船戸雄大
1985年 岡山で生まれる。家族は父と母と妹
1. 親も毒親
父の教育は厳しく頭蓋骨が変形するほど殴られた
千葉で育ち北海道に転居した。雄大はその経験を「自分を押さえつけられることを学んだ」と語っている
中学ではバスケットボールに夢中になるがイジられ(半イジメ)されたこともある。性格は明朗活発だが人によって態度が変わる
2. 強気を助け 弱気を憎む
強いものに媚びへつらうところがあったが「普通の子」だった(友人)
高校もバスケ部に入るが練習についていけず退部した。不良グループとつるんでいた時もある
3. 明るい、目立ちたがり屋
帝京大学入学 バスケサークルで部長を努める。みんなを引っ張っていく熱血漢でチームの中心だった
4. 依存症
大麻を常習していたやんちゃな面があり、その影響か友達の結婚式をドタキャンしたこともあるが大手企業に就職
5. 見栄っ張り
リバーサイドのお洒落なマンションに住み。友達を呼び寄せた見栄っ張り
職場に馴染めず嘔吐しながら通勤したこともある。実家がある北海道に転勤したが、おそらく事実上の「左遷」。退職後すすきので「黒服」として働く、友人の誘いで香川のキャバクラで「黒服」として働いた
大学卒業してキャバクラの黒服。これは転落人生である。これは雄大のアイデンティティ、プライドは粉々に砕けた
「絶望した」(雄大)
6. 挫折
自信喪失した雄大は場末のキャバクラで東京の大学を卒業し大企業で働いていたことや自分は全国各地に友達がいるとかを武勇伝にしていた
7. 自慢する
職場では「また雄大の自慢話が始まった…」なんて皆が内心うざく思っていただろう。しかしその中で優里だけが憧れの眼差しで雄大の自慢話を陶酔しながら聞いていた
雄大はシングルマザー優里の人生相談にのることになる
優里は不幸な女だった。家庭は複雑で身内に犯罪歴があり見るからに幸薄い顔で、学歴もなく19歳ででき婚したが旦那は給料を家に入れず浮気して離婚され、離婚後は子供の養育費すら払わないのに優里からお金をせびり取った。離婚の間際夫から「マグロ」と言われた優里はセックス依存症になり 店の店員数人と関係を持っていた
身内は犯罪者。頭もユルい。おまたもゆるい
「こんな惨めな女がいるのか」
幸薄い優里の相談にのると雄大のしぼんだプライドの風船が再び大きく膨らんでいくのを感じた
8. 高すぎるプライド
雄大は優里との結婚を決意した。「このみじめな母子を俺が救ってやろう」
9.メサイアコンプレックス
自己愛性人格障害の最終目標は劣っている人を救うメシアである
優里との結婚は雄大の親族は勘当される勢いで反対した
「ぺけ一子連れのキャバ嬢と結婚するなんて、連れ子は誰が父親かわからないんでしょ?」雄大母
雄大にとって哀れな優里は自分のプライドの風船を再び膨らましてくれる「運命の人」だった。雄大は自分の親族、友人に「連れ子」の結愛がどれほど優秀か、どれほど可愛いか自慢した
雄大は考えた。みじめな優里をマイフェアレディ、プリティーウーマンのように理想の女性にしてみせよう
娘の結愛は光源氏が若紫を理想の女性に育てたように理想の女性に育てよう。雄大は優里と結愛を理想の女性に育てようとした
人を意のままに動かす。それは「支配」である
11.支配欲
自己愛性人格障害の目的は自分か神のように全てを支配したい
自分の理想に対して、そうしたいと思ったら、そうしてしまうことです
雄大はヒンギズ教授のごとく優里を教育。光源氏の如く結愛を教育した
当たり前だが雄大は挫折した。優里は社会経験がほとんどなく、常識も疎く、子育ての認識も足りなく頼りなく感じた
優里の実家は無教養でだらしなく、兄弟には薬物で逮捕された者もいた
優里の友人はシングルマザーのキャバ嬢ばかりで子供の前でタバコをすい、吸い殻はその辺に投げ飛ばすようなのばかり
12. 自分の欠点は棚に上げ 他人の欠点は絶対許せない
雄大は優里のだらしない家族と友人と付き合わないように優里の交友関係を断捨離させた
結婚に反対した両親に見返しないのに無教養な優里は教育ができない。雄大は思った「俺がやるしかないのか」
