ことりの啓示

カルト宗教、洗脳研究

宗教ブログ

DVモラハラ人間の洗脳術

洗脳

DV=家庭内暴力

  • 身体的な暴力
  • 精神的な暴力
  • 経済的な暴力

モラル・ハラスメント=洗脳をして相手を支配する

モラハラされないためにはモラハラ人間がどんな手を用いて洗脳するか理解しなければなりません

手口

f:id:jw1972w:20240214010445j:image

画像 ゲンダイ

https://youtu.be/on1PQnNMZ9k?si=IaDldx7WlaVGyRZF

1. 恥の概念をうえつける

恥の概念を植え付けるのは、人前で恥をかかせることが有益である

2. 突然、激昂して人前で延々と罵倒する

些細な間違いを通行人にも、みなに聞こえるように感情的に怒鳴り散らす。そのうち、何かするたび(失敗したわけでもないのに怒鳴り散らすようになる

3.皆の前ででも激昂して怒鳴り散らす

ターゲットはなぜ怒られたかわからず。罵倒をやめてもらうため 悪くないのに謝罪させられる

4.生活費を渡さない

経済的DV夫は生活費を渡さない

DV妻は夫の稼いだお金を浪費し搾取して困窮させます

5. 全人格否定する

ターゲットが何かする度にやることをなすこと全て否定。些細なミスでも全人格否定する

妻のつくった料理の味付けが薄い時に「お前はどうしょうもないなぁ!」と全人格否定する

6. 無視する 

ターゲットは何も悪くないのに無視をする。ターゲットはモラハラ人間の顔色を伺うようになる

7. ターゲットの悪口を周囲に言いふらす

 

みんなの前で「こいつはどうしようもないんだ!」とか「この人〇〇なのよー」とターゲット失敗を言いふらし羞恥刑を与えターゲットの自尊心を打ち砕く

またターゲットの周囲、親戚中、会社、学校、友達、行きつけの店などターゲットの周囲の人間に「〇〇さんにアンタの悪口言ったから。この子はおかしいんですって…」などターゲットの悪口を言いふらしたことを教える。ターゲットを孤立化するためである

7. 孤立させる

孤立し気落ちしたターゲットに対して、自分が孤立させるように仕向けたのだが救済をしてあげる

8.集団でいる時、ターゲットにだけ邪険に扱う

例、お菓子を皆に配るがターゲットにだけ与えない

ターゲットが何か話すと「お前は変なことばかり言う」と否定する

ターゲットが落ち込むと

9.ターゲットが大事にしているものを壊したり、捨てたりする

子供を被害者の目の前で暴力を振るったり。被害者がペットを飼っているならペットをいじめたりなどターゲットが大事にしているものを壊す

10.救済をしてあげる

「アンタ暗いよねー。〇〇さんにアンタがおかしいって話たら〇〇さんがそんなことないよって言ったんだよ。だから自分に自身持ちなよ」と

ターゲットに酷いことをしているのは自分自身でありマッチポンプなのだが

今まで虐めたことに対して罪悪感とか優しさからそうしているわけではなく

11. 恩を着せる

目的は

  1. ターゲットに負い目を持たせるため
  2. 「こんなクズにも優しい私」と周囲から良い人にみせるため

12. 長々と説教する

ターゲットの些細な言動に対して「あなたはいつもおかしい」など長々と説教する

13. 自己批判させる

空が青いのも、雲が白いのも、全ての悪いことをターゲットのせいにして自己批判させる

14. 罪悪感を感じさせる

「アンタは親から嫌われている」「親はアンタをいらない」「〇〇さんがアンタが〇〇だって悪口言っていた」などターゲットがみんなから嫌われていると常々思い知らせる

15. 人間関係、仕事など下の立場に甘んじさせる

仕事、会社などターゲットに決めさせない。ターゲットには肉体労働など4K、キツイ、汚い、給料安い的な仕事をさせる。これはターゲットに自分は無価値な人間と思わせるのが目的である

16.自分を無価値だと思わせる

ターゲットの自尊心を粉々に打ち砕き、ターゲットを劣った人間にして支配します

17. 記憶を改ざんする

モラハラ人間はターゲットをさんざん虐めていたのだがそれをなかったことにする

ターゲットに『あの時あなたは私に〇〇した』と言われると激昂してターゲットが口を挟むことができないようにまくしたて「あなたの言っていることはおかしい」『あなたは被害者妄想だ』などという

なぜDV人間は他者をいじめをした記憶をなくすのか?

answer  完璧だから

モラハラ人間は自分を完璧な人間と信じて疑いません

モラハラ人間にとってターゲットをモラハラ(精神的虐待)をしたわけではなく、あくまでも劣っている愚かな人を正してあげただけとしか認識しません。モラハラ人間は自分を清く正しく美しく賢い自分がいじめなんてしないのです。あくまでも間違っている人を正しただけです

DV人間=自己愛性人格障害

他者を貶めること

自己愛性人格障害にとってこれが

勝利であり

それが生きがいであり

全人生といっても過言ではない

 

 

 

DV 二次的虐待


f:id:jw1972w:20240213085228j:image

モラハラさんは他人をも巻き込みます

モラハラさんはターゲットを定めガスライティングを行います

モラハラ人間=自己愛性人格障害

ガスライティング

ターゲットに些細な嫌味、嫌がらせ、無視をたくさんおこないターゲットに「自分がおかしいんだ」「自分が悪いんだ」と思わせます。これをガスライティング効果といいます。ターゲットをガスライティングで不安定にしたあと二次虐待を始めます

二次的虐待

二次的虐待とは、虐待の当事者でない第三者のことです

モラハラ人間はターゲットの些細なミスを激昂し大声で誇張、騒ぎ立て第三者たちにターゲットを「変な人」とアピールしたりターゲットの悪口を第三者、周囲に言いふらします

悪口を言いふらした後にターゲットに「〇〇さんにアンタの悪口話したから…」とニヤニヤ笑いながら武勇伝のように話します

なぜ第三者を巻き込むのか?

