ことりの啓示

カルト宗教、洗脳研究

宗教ブログ

宮崎勉

東京、埼玉連続幼女殺人事件

1988年8月22日 埼玉県入間市K子ちゃん(4歳)を連れ去り

10月3日 飯能市でY子(7歳)を誘拐

12月15日 埼玉家川越市で誘拐された村瀬由美子ちゃん(4歳)の死体が発見

1989 2月 K子自宅の玄関先にK子の骨の一部をいれあ段ボール箱が置かれた。警察が行方不明女児のものであると断定できないと公表すると「今田勇子」の名で犯行声明文を出す

 6月6日には東京都江東区で中田奈々ちゃん(5歳)の胴体が発見された。後に頭部の骨が見つかったが下顎が取り外されており、頭部は標本のようにツルツルに磨かれていた

1989年 7月24日 八王子で少女強制猥褻で逮捕された男がいた。男の車は紺色のラングレーで車内からルミノール反応あり。シートの上に軍手をビニール紐がかくされていた。東京、埼玉連続幼女殺人事件のホシの車はツートンカラーのカローラⅡとされていた。大峯泰廣刑事は管轄外だったがこの事件に興味を持ち取り調べに立候補した

大峯「捜査一課の大峰だ。こいつは酒井。捜査一課って何をするところか知っている?」

宮崎「…」

大峯「じゃあ教えるよ。殺人、誘拐、強盗、放火をやる専門の係りだ。何のためにここにきたかわかるよね。女の子に悪さしたからここに来ているんだよ。女の子の裸を撮っていただけじゃ、俺達はこないんだ。人の話聞いてる?」

宮崎「…」

大峯「お前はこうして警察に来ているけど、まだ話していないことがたくさんあるよな?」

宮崎「どういうことですか?全部話しています」 大峯は話題を切り替え、雑談をはじめた

大峯「他に趣味は」

宮崎「カメラです」

大峯「どこで撮影するの?」

宮崎「都内です」

大峯「都内の、例えばどこ?」

宮崎「有明とか…」

大峯「有明有明で何を撮影していたの」

宮崎「テニスをしている人」

大峯「五日市から有明まで遠いな。そろそろ夕食だな。よしいったん飯を食って休憩しよう」

大峯は「有明」と聞いてハッとした。有明は中田奈々ちゃんの誘拐された東雲から近い。大峯の中で点と線がつながった

大峯は夕食後、車の血痕と軍手。ビニール紐について宮崎を追求すると宮崎は酷く動揺し自供をはじめた。日本中を震撼させた難事件の容疑者をたった1日で自供させた大峯は後に「伝説の刑事」と呼ばれる

連続幼女殺人事件の容疑者が逮捕された一報が流れると報道陣が宮崎の実家に殺到した。地元で新聞社を経営した父親は「息子は優しくもの静かな性格で、事件に関係しているはずない」と息子の犯行を否定した。そして記者の要望に応じる形で、息子の自室をメディアに公開した

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週間文春 オンライン

2000本のビデオ、漫画が山積みの部屋が報道されると「やはりこいつな犯人か」と日本中が思った

宮崎勤はは進学校 明大中野高校に進学。知能指数135(東大生の平均IQ128)非常に頭が良く、奈々ちゃんの死体を遺棄した山林の場所を正確に記憶していた。一方で、社会的に無知な面があった。殺人を犯したら死刑になるという自覚がなく、罪の意識も低かった。言い逃れをしようとするものの、詰めるとあっさりとみとめて、スラスラ話す。刑事は宮崎は「ある意味で〝純粋‘’だった」

家族とは話をしない。親父は嫌い

宮崎勤

勤は「手の平を上に向けられない」先天性的障害を持っていた。勤はこの障害のため幼稚園のお遊戯でみなと同じ仕草ができず笑われたりした。先生たちは勤の障害に配慮を示さなかった。父親は障害のある息子をひた隠しにしていたと父の友人は証言した。この障害のためにクラスメートからからかわれ親からは「恥ずべきもの」とみなされた宮崎は自信がなく、友達もできず内向的な人間になった。イジメにあう息子に

