私たちは
世のため
人のため
金のために活動することり真理教なの
今日は日本中を震撼させたカルト「オウム真理教」を学ぶわよ」
オウム真理教はここが凄い
「世界初、化学兵器を用いて自らハルマゲドンを実行したはじめてのカルトなの。(今までのカルトはリンチと集団自殺)」
「なんて反社会的なの。カルトの鑑だわ」
「それを可能にしたのが、理系のエリートたち。理系エリートたちのブレインこそがこのテロを可能にしたの
凄すぎる幹部たちの学歴
林郁夫(無期懲役) 慶応大学医学部
石川 灘高→東京大学医学部
冨永(懲役17年) 灘高→東京大学医学部
端本悟(死刑) 早稲田法学部
中川智治(死刑) 京都府立大学医学部
村井秀夫(刺殺) 阪大理工学部
早川(死刑) 神戸大学
青山弁護士→京都大学法学部
麻原彰晃(死刑) 盲学校卒
「なぜ理系エリートたちが麻原みたいな盲学校卒ペテン師に騙されたの?」
「それは長年の謎。今日は理系エリートをテロリストにした麻原彰晃を考察するわよ
生い立ち
本名 松本智津夫
1955年 畳屋を営む夫婦の7人兄弟の4番目の子供として生まれる
祖父は平壌で警察署長を勤めていたと親戚は語る。一家は戦後朝鮮から引き揚げてきて熊本県に居を構えた
松本家の長男は全盲で、智津夫と弟も生まれつき視力が弱かった
1.幼少期からの問題行動
智津夫は勝気でやんちゃな子供だった。両親は手を焼いていたようだ
- 男の子と遊ぶと喧嘩ばかり
- 女の子とお医者さんごっこをやって、女の子の性器に砂を入れた
- 蛍を沢山捕まえて、う○こに頭のところを突き刺して、「おーい」蛍がいっぱいいるぞといって女の子を呼び寄せた。沢山の蛍の光を見た女の子が感激してそれを掴み 女の子の両手をう○こまみれにして、泣かせた。女の子の父に殴られた
イタズラばかりするため両親から忌み嫌われた
母親は「智津夫は私の子じゃない。恥ずかしくて歩けないよ」近所に言いふらしていた
父からスイカを盗んだと折檻された
働き詰めの両親に変わり12歳年上の兄が智津夫の面倒をみていた
簡単な足し算なら3歳ごろからできたし、名前も書けていた(長兄)
生活に困窮した両親は6歳の智津夫も長兄と同じ全寮制の盲学校に入れさせた。智津夫は弱視だが目は見えていたため盲学校は嫌がった
最初のころは毎晩布団で泣いていた
今は目が見えているが、将来は見えなくなるかもしれないと親としては「子供のためを思って」のことだが、智津夫には伝わらなかった
両親にとって私はいらない子だったんだ。私は親に捨てられた
盲学校の生徒たちは週末は両親が迎えに来て、週末を実家で過ごすのだが、松本兄弟だけは寄宿舎で過ごした
学校の教室はベニヤ板で仕切られただけの老朽化した建物で寄宿舎は6人部屋だった。そんな学校生活楽しいわけないだろう
14年間の盲学校で両親は一度たりとも面談に来なかった。洋服、生活雑貨の差し入れも全くなく、みかねた教師たちが上級生のお下がりを譲り受け使わせて貰った
両親が国から降りる就学支援金を実家に送らせて生活費に充てているのを知った智津夫は両親に不信感を募らせた
将来はロボット王国を作りたい
2. 狡猾
弱視である智津夫は盲学校では「強者」だった
おやつを配るのは寮母さんの役割りだが、寮母さんが仕事で追われている時、智津夫が率先さてお菓子を配る役割りをした
例えば、1人5個のお菓子を配るならば、全盲の子に2、3個に配り。後は自分が食べてしまう
もちろんバレる
寮母さんに叱られたら「ごめん」と謝るも、ほとぼりが冷めると同じことを繰り返した