f:id:jw1972w:20240131095920j:image

画像 産経新聞

answer ターゲットを孤立させ完全支配するためです

三者はターゲットの悪口三昧を刷り込まれているから精神的虐待を目の当たりにしても、それを虐待と認識できません

こうした人々が虐待のターゲットに対し「あなたが原因をつくった」「あなたの捉え方か悪い」「被害妄想だ」と責めたり、疑ったり、圧力をかけたり、説教しようとするこれが二次的虐待なのです

孤立させられたターゲットは周囲に助けを求めても「あなたが悪い」「あなたが原因をつくった」など責め立てられますから、どんなに酷い目にあっても誰にも相談できなくなります

AbemaTVでは

雄大…責任感のあるエリート男性

優里…だらしない女

優里が不甲斐ないから雄大が暴力を振るうようになったような取り上げ方をしています

DV被害者にはどんな人間でも完璧でないように不甲斐ない所があるかもしれませんが

4歳の少女のお腹をサッカーボールのように蹴り上げるとか、馬乗りになってボコボコに殴りつけるとか、170箇所の痣と傷をつけてよいとか、栄誉失調になるほど食べ物を与えなくても良いという理由になりません

AbemaTVが第三者になりDV被害者を攻撃して二次的虐待にしています

恐ろしいでしょう?

このように自己愛性人格障害はターゲットの悪口を周囲に散々言いふらしターゲットのネガティブにすり込みます

ターゲットに対して「お前の悪口を〇〇に言ったから。そいつも『しんじらんない』って言ったから」など周囲に悪口を言いふらしていることをわざわざ知らせます

ターゲットを酷くできの悪い人間、もしくは酷い人間だと思い込ませ 第三者にも虐待に参戦させるのです

自己愛性人格障害は大抵徒党を組んで一人の人を攻撃します

ターゲットが第三者から酷い攻撃を受けると、今度は自己愛性人格障害はターゲットを「なんてひどいことするの!」と庇います

三者たちに攻撃させるよう煽ったのは自分なのですが、そんなことなかったかのようにターゲットを庇います

悪口を吹き込んだ人は優しいからそうしたわけてはなく

「こんなクズにも優しい私」と周囲にアピールしたいのです

または、「〇〇さんがあなたの悪口言っていたの。私はそんなことないよって言ったから」と何度も吹き込みます。マッチポンプです

ガスライティング効果

  1. モラハラさんがターゲットを虐める
  2. モラハラさんはターゲットにあなたが悪いからそうしたと刷り込む
  3. モラハラさん周囲には「ターゲットが悪いから…だからそうした」と刷り込みターゲットの周囲の人間に悪口を言いふらす
  4. モラハラさんはターゲットに「〇〇さんにアンタの悪口言ったから。〇〇さん『しんじらんないって言ってたよ』」ターゲットを孤立させる
  5. 周囲はモラハラさんと一緒になって「ターゲットが原因をつくった」とターゲットを攻撃させる
  6. 周囲がターゲットを酷く虐めるようになると
  7. 「酷いことを言うよね。私はあなたの味方だから…」などターゲットの悪口を言いふらしているのは自分なのだが
  8. とか言いながら、常にターゲットの些細な言動を誇張して周囲に悪口を言いふらす
  9. ターゲットは自信が全くなくなり自殺願望に陥ると
  10. 「自信もちなよ。『私がターゲットさんがおかしいって言ったら〇〇さんはそんなことないよ。って言ってたんだよ。だから自信持ちなよ』」

自分で煽ったのに正義のヒーローになろうとしています

モラハラさんの最終目標は救世主です

他人を利用して自作自演で救世主になろうとしているのです

これによってターゲットは悪口を吹き込んだ人にますます依存します

 

 

 

 

児童虐待をする親の心理



f:id:jw1972w:20240213152338j:image
週刊女性PRIME

児童虐待する大人の心理

f:id:jw1972w:20200826082105j:image

子供を虐待する大人は5歳の大人なのだ

新入社員のFちゃんの話をしよう。高校卒業後、就職のために実家を離れ一人暮らしをしている

Fちゃんは寂しがりやだ。小型犬か猫を飼いたいと話していた

パートのおばさんが

「犬や猫のを飼えば、住むアパート、マンションは限定される

犬は毎日散歩をさせなくとはいけない。自分が仕事に行っている間も空調設備をしなくてはいけないから電気代も上がる

病気になった時は保険がないから医療費は高い

旅行も簡単に行けなくなる」とペットを飼う前に「考えよう」と教え諭した

ペットを飼うこと

ペットは生き物です

ペットを飼うことをぬいぐるみを買うつもりで飼ってしまう人もいる

生き物を飼うことは責任感が必要です。責任感がないままペットを飼えば

「こんな筈ではなかった」と思う。未熟で責任感が欠けている人はペットを手放してしまうかもしれません

もし、未熟で責任の欠けた人が子供の親になったら

子供はペットと違い捨てられない

このような未熟な親は毒親になり、子供を身体的、心理的に虐待し始める

彼らはまだ頭の中が5歳児の子供なのだ

愛情飢餓状態の人間は大人になっても無償の愛をくれる「母親」を求め続ける。そのため部分的に精神年齢がとまる

「無償の愛」をもらえない子供は苦しんでいる生きる

自分が苦しんで生きてきたから、常に不満だらけで「世界」を憎んでいる

5歳児の大人は「結婚」がどういうものかわからず、皆んながしてるから、じゃあ自分も、と安易な気持ちで結婚する

愛情飢餓

産まれたばかりの乳児は母親がいなければ生きていけない。その時期になんらかの理由で母親の愛情が得られない「甘えたいのに甘えられない」という怒りや、恨みが他者に向かいます。このような人間が親になると子供が甘えてきた時に爆発的な怒りを加えたり、子供を拒否したりします。これを転移性攻撃といいます

