはる輸血なし
で治療不可な病気であると説明される主人公。
エホバの信条を守って結果子供を死なせるのと聖書に出てきた邪悪な偶像崇拝者が子供を異教の神に捧げるのとどう違うの?もし楽園が来なかったら・・
エホバより息子の笑顔をとることを決め輸血同意書にサインするたもさん
親が拒否しても病院と国は親の親権を停止し輸血はできる
「ちはるが輸血で助かったとしても
あと数十年生きるだけでしょう?
輸血を拒否すればエホバから永遠の命を貰えるのよ?」無事退院した息子
「よかったわね。エホバよねー。感謝しなさいよ」
本当にエホバがいたら信者の息子を輸血が必要な病気にするのだろうか?
インターネットでエホバの証人を調べたたもさん。目覚めた!偽りの宗教に25年間費やした全てがガラガラと崩れ落ちていく。旦那と話しあい家族で脱退を決意する
「エホバから離れたら不幸になる・・
エホバが真理なの!
真理は人を自由にするのよ
「私今まで一度も自由と思ったことない!」
25年ぶりに自由を手にした主人公

カルト宗教信じてました。 「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由
- 作者: たもさん
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(カルト宗教信じていましたより)
エホバの証人に向いてる人
「エホバの証人は昼間一軒一軒まわり勧誘するため小さなお子さんのいる主婦が多いの。エホバの証人は暇な主婦の欲望を満たしてくれるの」
1.不倫願望
映画「マディソン川の橋」より
普通の主婦が家族の留守中に出会ったカメラマンと恋に落ちますが家族を捨てられないと別れます。主婦は自分が死んだ時に
「自分の人生は家族のために犠牲になった
だから死んだ時は自分の遺灰を家族の墓にいれず思い出のマディソン橋にまいて欲しい」と子供達に遺言します。この映画が大ヒットした背景は主人公に共感した女性が多かったということでしょう
「主婦は家族の犠牲になるのではなくホンネは自分だけの幸せを追求したい欲望があるの
その欲望を叶えるのが宗教にハマることなの。不倫は倫理に反するけど宗教は「信仰の自由」があるから宗教にハマるのは正しいことで反対する人が悪になるわ
主婦にとってエホバの証人の楽園の教えは魅力的よ
2.家事、育児を放棄したい願望
エホバの証人の活動を言い訳にすればツマラナイ家族の世話から解放され家族の犠牲にならずに済むわ
たも母は真理によって家事育児から自由になったのよ」
「家事育児放棄だよね」
3.不老不死願望
「女性はみんな永遠に美しく生きたい願望があるの」
「綺麗な人は永遠に美しいけどブスはどうするの?」
「それは言わない約束よ」
「家族のために犠牲になっても何も得ないわ。後は年老いて死ぬだけ
エホバのために犠牲になればエホバは永遠の命をくださるの。家族よりエホバを喜ばせた方が遥かに魅力的よ」
「だからエホバ母は夫に「宗教と家族どっちが大事か?」と尋ねると「宗教」と答えるのね」
「夫がエホバの証人にならねば自分だけでも楽園に行って不完全な夫ではなく完全な夫と結婚できるという素晴らしい未来が待っているのよ」
「たもさんがエホバにハマる主婦は不倫する主婦に似ていると書いていたわね」
「子供が離れたら楽園で新しい夫と子供を作ればいいの。ヨブのように楽園の子供の方が美しい子供が生まれるから組織を離れた子供なんかいらないの」
「だから離れた子供に恐ろしいほど冷淡になるのね」
4.ヒーロー願望
「人間は誰もが絶対正義になって悪を成敗しヒーローになりたい願望があるの
正義の神を崇拝する親の言うことを聞かない子は悪だから、子供を鞭や「愛情を与えない」ことより懲らしめて改心させてあげて真理に導いてあげるの。正義と悪の世界観しかないエホバの証人こそがヒーロー願望を満たすことができるの」
「オバさんでもセーラムーンやプリキュアのような美少女戦士になれるなんて夢があるわ」
5.特権意識
「人間誰もが王族とか大富豪とか世襲制政治家の子供として生まれたい欲望があるの」「私はあなたとは違うんです」と言葉にはしないけど特権階級になって越に浸りたいの」
エホバの証人になれば誰でもヨーロッパの王家や貴族の特権階級に生まれた高貴な気分に浸れるのよ」
「どうせ終わりなんか来ないからいずれブルボン王朝みたいにエホバの証人16世とかも出てくるのも時間の問題ね」
「遠い将来エホバの証人がブルボン王朝に並ぶのね。ロココだわ」
