かつてアドラーは言った
人間には社会的な優越性を限りなく追い求めてやまない一面がある アドラー
人間には自己実現を求める基本的な要求があります
自己実現を求める衝動
「もっと成長したい」「もっと素晴らしい自分になりたい」。人は自分の夢の実現のためにまた望みのものを得る為に日々切磋琢磨して努力という戦いをすることによって攻撃をします。それがスポーツだったり
2018USオープンテニス大坂なおみ優勝記念号 2018年 10 月号 [雑誌]: ダンクシュート 増刊
- 出版社/メーカー: 日本スポーツ企画出版社
- 発売日: 2018/09/13
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
芸術だったり
将棋だったり
人類に貢献する研究を極めてノーベル賞受賞したり
受験だったり。仕事だったり
健全な攻撃力
人間は自己実現を達成するために、日々の生活でなにかを成し遂げたり、危機を回避したり、自らを向上させたり、困難を乗り越える為の力。それが健全な攻撃力です
不健全な攻撃力
自己実現でなく他人を攻撃して他人を屈服させることより支配するのが最終目標です。相手の人格を潰す。相手が泣いたり、精神を病んだりさせた時彼らは相手に 「勝った」と勝利の余韻にひたります
不安からの逃れ道は、他人を強制的な簡潔に保っておくだけでなく、他人を支配し、他人に打ち勝つことによって、他人を自分自身の意思に従わせることによって達成できるということである。もし我々が、他人を自負自身の意志に従わせる以外に、不安から救われ得ないとなれば、不安を和らげる方法はどうしても、本質的に攻撃的とならざるを得ない ロロ=メイ
このような人を攻撃性パーソナリティ障害、サイコパスといいます。サイコパスは1人1人個性がありますが主に2種類に分けられます
1. 反社会生サイコパス(直接攻撃型)
文字通り暴力で直接攻撃するので極めてわかりやすい。例えば
石橋和歩は煽り運転トラブルを度々繰り返していました。煽り運転が彼にとってゲームでした。相手に謝罪させ慰謝料をとった時ゲームに勝ったと思っていたのでしょう
こんな感じのトラブルメーカーです。パワハラとイジメをする人もこれに含まれます
わかりやすい直接攻撃型は「君子危うきに近寄らず」と関わらないこともできますが
2. 向社会性サイコパス(潜在攻撃型)
寄生型サイコパス
支配型サイコパス
社会性の高いサイコパスもいます
彼らは文字通り潜在的に攻撃を仕掛けます。攻撃にされていることさえ気がつかないこともあります
サイコパスの最終目的は自分が神のようになり他人を支配すること
彼らはターゲットを支配するため見た目を磨き上げます。外見は魅力的で饒舌で世間では立派な人物と評価されます
魅力で取り込まれた後は奴隷のように扱われます
まさに聖書にでてくる「羊の皮を被ったオオカミ」のような人物です
または綺麗な外観の花で虫を誘い虫が止まったら虫を食べる食虫花のようなものです
マニュピレータ
向社会性サイコパスをマニュピレータといいます
マニュピレータは「操作する者」人をマインドコントロールする者です。人を支配するのが目的です
マニュピレータ約束の地
マニュピレータは政界、法曹界、宗教界、経済界のトップに君臨したがります。そこなら大勢の人を支配できるからです
共感を知らない彼らは他人をチェスの駒のように扱いゲームを仕掛けてゲームに勝つそれがマニュピレータの目的です
また人間の人格パーソナリティはは主に2種類あります
1.パーソナリティ障害(攻撃人格)
2.神経症(脅える人格)
人格の軸線上では神経症からサイコパスを軸線上に両極にして、どんな人もこの線上の位置に属します
サイコパスにしても神経症にしてもスペクトグラム(連続体)であり、ここまでが異常でここから普通と線が引けるものではなくむしろその傾向が強いという感じです
攻撃よりの一部の人が問題行動を起こしているだけでほとんどの人は健全な社会生活を営んでいます
神経症とパーソナリティ障害
騙すか、騙されるか
殴るか、殴られるか
利用するか、利用されるか
搾取するか、搾取されるか
いじめるか、いじめられるか
自殺させるか、自殺するか
殺すか、殺されるか
支配するか、支配されるか
神経症チェック
🔲 良心と自我発達し過ぎ
🔲 罪悪感と羞恥心を過剰感じ過ぎて苦痛と不安を感じる
🔲 不安感が強いと無意識に防衛機制がかかる
🔲 自己評価が低い
🔲 自分の意に沿わない結論や社会的な拒絶に過敏である
サイコパスチェック
🔲 良心がない
🔲 罪悪感と羞恥心がない
🔲 不安感がない
🔲 誇大する自己評価
🔲 他人は利用するもの
🔲 自分の行動が原因で他人が迷惑を考えない。
サイコパスの頭の中
サイコパスは脳の扁桃体(不安、罪悪感)と眼窩前頭皮質(共感.衝動)の活動が低下している状態
(サイコパスラボより引用)
人間は不安があるから悪行を行う時罪悪感を感じます
罪悪感があるから痛みを感じる。痛みを感じるから他人に共感ができる
不安と共感こそが人間の良心です。人間の良心が悪行のストッパーになります。サイコパスは良心つまり感情と共感を知らない彼らは冷淡で他人を道具かおもちゃのようにしか感じません
サイコパスと反対に扁桃体と眼窩前頭皮質が過剰に活動し過ぎた状態の人がいます。それが神経症です
神経症 (脅える人格/支配されちゃう人)
人間は扁桃体が過剰に活動すると絶えず不安や罪悪感を感じます。最低限のコミュニケーションさえ取れない程緊張する人さえいます
罪悪感を感じ過ぎる神経症はサイコパスにつけ込まれやすく餌食にされやすいのです
サイコパス最大の要求は
自分の利益の為に他者を都合よく使いたい。
(支配したがる人たちより)
共感と不安がないから平気で人から酷い言動ができ、搾取したり、利用したりします
その為に相手が精神を病んたりになったり自殺しても罪悪感がないから何とも思いません。寧ろ騙されたり利用される方がバカとしか思いません
96%の人間は良心が当然備わっていると思いこんでいるからサイコパスに攻撃されても何故そんな目にあうのか理解ができません
良心のある人には「他人を支配したい」からという理由で他人を攻撃する人間がいるなんて考えもつかないからです
ですが良心のない人は間違いなく存在します
彼らは精神構造が違います。話し合っても平気で嘘をついたり、都合が悪くなると逆ギレしたり、話の論点をすり替えたり、まるで宇宙人と話してるようです。
場合によっては自分の僕を使い自らの手を汚さず攻撃を仕掛けてくるかもしれません
ターゲットにされたら利用され奴隷のように扱われます。ある人は大金をせしめ取られたり、ある人は都合いいように利用され精神を病むまで追い詰められたり大幅に人生を狂わされ支配されちゃいます
マニュピレータを一目で見分けるのは簡単ではありません。頭に角が生えたりいつも手に刃物をもってるわけではありません
そのような人は対人関係に独特のパターンがありますからそれを知り早めに気づいてその人から離れることです
しばらく一緒にいると、何となく疲れて重苦しい嫌な気持ちになる人です。(攻撃されているため)
羊の皮をまとったマニュピレータに支配されない為に「ワルの手口をしり」防衛することです。