キリストはなぜメシアになったのか?
「病気治しなどの奇跡の業によりメシアになったのよ」
- 長血(月経不順の女性を治した
- 足なえの人がキリストの言葉によって歩いた
- 悪霊に取り憑かれた人を癒した
「私たちも奇跡を起こし教祖になりないわ」
「今日は教祖の奇跡について学ぶわよ」
Q.キリストは超能力者だったのか?
超能力には2つあるの
1,ESP(extra-sensory-perception)
- 第六感
- 虫の知らせ
- 透視、テレパシー
2、サイコキネシス
- 念力で火をつける
- スプーン曲げ
- 空中浮遊
ますば日本の「神の子」天草四郎の奇跡について学ぶわよ
「神の子」天草四郎
益田甚兵衛の子四郎といえる16歳の童子、学ばずして字を書き、書を読むこと衆をこえ、ハトを手のひらにのせて、その卵から経文を取り出し、あるいは他家にとまったスズメを枝ながら折って人に見せ、その身海上を歩いて渡った(徳川実紀)
フランシスコ=ザビエルたちが日本でキリスト教を布教します
島原 有馬晴信もキリスト大名
長崎に近いこの地域はキリシタンか多かった。織田信長が死んだ後、豊臣秀吉は「バテレン追放令」を出す。キリシタンの受難は徳川の世でも続いた
1614年 慶長の禁教玲
島原には雲仙・普賢岳があるんだけど、そこに湧く熱湯に信者をつけて改宗を促す「雲仙責め」などありとあらゆる拷問で改宗を迫られた
日本で布教をしていたマルコス=フェラエロ神父は「今から25年後、16歳の神の子が現れて、天変地異を起こすだろう」という預言をして日本を後にした
徳川家光将軍の時代、地震、雷など災害に加え大飢饉に見舞われます。天草地方(熊本県)の領主の年貢の取り立てはとりわけ酷かった
ある農家は飢饉で年貢を納められなかった。すると領主は妻を牢にいれたの。ただの牢ではなく、川の中に籠のような牢をつくって。農家は「妻は臨月だから代わりに私が入ります」交渉しますが聞き入れなかった。水牢の中で妻は出産して、赤ちゃんとも共死んでしまったの」
「それで百姓一揆がおきたのね」
島原の民たちはこの飢饉を自分たちが弾圧で改宗してしまった天罰と考えました。更にこの大飢饉と迫害こそがヨハネの啓示「終わりの日のしるし」と考えたのです
人々はママコス(マルコス)上人の預言した約束の「神の子」を待ち望むようになった
信者たちは、益田四郎少年を「16歳の神の子」としてプロデュースすることにした
- 学ばずして書を読み、字を書いた
- 何もないところからスズメを取り出した
- ハトを手のひらにのせ、卵を産ませ、その中から経文を取り出した
- 海の上を歩いた
- 人形を歩ませた
- 火のないところに灯りをともし
- 木に饅頭をならせたり
- 東西の雲を真っ赤に染めさせた
「それ自然現象では」
「空が真っ赤な夕焼けになるのは普通のこと、四郎の周りのプロデューサーたちと親衛隊か四郎を売り込むために色々触れ回った結果、夕焼けさえ天草四郎の奇跡とされたの
実際は、紙を揉みながら「鳥に変えよう」と袖の中に隠したスズメを飛ばしたり、磁石で針を釣り上げたり、ミョウバンを溶かした水で紙に字を書いて、それを水につけて文字を浮き上がらせたりした手品を使って演出なの
噂が広まるにつれ尾ひれがついて、海の上を歩いたとか話が広まったの」
一方中東の神の子イエス=キリストの奇跡について語るわよ
キリストの奇跡
キリストの病を癒す奇跡は気功と催眠療法で説明できる
内気功 本人の持っている生命力を気でコントロールする
自律神経を自分でコントロールしながら、自己催眠をして病をなおす
ハンス・セリエが精神的なストレスは全て体内の分泌に影響を及ぼし、その結果としてそれか病気を引き起こす仮説を実験によって成功した
病は気から
ガンなどストレスがかかり続けれると免疫が落ち抵抗力がなくなる
ガン患者に、自分自身のガンに免疫機能のある白血球がガン細胞を攻撃するというイメージトレーニングをさせ、ガン治療をさせたら、生存率が上がったというデーターもある
脳梗塞で歩けなくなった患者のリハビリ
催眠療法(変性意識状態)と、静脈に催眠薬をうつことにより、歩けるようになる
海外には呪術医というものもあるし、日本ては祈祷師が病を治した
キリスト、釈迦のようなカリスマ性のある宗教家で有れば、その言葉には強烈な催眠効果がある
月経不順は心身症の一つである
悪霊に憑依された人を癒す
悪霊に憑依された人は心因性の解離性障害による解離ヒステリーによる発作。てんかん患者も含まれる
カリスマのある者に「サタンよ去れ」と権威あるもののように言えば、発作は治るのだ
「つまり、権威のある人の言葉は催眠療法になり治るのね」
弟子のラザロなど死者を復活させた奇跡
仮説 ラザロが仮死状態だった
例えば、フグの毒などちょうどいい量を処方すれば仮死状態にすることも可能
キリストの復活
仮説
- キリストに似た人がキリストのフリをした
- 集団ヒステリーによる幻覚症状
復活したキリストは弟子の前に現れた。ラザロはキリストの弟子だったことは忘れてはならぬ。変異性意識(トランス状態)になれば人は幻覚と現実の識別はなくなるのである。教祖と弟子は同じ幻覚を共有するのだ
キリストの奇跡に尾ひれがついて海の上を歩いたとか話も誇張されたのだ
「奇跡とは手品を使った演出と幻覚症状と信者の間で奇跡に尾ひれがついた創作だったのね」
「もともと宗教儀式は麻薬などを使ったみんなで集団幻覚状態になるものなの
アイドルは偶像のこと
カリスマアイドルは今でいえば教祖だわ
カリスマアイドルに事務所やプロデューサーの演出があるように
カリスマ宗教家にもお弟子さんや幹部などがプロデュースして信者が尾ひれをつけてカリスマをつくるの
教団が大きくなれば、後々の時代に信者たちが奇跡に変えてくれるものなのよ」