 

f:id:jw1972w:20190330114457j:image

ペットを飼うことでさえ生活は変わる。結婚したら自分だけのために生きられないから配偶者を憎む

「親になる」ということがどういうものがわからない。皆んなが子供を産んでるからという理由で子供を産む

子供が生まれたら自分のためだけに生きられない。自分の自由を奪った子供が憎くなる

無償の愛を知らない者は

他人に愛を与えられない

大人は他人の気持や立場を考える

5歳児の大人は他者がない

5歳児の大人は無計画、無責任で自分の人生の計画性がない

今、自分のしていることが十年後にどうなるか考えない

5歳児なのに結婚してしまった

5歳児なのに親になってしまった

5歳児の大人は自分の人生は困難がないと期待している。

親になり「こんなはずではなかった」と後悔する

そのゆえに彼らはいつも

「辛い、辛い」と言っている 

そう言えば、あとは周囲(子供や配偶者が)自分のために何かしてくれるからだ

親から関心をしめされなかった人間は子供に無関心になる

5歳児の親は自分の子供に無償の愛を示すよう要求する

5歳児の大人は自分の不幸を子供のせいにする

子供を苛める親は、外では怯えている

子供を苛めて、子供が怯えたり、泣いたりすると自分が強い人間に感じるから、楽しい

子供を苛め、子供が苦しむ姿を見て、親は自分傷ついた心を癒される

健全な大人は人に与えることに喜びを感じる

健全な大人は

「子供を育てるのは喜びである」と感じる

5歳児の大人は

「子供のせいで楽しみが奪われた」と思う

未熟な自己愛親、彼らは家庭生活や子育てに費やされる時間やエネルギーは自分の栄光追求の障害でしかない

(大人になれない人の心理より)

児童期の発達で驚くべきことの一つは、子供は何がおころうとも自分と保護者の位置関係を維持する術を知っているという点がある。人間はアタッチメント(愛着)の一つの側面として、養育者との物理的な距離を保つことが生物学的にプログラムされている。児童は本能的に親を愛し信頼するようにプログラムされている

もし親の行為によって自分たちに「悪い」ことが起きても、子供たちは親が悪いと思わない。子供の論理は「もし自分が良い子ならお菓子を貰える。貰えないのは自分が悪いことしたからだ」。精神分析家ロナルド=フェアバーンは、これを道徳的防衛と呼んだ

子供は親を道徳的に自分より上位にあると見なす。もし親の行為が自分に苦痛を及ぼしたら、それは親のせいではなく自分に非があり「こうなって当然」と考える。親が善となる者で存在し、悪なるものは自分の中にある。悪い親を好きになるより、自分が悪者で善なる祖を好きになる方がずっと簡単だ

