ことりの啓示

カルト宗教、洗脳研究

宗教ブログ

凶獣 宅間守

2001年 大阪教育大学付属池田小学校刃渡り15センチの出刃包丁を持った男が侵入。教室にいた2年生7人と一年生一人の児童を殺害した

宅間守

薩摩藩武家出身の名家。祖父は警察官で日本刀を愛好していた。宅間の父は裕福な地主の娘と結婚した。次男を授かった時、父は喜んだが

あかんわ。これ。なんとか堕ろしたいねん。あかんねん。絶対 母

父は尊敬する友達が「守くん」で守くんみたいな立派な人になって欲しいと「守」と名付けた

父はタクシーの運転手だがアルコール中毒になり働かなくなり、母親が仕事に出かけた。宅間は昼間は祖父母宅に預けられた

祖父は体罰肯定の人間。木刀で子供を叩き躾をした。そのため父は体罰肯定の人間になり 妻、息子たちに体罰を与えた。また父は性欲旺盛で子供たちの目の前で母を犯した

幼稚園にはいる前に自宅に戻ったが幼稚園に馴染めず友達ができなかった

言葉の遅れがあり、人見知りはない。好奇心が強く何かを見てはすぐに走り出していく。物音に敏感で、飽きっぽく、落ち着きがなく、何かあればそちらに気を取られ、買い物に連れて行くと、すぐにいなくなる

五歳の時、三輪車で国道の真ん中を走りだし大渋滞をひきおこした

気性が激しく、頑固で従わない。欲しいものをがあるとものすごくねだり言うことをきかない

近所の子と遊ぶと、暴力的で大将になりたがり孤立気味になる。気の弱い子とばかり一緒にいた。近所の子の三輪車がなくなると、素行が悪いので真っ先に疑われ、その子の祖父が怒鳴り込んできたこともある

武家出身の父から金属製の模造刀で殴られるなどの体罰。母は精神不安定

小学3年生でわいせつ事件を起こし補導

学校の成績は良くもないのに、大阪大学附属池田中学校を受験したが、不合格。周囲に当たり散らす

中学生になると大人しい生徒を執拗にいじめ抜いた。美人の女生徒の弁当に精液をかけてその子が食べるのをニヤニヤみていた

高校二年生のとき、教師を殴り一月ほど家出ら

17歳 映画館で女性に強姦未遂。間もおかず中学の同級生の少女を強姦

定時制高校に入学するも、すぐ退学 

数々のせい犯罪をおかし精神病院に通院

18歳 航空自衛隊に入隊

自衛隊の見学に来た少女を連れ込んで同宿させたの発覚した。少年保護条例違反で事情聴取を受けた

銃に執着し仲間や上官に銃を構えてみせたことも何度もあり、依願退職した

その後、仕事をしても会社の車をパンクさせたりフロントガラスを割ったりした。そのためなどれも長く続かず、家庭内暴力を振るうようになる

母親は宅間守を連れて二人で生活した

不動産屋の管理人となった宅間守は、家賃滞納したホステスを強姦。ホステスのバッグにはその筋の者がいて、その筋の者が不動産屋に宅間を引き渡せとねじ込んで来た

母は息子が責任能力を問われないように精神病院に入院させた。宅間自身も精神医学書などを読んで巧みに精神病を装ったため、不起訴になった事件も複数あった

精神病院では隔離され、なかなか退院できなかった。宅間は母親を逆恨みして5階から飛び降り自殺を測るも一命をとりとめた。宅間守は「自分が病院の五階から飛び降りたのはお前の責任だ…」と母の年金を終身まで自分に全額渡せと賠償金を要求。