「お前は子育てが失敗」と言われた。私の家族を否定して、お前の両親か育てたから。私みたいなバカ娘ができたという。バカ、気遣いができない、言語障害、発達障害と言われた(優里)
13. 達成不可能な目標を強制
雄大は達成不可能な目標、課題を次々と優里と結愛に突きつけた
優里と結愛に毎日3時間も説教したのに学習能力がなく同じ失敗ばかり繰り返した
結婚を反対した親族、友達に「結愛がいかに優秀」か自慢していた手前 雄大は追い詰められた。何が何でも結愛を優秀にしなければならない
14. 感情のコントロールができない
自己愛性人格は感情をコントロールする機能が発達していません。彼らは体は大人、頭は子供である
優里も結愛も全くできない。俺の育てた結愛は優秀でモデルと活躍しなければならない。あせった雄大は結愛を殴る蹴るようになった
15. 人のせいにする、
「お前のせいで(結愛)を叩くんだ」
児相から二回も保護された。児相から「虐待する親」とマークされた
16. 自分の過ちは認めない
雄大は「自分は教育しているだけ」と自身の虐待を認めなかった
児相にマークされた雄大は東京に転居する。「東京に行けば、自分の友達がいて、芸能関係の仕事を紹介してもらえる」と優里に語った。だが友達は紹介してくれなかった。一ヶ月後家族を呼び寄せた雄大。結愛は太っていた(標準体重)。雄大は絶望した「こんな太っていたらモデルになれない」
やはり優里は教育できない。俺がやるしかないのか。職探しはなかなか決まらない雄大。毎日家にいる雄大は職探しより結愛の教育に夢中になった
17. 歪んだ認知
以上の理由で雄大の脳は普通に機能していなかったのでは?と考えられます。雄大にとってはあれが「教育」だったようです
優愛ちゃんに身体170箇所の傷について「自分は覚えていない」と記憶障害になったらしい
18. 記憶を改ざんする
自己愛性人格障害は自分を完璧で素晴らしい人間と信じて疑いません。絶対正しい自分が間違いをするはずないので悪の証拠を突きつけられると「記憶にない」「そんなこと言ってない」と記憶を改ざんします
19. 自分は絶対正しい
自分は絶対失敗しない と信じています
自分か完全でいるために自分にとって都合の悪いこと、自分が間違っていたことを認められず、間違った記憶を改ざんしてしまうのです。今でも雄大は全く反省していません
20. 第三者の前では気弱になる
自分が親になってごめんなさい(雄大)
自己愛性人格障害は気弱です。裁判、警察官などの前では気弱になります。裁判では気の毒なほど落ち込みます
21. 都合が悪くなると気の毒なほど落ち込む
第三者の前の謝罪は、パフォーマンスです。被害者と二人きりになれば豹変して「お前のせいで恥をかかされた」と暴力をふるいます
自己愛性人格障害とは「頭が5歳」の大人である。5歳児が親になってしまったのだ
22. 無責任
優里から三行半を突きつけられた
23. 自信がない
あの人も自分に自信がなかったんだろうか
弱い自分を受け入れるのが怖かったのだろうか
いつまでそうやって逃げるつもりなの?
あなたはまた同じことを繰り返すよ。今度はターゲットを変えて。自分よりもさらに弱い者をみつけて。私は彼のことも自分のことも一生許さない
人生は理想の自分にたどり着く旅
人間は自己実現欲求がある
雄大は自分が理想の自分になる努力。自己実現を放棄して、シングルマザーキャバ嬢親子を「理想の女性」にしようとしました
24.他人を利用する
人生で最も不幸になることは、他人を変えようとすることです
自分以外の他人をおもいどうりに動かすことはできません。挫折します
変えることができるのは自分だけです
理想の自分になることはできても
他人を自分のおもいどうりには動かせません
他人を自分の意のままに動かそうとした雄大が豚箱に追いやられたのは当然の結果です
「(劣っている人を)教育してあげる」
非常に卑怯だと思いません?
人に教えたかったら
教員免許とるとか、資格でもとってコーチとか、講師になるとか そういったことは絶対しません
このような人は教員とか、先生とか、講師などにはなれないから社会的弱者のシングルマザー親子を支配したのです。本当に卑怯な人間です