被害者である子供が加害親から愛されるために努力をしなくてはいけない 

親にとって都合の良い子供を演じなければならない

親が子供に愛を与えるのでなく

子供が親に愛を与えるようになる

親子の役割が逆転する

健全な家庭は

家族のメンバーの心の成長や自己表現、自己実現を育みます

不健全な家庭は

子供が常に親を喜ばせ、子供が親を守るために家庭が組織されている

子供は常に親の犠牲になる

結愛ちゃんの両親、心愛ちゃんの両親も親から無償の愛をもらえなかったのかもしれない。彼らは不健全な幼稚な大人だ

いつまでも独身でいるのは体裁が悪い。周囲が結婚してるから結婚する

f:id:jw1972w:20190330114711j:image

周囲が子供産んでるから子供を産む

老後が心配だから、自分の世話をさせる目的で子供を持つ

俳優の東幹久は美輪明宏司会のテレビ番組で

「将来、自分の老後が心配だから、結婚して子供が欲しい」

「自分の老後など、自分のために利用する目的で子供を持ってはいけない。子供を持つということは子供に無償の愛を与えることだ」と美輪明宏はやんわりと諭す

親になるということは

一つの命を育て上げ一人の社会人として成長させる業

責任感と無償の愛で成せる業である

5歳児の大人は、文字通りの5歳児が責任感がないように、責任感がない

5歳児の大人は、5歳児が自己中心的な思考しかないように、自己中心的である

f:id:jw1972w:20190306101442j:image

子供が産まれたら以前のように自由に生きられない

今までは自分のためだけにお金を使うことができたのに

自分の働いたお金を家族のためにお金を使いたくない

5歳児の大人は他人与える精神がない

だから子供が憎い

自分から自由を奪い、自分を不幸にした子供を苛めるとスッキリする

自分が自由でいるために

子供が邪魔だから

いなくなるまで苛め抜く

子供を苛める大人は社会では軽んじられてる

大人の社会で、認められない劣等感の塊である大人が子供を苛める

健全なな大人は社会に認められようと学んだり、切磋琢磨して向上しようとするそして人間は成長する

5歳児は遊んで生きる。子供は遊ぶ経験経て大人になる

5歳児の大人は子供の時遊ばせてもらえなかった

子供の時に周囲からしたくない事を押し付けられた

子供は遊びを通して成長する

したくない事をさせられた子供は健全な成長ができない。身体だけ大人になる

5歳児の大人は子供の時遊べなかったから今、遊びたい

大人がする努力はしたくない。彼らは常にインスタント思考だ

子供に暴力をふるい、泣かせたり、屈服させるとインスタントに自分が強大、偉いという万能感に浸れ、楽しくなる

40過ぎの父親が娘に暴力を振るい、怯え、泣きじゃくる10歳の娘の姿をスマホで動画撮影する。それを何度も見て自分の強大さに酔いしれる

子供を苛めて憂さ晴らしする大人は何も学ばないし、成長も向上もしない

f:id:jw1972w:20190406195428j:image

成長しない彼らは、社会から相変もかわず軽んじられる

常に万能感に浸りたい彼らは、絶えず子供を苛めないと自分がつらくてたまらない。子供がいなくなるまで毎日苛め抜く

無償の愛を貰えた人間は健全な大人に成長する

責任感を持つ大人は社会に認められる。他人に与えられる大人になる

自分と血の繋がりがない子供の父親となれるし、他人に無償の愛を与えられることさえできる大人になる

無償の愛を貰えなくても、大人として、親として、社会人として責任を持つなら、与えられる人間になれる

無償の愛を貰えなくても、どんな育てられかたをされても、成人になれば自分の行動は自分の責任です

f:id:jw1972w:20190319222220j:image

親になる選択をした以上は親の責任を全うしなくてはいけない義務がある

自分より立場の弱いものに八つ当たりしていい理由は全くない

そのような人間は、頭が5歳児のまま一生を終える

「大人になりきれない人」の心理 (PHP文庫)

「大人になりきれない人」の心理 (PHP文庫)

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船戸雄大「親になろうとしてごめんなさい」

船戸雄大 

f:id:jw1972w:20240130233434j:image

1985年 岡山で生まれる。家族は父と母と妹

1. 親も毒親

父の教育は厳しく頭蓋骨が変形するほど殴られた

千葉で育ち北海道に転居した。雄大はその経験を「自分を押さえつけられることを学んだ」と語っている

中学ではバスケットボールに夢中になるがイジられる半イジメされたこともある。性格は明朗活発だが人によって態度が変わる

2. 強気を助け 弱気を憎む

強いものに媚びへつらうところがあったが「普通の子」だった

高校もバスケ部に入るが練習についていけず退部した。不良グループとつるんでいた時もある

3. 明るい、目立ちたがり屋

帝京大学入学 バスケサークルで部長を努める。みんなを引っ張っていく熱血漢でチームの中心だった

4. 依存症

大麻を常習していたやんちゃな面があり、その影響か友達の結婚式をドタキャンしたこともある

大手企業に就職

5. 見栄っ張り

リバーサイドのお洒落なマンションに住み。友達を呼び寄せた

職場に馴染めず嘔吐しながら通勤したこともある。実家がある北海道に転勤したが、おそらく事実上の「左遷」だろう。退職後すすきので「黒服」として働く、友人の誘いで香川のキャバクラで「黒服」として働いた

大学卒業してキャバクラの黒服 転落人生である。これは雄大アイデンティティ、プライドは粉々に砕けた「絶望した」という

6. 挫折

自信喪失した雄大は場末のキャバクラで東京の大学を卒業し大企業で働いていたことを武勇伝にしていた。自分は全国各地に友達がいるとか

7. 自慢する

職場では「また雄大の自慢話が始まった…」なんて皆が内心うざく思っていただろう。しかしその中で優里だけが憧れの眼差しで雄大の自慢話を陶酔しながら聞いていた

優里は不幸な女だった。見るからに幸薄い顔で、学歴もなく19歳ででき婚したが旦那は給料を家に入れず浮気して離婚され、離婚後は子供の養育費すら払わないのに優里からお金をせびり取った。離婚の間際夫から「マグロ」と言われた優里はセックス依存症になり 店の店員数人と関係を持っていた

身内は犯罪者。頭もユルい。おまたもゆるい

「こんな惨めな女がいるのか」

幸薄い優里といると雄大のしぼんだプライドの風船が再び大きく膨らんでいくのを感じた

8. 高すぎるプライド

雄大は優里との結婚を決意した。「このみじめな母子を俺が救ってやろう」

9.メサイアコンプレックス

自己愛性人格障害の最終目標は劣っている人を救うメシアである

優里との結婚は雄大の親族は勘当される勢いで反対した。雄大の母は「ぺけ一子連れのキャバ嬢と結婚するなんて、連れ子は誰が父親かわからないんでしょ?」

雄大にとって哀れな優里は自分のプライドの風船を再び膨らましてくれる「運命の人」だった。雄大は自分の親族、友人に「連れ子」の優愛がどれほど優秀か、どれほど可愛いか自慢した