3. 暴力、衝動的
落とし穴をつくった
全盲の子をいじめ抜いて子分扱いした。布団の上げ下ろし、洗濯をさせていた
4. 他人に寄生(利用)する
智津夫には
自分のために、まわりを利用しようという意識があった
社会の常識は、自分の敵だと思うとった
人の上に立ちたいという名誉欲があった
全盲の子が外出すると、介助者になった智津夫は食事を奢らせ、その子の金で欲しいものを買わせ、最後は「外に連れていった日当をよこせ」嫌というなら
「智津夫に殴られたり投げ飛ばされた後、いつも「寮母先生に告げ口したら、殺すぞ」と言われてました」
5.良心の欠如
盲学校の生徒に万引きの強要させた
6.他人に冷淡
「顔の形が変わるくらいビンタされた」
女子に対し(屋上で)「ここから落とすぞ」と脅した
7. 他人の権利を侵害する
新しく買った辞書がなくなった。松本君は私の名前の上に自分の名前を書いて素知らぬ顔で使用していた(同窓生)
高校生になると智津夫は体格に恵まれた青年に成長した
柔道2段を習得
身体障害者の1500m走で4位入賞
しかしら相変わらず智津夫は暴力を振るい続けた
全寮制盲学校はカルト宗教のような閉ざされた世界だった。彼は暴君となりその閉ざされた世界に君臨した
生活態度の悪さを寮母に諌められた時は、悪びれることなく
俺が宿舎焼くぐらいのことは、やってやっぞ
生活指導の先生から注意されたら
いうだけは、何言うたって勝手だろ
8. 口達者
中学生の子を骨折させた
とうとう父兄たちが「そんな子は退学させろ」声をあげた
教師は行き場がない智津夫に対し「あと少しで卒業だから」と父兄たちを説得し智津夫は卒業することになる
智津夫の性格が恵まれない家庭環境のせいかもしれない。しかし智津夫の兄、弟はこれといってトラブルを起こす子ではなく智津夫だけが問題児だったのだ
麻原の兄は腕の良い鍼級師だったが、サリン事件後、鍼級院は閑古鳥になり閉鎖。麻原の母は亡くなり立て続けに長兄も53歳で亡くなる。麻原の父は行方不明になる
9. 権力欲
暴力的な智津夫は人望は皆無だった。小学校、中学校、高校と生徒会に立候補しては
10.自信満々でナルシスト
落選し続けていた。選挙に落ちた時は「先生たちが票を操作して自分を落とした」と話していた
11. 自分は嫉妬され攻撃されていると思い込んでいる
智津夫は盲学校の生徒からお金も巻き上げていた。盲学校を卒業するまでに300万円お金を貯めていた
智津夫がオウムでやっていたことは盲学校の延長です(盲学校教師)
12.現実的な長期にわたる目標がない
智津夫は熊本大学医学部を受験すると言い出した。当時の熊本大学医学部は全盲は受験できない
熊本大学医学部を諦めて鍼灸院で働きながら東大法学部を受験すると決意した。智津夫の成績は盲学校の中の上。先生方は語る「彼が合格する大学は当時はなかった」
鍼級院では
協調性がなく、人バカにした態度だった
(将来何になりたいのか?)問うと
「弁護人か宗教家になりたい」智津夫
13.犯罪歴
1976 従業員を殴り、怪我をさせ逮捕
松本知子
両親は教師。明るく成績優秀、中学生の時には生徒会副会長。名門木更津高校出身。母と同じ千葉大学教育学部を目指し一浪中だった。智津夫は純粋な知子をかどわかし身篭らせ結婚
智津夫さんは、私に出会う前にずいぶん女の人を追いかけては逃げられたのよ
14.言っていることがコロコロ変わる
「ダイエットに効く」「難病が治った」という誇大広告で荒稼ぎした
