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イジメる人の心理(神々の戯れと創造)

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今日は社会問題であるイジメについて学ぶわよ

イジメ

いじめとは、同一集団の相互作用過程において優位に立つ一方が意識的に集合的に他者に対し精神的、身体的に継続して苦痛を与えることである

自分より立場の弱い人に対し

一方的に身体的、心理的に攻撃を継続的に加え

相手は深刻な苦痛を感じている

Q.1イジメられる方にも問題があるのでは

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からかわれやすい性格の人を

専門的にはヴァルネラビリティ(被虐性=攻撃を招きやすい性格)と呼ばれる

コミュ障、軽度の発達障害が多いと思われる

しかし、イジメる方に問題があるのは言うまでもない

「いじめっ子」のメカニズム

1. 全能感に満たされている状態

2. それが邪魔されて「不全感」が生じる

3.「いじめ」という行為を通して「全能感」が回復される

いじめっ子の脳内

2008年ベンジャミン=レイヒー(アメリカの心理学者)の実験

いじめっ子に他人が苦痛を感じている映像を見た時、彼らの脳では扁桃体や腹側線条体などが快感や喜びに関係する領域が活性化されることが確認された

他人の不幸は蜜の味

虐めの常習者は他人が苦しんでいるこのを見ると「快感」が生じるメカニズムが脳内で働きそれがドーパミンなどの物質への嗜癖になる

「依存症ね」

この嗜癖をはさらに強い

「いじめ」を求める子は「イジメ依存症」なのだ。これはDVにもあてはまる

「健全な人間は他人が苦しんでるのを見ると共感して自分も苦しくなるの

虐める人は脳に異常があるの

Q.2イジメをする人間の正体とは

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A.サイコパス、もしくは自己愛性人格障害

彼らは人格異常者である

小学校で過ごす 6年間は児童期にあたり、社会性を身につける上で重要な時期である。子供たちは、学校での生活をが中心となり、親よりも親友との関係を強めていく

8歳から11歳にくらいになると自発的にグループを作るようになる。4〜8名からなる非常に閉鎖的なグループで、気の合う仲間同士でいつも徒党を組んでいる。こうした集団をギャング集団、この時期を

ギャングエイジ

と呼んでいる

特徴

1.忠誠心

2.共感性、価値観の共有

3.独自のルール

4.閉鎖的

5. 序列

6. 役割分担

7. 共通の目的

メリット

社会性、コミニケーションの発達を促進

デメリット

仲間意識と帰属意識が強く、閉鎖されているため独自のルールに背くと仲間外れイジメの原因になることが多い

最も残酷なのは子供

戦場で出会う恐ろしい敵は少年兵

生まれたばかりの赤ちゃんは、愛する能力、共感性もありません

相手に対する共感性や、自分の行動に対する抑制をつかさどる前頭前野は成長途上なのです

人間は前頭前野の発達、内側前頭前野が発達することで社会性、共感性、愛する能力が構築されていきます

戦争では躊躇なく人を殺すのは少年兵

面と向かって「ハゲ」「ブス」「デブ」「死ね」という言葉を言ったり

障害者を笑い者にしたり、貶めるような発言をしたり

よその家で食べ物を出された「マズイ」と言う

前頭前野が未発達な子供は誰しもがサイコパスに近しいのだ

人を虐める人はサイコパス 問題はいじめられる人ではなく虐める方にあるのです

彼らは自分の「欠点」を必ずターゲットに投影し

自分はターゲットを裁く権利があると主張する

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1.投影

投影    自分の「悪」を全て他人に投影して激しく攻撃することにより 自分を正義、無垢、その投影した人間より「上」とする

2.置き換え(復讐)

過去に自分の体験した不快を加え代理の者(自分より立場の弱い者)に復讐する

例)

小学生の男の子がお父さんに折檻された怒りをお父さんに向かえないから、自分の弟を代わりに虐める(無意識に別の対象に移し替える)実際、イジメ大子供たちのほとんどがイジメられた体験があったのだ

「八つ当たりね」

攻撃者を擬人化し、その属性を潜取し、攻撃者を模倣する(アンナ=フロイト 自我と防衛)