6.選民思想
「全ての女性は偉い人から選ばれたい願望があるの」
「ミスコン、タレントオーデションに女性は殺到するし、デビィ夫人みたいにお金持ちに選ばれたいの。でも実際に選ばれる女性はほんの一部なの
カルトは入信すれば誰でも選民になれるから、しかも神から選ばれるのは特権よ」
「要するに誰からも選ばれない人がカルトにハマるのね
「それは言わない約束よ」
「見えない神さまから選ばれて愛されるなんて教え科学的に証明もできないし、嘘だとバレないから安心ね」
「選民思想は自信がつくわ。「カルト宗教信じてました」では綺麗な姉妹はエホバの証人以外を害虫とみなす程に自信に満ち満ちていたわね」
「それ自信というか失礼」
7.依存症
エホバの証人の好きな名言
「王国を第一にすれば全てのものは与えられる」
「人間は王様、女王様になって自分がふんぞりかえっている間に召使いのような誰かが全て問題を解決してくれるというハッピーを求めるの
「エホバが守ってくださる」という教えは自分が宗教活動しているだけで困ったことは神が全て解決してくれるから依存症の人にとっては楽ちんでハッピーなの」
「本当に大丈夫なの?」
「たも母のように現実逃避すればハッピーになるわ。お花畑とも言うわね」
「頭がお花畑な人ほどハッピーよね」
8.ポジティブな人
「エホバの証人はポジティブな人が多いの」
「ポジティブと言えば聞こえはいいけど、ポリアンナ(バカ)や現実逃避またお花畑ともいうわね。もちろん神はいないから、そういう人間の末路は悲惨だけど、いざとなれば生活保護を受ければいいの」
「若い頃は年金免除して極力仕事しないで奉仕活動。年を取れば生活保護。エホバの証人は現在の貴族なのね」
9.支配願望
「親は我が子を自分の延長と思いがちなの。みんな我が子を自分の意のままに支配したい欲望があるの
できたら進学、就職、結婚全て支配して終わりが来ない時にはタダで子供に介護させたいの」
「我が子にお金かけても一流大学に入れる訳ではないし、一流大学に入れても我が子が恩返しる保証はないわ
エホバの証人になれば「この世は今にも終わる」という理由で我が子を大学行かない分お金は自分の老後資金にまわせるわ」
「さらに子供をエホバの証人の開拓者にすれば、社会的自立ができないから信仰を理由に子供を確実に介護奴隷にできるのね」
「賢いわねエホバ母親は」
「カルトは神をバックにつけ権威があるから、子供は親の信仰に疑問に思っても相手が「神」だから突っ込みにくいの。意のままに支配できるわ。上手くすれば夫や家中を支配できるわ」
「たもさんも長老の奥さんから服装を指導されているでしょ。どりぃさんも服装、仕事、楽園で結婚しろと赤の他人から口出しされたわ。世間にいたら人様のお嬢さんの服装、仕事、人生を口出なんかできないものね」
「世間一般では他人の領域に「侵入」行為すれば大ヒンシュクだから正々堂々他人に「侵入」できるカルトにハマるのね」
「中には他人に言われるまま独身を貫き歳をとり悲壮感漂う人もいたわよ。扇動した人はその時には死んでるか
「あなたが決めたんでしょ」と口は出しはするくせに責任はとらないわ」
「他人を扇動して何か問題があっても責任をとらないなんて官僚や政治家より楽ちんでハッピーだわ。選挙もないし」
「エホバの証人になれば赤の他人を意のままに支配することもできるわ。
何が問題があっても責任は取らなくていいから支配欲のある人にはハッピーだわ」
「支配欲のない人は?」
10.断れない人
「エホバの証人の熱心な勧誘に断れない人は大事なカモよ。断れないエホバの証人に健康食品や化粧品買わせたりして散々利用するの。
支配(利用)する人と支配されちゃう人がいるからこそカルトの運営が成立するの」
「需要と供給ね」
「エホバの証人の真理は主婦を自由にするの
主婦を家事育児から解放するの
自分のことだけしか考えない自由を与えられるの
自分の信仰を理由に家族を犠牲にするなんて非常に魅力的な考えだわ」
自分は楽園(妄想)
家族は不幸
「人間という生き物は誰もが
欲望のかたまりの生き物よ
誰もが楽してハッピーになりたいの
欲望があるから騙される
人間に欲望がある限り詐欺師とカルトは栄えるわ。教祖は食いっぱぐれはないのよ」
「だから教祖になるのは狙い目なのね」
自分自身でいたい人
自分の頭で考えたい人
自分で解決したい人
現状把握力が高い人
良心のある人
他人の気持ちを考えちゃう人
この性質の人ははカルトではハッピーになれません