カルトをやめれない原因の一つは
やはり「気持ちいい」ことです
カルトの研究会に連れて行かれると信者たちから大歓迎を受けます。これをラブシャワーといいます
信者は最初は王族のような特別な扱いを受けます
大部分のカルト信者はみな、この宗教に入って「私は今まで(前の生活)で一番幸せだ」と大会などで語りますが
実際は違います。信者は自分を客観視できません。彼らはカルトがつくる幻想の世界で幸せになっているに過ぎません
私たちは人間は皆、自分は騙されないと思い込みます。それは私自身のエリート意識である
信者たちは
- 世界的陰謀を見抜いた
- 人類を暗黒から啓蒙の新世界へ導く エリート部隊
- 自分たちは歴史のなかで特別な存在であり、自分たちの偉大さは後世まで語り続けられる
- 末端信者は、組織、リーダー、幹部、教祖にかんしては絶対服従
幹部、リーダーになれる人は一部のみ。ほとんどの信者は平信徒で終わる
勧誘する時は極めて親切に、感じ良く振る舞えと洗脳されているため
カルト信者は外部から見ると「いい人」「ピュア」「真面目」にみえる
しかし、カルト信者は外部に関しては傲慢で見さげている
自分たちは「真理を理解する選ばれた者」
あの人たちは「真理を理解できない愚かな者」と蔑む
真理を所有するということは
自分が正しさを所有していると思い込み、自分と価値観の違う人を間違っていると決めつけることなのです
カルト信者は特に身内に関しては容赦ない
自分たちの真理に否定的な者は「サタン」呼ばわりして自分の正義に酔いしれます
例えば
今は統一教会がマスコミに取り上げられているが、それを見て
「あの人たちは大いなるバビロン(偽りの宗教)に騙されている」とみなす
カルト信者は自分を客観視できません
カルト宗教にハマることを「現実逃避」と言われても
カルト信者には「私は真の宗教だ」と通じない
カルト信者と普通の人とは見えている景色、世界が違います