「他者の痛みがわからない」のではなく

「他者の痛みがわかっているから」こそ虐めるのだ

彼らにとってイジメは娯楽なのだ

Q.3虐める人の目的

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奴らがレイプするのは女に飢えているからじゃない

痛めつけたいからだ

自分の力を誇示して服従させるためだ

弱い者はさらに弱い者を見つけて痛めつける

食物連鎖の最後がオレってことなんだろ(BANANAFISH19巻)

BANANA FISH ANOTHER STORY (1) (小学館文庫)

BANANA FISH ANOTHER STORY (1) (小学館文庫)

  • 作者:吉田 秋生
  • 発売日: 1997/11/17
  • メディア: 文庫
 

他人を屈服させ自分の奴隷にして自分より「下層」の人間をつくりだすことにより

自己肯定、万能感に浸りたい

他者コントロールによる全能感を求める者は、他者に侵入し、コントロールを試みる。そして自分の身体の延長のように思いどうりにコントロールされる他者の内側から、全能の自己を生きようとしている(いじめの構造p78)

1989年3月 東京 綾瀬  婦女暴行で少年たちが補導された。少年たちの不審な挙動にベテラン捜査員は違和感を感じる。同じ管轄の未解決強盗殺人があったのだ。ベテラン捜査員は少年に対しカマをかけた。「人を殺しちゃダメじゃないか!」少年は驚き「すみません。人を殺しちゃいました」と供述をはじめた。それは管轄内の未解決殺人ではなく日本中を震撼させた戦後最悪の未成年者たちによる事件だった

女子高生コンクリート事件

不良少年達が「美人」という理由で何の落ち度もない真面目な女子高生を拉致、監禁1988年から1989年1月4日41日間に渡り暴行を加え続けて殺害した事件

少年A、B、C、D4人はありとあらゆるリンチを少女に加え苦しむ姿を見てを見て楽しんだ。あまりにも凄惨な暴行に「殺してよ」と泣き叫んだ少女に対し少年達は嘲り笑いながらも暴行を加えた。殴られて続け腫れ上がった少女の顔を見て「オメエ顔が大きくなったなぁ」と嘲った

監禁場所は1軒屋の2階。1階には普通に両親が暮らしていた41日間少女が監禁されて暴行を加えられていたのに「女の子が遊びに来ていたから「帰りなさい」と言った。帰ったと思った」と監禁を知らなかったといい張る両親に世間は呆れかえった

少年たちは両親の不仲、折檻、ネグレクト、母子家庭などの機能不全家庭で育った

主犯格の少年は高校で先輩達からイジメられ中退。他の少年たちも学校でイジメにあっていた。彼らは教師からの体罰を受けていた

彼らはある時点までは「被害者」だった

学校からドロップアウトして社会からはじかれた彼らは自分たちが社会の食物連鎖の一番下であった

Q.4なぜ彼らは監禁暴行を辞められなかったのか

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(BLACK LAGOON3巻引用)

全能感

少年たちはこの事件前にも通りすがりの女性たちに暴行を繰り返した。「痛めつけて服従させるため」だ。被害者少女が警察に訴えると危惧した少年たちは少女を監禁した

監禁事件現場のCの家の自宅の2階は「彼らの王国」だった。暴力で子供たちから支配された両親は2階で「日本史上最悪の犯罪が起きている」と理解しながらも恐怖心から見て見ぬ振りをした

少女を自分たちより「下位」に置くことにより彼らは「自分の王国の支配者」となった

支配

社会の食物連鎖の底辺の彼らは社会で普通に暮らしていた少女を自分たちより「下」の存在に沈め暴力を振るい支配した

「自分たちより下の者がいる」ということが彼らに万能感と優越感、自己肯定を与えたのだ

「殴る瞬間に顔を歪める少女の顔がみるのが面白くて殴りまくった。今から思えば(被害者を)人間と思っていなかったんですけど」

遊び戯れる神と玩具

加害者たちがしていることは、他者(被害者)の存在を、手のひらの粘土のように、壊したり、捻じ曲げたりして、自己のパワーを楽しむ、いわば神を気取った遊びである。イジメの全能は、自己の手(コントロール)によって壊されていく他者の悲痛の手応えの中から、加害者が、力に満ちた自己の姿として手に入れる、鏡像の感覚である。その筋書きは、イジメの対象(被害者)にも固有の感情や世界がある、ということを承知しているからこそ、そういったものや尊厳をいかに踏みにじるか、という遊びの筋書きである。全能感は笑い転げるという形で享受される、遊び戯れる神は笑いながら世界を破壊しつつ創造する(イジメの構造)

