はじめて買ってもらった漫画は「キャンディキャンディ」漫画は大好きなんだけどイライザのキャンディに対する意地悪が壮絶でトラウマレベルだった
子供の頃イライザの性格の悪さが理解できなかった。自分で自分のこといやにならないのかなと
イライザがサイコパスなら
あの性格の悪さは納得できる
1. 幼少期からの異常行動
家庭教師が家庭教師が38回もかわってるんだよ。甘やかしすぎたのさ。あんたもこれから大変だよ(ラガン家の召使いたち)
2. 人を利用する
キャンディが作ったパイをイライザが作ったことにしてエルロイ大おば様にプレゼント。キャンディの手柄を横取り
3. 自分の悪行を人になすりつける
自分たちのイタズラをキャンディのした事になすりつける
4. 操作する
自分たちがキャンディを虐めてるのにキャンディが暴力を振るうと大おば様に告げ口して大おばさまをマニュピレート操作してキャンディに攻撃させる
5. 他人の権利を侵害する
初恋のアンソニーがキャンディのことを好きなことを知りラガン家のジュエリーをキャンディの部屋に隠しキャンディに泥棒の濡れ衣をきせメキシコにとばす
イライザがキャンディをイジメる理由
「あなたじゃないでしょ!お嬢様と呼びなさい!」(一巻より)
キャンディとしてはイライザの話し相手として引き取られた訳だからキャンディは友達としてイライザと対等に接した。イライザは孤児院の子がお嬢様である自分に対等に接っしてきたのが許せなかった。
6. ヒエラルキー
サイコパスは自分よりも社会的地位が高い人物や自らの所属する組織といったもの上位の権利を尊重する一面がある
自分よりも下と思ったものは徹底的にいじり倒す傾向がある
孤児院出身のキャンディは自分より下にいなくてはいけないことを思い知らせるため
7. 相手に「勝つ」それが全て
相手を屈服させ自分の下に置くために勝つ
相手を苦しめる支配する事でしか心の平安を得られない
メキシコに飛ばしてやっと勝ったと思いきやアードレーの当主ウィリアム大おじさまの養女になりイライザより上の立場になって帰ってきた。
あたしよりいいドレス・・・
8. 中傷する
ロンドンの寄宿学校ではキャンディが特別室だったのが許せずキャンディの中傷を言いふらす
9. 他人に罪悪感をうえつける
お前のせいでアンソニーは死んだのよ
アンソニーの死は事故でありキャンディのせいでない。サイコパスは他人の罪悪感をかきたてる達人。罪悪感をうえつけるのは「支配」するため
「明日の礼拝は灰色の制服にくるように」と気の弱いパティに脅し嘘の伝言をさせるよう操作してキャンディに学園で公開処刑させる。
フランス語のプリントをキャンディにだけ配らない。
取り巻きのルイーズに共謀して操作して
「キャンディにも配りました。」と嘘をつかせてキャンディをはめようとする
キャンディの中傷を他人に言いふらしてエルロイ大おばさまや学園の取り巻きたちになど懐柔した他人を操作して自分の手を汚さずして間接的ターゲットを攻撃させています
10. 取り巻きがいる
キャンディをおとしめるためのネタを掴むためにキャンディの後を尾行。
兄ニールの作ったおとしあなに落ちる
そのとき助けられたテリィに恋に落ちる
テリィとキャンディの仲をやっかみ引き裂こうとするイライザ
「あの子うちの使用人見習いだったのよ人にとりいるのが凄く上手いの。あの子はママと私の宝石を盗んだの。あの子ほんと悪いんだからニールを殴ったりするのよ。」
「君今の顔鏡で映してごらん。悪口を言う人の典型的な顔だから」
テリィの言ったことは『真実』である。しかしイライザは
「私を馬鹿にした」
11. 自分の過ちを認められない
常に自分が正しく悪いのは他人
12. 陥れる
テリィの仕返しに偽手紙でテリィとキャンディを馬小屋に呼び出しシスター達に現場を押さえさせる。キャンディを学生牢にいれ退学に追い込もうとする
「なんでキャンディを馬小屋に呼び出したんだ」ステアとアーチに詰め寄られたテリィ
「俺も呼び出し出された」
呼び出しの手紙を見せられたアーチとステア
「この字は・・イライザ!」
「これをシスターに見せよう
「あの雌ギツネが私は知りませんといえばおしまいさ」(テリー)
「首を絞めたって言わせてやる」(アーチ)
13. 病的な嘘つき
「あいつは死んだって嘘をつき通すさ なぜ嘘発見器を作らなかったんだ(ステア)」
