日本は男尊女卑と言われているが、日本の宗教に関して教祖は中高年の女性の方が多い
ローマ、ギリシャ(アポロン)、エジプト(アメン神)太陽神は男性。日本の天照大神は女性である。引きこもりになってしまう脆弱な神だ
卑弥呼は祈祷し、神、精霊と交信して神の言葉を民に伝えるシャーマンで後継者は13歳の少女
シャーマン(shaman)
北アジアや極北地域(ツングース語、満州語のサマンが語源)呪術、宗教的儀式を行う人物。このシャーマンを中心とする宗教形態をシャーマニズムと呼ぶ
シャーマニズムが生まれた背景には、アミノニズム(森羅万象に魂が宿る)の考えがある
今では女子大生がバイトで働く巫女さんも元々は儀式を行うシャーマンである
日本は決して男尊女卑ではなかったのだ
画像 産経新聞
6世紀頃、中国けから仏教、更には儒教が輸入されると中国仏教と儒教は男尊女卑的な思想がある
シャーマニズムには二つのパターンがある
憑依型 シャーマンに神、霊的なものが取り憑く
脱魂型 シャーマンが神、霊的なものと交信する
腹話術はエジプト、ギリシャなどでシャーマンの儀式と結びついている
聖書の中でもキリストが悪霊に取り憑かれた人を癒したという記述がある
日本のイタコは憑依型といえるだろう
コックリさんで遊んでいた女子中学生が狐に憑依されたとか変異性集団ヒステリーに陥った能力もそれと言える
女性が開祖の宗教
婚家の没落、貧窮
子供の天逝
天照皇大神官教 教祖 北村さよ
女性教祖が降臨する時
- 彼女たちには不幸が連続する
- 年齢的に更年期障害になっていた
当時、日本の田舎の医療体制は貧弱である。国民皆保険ではなく医療費は高額だった
そのため、田舎では精神的な病気にかかった場合、僧侶、祈祷師に頼むのが普通であった
そうした状態で、祈祷などで鬱状態から躁状態に変わる時、憑依状態に陥いることがしばしばある
- 人格乖離状態
- 人格の変換
- 化身体験(メタモルフォーゼ)
このような時
神がみえる
神の声が聞こえる
神が憑依して自分に何かをさせる
祈祷性精神病に陥いるのだ
祈祷性精神病になった人に神が降臨して、神のお告げを話し始める
そうした時、大抵の場合家族とせめぎあいが起きる
誰かが彼女を「叩き直して」仕舞えばそれで終わるのだが
彼女が勝つと、それまで彼女を侮辱していた、夫、舅、姑が打って代わって彼女にひれ伏すようになり、彼女の話す言葉を「神の声」として聞くようになるのだ。こうして女性教祖は誕生する
もう一つ境界線人格障害もある
境界線人格障害
8割が20代の女性
特徴 境界線が引いてあるように、白、黒の極端な思考を行き来する
1. 見捨てられる感覚に常につきまとい、それを避けるためには、なりふり構わない行動
2. 暴力的な言動
癇癪、憤怒、取っ組み合いの喧嘩
3. 同一性の混乱
4. 不安定な自己像、自己意識
5. 自分を傷つける衝動(複数)、拒食症、過食、浪費、不特定多数の性行為
自殺を仄めかし、自称癖、リストカットを繰り返したり、周囲を巻き込み支配しようとする
6.感情不安定、慢性的虚無感
「永遠の恋人」「腹心の友」と擦り寄るが、相手から拒否されると一転、粗暴な態度になり相手をこき下ろす
7. 妄想、解離性
対処 全面的にサポートせずに境界線を引いて接する
30代になれば落ち着いてくる
女性は若い頃は境界線人格障害、年配になれば更年期障害で教祖になる。感情的になる。ヒステリーも女性が語源である
ヒステリーの語源はギリシャ語の(ヒステルス(子宮)からきたものだ、ギリシャ時代からヒステリーを起こすのは女性が多かったと考察する
男性でもヒステリーは起こすが、女性は境界線人格障害、月経、更年期障害などでホルモンのバランスが崩れやすく感情が不安定になりやすいのだ
度重なるストレスとホルモンバランスの乱れが、幻覚症状を引き起こし、神が憑依させるのだ
狂信的な人が宗教に取り憑かれると、自分の信仰する宗教に対する周囲の批判を、自分に対する批判と受け止め全く聞く耳を持たなくなり、周囲を巻き込み、周囲を支配する時、教祖は誕生するのだ
エホバの証人が増えた70年代、80年代、幼児を持つ専業主婦が多かった
人間には集団帰属要求がある。育児の孤独からカルト集団に取り込まれる
妊娠、出産によるストレスやホルモンの乱れは、幻覚症状、憑依状態、催眠にかかりやすい
また20代の女性は境界線人格障害を抱える場合も多い
カルトは変異性意識状態による幻覚症状も妄想集団だ。周囲から奇異しか見えないが彼らは自分自身が神、または神から選ばれし者と信じている
女性教祖には神に憑依されたシャーマン(女性)と補佐する男性(ブルースト祭司、審神者(さにわ)がいる
シャーマンが神や霊と交信している時は、まさに恍惚、忘我状態です
その時にシャーマンが発した言葉は意味不明、不明瞭な言葉が多いのです。勝手に手が動いて、判読できない文字を書いたりします(自動筆記)
それを解釈、翻訳する人(ブルースト、司祭)がいます。翻訳といっても、もともと意味不明の言葉ですから、そこには翻訳する人の解釈がはいります。その時に翻訳された言葉が体系化した時に教義が誕生します
キリスト、釈迦、マホメットも弟子たちに教えを話しただけで教義は記していない。彼らの話を聞いたお弟子さんたちが口頭伝達で伝え、死後長い期間を経てから聖典として完成した
卑弥呼は祈祷し人前にさほど出てこなかったが弟が民に卑弥呼の言葉を告げた
ここ最近は、幸福の科学、オウム真理教など男性教祖が増えてきたのが特徴だ