15.嘘を慢性的につく
保険金不正請求により、県から罰金670万円
自然食品の店「BMA薬局」を出店
B ブッダ
M メシア
A アソシエーション
誇大広告で店は繁盛したが、偽薬販売て逮捕された。この事件は新聞に掲載。BMA薬局は倒産した
暴力団の影
山口系暴力団のAのところに身を寄せていた。髪をのばしたのはAの影響
16.宗教に興味がある
自念信仰会
智津夫は宗教団体と経営指導教室を主催するNに経営を学ぶ。最初Nは智津夫に胡散臭さを感じ弟子入りを断ったが智津夫のしつこさに智津夫の出入りを許すようになる
Nの自宅のブザーを押すと居間に入り込んだり、勝手に冷蔵庫を開けてジュースを飲んだり、N専用のタオルで顔を拭いたり、金を貸してとねだる
智津夫「政治家になりたい」
N「金がなくてもなれるのは、宗教家だよ。どうにもならない気の弱い人間ばかりが宗教には集まってくるんだから、そいつらを魚釣りのように釣ればいいじゃないか」
智津夫は人件費がかからない「宗教ビジネス」に興味を示した
Nは智津夫に「彰晃」という名前を与え ヒトラーの人身掌握術を教えた
例えば政治家が公約をいつまでたっても遂行できず、国会で追及を受けるとする。その時、どうするか。政治家は、この件は将来の国家のため大事なことだから軽率に結論は出せない、と答弁する。そうなると、質問した方が軽率だということになる。詭弁術とは、そういうものだよ
Nは麻原の強欲ぶりにたもとをわけた
智津夫は超能力修行の阿含宗に入信。宗教にのめり込み家に帰らなくなった。夫婦仲は冷めきっていた
夫婦は教育熱心だった。娘3人は英才教育を行なっている幼稚園に通っていた。教育熱心な反面 夫婦は衛生管理は無関心だった。3人の娘たちはお風呂に入っていないようで黒光りしていて、痩せ細っていてお腹だけがぽこんと出ていた
1984 智津夫は目川探偵事務所を訪ね宗教団体を立ち上げるため「天理教の内偵」依頼した
教義ではなく、大教団の組織の維持とお布施の集金システムについてだ
宗教は儲かるだろうか?
調査費用が20万円かかるというと、目が不自由とあかし、2万円に値切った
天理教の布施システムを聞いた智津夫は「新興宗教の名前はどんな名前がいいですかね?」
目川「オーム(家の向かいにある電気屋の名前)なんかいいじゃないですかね」
智津夫はヨガ道場「オウム神仙の会」を設立する
最初のオウムはヨーガサークルであり、美容、健康を求めた女性会員が多かった。松本は家に帰らなくなる。智津夫はその後100人の美人の弟子を愛人にしたという
17.性関係の乱れ
当時はヨガサークルだった
オカルト雑誌に空中浮遊の写真を掲載して「自分のもとでヨーガ修行をすれば超能力が身につく」と会員を募集した
ヨーガの先生だった麻原は、非常に優しく感じが良かった。夜遅くまで人の話をよく聞いて的確なアドバイスをして評判が良かった
18. 衝動的
麻原はある日「ヨーガ道場をやめて宗教始める」
これからは仏教でやるかヨーガでやるか、仏教系だったら(男は)坊主だからな
と唐突に言い出した
真理教なんてどうだ
宗教になると会費が跳ね上がり、純粋にヨーガをしたい三分の一の会員が辞めた。しかし、雑誌の広告、または出版物により信者続々と増え続けた
教祖 麻原彰晃の誕生である
火災が起こり、飢饉が始まった。全世界でこの災難を免れるのは、新しい人間の種族と新しい生活をはじめ、大地を一新して浄化する使命を帯びた数人の清い、選ばれた人間だった(罪と罰)