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尼崎の魔女①【誕生】魔女の履歴書

尼崎連続殺人事件

角田美代子という女性が親戚に因縁をつけ、暴力、監禁、洗脳でお金を巻き上げた挙げ句数々の人々を死に至らせた事件

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魔女の履歴書

1948年 10月12日 兵庫県尼崎 父 月岡は左官職人の派遣業を営む父と売春宿を兼ねた小料理屋ではたらく元芸者の母の長女として生まれた。5歳年下の弟があいる

父 月岡は『左官職人』で日雇い労働者を送り込む「手配師」のような仕事をしていた。自宅に職人たちを住まわせ、建築現場に派遣していた。母方の弟 虎造もチンピラで祖母宅もチンピラが出入りしている家だった。美代子は「荒くれ者」に囲まれて育った。美代子は「望まれて生まれてきた子」ではなかった

「いらん子やった」「子供なんて大嫌いやし、本当は欲しくなかった。避妊に失敗してできてしもうた」父

と知り合いに話しているのを立ち聞きし、かなりショックを受けた。面と向かって

「お前なんて間違ってできた恥かきっ子や」「生まれて来なかったほうが良かったで」 父

と言われ続けているうちに美代子は感覚がマヒしてきたという

あいつ(美代子)は女郎が生んだ娘のくせして、顔が左右バラバラに崩れおって醜いこと極まりないし、性格は母に似ていて下劣で最低や。男勝りで色気なんて全くないの 父

と罵られた時は思わず泣いたらしい。担任教師から素行の悪さを指摘された時

あの父親の子やからしょうない。望まれて生まれた子やないし、言うことを聞きませんのや 母

アル中、ギャンブルに明け暮れ、遊廓に入浸る月岡に母親は愛想をつかして美代子が小学2年の時離婚。美代子は父方に引き取られ、弟は母方に引き取られた。美代子は双方の家や親戚に家にたらい回しされた

美代子は小学校、中学校もほとんど登校せず、年上の不良仲間とつるんでいた

中学生になると ゴリラみたいな顔から「ゴリッパチ」と呼ばれ大柄で、男勝りで舎弟たちを連れ回して街を闊歩した

中学にドスを隠して登校した時もある。たまに学校に来れば授業妨害、生意気と感じる生徒をしめたりした。ある時はクラスメートのお弁当を大量に盗んで食べてしまった。理由は「ほかの家の弁当の味を知りたかった」

あいつの家は豪華な弁当を買うお金を持っていても、弁当を作っていても、弁当を作ってくれる人がおらんから、そんな馬鹿なことしたんや、美代子も寂しかったんだろ。かわいそうなやっちゃ 同級生

美代子は 父親は「ヤクザ」で暴力団に出入りしていると吹聴し深夜徘徊、不順異性行為、恐喝、暴行…何度も逮捕され少年鑑別所や救護院の常連となった。中3の時、平気で遅刻した美代子を担任教師がしかり、反省が全く無いため平手打ちした

親にも殴られたこともないのに、先生よくウチをどついてくれた

と美代子は感謝して先生に悩みを打ち明けたり相談するようになった。警察に補導された美代子を担任が引き取り担任の家でお風呂に入り飯を食べさせると「あったかくて気持ちがいい。心も身体もすっきりした」と涙を流した

確かにケタはずれの問題児ではあったが、そんなに冷酷非道なやつではなかった 担任

たからといって美代子の素行はなおらなかった。美代子は私立高校に進学するが1ヶ月で素行不良で退学する

中退後フラフラする美代子に母親は売春斡旋業を勧めた。出店資金は父が出し、母親が経営ノウハウを伝授した

19歳の時、16歳の少女に売春を斡旋した罪で逮捕

中学の同級生の兄と結婚したが一年で離婚

20歳を過ぎた時中学の同級生と結婚したが二年もたずに離婚

あいつは本当は優しく恩ないなんや。家庭環境に恵まれず、寂しがりやでかわいそうなところがあるだけで、鬼女のように言われたり、アイテによって豹変するなんて報道はといてい信じられない。散々世話になった輩が掌返すように悪口をいうのは酷い 最初の夫

同じ中学の1学年下の韓国人 鄭頼太郎と内縁関係になる

頼太郎は角田のオバハンの顔色を伺ったったわ。オバハンも頼太郎をダンナとは思ってへんかったと思う。どっちかというたらイジメ道具やな。ストレス解消のために、いきなり難癖をつけて裏拳やら棒やらでガツンと殴っとたで。ただな、オバハンとおったらメシ食えるやろ。あと逃げたら怖い目に遭うということを知っとるからな。それで離れなかったんやろな 家族喰い

美代子は売春業もする傍ら輸入雑貨商、貸金業もはじめた。取り立て人の強面の若い衆を引き連れ街を闊歩した

美代子は父親の「月岡」姓から母方の「角田」姓に変更した

角田家に間借りしていた谷輪三枝子を罵り恫喝して支配した

美代子は三枝子を自分の妹にして自分の経営するサロンで働かせた。サロンというのは名ばかりで売春宿だった。三枝子が売春で稼いだ売り上げ(約3億円)は全て美代子に搾取された。三枝子の産んだ子供は「優太郎」と名付けられ美代子の養子にされた

嫌だった。美代子を初めて殺したいと思った…優太郎に危害を加えられるのを恐れた

三枝子は美代子の片腕として一蓮托生になった。

三枝子が美人だったため、優太郎はイケメンだった。美代子は優太郎を溺愛して「この子はタレントにするんだ」と大手事務所に所属させ、ラスベガスに連れていってアメリカのエンターテイメントを見せた。優太郎は不登校になる。中学の卒業式には金髪で登校したら、卒業式に参加させて貰えなかった。美代子はやくざ風の男どもを引き連れて中学に殴り込みをして教頭を監禁。この事件により校長先生は退職に追い込まれた。このような感じで美代子は「バックに暴力団がいる」と尼崎の商店とかパチンコで恐喝を繰り返した。恐喝した相手が暴力をの子供であり、逆に危機に陥ることもあった。このビジネスはあまり稼ぎはなく美代子ファミリーは新たなビジネスをはじめた

美代子の支配の手口

カモを探そう

パチンコやスナックを練り歩き 年寄り借金を抱えている人に声をかける

貸しを作ろう

高利でカネを貸す。その時担保に通帳やキャッシュカードを取る。利息が高いと文句を言われたら 若い衆を使って暴行する。また借金した人に生活保護を受けさせ生活保護費を搾取。老人なら年金を搾取する