雄大は考えた。みじめな優里をマイフェアレディ、プリティーウーマンのように理想の女性にしてみせよう

マイ・フェア・レディ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

娘の優愛は光源氏が若紫を理想の女性に育てたように理想の女性に育てよう。雄大は優里と優愛を理想の女性に育てようとした

人を意のままに動かす。それは「支配」である

11.支配欲

自己愛性人格障害の目的は自分か神のように全てを支配したい

自分の理想に対して、そうしたいと思ったら、そうしてしまうことです

雄大はヒンギズ教授のごとく優里を教育。光源氏の如く結愛を教育した。雄大は挫折した。優里は社会経験がほとんどなく、常識も疎く、子育ての認識も足りなく頼りなく感じた

優里の実家は無教養でだらしなく、兄弟には薬物で逮捕された者もいた

優里の友人はシングルマザーのキャバ嬢ばかりで子供の前でタバコをすい、吸い殻はその辺に投げ飛ばすようなのばかり

12. 自分の欠点は棚に上げ 他人の欠点は絶対許せない

雄大は優里のだらしない家族、友人と付き合わないように優里の交友関係を断捨離させた

結婚に反対した両親に見返しないのに無教養な優里は教育ができない「俺がやるしかないのか」

「お前は子育てが失敗」と言われた。私の家族を否定して、お前の両親か育てたから。私みたいなバカ娘ができたという。バカ、気遣いができない、言語障害発達障害と言われた

13. 達成不可能な目標を強制

雄大は達成不可能な目標、課題を次々と優里と優愛に突きつけた

優里と優愛は毎日3時間も説教したのに学習能力がなく同じ失敗ばかり繰り返した

結婚を反対した親族、友達に「優愛がいかに優秀」か自慢していた手前 雄大は追い詰められた。何が何でも優愛を優秀にしなければならない

14. 感情のコントロールができない

自己愛性人格は感情をコントロールする機能が発達していない。体は大人、頭は子供である

優里も優愛も全くできない。俺の育てた優愛は優秀でモデルと活躍しなければならない。あせった雄大は優愛を殴る蹴るようになった 

15. 人のせいにする、

「お前のせいで(優愛)を叩くんだ」

児相から二回も保護された。児相から「虐待する親」とマークされた

16. 自分の過ちは認めない

自分は教育しているだけ

児相にマークされた雄大は東京に転居する。「東京に行けば、自分の友達がいて、芸能関係の仕事を紹介してもらえる」と語った。だが友達は紹介してくれなかった。一ヶ月後家族を呼び寄せた雄大。結愛は太っていた。「こんな太っていたら(標準)モデルになれない」

やはり優里は教育できない。俺がやるしかないのか。職探しはなかなか決まらない雄大。毎日家にいる雄大は職探しより優愛の教育に夢中になった

17. 歪んだ認知

以上の理由で雄大の脳は普通に機能していなかったのでは?と考えられます。雄大にとってはあれが「教育」だったようです

優愛ちゃんに身体170箇所の傷について「自分は覚えていない」と記憶障害になったらしい

18. 記憶を改ざんする

自己愛性人格障害は自分を完璧で素晴らしい人間と信じて疑いません。絶対正しい自分が間違いをするはずないので悪の証拠を突きつけられると「記憶にない」「そんなこと言ってない」と記憶を改ざんします

19. 自分は絶対正しい

自分は絶対失敗しない と信じています

自分か完全でいるために自分にとって都合の悪いこと、自分が間違っていたことを認められず、間違った記憶を改ざんしてしまうのです。雄大は全く反省していません

20. 第三者の前では気弱になる

自分が親になってごめんなさい(雄大

自己愛性人格障害は気弱です。裁判、警察官などの前では気弱になります。裁判では気の毒なほど落ち込みます

21. 都合が悪くなると気の毒なほど落ち込む

三者の前の謝罪は、パフォーマンスです。被害者と二人きりになれば豹変して「お前のせいで恥をかかされた」と暴力をふるいます

自己愛性人格障害とは「頭が5歳」の大人である。5歳児が親になってしまったのだ

22. 無責任

優里から三行半を突きつけられた

23. 自信がない

あの人も自分に自信がなかったんだろうか

弱い自分を受け入れるのが怖かったのだろうか

いつまでそうやって逃げるつもりなの?

あなたはまた同じことを繰り返すよ。今度はターゲットを変えて。自分よりもさらに弱い者をみつけて。私は彼のことも自分のことも一生許さない

人生は理想の自分にたどり着く旅

人間は自己実現欲求がある

雄大は自分が理想の自分になる努力。自己実現を放棄して、シングルマザーキャバ嬢親子を「理想の女性」にしようとしました

24.他人を利用する

人生で最も不幸になることは、他人を変えようとすることです

自分以外の他人をおもいどうりに動かすことはできない

変えることができるのは自分だけです

理想の自分になることはできても

他人を自分のおもいどうりりには動かせません

他人を自分の意のままに動かそうとした雄大が豚箱に追いやられたのは当然の結果です

「教育してあげる」

非常に卑怯だと思いません?

人に教えたかったら

教員免許とるとか、資格でもとってコーチとか、講師になるとか そういったことは絶対しません

このような人は教員とか、先生とか、講師などにはなれないから社会的弱者のシングルマザー親子を支配したのです

 

 

 

 

 

 

世界中を涙させた結愛ちゃんの手紙


f:id:jw1972w:20240125114334j:image

結愛ちゃんノートが発見された。警察は記者会見で涙をこらえながら結愛ちゃんノートを公開した 

もうパパとママにいわれなくてもしっかりと、じぶんからきょうよりか もっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことしません ゆるして(略)これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから もうぜったいぜったいやらないからね わかったね ぜったいのぜったいのおやくそく(略)あしたのあさはきょうみたいにやるんじゃなくて(略)パパとママにみせるぞというきもちでやるぞ えいえいおー

午後四時に自らセットした目覚ましで一人起床。九九やひらがなの勉強。朝はスープ一杯、昼はご飯茶碗三分の一、夜はご飯茶碗二分の一。言うことを聞かなければ、一日1食になる

結愛ちゃんの体重は12キロ。全身170箇所の痣。足には凍傷があった

 

結愛ちゃんの両親はこれを「教育」だと信じていた

取り調べ

優里の取り調べが始まった。刑事は怒りの涙を流しながら「僕はあなたを許さない」と訴えた

「僕は呪縛をといてやる」

何それ?私が何かに呪われていたの? 

f:id:jw1972w:20240125115508j:image 

画像 産経新聞

呪われてるよ。あなたの知らない世界かと思いました

刑事からはあの人が「妻を洗脳したと認めている」ともいわれた。何のどこが洗脳なの?優愛のためだと言った、あの人の言葉は嘘だったの?

