モラルハラスメント
人目を避けた場所で、ターゲットを選別して、巧妙、執拗な精神的暴力を振るう
言葉や態度、ボディーランゲージなどによって、人の気持ちを踏みにじったり、不安にさせる
ターゲットの精神を痛めつけるような嫌がらせを繰り返すことでターゲットの自尊心や判断力を徐々に低下させ、行動や思考をコントロール(支配)する。洗脳を伴う支配です
夫婦とはお互いにいたわり、慈しむものです。相手を労らない、粗末にするのは夫婦ではなく支配です
モラハラ人間チェック
1. 計算高く、自己中心的
モラハラ人間は共感性が未熟で他人の気持ちには鈍感ですがどうすれば思いどうりに人を動かせるかという意味では人の心理をよく観察しているし、平気で嘘をつきます モラハラ人間にとって人間関係とは、自分にとって利用価値があるか、言うことを聞いてくれるかどうかが判断基準になります
2. 協調性はなし
他人の感情には無関心。協調性に欠けるので集団行動は苦手です
3. 金銭感覚は超ケチ
損得勘定しか考えないモラハラ人間はドケチです。損をするのを非常に嫌がります。自分で働いた給料を他人(妻)に一円たりとも使いたくありません。自分の趣味にはお金を使うけど妻にはお金を使いません
モラハラ夫は生活費をほとんど与えない経済DVをしかけます。モラハラ妻は旦那の給料を浪費します
買い物をしたレシートをチェックしたり
妻の化粧品、洋服などにはお金を出しません
電気、ガス、水道なとのライフラインを厳しく制限します
4. 上から目線
基本的に自分は特別な存在と思っており他人を見下します。モラハラ人間にとってパートナーは「格下」です。自分が優位に立ちたいので パートナーの出身地、出身学校、学歴、職業などをバカにします。パートナー両親、親戚、友人もバカにします
5. 自慢ばかりする
常に自慢ばかり話します、他人の話は批判ばかり話します。他人を認めることはなく、お世話になった人の感謝の念はありません
6. 他人にどう見られているかひどく気にする
近所、会社、外では率先的に人に親切にして良い評判を得ようとします
昇進、昇給など対価がはっきりしている場面では、目を見張る頑張りをみせます
地味な努力を積み重ねることや縁の下の力持ちになるのは嫌いで むしろそういう人をバカにしています
7. 弁は立つが話し合いはできない
(自分に非があっても)自分を正当化します。話をすり替えて持論を展開します。論点はずれていますがまくしたてるように話し 人の意見に耳を傾けるのは不得手で、責任転嫁はとくいで話は平行線を辿ります
モラハラ人間は「自分は頭がいい」が口癖ですが、本当に頭が良ければ、自分の行動が家族を傷つけること、その結果家族が崩壊し、最後は自分が孤独になることを見通せるはずです。このような基本的な洞察力、思考力、想像力もない人を「頭いい」とは言えません。ですからモラハラ人間の話を鵜呑みにしてはいけません。全て疑ってかかりましょう
8. ダブルバインドで縛り付ける
パートナーが何をしても怒ります
9. 無視する
無視をして罪悪感を植え付け支配します
10. すれ違いざまに捨て台詞をはく
「最低」「使えねー」「どうしようもねーな」「気が利かねーな」など軽蔑の言葉をすれ違いざま聞こえよがしにつぶやいたり、舌打ちしたり、わざとらしくため息ついたり
11. マイルールがある
モラハラ人間独自のマイルールがたくさんあります
12. 人を利用価値で図る
支配欲の強いモラハラ人間は「権力」にこだわりがあります。モラハラ人間にとって人間関係とは縦1列の序列があり人を「上」か「下」で図ります。モラハラ人間は権力のある人には媚びへつらい、モラハラ人間にとって「下」と識別した人にはぞんざいな態度をとります
13. 疑い深い
モラハラ人間は自分以外の人間を信用しておらず信頼関係を築けません。些細なことも裏を読み、猜疑心を持ちます。モラハラ人間は自分の資産を教えません
14. 利用する
自分以外は「道具」のように利用します
モラハラ夫が妊娠、出産して苦しんでる妻に「ごはんは?」なんつ聞いてきます
基本的に人のために行動しませんが、成行きで(自分にとって利益があると)親切にしたことは、繰り返し恩に着せます
15. ナルシスト
モラハラ人間は人前で優しく扱う時もあります
これはパートナーを引き止めるというわけではなく 「こんなクズにも優しい自分って素敵」と人前で見せつけ素敵な自分に酔いしれたいのです
16. えこひいきする
モラハラ人間が親になると、妻、子供の待遇に極端に差をつけます
17. 支配する
えこひいきするのは家族が一致団結しないようにコントロールするためです。モラハラ人間の目的は支配です
18. 離婚したがらない
モラハラに疲れたパートナーや子供が離婚して離れようとするとストーカーのように執着します
モラハラ人間の目的は「支配」ですから、自分の「モノ」であるパートナーや子供に逃げられたれ困るのです
19. 子供に執着する
親権にこだわるモラハラ人間は、支配欲が強く子供の親権者になることで、実際に監護養育しなくとも、離婚後も元配偶者と子供を支配し続けます
もう一つの理由は、交渉の切り札として使うためです。はじめに親権、面会権を要求しておいて、パートナーに慰謝料や養育費などの金銭的な要求を譲歩させるためです。モラハラ人間の行動原理は損得です。自分の損得のためには子供すら利用します。被害者であるパートナーに一銭も払いたくないモラハラ人間の常套手段です
モラハラ人間が子供を引き取る場合は 自分の言うことを聞く素直な子供や、男児だけを選んで引き取ろうとすることです。前者はモラハラ親が操作しやすいからで、後者はモラハラ親の実家が跡継ぎを手放したくないと言っている場合が考えられます