ケンカに勝てないなら、勉強で勝て

と家庭教師をつけ猛勉強させた。勤は成績優秀で足が速く陸上部で活躍したが高校に入学すると成績は低迷して明大に内部進学できず短大に入学した

朝、見かけておはようと声をかけたけど返事をしてくれない。それが続いて、彼はからかわれていると思ったのか、私を睨んだりしたので声かけるのをやめた。みなに対してもそうで、みんなでスナップを撮ろうとしても、絶対に写ろうとしなかった

短大の同級生

家庭

宮崎家は地元の名士

曽祖父 村会議員

祖父 町会議員 絹織物工場を経営する実業家。工場には女工さんが十数人いて、祖父は女工さんに手を出し何人も子供を産ませた

父親 地元紙を経営する実業家。宮崎父は不倫をしていて 父は母親を虐げていた

克己さんは、奥さんの言うことは絶対に聴かない。全部自分の思いどうりにやろうとする。勤は母親とはよく話をするが、話している時に父親が入ってくると、スーッとその場を離れて自分の部屋に行ってしまう

元従業員

祖父、父と性的衝動が強い家系だったのかもしれない

800万円もするイメージスキャナーも買ったし、勤が家を継ぐからといって400万円の中古の印刷器も入れた。そういう資金は奥さんの借金にしちゃうから、経理担当の奥さんとは資金繰りで走り回らなければならない。それが諍いのもと

母親の知人

シリアルキラーにとって殺人=セックスである

勤自身はペドフィリアロリコンではない。大人の女性に興味があったが話しかける勇気がなかった。幼女に手を出したのは幼女が騙しやすかったからだ。幼女に性行為を行うときすら幼女の反応が怖くて、何も反応しない死体にしてから性行為を行なった

宮崎家は代々地元の名士だったが代々歪みがあった。この歪みは継承すればするほどに歪になり、終には自殺や殺人でその家系は絶える

滅びる家系

宮崎勤が逮捕されると宮崎家の親戚たちは姓を変更した

裁判では勤は父に「お前が悪い」と言い放った

父親は、自宅を売り払ったお金を被害者の賠償に充てて1994年に多摩川へ身を投げた

裁判中、宮崎は最後まで自分の行いを向き合うつもりは全くなく「ネズミ人間」のせいにした。宮崎にとってこの世界は「全て夢の中」だった

2008年 宮崎勤死刑執行

勤の遺骨は母親が引き取った

犯罪者の多くは、親や家庭環境に問題があったケースが多い。小さい時からの育ち方、成育歴によって犯罪者になるかならないかが違ってくる。最も大事なのは育て方なんだ。犯罪には計画的なものと突発的なものの二種類ある。計画的に犯罪を犯した人間には、調べてみると成育環境に問題があったケースがとても多い

峯田

宮崎家の場合

宮崎父は障害を持って生まれた息子をひた隠しにしていた。障害のある子供は愛さない。条件付きの愛しか示せない父だった。勤は障害を持った自分に冷淡で母を虐げ不倫をする父親を憎んでいた

それが犯行動機の全てではないが、成育環境の歪みが彼のこころに利己的な自我を芽生えさせた可能性は高い

大峯は息子の通う中学校が学級崩壊していることを聞くと、不良少年たち7人と面談して教え諭した。大峯は子供ではなく親が変わらなければならないという。7人のワルの親たちと面談して「愛情をもって子供に接してください」とお願いしてまわり多くの少年たちを更生させた。大峯が取調室で見てきた犯罪者たちは共通する特徴があった

みな家庭環境に問題があり、親の愛情が薄いと感じていたことだった

大峯は子供のうちに指導すれば、犯罪は抑止できると刑事の経験からわかっていたのだ。伝説の刑事都呼ばれた男はこう断言する

生まれながらの犯罪者なんていないんだ

峯田 泰廣

凶悪犯罪とは長きに渡り代々続く歪んだ家系の負の連鎖の終着点なのです。最後は凶悪犯罪や自殺で負の家系は終了します。この負の連鎖を断ち切るためには「教育」が必要なのです