「風呂場で裸の優愛ちゃんを見たでしょ」

優里は、二月に彼が手の甲で、優愛の目かおでこをパチっと叩いたのは見ていた。それ以外に彼の暴行を見ていない

「アザは?たくさん見たでしょ?全身に170箇所だよ。足の裏はタバコじゃないの?暴行をみてなくてもアザは見たでしょ?」

本当に見ていない

「どうして見なかったの?」

見ました、だけどそんなにたくさんのアザがあったなんて知らなかった。

結愛ちゃんの死の前日優里はお風呂にいれて身体を洗っていたのだが優里は記憶が抜け落ちていた

「家族みんな葬式で泣いていたのに、あなたは泣いていなかったよね。あれは何?おかしいんじゃないかな?」

優里は感情を失っていた。逮捕された優里は自責の念に耐えられず「死にたい」と何度も訴えるようになった

優里には女性弁護士が担当になった。「一緒に頑張ろう!」と励まし、優里の話を聞いて共に涙を流し共感しては励ます女性弁護士と接見するうちに優里は弁護士の面談を楽しみにまつようになった。弁護士がカウンセラーの先生を連れてきた

毎日(何時間も)説教されたら、それも心理的虐待だと言ってくれた。優愛に(優里の眼の前で)暴力を振るうことも私のDVだって言ってくれた

カウンセラーの先生は、私が子供の頃、親に虐待されていないかどうか聞いてくる…ない、と言うと少し首をかしげた。親は私に手をあげたことはない。それは本当のことだ。みんながそれを聞くのはどうしてだろう

優里は二人の専門家から治療を受けて、少しづつDVについて学んだ

初めてお会いした時、私が雄大を批判的にいうと、優里さんは「そんなふうにさせた私の方が悪いんです」と返ってきた。雄大と自分との間に境界線が引けていないと感じました

彼の思いとうりに謝らないと、許してもらえなかった。どう謝ったらいいか、答えをみつけるのが大変だったと仰ったので、それがまさにDVなんだとお話しました

心理カウンセラーは優里雄大に「洗脳」されPTSD解離性障害と診断した。記憶障害もPTSDのためと診断された

部活では厳しい指導をしてくれる。中学校も高校も厳しい指導は当たり前だと思っていた…怒られるということは期待されているということ。何も言われなくなったらおしまいだということを部活を通して学んでいたから

優里は雄大の3時間の説教。暴言。優愛ちゃんに対する「暴行」は「愛」で期待されているからと思い込んでいた

部活のことを思えば、なんて思った私がバカみたい。家であんなに両親に優しくしてもらえたから頑張れたんだ

洗脳されやすい性格

  1. 生真面目
  2. 頑張り屋さん
  3. 依存的
  4. 自己肯定感がひくい、もしくは高すぎる
  5. アイデンティティが確立されていない
  6. 自分を客観視できていない

弁護士先生や支援してくれる人や記者の方の中でも、私に対して、私に対して怒りの感情をぶつけてこないのはどうしてだろう、と思う時がある。拘置所の職員さんでも、いくら仕事とはいえ私がやったことを考えると、雑に扱われて当然だと思うのに、丁寧に対応してくれる

弁護士とカウンセラーたちの面談、職員たちの親切な対応により優里は感情が取り戻され、表情も柔らかくなってきた

泣くな、怒るな、騒ぐな、へらへらするな、ふてくされるな、愛想よくしろ、楽しくないなら何もしてやらないぞ、少しできたくらいで喜ぶな。あの人からそう言われてきた。じゃあどんな顔してどんな態度をとればいいんだろうかと考えつづけた。その結果、相手に調子を合わすか、真顔でいることがいいと学んだ

船戸優里ビフォー&アフター

f:id:jw1972w:20240125122831j:image

拘置所にいる間、優里は本を読み漁った。優里は自分を客観的にみれるようになり罪と向き合うようになった

罪を償うために、絶対に必要なことは自分の悪いところ、、ダメなところを知って、弱い自分を受け入れることだ。今回一番の原因は、私自身、自分のことを何もわかっていなかったからだと思う。私が自分の性格がこうで、こういう状況の時こうする人間だとか、もっともっと自分に必要なことを知っていれば、こんなことにはなってなかったと思う

歪んだ認知

裁判で「優愛に朝あげていた食事はどれくらいの量か」という質問に対して

板チョコをご飯代わりに一枚あげたことはない。板チョコは一枚280カロリーである。量=カロリーだと思って、朝、お菓子をあげる時は、平均これくらいをあげていましたよ…実際はカロリーメイト二本で200カロリーの日もあれば、ガトーショコラを一切れのときもあったり、菓子パン400カロリー分くらいの日もあった

「週何回くらい朝ご飯をあげてましたか」

私は週何回くらいという質問が苦手ですごく難しい

「お風呂はどうしてた」

優里は答えが浮かばす適当なことを話した

優愛が毎日お風呂に入っていたか、自分が毎日お風呂に入っていたのか、それはわからない

「あなたは身体をはって止めたことが一度でもありましたか」

優里は答えられず「ゔ 」とつまった

私は優愛のために必死だけど、優愛からすればそうではなかった

雄大の洗脳は優里の脳を崩壊させ優里は記憶が抜け落ちている

私は、まだ全部のことを思い出せてない

結愛へ

優愛にしつけなんか必要なかったんだと思う。本当にしつけが必要だったのは私たち親だ。優愛は賢いから、親のしていることを見て覚えて自然に同じことをしているだけ。親がちゃんと挨拶を当たり前にしていたら厳しく教える必要なんてなかった

優愛に「嘘をつかない。適当なことを言わない」と言ったて、私たちができていなかった。自分たちができていないのに子供にやらせるなんて無理に決まっている。それを暴力暴言を使い、脅したり恐怖で言うことを聞かせるなんてありえないことだ

私も優愛も「相手の気持ち、俺の気持ちを考えろ」と言われ、必死に考えた。でも一番相手の気持ちを考えていなかったのはあの人だ

優里は雄大に離婚届けを突き出し夫婦は離婚した

洗脳を解くのは難しい

優里の受けた「洗脳」はマインドコントロールである

優里は雄大を神のように崇拝していた

雄大は教祖で、優里は信者である

マインドコントロールは自分で選択したように操作するため簡単には解けない

雄大の公判で証言台に立ったときには、土下座して謝れば良かったと語った

 

 

 