その後、被害者女性から告訴され懲役3年の実刑判決を受け、少年院に服役した

宅間が出所したあたりから、母親が精神に異常をきたした

実兄がローンで購入した外車を不相応だと角材でフロントガラスを叩き割った

阪神高速道路を逆走して二度目の逮捕

JAL123便墜落事故の時、遺族を偽り御巣鷹山に死体見物に参加した

タクシーの運転手に暴行して逮捕された

家庭内暴力が酷く父親から勘当された

平成2年 看護師とセックスしたくて、兵庫医科大学泌尿器科の医師を装い19歳年上の看護師と結婚。医師詐称がばれて3ヶ月で離婚した

出身校の恩師である女性と結婚 

宅間守テレホンクラブで出会った女性を強姦。後に不起訴。恩師と離婚

平成7年 バスの運転手となった宅間はガソリンスタンドの従業員に暴行→不起訴

75歳の清掃員の女性と意気投合して、その女性と養子縁組した

バスの運転中、女性客の香水の香りが気に障り、その女性客を怒鳴り散らし、懲戒免職

車を運転している時に女性をはねて動けないようにして強姦するということを繰り返したという

医者、弁護士、エリートねるとんパーティに公務員を詐称して、出会った女性とデート強姦。その女性と三度目の結婚

新婚旅行でホームビデオをまわしていた人に「妻を盗撮した」と因縁をつけ、ビデオテープを抜き取った

宅間はバイクに乗って出勤する途中通行人とすれ違うたび、振り返って相手をジロジロ見ていた。それをたしなめると「目があっただけてガラス割りに来るやつもいるのだぞ」と答えた。宅間はこのように猜疑心、被害妄想が強く、常に周囲を威嚇しながら歩いていた

常に自分がいつも正しい。お前が間違っているとDVを妻に振るう

妻は宅間の子供を身ごもったが中絶して、宅間と離婚したが宅間はストーカー行為を繰り返した

宅間の車に接触してきた保育士を罵倒。恐縮した保育士に強引に関係を持ち、保育士と四回目の結婚をした。4番目の妻は女の子を出産した

妻の妊娠中にホテトル嬢に借金をさせてまで貢がせ自殺に追い込んだ

用務員として勤務していたが、宿直中自慰行為を教師にみられ咎められ、その教師の飲み物に多量の精神安定剤を混入して、逮捕されたが精神病を理由に不起訴

兄は事業に失敗。離婚して自殺

宅間は父と三番目の妻に復讐したいと考えるようになった

宅間復讐計画

ダンプカーでミナミの繁華外の人混みに突っ込み通行人を跳ね飛ばす

刃物を持って女子大に侵入し次々と刺殺した後、校舎の屋上に立て籠もる。人質の女子大生に刃物を突きつけて一人ずつ飛び降りさせて皆殺しにしたら、自分の飛び降り自殺する

女子高生を拳銃で撃ちまくる

空港で客室乗務員を刃物でなで切りにする

殺害予告

宅間はSNS掲示板に書き込みが多く、事件6日前には匿名で《俺のプライドはズタズタになった。附属小もそこの教師も大嫌いだった》

自殺しても周囲が喜ぶだけだし、自分の絶望的な苦しみを多くの人にも味わわせたい。エリート校の子供を子供をたくさん殺せば確実に死刑になる。そうした事件を起こし父親らを苦しめてやりたい 宅間守

