カルト信者の勧誘は迷惑ですね
彼らは自分が選民と信じ込み
この世はサタンに支配されているとか
今にも滅びが来るとか
他者を巻き込む困った人たちです
洗脳されたカルト信者に教義の矛盾、間違いを指摘しても彼らは受け付けません
彼らは正しいのは自分であなたが間違っていると言いはります
カルト信者には彼らなりの理屈があります
こうした反応を「作話」といいます
自分の都合のよい事実だけをセレクトして完全に組み立て直す。つまり過去に遡って辻褄合わせをし、話をでっちあげるのです
この世界では、毎秒天文学的な事柄が起きていて、人間の小さな脳では処理しきれないのです
未熟な私たちの脳は、ある要素(私はカルトで勧誘活動をした)を摘み取ってつなぎ合わせ、その他(家族をないがしろにしたこと)をスルーし、自分の人生をストーリー(愚民に真理を教えた私は善人だ)にまとめあげる
これを「限定合理性」という概念で、人間は収集できる情報やそれらを判断できる時間が限られているため、限定的な合理性しか持ち得ないのです
周囲の人を騙そうとしているわけではなく、自分が間違っていることに全く気づかない。彼らの話は往々にして不合理です
カルト信者とは真に自分を知ることでなく、真理を知ることでもなく 自分は「選民だ」と感じることが彼らの人生に意味をもたらすのです
だからカルト団体の教理はめちゃくちゃですけどストーリーが正確でなくてもドーパミンが流れますから信者はハッピーになるのです。信じるものは救われるのです