「理想の家族」


f:id:jw1972w:20240125115124j:image

画像 産経新聞

いつからか、私は正座しながら説教を受け、それが終わると「怒ってくれてありがとう」というようになった…私にとって説教とは叱られて終わりではなく、その後、彼に納得いく反省文を提出し、許しをもらうまでまでの流れをいう。説教は長いし、嫌だけど、彼の言っていることは正しいし、確かに勉強になる…

「結愛に静かにドアを閉めさせるように」説教されたことがある。結愛に注意しても最初はできても次の日にはわすれる。また注意する。私が「結愛にはまだ難しいのかも。子供だからすぐに忘れちゃうんだよ」といった。すると私への説教が始まる。彼は「言い訳するな、忘れるなら紙に書かせて、壁に貼ってやれ」と言った

結愛に弟が産まれると雄大は結愛にまで長々と説教するようになった

最初は優しく語りかけて、質問責めにする。そして誘導して、自分で答えを導き出したように思わせる。そんなやりとりをみて当初は上手だな、と思っていた

結愛にも息子にも赤ちゃん言葉を使うな、一人の大人として扱え、とあんなに言っていたのに、彼は息子に赤ちゃん言葉で話しかける時がある

それを指摘すれば長い説教が始まるから黙り込んだ

雄大は結愛ちゃんをモデルにするためダイエットをさせていた。雄大の提唱するダイエットは食べないで走り込みするダイエットだった。クリスマスのあと空腹感に耐えかねた結愛ちゃんは隠れてお菓子をつまんだ。雄大は結愛ちゃんを家からつまみ出した。パジャマ姿の幼女が一人でいるのをみた近所の人が訝しみ警察に通報した。結愛ちゃんの目のふち、唇、耳たぶに傷があったので児童相談に保護された。結愛ちゃんはパパに叩かれたことママもパパに叩かれたことを訴えた

女性警官「お母さんも暴力を振るわれてますか?」

優里「いいえ、私は振るわれていません」

警官は結愛ちゃんを保護施設に入れると伝えた

優里「私も連れてってください」

警官「携帯も使えないところですよ」警官は目に見える怪我がなければDVと認められないと説明した

夫婦は児相でアンケートと面談をした。雄大は継子への暴力を認め、児相に二度と暴力を振るわないと約束した

一ヶ月後、結愛ちゃんは家に戻された。雄大は「(結愛)がだんだんだれてきた」と言い出して「もっと勉強と運動をしっかりさせなきゃだめだ」と主張した。優里が結愛を庇おうとすると「結愛がお前のようになってもいいのか。バカで男に利用されて股を広げる女にしたいのか」

私のような人生にしたくない。私と結愛を導いてほしいと願い彼と一緒になったのは事実だった

一人で町を歩いている結愛ちゃんを巡回中のおまわりさんが保護した。結愛ちゃんは唇と頭、耳に怪我、お腹にはアザがあった

結愛は嘘つきで困っている。外で走る練習をしていただけなのに、なぜ五歳の子の言うことを信じて大人のいうことを聞かないのか。結愛は、前回ママがパパに叩かれていると嘘をついた。それは母親自身も否定しているんだ。そんな嘘を言う子のことを信じるのか。自分はかわいそうな子と思われたいだけだ

雄大は警察にくってかかった。結愛ちゃんは二回めの保護を受けた。雄大は弁護士の卵である友人に聞いて、今度こそは逮捕されると思ったらしく、優里に児相と警察と検事にどう説明するのか口裏を合わせるよう。毎晩「訓練」した。また児相に何を言われたのか、全て報告させた 

児童相談所を私が追い払うと感謝すると言ってくれたからそれが嬉しかった

優里にとって児相も医者も警察も検事も「敵」だった。児相は何を話しても「様子をみましょう」とばかり返し「何を話しても無駄」と感じた

心療内科では「髪を抜いたり、自分を叩いている」と自虐行為を話してもスルーした

児相の面談で「子供にハグをする」というお題があった。優里はどうしてもハグができなかった。優里は「ハグができない」と伝えた

児相「じゃあタッチでいいわ」

彼は、結愛を見張りながら、説教できるネタを探しているようにみえた。それは何日も食事をせずに飢えている獣が、運良く目の前に現れた獲物を捕らえようと目を光らせてれかのようだった

雄大は結愛を山へ連れて行った。雄大は山に住んでいる鬼の話をして山小屋に結愛を一人置き去りにして、車で走り去り少し離れたところから結愛の反応を観察した

山に置き去りにされた結愛がすごい勢いで「待ってー待ってー」と必死に叫びながら追いかける様子を、楽しそうに、笑いながら優里に話した

その後優里も連れて三人で山へ出かけ山小屋に結愛を一人で置き去りにして車で走り去り優里と雄大は車の中で結愛の様子を伺った

雄大は結愛が追いかけてくるのが楽しいのかなニヤニヤ笑っていた

彼は結愛に「パパが結愛の代わりに鬼さんに謝って帰ってもらった。ありがとうは?」

優里は長い説教を結愛に施すようになった

彼は、私が結愛に長い説教をすればするほど満足するようだった…

優里にとってそれは結愛ちゃんを守るものだった

彼がするくらいなら私がした方がいいと思った。時折、我を忘れて結愛を大声で怒鳴っていることがある。そんな時必ず、近くに彼がいる

結愛を病院に連れて行くと、結愛のお腹にまた痣があった

児相にマークされた雄大は「新たしい土地でやり直そう。東京は友達がたくさんいて、仕事も紹介してくれる。芸能事務所も紹介してくれる。結愛をモデルにする」と単身東京に出かけた

一か月後、妻と子供たちを東京に呼び寄せた

東京に引っ越すことを児相に伝えると児相は新しい住所を聞いてきた。今まで「様子見」しかしなかった児相に優里は不信感を抱き教えなかった。児相は「教えなくても調べればわかりますよ」と優里に言った。高圧的な児相に優里は

