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「理想の家族」


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画像 産経新聞

いつからか、私は正座しながら説教を受け、それが終わると「怒ってくれてありがとう」というようになった…私にとって説教とは叱られて終わりではなく、その後、彼に納得いく反省文を提出し、許しをもらうまでまでの流れをいう。説教は長いし、嫌だけど、彼の言っていることは正しいし、確かに勉強になる…

「結愛に静かにドアを閉めさせるように」説教されたことがある。結愛に注意しても最初はできても次の日にはわすれる。また注意する。私が「結愛にはまだ難しいのかも。子供だからすぐに忘れちゃうんだよ」といった。すると私への説教が始まる。彼は「言い訳するな、忘れるなら紙に書かせて、壁に貼ってやれ」と言った

結愛に弟が産まれると雄大は結愛にまで長々と説教するようになった

最初は優しく語りかけて、質問責めにする。そして誘導して、自分で答えを導き出したように思わせる。そんなやりとりをみて当初は上手だな、と思っていた

結愛にも息子にも赤ちゃん言葉を使うな、一人の大人として扱え、とあんなに言っていたのに、彼は息子に赤ちゃん言葉で話しかける時がある

それを指摘すれば長い説教が始まるから黙り込んだ

雄大は結愛ちゃんをモデルにするためダイエットをさせていた。雄大の提唱するダイエットは食べないで走り込みするダイエットだった。クリスマスのあと空腹感に耐えかねた結愛ちゃんは隠れてお菓子をつまんだ。雄大は結愛ちゃんを家からつまみ出した。パジャマ姿の幼女が一人でいるのをみた近所の人が訝しみ警察に通報した。結愛ちゃんの目のふち、唇、耳たぶに傷があったので児童相談に保護された。結愛ちゃんはパパに叩かれたことママもパパに叩かれたことを訴えた

女性警官「お母さんも暴力を振るわれてますか?」

優里「いいえ、私は振るわれていません」

警官は結愛ちゃんを保護施設に入れると伝えた

優里「私も連れてってください」

警官「携帯も使えないところですよ」警官は目に見える怪我がなければDVと認められないと説明した

夫婦は児相でアンケートと面談をした。雄大は継子への暴力を認め、児相に二度と暴力を振るわないと約束した

一ヶ月後、結愛ちゃんは家に戻された。雄大は「(結愛)がだんだんだれてきた」と言い出して「もっと勉強と運動をしっかりさせなきゃだめだ」と主張した。優里が結愛を庇おうとすると「結愛がお前のようになってもいいのか。バカで男に利用されて股を広げる女にしたいのか」

私のような人生にしたくない。私と結愛を導いてほしいと願い彼と一緒になったのは事実だった

一人で町を歩いている結愛ちゃんを巡回中のおまわりさんが保護した。結愛ちゃんは唇と頭、耳に怪我、お腹にはアザがあった

結愛は嘘つきで困っている。外で走る練習をしていただけなのに、なぜ五歳の子の言うことを信じて大人のいうことを聞かないのか。結愛は、前回ママがパパに叩かれていると嘘をついた。それは母親自身も否定しているんだ。そんな嘘を言う子のことを信じるのか。自分はかわいそうな子と思われたいだけだ

雄大は警察にくってかかった。結愛ちゃんは二回めの保護を受けた。雄大は弁護士の卵である友人に聞いて、今度こそは逮捕されると思ったらしく、優里に児相と警察と検事にどう説明するのか口裏を合わせるよう。毎晩「訓練」した。また児相に何を言われたのか、全て報告させた 

児童相談所を私が追い払うと感謝すると言ってくれたからそれが嬉しかった

優里にとって児相も医者も警察も検事も「敵」だった。児相は何を話しても「様子をみましょう」とばかり返し「何を話しても無駄」と感じた

心療内科では「髪を抜いたり、自分を叩いている」と自虐行為を話してもスルーした

児相の面談で「子供にハグをする」というお題があった。優里はどうしてもハグができなかった。優里は「ハグができない」と伝えた

児相「じゃあタッチでいいわ」

彼は、結愛を見張りながら、説教できるネタを探しているようにみえた。それは何日も食事をせずに飢えている獣が、運良く目の前に現れた獲物を捕らえようと目を光らせてれかのようだった

雄大は結愛を山へ連れて行った。雄大は山に住んでいる鬼の話をして山小屋に結愛を一人置き去りにして、車で走り去り少し離れたところから結愛の反応を観察した

山に置き去りにされた結愛がすごい勢いで「待ってー待ってー」と必死に叫びながら追いかける様子を、楽しそうに、笑いながら優里に話した

その後優里も連れて三人で山へ出かけ山小屋に結愛を一人で置き去りにして車で走り去り優里と雄大は車の中で結愛の様子を伺った

雄大は結愛が追いかけてくるのが楽しいのかなニヤニヤ笑っていた

彼は結愛に「パパが結愛の代わりに鬼さんに謝って帰ってもらった。ありがとうは?」

優里は長い説教を結愛に施すようになった

彼は、私が結愛に長い説教をすればするほど満足するようだった…

優里にとってそれは結愛ちゃんを守るものだった

彼がするくらいなら私がした方がいいと思った。時折、我を忘れて結愛を大声で怒鳴っていることがある。そんな時必ず、近くに彼がいる

結愛を病院に連れて行くと、結愛のお腹にまた痣があった

児相にマークされた雄大は「新たしい土地でやり直そう。東京は友達がたくさんいて、仕事も紹介してくれる。芸能事務所も紹介してくれる。結愛をモデルにする」と単身東京に出かけた

