多くの人を巻き込む大きな災害や重大犯罪が起きれば、人々不安を抱きます
さて犯罪とは何でしょうか?
犯罪とは法を犯す行為です
その犯罪が一般の人々の想像を超えるものであれば、あるほど、
異常事態を起こした人の行動が、世間的規範か逸脱しているからこそ、不可解に感じ不安を感じてしまうのです
- どんな人が犯罪を起こしたのか?
- 生まれつきなのか、育った環境に問題があったのか?
- また同じような犯罪が起きるのではないか
- 自分が犯罪に巻き込まれるのではないか、原因、理由を究明して欲しい
犯罪が異常であればあるほど、人々は説明を求めるのです
犯人が未成年であれば、顔、名前は伏せられます
不可解に事件であればあるほど、人間は不可避な状況や曖昧さに耐えられません
私たち人間は事件に対してワイドショーの専門家の見解、週刊誌、SNSなどを閲覧し分析をするのです
私たちは心理学者や専門家でなくても、誰もが独自の理論を持っているのです
これをしろうと理論といいます
しろうと理論
イギリス社会心理学者ファーナム
- 主観的
- ものごとを単純化した図式に当てはめ、自分の仮説に合わない事例は排除します
- 確証する証拠を探しがち
- 曖昧、整合性が欠けている
- 因果関係は一方的
- 特殊な例
しかし、SNSで氾濫するしろうと理論には、誤報がたくさんあります
警察でさえ冤罪をおこします。週刊誌も犯人でない人を犯人のように報道したこともあります。しろうと理論ならばなおさらです
誤報をおこしたくなければ くろうと理論を身につければよいのです
くろうと理論
- 整合的、首尾一貫
- 万象可能性が開かれている
- 一方向、逆方向、双方向の因果
- 過程やメカニズムの解明
- 一般的
客観的に、様々な角度の視点からみること。因果関係を考察することが大事です