池田小学校で大量殺人事件

幼稚園ならもっと殺せた

法廷

検察の長い冒頭陳述の間、検事が感情的になり、声をつまらせうつむいた時

おい、おまえ、こんな所で空涙なんて流すなよ

父親からの家庭内暴力について

「あいつはいつも酒くらって何かと因縁つけやがって、よく俺をしばきやがった」

―そんな時、お母さんは君をかばいはしなかったのかね

「あいつは阿呆やからな、てめえも親父によく殴られてたな。実家は金持ちのくせにせびられた金をよう出さんとな」

―お父さんはそんなにお母さんを殴ったりしていたのかね

「ああ、ようしばいとったよ。鼻血出すまでやられとったよ」

―それを見て君はどう思ったのかね

「阿呆なら、しゃあないよな」

―お母さんが阿呆とはどういうことかね

「阿呆は阿呆でしゃあないんか」

―鼻血まで出しているお母さんを可哀相とは思わなかったのかね

「思わねえな。阿呆は阿呆だよ」 

自分の資産を切り崩しても、アル中、DV、仕事をしない父と離婚しない母親に宅間は不満を持っていた

母親について

「ずっとわかっておったけど、とにかく普通の友達と同級生の親とはちょっと違うなと子供心に感じでおったけど、幼いなと…変というか白痴に近いように思った」

―暴力的な傾向は、お母さんに対してだけですか

「いや、殴っても警察沙汰にならんような相手だったらやってるんだ」

自分の子供が殺されたのに化粧しやがって

次の子を生んでいる

子供殺されても金もらったからいいじゃないか

もう弁償(慰問金三千万円)はしたんだから俺は謝る必要はない(国の血税なんだが)

あの世で子供をしばいたる

03年8月 死刑判決

「刑事や検事に死んだ子供の供養せえと言われたけど、そんな気持ちないね」

―その理由は

「何であんなことをやったのかと思って、理解できないんだから」

―人生はなんのためにあるのか?

「快楽を味わうためにあるんだ」

宅間は死刑の早期執行を直訴

宅間は監視カメラで監視されていて苦痛を感じていた。刑務所は窓も開けれず夏は灼熱、冬は寒く 眠れない時もあった。死刑執行される夢を何度もみた

十数年前に勘当した男のやったことで、わしには関係ない。やつには『早く死ね』と言いたい 父

宅間は宮崎勤と羨やんだ

宮崎はまだいいよ。自殺してくれる父親がいるから

死刑廃止論の女性と五回目の結婚をした

死刑の日

看守に妻へ「ありがとう」という伝言を頼んだ。宅間はもともと人に「ありがとう」と言わない人間だったという

虐待の世代間連鎖

自分が幼少期に親から暴力を受ける。母が父に暴力を受ける様子を見ていると、子供はその状況を体験し、見ながら脳に興奮を覚え、快感ホルモン(ドーパミン)がでます。その時に脳が活性化し発生する化学物質も具体的に明らかになってきています。虐待を受けた子供は暴力的な場面で興奮状態が再現されやすいのです…自分が暴力を受けている時にはマゾヒズムですけども、自分が強い立場になった場合には暴力をふるいながら相手に幼少期の自分を見るわけですね。つまり虐待を受けていた弱かった頃の自分を克服し今は強い立場に変わったぞと、虐待の世代間連鎖というのはそういう現象だと思います

宅間守の脳には異常があった

宅間守前頭葉の血流に異常があった。これを知らされた宅間守は「悪いのは自分ではなく、こんな脳に生んだ母親のせいだ」と自己満足した

攻撃的パーソナリティ障害

幼少期から絶えず攻撃を受け続ける

やられる前に攻撃する

攻撃的な性質はイジメの加害者になるだけではなく、ものを乱暴に扱ったり、虫や小動物をいじめたり、殺すという行動を取ったり「残虐シーン」を好んで見たりする人もいます

攻撃的な人の特徴は「それって私のこと責めてます?」

相手は責めてる気持ちはさらさらないのに、責められていると解釈する

「責められる」→「次は攻撃される」と解釈し、先手必勝で攻撃するという理屈です

一を聞いて十を知るではなく

一の不安を10の理不尽に膨らませるのです

そして大抵の場合、自分より弱い相手かや関係性の薄い相手を攻撃します

これでは人間関係が構築出来ず、健全な人が周りからどんどん消えていき、攻撃的、もしくはずるい人ばかりが群れる人間関係でしか生きられないため、攻撃的な性格は一層強化されてしまいます

もし、あなたの子供が攻撃的でそれを放置すれば、あなたの子供の周囲には攻撃的な人間しかいなくなります

攻撃的な人は、他者の話を耳を傾けません

宅間家

宅間家は名家だった

父はアル中

母は精神病院入院

長男は事業に失敗して離婚、宅間家に代々伝わる宝刀で首を切った

次男は最悪の殺人鬼になり死刑に

毒家族の機能不全は次の世代へと引き継がれ、雪雪崩のように全てを飲み込み破壊するのです