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家族思いの 神作(小倉)譲が野獣になるまで

女子高生コンクリート事件

あまりの残虐非道ぶりに週刊文春は未成年の加害少年たちを「野獣に人権なし」と実名報道した

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彼女はかわいそうだったけど游んでやったんだからいいんじゃない

この言葉を聞いた担当弁護士は仕切りのガラスがなければ殴っていたと述べた

野獣と呼ばれた少年たちは、かつては優しい少年時代もあった。家族思いの少年が野獣と成長した経過を考察する

担当弁護士は小倉と母親と面談を重ね 母と子の歪な関係がBをそんな人間にしたのだと確信したが小倉と母親はそれを最後まで認めなかった

この親子は親子なんだからわかり会えるはずだと思い込んでいた

父親不在

Bの母親は男勝りで気が強かった。

父親は、Bが生まれる頃には別の女性ができB母を離婚してその女性と再婚した

母子家庭

Bは幼稚園の時、当時のテレビ番組で勝ち抜き腕相撲大会に出ることが決まり「僕が優勝したら、お父さんは帰ってきてくれるかな?」と尋ねた

歪な親子

母親は生計のため夜の仕事をしていた

Bは小学さん年生の時、学校から帰ると母親に「お母さーん!」と抱きつこうとすると、Bの脱ぎ散らかした靴に目をつけ「あんた何なの!その靴の脱ぎ方は!いつもきちんと靴を揃えて脱ぎなさいって教えてるのに…お母さんは、あんたなんて子は知りません」と吐き捨て仕事に出かけてしまった

Bが4年生の時、父親と海に行った。父親はBを返さず家に住ませた。Bは母親を裏切った感じになり、家出してしまう。そんなBに父親は「お前がここ(母親のもと)に残るんだったら親子の縁を切るぞ!」と感情にまかせて怒鳴ってしまいます

Bは母親が夜遅く酒によって帰ってきてソファに寝てしまうと、そうっと毛布をかける母親思いの優しい少年でした

Bはスポーツで身をたてたかったが、中学生の時スキーで複雑骨折をして、スポーツ選手は諦めた

高校進学で、Bは都立の工業高校を希望した。母親は普通高校が良いと、私立高校ブラスバンド部を条件とする推薦入学を決めてしまいます。Bはブラスバンドに全く興味がありませんが黙って母親に従いました

私立高校入学後、体格の良いBに目をつけた2つの運動部がBを勧誘します。Bは母親との約束を破るわけにはいかないと、この誘いを断りますが「誘いを断るとは生意気だ」と2つの部活の先輩からリンチを受けてしまいます

学校はリンチをした先輩たちを処分せず、Bに自主退学を促します。この事件が明るみになると、その部活が全国大会に出場できなくなるという理由でした

Bは自主退学をして、今度は母親に黙って都立工業高校を受け合格します

高校入学するとBに彼女ができます。毎朝二人で登校しました。それを母親は許さず、ある日迎えに来た彼女を玄関に待たせ、母親はBの首を絞めます。その後彼女と別れさせました。Bは荒れ、ものに当たり散らしました

壁をドンドン叩く息子をみた母親は警察を呼んで「そんな風に家を壊す子は家の子じゃありませんから連れて行ってください!」居場所を失ったBは家出をし友人C宅に出入りした。そこが事件現場である

父親は家出したBを心配してC宅に出向き説得したこともあった。父親は「あの時Bを連れて帰れることができればこの忌まわしい事件は起きなかった」と悔やんでいる

Bは刑務所で精神病を発症した

出所後、小倉譲は養子縁組して名字を変えた。刑務所ではコンピューターの資格取得したためコンピューターの会社で働いたがSNSの普及する時代、神作譲が少年Bということが知られ退職余儀なくされる。中国女性と結婚するもすぐに離婚

行き場のない神作譲暴力団に出入りするようになる

「俺の女に手をだしやがって」美人局もどき(被害者は手を出していない)で男性を監禁する。神作は自分がコンクリート事件の少年Bであると自慢するかのように話た。被害者少女が死んだ日、タバコの煙を被害者の口に近づけ息をしていないことを確認した。本当の主犯は自分で自分はAを操作していた。裁判では反省したふりをして刑期を軽くしたこと武勇伝として語りながら暴行した。被害者を殴った後、疲れて眠ったところを被害者が逃げ出して逮捕された

5年の実刑判決の後、行方不明

少年法

日本という国では「少年法」というものがあり、未成年であれば刑罰は受けず、更生施設に入所します

社会に戻り、もう二度と同じ犯罪は犯さず、一生懸命に勉強し、真面目に働くと言っても、償いをを法的には免除されたとしても、社会はその罪を許さない。高度に発達した情報化社会においては、過去の自分を隠し通せる場所は、もはや、どこにもない。テレビ、新聞、雑誌が少年AとかBとかアルファベットで目隠しで彼らの素性を隠したとしても、インターネット上では彼の氏名、素顔、学校名、住所、親の名前、親の職業、会社すら公開されている

法律は更生を謳うが、社会は殺人犯が幸せに生きることは許さない

将来、就職はできない。もし就職できたとしても、彼の過去を知っている誰かがいる。やがて噂は広まり、週刊誌の記者とかがきて、結局、その会社にいられなくなる。別の会社に移っても週刊誌の記者がやってくる。家族もどこに引っ越しても、地域の人々には彼らの子供した事を知っている。少年犯罪の場合、現行の少年法に人々が納得できないからこそ、彼らは忌み嫌われる

もはや「少年A」の未来は絶たれた

彼らは一生、その罪から逃れることはできないし許されない