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野獣たちの母校「女子高生コンクリート事件」

女子高生コンクリート事件の少年たちは同じ中学出身である

その中学は「足立区の学習院」と呼ばれ有名私立高校に進学する人が多いいエリート校である。過去2回に渡り、文部省研究指導校となり、地元の名門校として実績を積み上げた。指定された日に中学の生徒や教員を動員してゴミ拾いをさせたりした代々「伝統」として厳しい教育指導があった

「良い学校」の裏側には、体罰と校則で生徒を縛りつけ、受験戦争に追い立てる指導があったんです。授業をつぶしてはいけないという名目で遠足は10年くらいで、それが自慢でもあった 教員

1985年 4代目校長 荒井穂一氏が着任してから校則と体罰が厳しくなった

登校時に校門で髪、爪、服装を検査し、違反者を家に帰し、親のチェックを受けて再登校するように指導した

片親や共働き家庭では保護者がいないため、指導されたことを是正できないため必然的に登校できなくなる。遅刻した生徒が登校すると、教師が「きちんとしていないから帰れ!」と追い返した

ひと学年7〜8クラスあるが、女性教師は1人くらい。体罰をするためには男性教諭の腕力が必要だったためで、数少い女性教師も「テメェ、このやろう!」と怒鳴り暴力を振るうタイプが多かった

女が殴られたり、蹴られたりしてるのもしょっちゅう見たし、男でも、血を吐くまでやられた奴いっぱいいましたよ。ハサミや机を投げられた奴もいた 生徒

親がエホバの証人である生徒がいて、格闘技が信仰の理由で できないため見学をしていた。そのエホバの証人の生徒が休み時間走っていたら、教師が「なんだ走るのは良いのか!」と何十発も殴ったり、蹴られたりした

このように中学校では体罰は日常でした。殴られて鼓膜が破れるほど殴る体罰もありましたが、ほとんど表に出ませんでした

イジメも多く発生し不登校が多かった。長期欠席の生徒は1日平均50人以上いた

「足立区の学習院」は結局、問題のある生徒を排除していただけだった

1代目〜4代目までの校長はこの「体罰と問題児排除で」、都の校長会の会長にのぼり続けてきた

教育委員会は中学の体罰指導を改善するため山口敏男校長を任命した

87年 4月7日の入学式には式場に石炭をばらまき、日の丸や区旗に落書きされるなど会場がめちゃくちゃにされていた

山口氏はこれまでの管理、体罰を辞め「どんな生徒でも受け入れる教育体制」へと改革に着手した

それ以前は中学では窓硝子を割られたり、投石事件、放火が相次いだが、以前は事件を隠蔽していたが、山口校長が赴任してからは、その都度報告があがるようになり、全部で13件の告発を警察におこなった結果、極青会の宮野と渡邊が検挙された

山口校長は学校を荒らした理由を一人一人尋ねている

主犯格Aは「先生に体罰をされ、プライドを傷つけられた」と山口校長に話した。山口校長はこれからは体罰をしない指導をすると宮野をなだめた

1989年コンクリート事件が報道され逮捕された4人の少年たちの非行の要因の一つに中学校の行き過ぎた体罰が原因と裁判で明らかにされた。校長も体罰教員たちはマスコミの取材に対し「ノーコメント」を貫いた。素晴らしい無責任ですね

この時代体罰は当たり前でしたが、コンクリー犯4人はとりわけ体罰の酷い中学に通って全員体罰を受けていました。また家でも体罰とネグレクトを受けていました。彼らは暴力で自分の気持ちを主張するというコミニケーションしか取れなかったのです。もし、学校だけでも体罰がなければ違う未来があったかもしれません

 

 

 

 

17歳殺人者 藤井誠二

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