14. 自慢する(嘘でも)
アメリカで俳優として大スターになったテリィ
イライザは社交界でテリィと同じロンドンの寄宿学校で
「テリィがイライザとつきあっていた」と自慢するが本当は
「テリィがイライザにつばきかけた」
キャンディ文庫本5巻より
15. 人を虐めるのが生きがい
「キャンディあたくし来週ブロードウェイいくのよ。ある方の芝居を見に・・・誰だかわかる?テリュースよ」
「キャンディどうしてブロードウェイ行くって言わなかったの?」
「イライザはあたしをいびるのが生きがい
なんだから。楽しみを奪っちゃ可哀想だわ。」
キャンディ余裕です。イライザの取り扱いが上手になり立派なイライザマスターに成長しました
テリィはテリィを庇うために足を失ったスザナを選びます。そんなキャンディに対し
テリィはあんたよりあんなスザナを選んだのよ
心優しいスザナを馬鹿にしたイライザに対しキャンディは怒る
「スザナは立派は人。あなたは心が腐った人」と的確なツッコミをしたキャンディ(読者全員がうなづいただろう)
16. 自己評価が高い
自分がマトモと思いこんでいる
サイコパスは自分を完璧と思い込み
良心のある人間がおかしいと思い込んでいる
イライザの相棒
街でチンピラにからまれたニールを助けるキャンディにニールは好意を抱き始めます
恐らくニールは自己愛性人格障害です。良心が欠けていますが実は自分に自信がなく打たれ弱いです。自己愛の肥大した毒親とサイコパスな妹に囲まれてスクスク性格が歪んで育ちました
毒家族育ちのニールは無償の愛を与えられたことがありません。初めて無償の愛を与えてくれたキャンディを好きになったのです
(6巻より)
「キャンディを追い出す計画があるのか?」
「ぜーんぜん。でもウィリアム大おじさまがお亡くなりになればエルロイ大おばさまが大総長よね。そうすればキャンディを追い出せるわ。あたしお祈りしなきゃ。」
17. 冷淡
他人の死をお祈りする。サイコパスには底知れぬ闇がある
「ウィリアム大おじさまの死を?」
「そう。あたしキャンディがヘラヘラ笑ってここにいるのがたまらないの。キャンディがベソかいて無一文でシカゴからでていかない限りイライラするわ。」
異分子であり一度不要とレッテルを貼った人間にサイコパスはとことん冷淡で無関心になります
18. ゾッとさせる目
イライザのサイコぷりににとうとう兄のニールまでゾッとしドン引きしてイライザと距離を置きはじめます
常に意地悪ばかり考えてるため兄さえゾッとさせる邪悪オーラ習得
キャンディに好意を持ったニールはキャンディに迫ります。(今まで散々イジメてたくせに)キャンディに拒否されたニールはアードレ家の力でキャンディの勤め先の病院に圧力をかけて首にします。キャンディが再就職できないようにシカゴ中の病院にも手を回します。それでもキャンディは自分を嫌う(当たり前だ)
テリィの名をかたりキャンディをおびき寄せます。キャンディに完全拒否されるニール
「あたしニールが嫌い」
「そんな愛し方しかできないなんてニールは可哀想な奴だね」
無償の愛を与えられたことのないニールは好きになった女の子に歪んだ愛情表現しか示せなかったたんです
キャンディいびり同志である兄のニールまでもがキャンディに夢中になり
「キャンディと結婚しなければ戦争に志願して死ぬ」と言う
キャンディとニールの婚約パーティー の時にヨボヨボのジジィだと思っていたウィリアム大おじさまアルバートが登場し
「僕の大事な養女が勝手に婚約させられては困ります。ニールくん君には悪いが結婚はキャンディの意思で決めさせたいんだ」
ベソをかいて逃げ出したのはキャンディでなく兄のニールだった
死にそうな爺さんと思ったウィリアム大おじさまはアンソニーが大人になったような若いハンサムでした
キャンディがアルバートの命の恩人であると知った大おばさまもキャンディを認めキャンディはアードレ家で確固とした地位を持つ。もうキャンディに手出しはできません
イライザ顔面蒼白でキャンディを見つめ立ち去る。屈服したのはイライザでした
アンソニー従兄弟達、テリィ、兄がキャンディに魅了される理由は一生かけてもこの人にはわからないだろう
この手系の人は普通の人が息をしなくては生きていけないように意地悪しないと生きていけないのかもしれません。だいたい漫画にはサイコパス系ヒールがいらっしゃいます