復讐

親、教師たちからの体罰。過去のイジメになど過去の自分たちが受けた理不尽に対する怒りがある。彼らは世界をいろんなものを憎んでいる

怒り

怒りの仮説

1.攻撃本能説

敵から身を守り、食べ物を得るためなと動物本能が何かのきっかけで暴発する

2.フラストレーション攻撃説

フラストレーション(欲求不満)に陥った人は、それを解消するために攻撃行動をとる。ただし攻撃は、フラストレーション対象そのものでなく、自分に報復しない相手に転嫁される場合が多い

3.攻撃学習説

成長過程において、攻撃することで欲しいものを手に入れたり、褒められたりした体験から、攻撃行動により欲しいものを得ようとする

彼らは、ただ憎むのではなく問題は

いろんなものを憎み過ぎて…自分が何を憎んでいるのかもわからなくなっている。そして最期は世界のなにもかもに復讐するのだ

彼らは少女を世界に代理にして復讐したのだ。少女が苦しみ泣き叫ぶ姿を見るのが愉快だった。体力の消耗によりどんなに暴行しても反応しなくなった少女をみて少年たちは「物足りなく」感じた

少女の死後も彼らは反省もせずに婦女暴行を繰り返し、そして補導された

「美人の被害者少女はとんたとばっちりね」

どうして神様は 私たちにこんなに辛くあたるんだろう?

でもね、私も兄様も気づいたの。他の子が私たちの目の前に連れて来られて

泣いているその子をバットで繰り返し叩いたその時にね

みんな笑ってた

私も兄様も笑った

笑いながら思ったの

「これは仕組みなんだ」って

兄様はこう言ったわ

神様は仕組みを作ったんだって

自転車のタイヤが回すように世界を動かす力

それは誰かの命を奪うことなのよ

殺して殺されまた殺すの

そうやって世界は円環をつなぐのよ

(BLACK LAGOON 3巻)

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BLACK LAGOON3巻「ヘンデルとグレーテル編」ルーマニア チャウシェスク独裁政権では国力増強のため4人の子供を出産義務があった。政変以降維持のできなくなった施設から闇に多くの子供たちが売られた「チャウシェスクの落とし子たち」ど変態どものオモチャにされ最期は豚の餌になる。余興で他の子供たちを始末するショーを演じさせられた双子。双子たちは生き延びるために必死になって変態どもの喜ぶ殺し方を覚え夜を一つずつ超えてゆき暗黒の世界へ堕ちていく

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過度な虐待は子供の脳をいびつに成長させる。少年たちは4人のうち3人が再犯で逮捕された。少年Bはコンクリ事件を武勇伝にしていた。再犯の3人は全く反省していなかった

あまりにも悪質な事件のため「週刊文春」は「野獣に人権なし」と少年たちの顔写真と実名報道した

主犯格の少年はサイコパス(幼少期から問題行動があった)主犯格を主導としてこの事件は起きた

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閉鎖された空間は全体主義に陥りカースト食物連鎖みたいなヒエラルキーが出来上がる

Q.5イジメを無くすにはどうしたらいいの

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イジメは他者の人間としての尊厳を奪う「人権侵害」よ。絶対容認してはならない。残念だけど無くならないわ

イジメには「存在理由」があるの

ブラックシープ効果(黒い羊)

皆んなで黒い羊をイジメれば、白い羊たちは、もっと仲良く、もっと親しく、もっと協力的になれる組織の結束力が高まる

スコット=エイデルマン(カンザス大学)

