週刊女性PRIME
児童虐待する大人の心理
子供を虐待する大人は5歳の大人なのだ
新入社員のFちゃんの話をしよう。高校卒業後、就職のために実家を離れ一人暮らしをしている
Fちゃんは寂しがりやだ。小型犬か猫を飼いたいと話していた
パートのおばさんが
「犬や猫のを飼えば、住むアパート、マンションは限定される
犬は毎日散歩をさせなくとはいけない。自分が仕事に行っている間も空調設備をしなくてはいけないから電気代も上がる
病気になった時は保険がないから医療費は高い
旅行も簡単に行けなくなる」とペットを飼う前に「考えよう」と教え諭した
ペットを飼うこと
ペットは生き物です
ペットを飼うことをぬいぐるみを買うつもりで飼ってしまう人もいる
生き物を飼うことは責任感が必要です。責任感がないままペットを飼えば
「こんな筈ではなかった」と思う。未熟で責任感が欠けている人はペットを手放してしまうかもしれません
もし、未熟で責任の欠けた人が子供の親になったら
子供はペットと違い捨てられない
このような未熟な親は毒親になり、子供を身体的、心理的に虐待し始める
彼らはまだ頭の中が5歳児の子供なのだ
愛情飢餓状態の人間は大人になっても無償の愛をくれる「母親」を求め続ける。そのため部分的に精神年齢がとまる
「無償の愛」をもらえない子供は苦しんでいる生きる
自分が苦しんで生きてきたから、常に不満だらけで「世界」を憎んでいる
5歳児の大人は「結婚」がどういうものかわからず、皆んながしてるから、じゃあ自分も、と安易な気持ちで結婚する
愛情飢餓
産まれたばかりの乳児は母親がいなければ生きていけない。その時期になんらかの理由で母親の愛情が得られない「甘えたいのに甘えられない」という怒りや、恨みが他者に向かいます。このような人間が親になると子供が甘えてきた時に爆発的な怒りを加えたり、子供を拒否したりします。これを転移性攻撃といいます
ペットを飼うことでさえ生活は変わる。結婚したら自分だけのために生きられないから配偶者を憎む
「親になる」ということがどういうものがわからない。皆んなが子供を産んでるからという理由で子供を産む
子供が生まれたら自分のためだけに生きられない。自分の自由を奪った子供が憎くなる
無償の愛を知らない者は
他人に愛を与えられない
大人は他人の気持や立場を考える
5歳児の大人は他者がない
5歳児の大人は無計画、無責任で自分の人生の計画性がない
今、自分のしていることが十年後にどうなるか考えない
5歳児なのに結婚してしまった
5歳児なのに親になってしまった
5歳児の大人は自分の人生は困難がないと期待している。
親になり「こんなはずではなかった」と後悔する
そのゆえに彼らはいつも
「辛い、辛い」と言っている
そう言えば、あとは周囲(子供や配偶者が)自分のために何かしてくれるからだ
親から関心をしめされなかった人間は子供に無関心になる
5歳児の親は自分の子供に無償の愛を示すよう要求する
5歳児の大人は自分の不幸を子供のせいにする
子供を苛める親は、外では怯えている
子供を苛めて、子供が怯えたり、泣いたりすると自分が強い人間に感じるから、楽しい
子供を苛め、子供が苦しむ姿を見て、親は自分傷ついた心を癒される
健全な大人は人に与えることに喜びを感じる
健全な大人は
「子供を育てるのは喜びである」と感じる
5歳児の大人は
「子供のせいで楽しみが奪われた」と思う
未熟な自己愛親、彼らは家庭生活や子育てに費やされる時間やエネルギーは自分の栄光追求の障害でしかない
(大人になれない人の心理より)
児童期の発達で驚くべきことの一つは、子供は何がおころうとも自分と保護者の位置関係を維持する術を知っているという点がある。人間はアタッチメント(愛着)の一つの側面として、養育者との物理的な距離を保つことが生物学的にプログラムされている。児童は本能的に親を愛し信頼するようにプログラムされている
もし親の行為によって自分たちに「悪い」ことが起きても、子供たちは親が悪いと思わない。子供の論理は「もし自分が良い子ならお菓子を貰える。貰えないのは自分が悪いことしたからだ」。精神分析家ロナルド=フェアバーンは、これを道徳的防衛と呼んだ