一か月後、妻と子供たちを東京に呼び寄せた

東京に引っ越すことを児相に伝えると児相は新しい住所を聞いてきた。今まで「様子見」しかしなかった児相に優里は不信感を抱き教えなかった。児相は「教えなくても調べればわかりますよ」と優里に言った。高圧的な児相に優里は

児相は取り継ぎをしなかった

優里たちが東京に来ると、家族は東京観光したが 結愛は「だれてきた」と外に出してもらえなかった

雄大は友達に仕事を紹介してもらえなかったため職探しをしていた。家にいるため暇だった

雄大は結愛ちゃんの体重を測った。「太ってる。モデルになれない」雄大は結愛ちゃんの食事を抜いた

結愛ちゃんは朝4時に起きて勉強させられていた

二月 結愛ちゃんが勉強をやめて布団に入って寝ていたら雄大は結愛ちゃんを叩いた。結愛ちゃんの目の周りが真っ青な痣になると雄大

 ボクサーみたいだ

とにやけながら言った。友人の多いという雄大はニヤニヤ笑いながら「お前の悪口◯◯に話しているから…」

今バカ嫁とバカ娘と暮らしている…

優里と結愛が◯◯した。◯◯と言った。と面白おかしく友人に聞かせたと話した。そして「そいつも(お前らに)ドン引きしていたぞ」

友達もあの人に味方するのか。深い孤独感に押しつぶされそうになった

雄大は妻と娘の悪評をありとあらゆる周囲に言いふらした

ターゲットを孤立させた方が支配しやしいのでターゲットを孤立させるために周囲の人間にターゲットの悪評を言いふらすのだと思われます

ありとあらゆる精神的暴力に優里は堪えきれず「お願いだから離婚してください。結愛は私が連れて行きます。息子は置いて行くから離婚してください」と懇願すると

「東京から来たばかりなのになんだ。ヤクザみたいだ」というと息子に向かって「可哀想に母親に捨てられたんだ。お前は離婚したら、どうせ前の夫のところに戻ってバカみたいな生活を送るんだろ…お前は離婚したら一人で何もできない」

悪口を言いふらす。それはその人が嫌いだから悪口を言いふらすのだが

妻と継子の悪口をありとあらゆる人に吹聴しながらも、なぜが離さない

私にはどうして離婚が成立しないかがわからなかった。彼は私と結愛のことをお荷物だと思っているのに、どうして離婚をきりだすと機嫌を悪くするのだろう

二月に入ると「お前は息子を見ろ。俺が結愛をみるから」優里は同じ家にいながら結愛と引き離された

2月9日 品川児童相談所が家に訪れたが優里は追い返した

だって怖かったから。彼が逮捕されて彼に恨まれるのが怖かった…「児相は人生の責任をとってくれるわけではない」と彼が言ったことが刷り込まれていた。結愛に暴力を振るうのは嫌だけど、彼は間違ってはいない児相を追い返したら、彼は感謝していた。さらに私が「結愛が悪いんやって」とLINEして、児相の訪問を結愛のせいにした

2月20日 小学校説明会があった。結愛の痣が消えては、また別のアザができていて優里だけが説明会に参加した

あともう少しだ。小学校に行くようになったら彼は手を出せなくなる。給食もお腹いっぱい食べられる

2月25日 雄大は結愛ちゃんを裸にして冷水を浴びせ その後10発殴った。10回なぐると疲れたため寝た

2月27日 結愛ちゃんは嘔吐を繰り返してぐったりしていた

いいじゃないかダイエットになる 雄大

優里「病院に連れて行かなくていいの?」

雄大「アザが消えたら」

3月1日 結愛の戻したものが髪についた。優里はお風呂に入れた。痩せ細った娘の身体、背中には大きな傷があった。優里は正視できずにタオルにくるんだよね

3月2日 結愛ちゃん死亡。死因は、肺炎からの感染症である敗血症

死亡時の身長108センチ、体重12キロ(2歳の平均体重)

結愛ちゃんの身体には170箇所の痣があった。足の裏にはタバコで押し付けられた跡があり脚は凍傷していた。真冬の寒い時期にベランダに何時間も締め出された結愛ちゃんを目撃した複数の証言があった

3月3日 雄大は逮捕された

6月6日 保護者責任者遺棄致死容疑、傷害罪、大麻取締法違反で雄大は再逮捕、優里も共犯として逮捕された