スケープゴート理論

「組織(国、地域)の結束のため

黒い羊をイジメることが白い羊には必要なの

エイデルマンによると黒い羊のスケープゴートにより

白い羊たちは

  • 「自分はこうならなくて良かった」と安心感
  • 「自分より悲惨なものがいる」と優越感

に浸り

白い羊たちはハッピーになるの

人類史上

黒い羊をスケープゴートにして白い羊たちは結束しハッピーを感じていたの

人格異常者(サイコパス、自己愛)は100人につき4人いる

サイコパスにとって自分が支配者となる組織の結束力を強めるため

誰かを黒い羊にして

みんなで攻撃して

結束し、自分が支配者としてハッピーになりたい生き物なのだ

女子高生コンクリ事件に関していうなら

主犯格A(18)があの家の支配者になり

B(準リーダー)CとDと序列がありCとDはいじめらることもあった

更に下にCの家の両親

被害者少女はあの家に監禁された瞬間

あの家の最下層の「黒い羊」にされた

少女の登場によりCとDはいじめられることも減り「安心」「優越感」

両親は「これで自分たちが暴力を振るわれない」と「安心感」ちなみに母親の職業は看護師

「黒い羊」の存在はAの支配力を更に強め

あの家の者は結束し、安堵して、そしてリングはつながれた

文庫 女子高生コンクリート詰め殺人事件 (草思社文庫)
 

木村花さんにしても

フジテレビは視聴率欲しさに木村花さんを「黒い羊」に仕立て上げ炎上させた。(サイコパスの多い職業第3位 マスコミ、報道関係、6位ジャーナリスト)

ネット民たち白い羊たちは木村花さんを攻撃することにより結束し「正義マン」になり、自分の正義に酔いしれた

昔、貴族(特権階級)が平民をイジメることにより貴族は自分たちに結束力とプライドを持った

平民はさらに自分たちより低い階級のものをイジメることで憂さ晴らしをした。強いものが弱いもの叩きさらに弱いものが弱いものを叩く

そうやって円環(リング)はつなき世界は廻るのね

ヒトラーは自分の支配力を強めるためユダヤ人を「黒い羊」にした「白い羊 」第一次世界大戦で敗戦して自尊心を失ったドイツ人たちは嬉々としてヒトラーを崇拝し、結束しユダヤ人を迫害して、優越感に浸りハッピーになった

アメリカは戦争しかける前には必ず相手国を「黒い羊」にして国民を結束させる

某3ヶ国は、何かというと日本を敵視し、反日行動をとることにより、国民の一体化を図るなど

これらの基本的なメカニズムはイジメと同じである

キング牧師戦争はイジメと一緒と語ったのはこのような意味からなのね」

以上の理由でイジメはなくならない

Q.6イジメを見て見ぬ振りをする人の心理

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イジメを止めようという人が現れても「我々の王国」のルールをお前は輪を乱すとかえって標的にされます

例えば、ナチス下のドイツで「ユダヤ人の迫害は間違っている」と声をあげた勇気のある人はどうなったか

強制収容所に入れられてしまうかもしれない。実際ナチスに従わない理由で多くの人が処刑されたわ。ギロチンで処刑された10代の少年、少女さえいた

とても勇気のある立派な行為

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みんな報復を恐れて見て見ぬ振りをしてしまう

だから、他人はあてにしてはならない

だからこそ、自分で自分の身を守らなければならない

子供ならば、親が守るの

生き物には生存本能がある。自分が生き延びるために他者を打ち負かすのだ。それを「競争」という

学校の競争とは

クラス委員になったり

勉強で一番をとったり

スポーツ入賞したり

コンクールで入賞したり

クラスの人気者になったり

切磋琢磨し自己を向上する健全な競争である

しかしこれといったものがない者は

一方的に他者を攻撃して「笑い者」にしたり「イジメる」ことにより自分より「下」に置き「勝つ」という競争を行う輩が残念ながら世の中には一定数はいるのだ

それが虐めなのだ

彼らは「神」になりたい

自分の意に沿わない「もの」を破壊する「神」になり

自分の理想の世界をつくりたい

イジメは新しい世界を創るための神の破壊活動なのだ

「イジメとはイジメっ子にとってはハルマゲドンなのね

聖書の神も自分に従わない人間を全て滅ぼす。イジメっ子はエホバを見習っていたのね」

「イジメっ子の精神は悪魔でなく、神から生まれたものなのよ」

彼らが欲しいのは

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あなたの心です

あなたの「自尊心」「自由」「人生全て」である

イジメはなくならないわ

しかし我慢してはならない

「自殺」しても彼らは「良心」がないから「反省」はしない

むしろ「勝った」と喜ぶ生き物

こんな輩のために

泣いたり

死んだり

屈服する必要はない

イジメには断固闘わなくてはならない

残念ながら100人につき4人は「ワル」がいる

彼らは自分が「支配」するため常に人を狙っている

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