子供は親を道徳的に自分より上位にあると見なす。もし親の行為が自分に苦痛を及ぼしたら、それは親のせいではなく自分に非があり「こうなって当然」と考える。親が善となる者で存在し、悪なるものは自分の中にある。悪い親を好きになるより、自分が悪者で善なる祖を好きになる方がずっと簡単だ
被害者である子供が加害親から愛されるために努力をしなくてはいけない
親にとって都合の良い子供を演じなければならない
親が子供に愛を与えるのでなく
子供が親に愛を与えるようになる
親子の役割が逆転する
健全な家庭は
家族のメンバーの心の成長や自己表現、自己実現を育みます
不健全な家庭は
子供が常に親を喜ばせ、子供が親を守るために家庭が組織されている
子供は常に親の犠牲になる
結愛ちゃんの両親、心愛ちゃんの両親も親から無償の愛をもらえなかったのかもしれない。彼らは不健全な幼稚な大人だ
いつまでも独身でいるのは体裁が悪い。周囲が結婚してるから結婚する
周囲が子供産んでるから子供を産む
老後が心配だから、自分の世話をさせる目的で子供を持つ
俳優の東幹久は美輪明宏司会のテレビ番組で
「将来、自分の老後が心配だから、結婚して子供が欲しい」
「自分の老後など、自分のために利用する目的で子供を持ってはいけない。子供を持つということは子供に無償の愛を与えることだ」と美輪明宏はやんわりと諭す
親になるということは
一つの命を育て上げ一人の社会人として成長させる業
責任感と無償の愛で成せる業である
5歳児の大人は、文字通りの5歳児が責任感がないように、責任感がない
5歳児の大人は、5歳児が自己中心的な思考しかないように、自己中心的である
子供が産まれたら以前のように自由に生きられない
今までは自分のためだけにお金を使うことができたのに
自分の働いたお金を家族のためにお金を使いたくない
5歳児の大人は他人与える精神がない
だから子供が憎い
自分から自由を奪い、自分を不幸にした子供を苛めるとスッキリする
自分が自由でいるために
子供が邪魔だから
いなくなるまで苛め抜く
子供を苛める大人は社会では軽んじられてる
大人の社会で、認められない劣等感の塊である大人が子供を苛める
健全なな大人は社会に認められようと学んだり、切磋琢磨して向上しようとするそして人間は成長する
5歳児は遊んで生きる。子供は遊ぶ経験経て大人になる
5歳児の大人は子供の時遊ばせてもらえなかった
子供の時に周囲からしたくない事を押し付けられた
子供は遊びを通して成長する
したくない事をさせられた子供は健全な成長ができない。身体だけ大人になる
5歳児の大人は子供の時遊べなかったから今、遊びたい
大人がする努力はしたくない。彼らは常にインスタント思考だ
子供に暴力をふるい、泣かせたり、屈服させるとインスタントに自分が強大、偉いという万能感に浸れ、楽しくなる
40過ぎの父親が娘に暴力を振るい、怯え、泣きじゃくる10歳の娘の姿をスマホで動画撮影する。それを何度も見て自分の強大さに酔いしれる
子供を苛めて憂さ晴らしする大人は何も学ばないし、成長も向上もしない
成長しない彼らは、社会から相変もかわず軽んじられる
常に万能感に浸りたい彼らは、絶えず子供を苛めないと自分がつらくてたまらない。子供がいなくなるまで毎日苛め抜く
無償の愛を貰えた人間は健全な大人に成長する
責任感を持つ大人は社会に認められる。他人に与えられる大人になる
自分と血の繋がりがない子供の父親となれるし、他人に無償の愛を与えられることさえできる大人になる
無償の愛を貰えなくても、大人として、親として、社会人として責任を持つなら、与えられる人間になれる
無償の愛を貰えなくても、どんな育てられかたをされても、成人になれば自分の行動は自分の責任です
親になる選択をした以上は親の責任を全うしなくてはいけない義務がある
自分より立場の弱いものに八つ当たりしていい理由は全くない
そのような人間は、頭が5歳児のまま一生を終える