「ロシアによるウクライナ侵攻。第三次世界大戦始まりそうたわ」
「なぜロシアはウクライナを侵攻したの」
トラウマ
ロシアにはトラウマがあるのです
ロシアの地理、歴史から考えてみましょう。歴史はつながっています。今起きている問題は過去からの因果関係になります
ロシアは広大な国土をもっています
しかし、気候は非常に寒冷で長く極寒の気温が続きます。また面してる海のほとんどは冬になると凍ってしまう北極海です。冬でも凍らず貿易や軍事に使える不凍港は数えるほどしかありません。不凍港を入手することはロシアの悲願でした
またロシアは列強の侵攻を何度も受けました
チンギスハンの支配
ナポレオンのロシア遠征
第一次世界大戦後のシベリア出兵
第2次世界大戦ではナチスに攻め込まれます。ソ連兵は突撃部隊を結成し、後ろに突撃兵が逃げないように銃口をかまえた兵士たちを配置してナチスと戦う粘り強い戦いをします
ソ連は戦勝国となりますが、最も被害が多く、モスクワ、スターリングラードなど街は破壊され、2500万人超える人々が命を失います。ソ連はそのトラウマから国境に接する国々を緩衝(かんしょう)地帯にしようと考えたのです
極東は北方領土をソ連のものにして、北朝鮮を社会主義国家にしていきました。そうすれば アメリカやイギリスと戦争になっても自国が戦場になることはないからです
ソ連を中心とした東ヨーロッパ社会主義に対抗して、西資本主義国家は
1949 NATO(北大西洋条約機構)という軍事同盟を結成します
西資本主義陣営と東社会主義陣営の対立を冷戦といいます。アメリカとソ連は、核兵器開発、宇宙開発など対抗します
社会主義‥平等主義
結局はどんなに働いても貰えるものが同じなら、人は極力働かなくなるものです。経済は停滞し、産業が資本主義国家と比べ差がつき崩壊します
秘密主義の共産国家はチェリノブイリの原発事故を隠蔽します。社会主義の隠蔽、杜撰さが世界に明るみになりました
ゴルバチョフ書記長は情報を開示します(グラスノチ)アメリカと対話をして、資本主義陣営に歩み寄り冷戦を終結します
ソ連は経済立て直し 改革(ペレストロイカ)をします。ソ連の軟化より ベルリンの壁が壊され、東ヨーロッパの国々が次々に資本国家となります
社会主義から資本主義と劇的な変化はソ連を混乱させました。街は物資、食料が流通しなくなりソ連市民は不満を抱えます。ゴルバチョフは部下にクーデターを起こされ軟禁され失脚。クーデターを止めたエリツィンが「英雄」となりロシア大統領となります
1991年 ソ連はロシアに戻りロシアから14の共和国が独立します。国連の代表権、核ミサイルはロシアが独占します
ソ連崩壊後もウクライナは新ロシアであり、友好関係を結んでいました
2004年 ウクライナの大統領選挙で新ロシア政権が敗北し新ヨーロッパ派が政権をとりました。ウクライナはEUとの結びつきを強化する方針を打ちだします。反ロシア政権になったウクライナをロシアは報復します
Q. 反ロシアのウクライナに対するロシアの報復とは何でしょう?
A.ウクライナに対し天然ガスの料金を値上げ・供給弟子を数度おこなった
ロシアは天然ガス埋蔵量は世界一ィー
画像 Yahoo!NEWS
ロシアは天然ガスをパイプラインを通して各国に送っています。旧ソ連連邦の構成国には他のヨーロッパ諸国よりも比較的安く供給していたといわれています。ロシアの天然ガスはウクライナを経由して欧州各国まで届けられています
Yahoo!NEWS
つまり、ロシアが仮にウクライナへの供給を停止した場合ヨーロッパ各国もエネルギー不足になります。ウクライナの燃料はロシアに依存しているのです
エネルギーを自国で生産できず一国に依存するならば、その国に隷属するのと同義
それはかつての日本
エネルギーに依存したから戦争に至り、エネルギーに依存したかは戦争に負けのだ
ウクライナのエネルギー事情
天然ガスをロシアから依存していたウクライナは原子力発電に頼ることになります
1990 原発建設を凍結
ロシアが天然ガスを値上げしはじめる
2013 原子力発電を増やす
原発は危険だが、他国にエネルギー依存しないために原発をつくるのだ
NATO
新ヨーロッパNATOに加入しようとします。NATOは元々は対ソ連軍事同盟です。ロシアにはNATOは今でも脅威です。もしウクライナがNATOに加入すれば
国境沿いにNATOですから、ロシアからみたら喉元にナイフを突きつけられたように感じるのです。ウクライナを親ロシア政権にしたいようです
ウラジミール=プーチン
1952 レニングラード(サンクトペテルブルク)に産まれる
レニングラード大学で法学を学んだ後、ソ連国家保安委員会(KGB)に入り東ドイツで活動します
1991 ソ連崩壊直前に、政界入りをします
1999 首相に就任
ロシアから独立しようとしたチェチェンを武力で制圧し、独立を阻止すると、国民の熱狂的な支持を得ました
2000 大統領選で圧勝します
プーチンが大統領就任後に、世界中で石油と天然ガスの価格が急騰して、経済的が良くなります。プーチンのおかげではないのですが、プーチンはカリスマ的支配者になりました
大統領は2期(1期4年)ですが、大統領の延期を6年に延長します
2012 プーチンは大統領に返りざきます
プーチンの対抗馬は容疑をかけられ失脚、有罪となったり、プーチンを批判するジャーナリストは暗殺されます
2015 シリアの内戦にも介入します
プーチン大統領の執務室には初代ロシアピョートル大帝の肖像画がかけられているといわれています
プーチン大統領は、ロシア帝国、ソ連の栄光を再びとり戻したいのかもしれません
Q.国際連合はロシアの侵攻をなぜ止められないの?
国際連合は平和機構ではなく、軍事同盟である
と10か国からなる非常任理事国。15カ国だけの会議だけが優先権を持っている。非常任理事国は2年ごとに改選される
常任理事国だけが拒否権を持つ。常任理事国の戦争は止めることはできない
国際連合はもともと第2次世界大戦連合国
5カ国の軍事同盟である。それが
1945 10月24日に国際連合とされた
ソ連と中国が常任理事国であること自体がブラックジョークである。アメリカはイラクを侵攻したし、常任理事国は戦争やりたい放題なのだ
「疫病の蔓延(コロナ)
コロナ自粛による不景気
環境破壊(地球温暖化)
北の王と南の王の戦争
役にたたない野獣(国際連合)
某カルト信者は今頃「終わりの日の始まりよ!」と大喜びしてそう」