「予言者になりたいわ」
Q.どうすれば預言者になれるの?
「良い質問ね。今日は予言者を学ぶわよ」
釈迦、キリスト、マホメットなど開祖は、悪魔の誘惑を跳ね除けた後、神から「預言者」として任命を受けている
悪魔の正体とは?
神からの任命とは?
彼らには共通点があったのだ
釈迦の解脱
山で長いこと修行中に、山からでて川で身を清めた後、とある村のスジャーターという少女から乳粥をもらい、満たされた後、菩提樹の下で瞑想した
すると悪魔が現れ誘惑し、瞑想を中断させようとした。釈迦は誘惑に負けずに瞑想し続け、そして悟りを開いた
イエス=キリスト
イエスは荒野で40日40夜、断食修行したが、その時悪魔が現れ、「修行」を辞めてしまえと誘惑を始めた
悪魔「お前は腹が減っているだろう?お前が神の子なら、岩をパンに変えてみせろ」
Q. 悪魔の正体とは
幻覚症状による変異性意識状態によるトランス状態
飢餓幻覚
極端な空腹状態になると正常な人でも幻覚をみる
感覚遮断
長いこと他者を交わらない、非常に孤独な状態に陥れば人は幻覚症状を起こす
感覚遮断に置かれた人間は、現実にはそこにいない(誰もいない)のに誰かの声を聞いたり(幻聴)幻嗅を嗅いだりもする
マホメット
孤独と瞑想への要求が発作のように起き続けためヒラー山の洞窟に篭り、禁欲生活に入る。神からの啓示を受け始めた頃、マホメットは激しい痙攣に頻繁に見舞われた
てんかん説
昔、精神病患者。現実の世界から切り離され、幻想の世界にいる者は、神秘的に見えた。とりわけてんかん患者は「聖なる病」とされていた
てんかんの発作の時には、宗教的な風景の幻覚を見えることもよくある
幻覚で見聞きしたことを口にしたところ、それがたまたま的中して、周囲から神から啓示を受けた預言者としてみなされる場合もある
「アッラー の神はこう仰った」
一人の人格に別の人格が同居している
アッラーの神の正体とは
マホメット自身だった
釈迦とイエスは悪魔の誘惑をはねつけた、悪魔とは変異性意識状態における自分自身との1人2役コント
イエス、マホメットは放浪癖のある輩が一人何処かへ出掛けて行き。幻覚症状を見ただけなのだ
昔の日本
祈願、悩み事などある人が神社、寺に長いこと。お篭りすると神仏が現れてお告げをしてくれる
インデアンの成人式
一人で荒野に行き、自分の守護霊に会う体験をすることにより一人前の男として認められる通過儀礼になる
修行
宗教が信者を人里離れた山などで修行させる
修行中に断食させるのも
情報感覚遮断と飢餓幻覚に陥らせ神秘体験を得やすい状態にさせるためだ
「要するに開祖は精神病患者だったのね。今ならイエスも釈迦も精神病院に入院させられるレベルね」
「いいえマホメットの教義、政治、軍事的指導力は、晩年に至るほど研ぎすまれ洗練されていく
釈迦の言動は非常に哲学的、論理的であり
新訳聖書のイエスの教えは素晴らしい
彼らが精神病などどうでも良いことだ」
「書き留めた弟子が有能だっただけでは?」
マホメットは妻が裕福な女性で、発作もちの夫を支え、夫の幻覚症状にも付き合った
イエス=キリストは、後から弟子になった教養のあるパウロの編集が卓越していたため世界宗教となる
宗教のはじまりとは変異性意識状態に陥った開祖の幻覚症状なのだ
「つまり私たちも山奥で篭り、断食して変異性意識状態になれば預言者になれるのね」
どこの宗教でも
- 最初に幻覚や妄想をもっている幻覚者としての神秘家がいる
- その周りに社会体制の中にうまく組み入れない、特異な人格を持った人があらわれカルトができる
- 迫害
- 高学歴な官僚的な信者が幹部になる
- 迫害を乗り越えたあと次第に拡大する
- 革新的、先鋭的な教義も、世俗化し現実主義的になっていく