児相は取り継ぎをしなかった

優里たちが東京に来ると、家族は東京観光したが 結愛は「だれてきた」と外に出してもらえなかった

雄大は友達に仕事を紹介してもらえなかったため職探しをしていた。家にいるため暇だった

雄大は結愛ちゃんの体重を測った。「太ってる。モデルになれない」雄大は結愛ちゃんの食事を抜いた

結愛ちゃんは朝4時に起きて勉強させられていた

二月 結愛ちゃんが勉強をやめて布団に入って寝ていたら雄大は結愛ちゃんを叩いた。結愛ちゃんの目の周りが真っ青な痣になると雄大

 ボクサーみたいだ

とにやけながら言った。友人の多いという雄大はニヤニヤ笑いながら「お前の悪口◯◯に話しているから…」

今バカ嫁とバカ娘と暮らしている…

優里と結愛が◯◯した。◯◯と言った。と面白おかしく友人に聞かせたと話した。そして「そいつも(お前らに)ドン引きしていたぞ」

友達もあの人に味方するのか。深い孤独感に押しつぶされそうになった

雄大は妻と娘の悪評をありとあらゆる周囲に言いふらした

ターゲットを孤立させた方が支配しやしいのでターゲットを孤立させるために周囲の人間にターゲットの悪評を言いふらすのだと思われます

ありとあらゆる精神的暴力に優里は堪えきれず「お願いだから離婚してください。結愛は私が連れて行きます。息子は置いて行くから離婚してください」と懇願すると

「東京から来たばかりなのになんだ。ヤクザみたいだ」というと息子に向かって「可哀想に母親に捨てられたんだ。お前は離婚したら、どうせ前の夫のところに戻ってバカみたいな生活を送るんだろ…お前は離婚したら一人で何もできない」

悪口を言いふらす。それはその人が嫌いだから悪口を言いふらすのだが

妻と継子の悪口をありとあらゆる人に吹聴しながらも、なぜが離さない

私にはどうして離婚が成立しないかがわからなかった。彼は私と結愛のことをお荷物だと思っているのに、どうして離婚をきりだすと機嫌を悪くするのだろう

二月に入ると「お前は息子を見ろ。俺が結愛をみるから」優里は同じ家にいながら結愛と引き離された

2月9日 品川児童相談所が家に訪れたが優里は追い返した

だって怖かったから。彼が逮捕されて彼に恨まれるのが怖かった…「児相は人生の責任をとってくれるわけではない」と彼が言ったことが刷り込まれていた。結愛に暴力を振るうのは嫌だけど、彼は間違ってはいない児相を追い返したら、彼は感謝していた。さらに私が「結愛が悪いんやって」とLINEして、児相の訪問を結愛のせいにした

2月20日 小学校説明会があった。結愛の痣が消えては、また別のアザができていて優里だけが説明会に参加した

あともう少しだ。小学校に行くようになったら彼は手を出せなくなる。給食もお腹いっぱい食べられる

2月25日 雄大は結愛ちゃんを裸にして冷水を浴びせ その後10発殴った。10回なぐると疲れたため寝た

2月27日 結愛ちゃんは嘔吐を繰り返してぐったりしていた

いいじゃないかダイエットになる 雄大

優里「病院に連れて行かなくていいの?」

雄大「アザが消えたら」

3月1日 結愛の戻したものが髪についた。優里はお風呂に入れた。痩せ細った娘の身体、背中には大きな傷があった。優里は正視できずにタオルにくるんだよね

3月2日 結愛ちゃん死亡。死因は、肺炎からの感染症である敗血症

死亡時の身長108センチ、体重12キロ(2歳の平均体重)

結愛ちゃんの身体には170箇所の痣があった。足の裏にはタバコで押し付けられた跡があり脚は凍傷していた。真冬の寒い時期にベランダに何時間も締め出された結愛ちゃんを目撃した複数の証言があった

3月3日 雄大は逮捕された

6月6日 保護者責任者遺棄致死容疑、傷害罪、大麻取締法違反で雄大は再逮捕、優里も共犯として逮捕された

 

 

 

 

 

 

 

 

船戸優里の懺悔

船戸優里 自衛官の父と母と 四人兄弟の末っ子。一家は近所の人の話によると「浮世離れ」していた家族だった。父は厳格な人で子供を怒鳴り散らす声がよくこだましていた(新潮)

 

優里は中学、高校とソフトボール部に所属した「スポーツ少女」だった。高校三年生の秋、中学生の時、隣中学の合同練習で顔見知りだった野球部のAのブログをみつけ友達申請に「いいね」を押したことがきっかけでAと交際を始める

彼は、私とは全く正反対の人間で、社交的で知識があって、友達もおおかった。とても頼りになる楽しい人だ

優里は自己肯定感がかなり低かった

私はいつもわたしなんかでと思ってしまう。そんな思いを打ち明けてみた。すると彼は「俺に見合う女になれ」の一言。「なんてかっこいいんだ」と思った。脳みその奥の奥から爪先まで、全身がとろけそうになったことなんてなかった。中途半端で納得のいかない学生生活ばかり送ってきた私にとっては「生きてて良かった」と思った瞬間だった

2012年三月 長女を出産。子供の名前は彼がつけた。「二人の愛が結ばれた」ということで「結愛」となった

19歳の若い夫婦は共働きした。結愛の父は金銭感覚がなく、稼いだ金は自分の服、アクセサリーに使ってしまう。家事、育児も全く手伝わなかった。家計はいつも火の車で優里は昼間の仕事に加え、夜はコンパニオンで働いた

結愛が2歳になる頃にはセックスレスになった。優里が誘うと「気持ち悪い」と返された。女性と密かに会っているという情報を聞いた

「なんでそんなこともできないの?」「お前はバカだ」

優里は結愛を連れて家出したこともある。優里は夫に別居を切りだした

別居すれば私のありがたみみたいなものを感じてもらえると考えたからだ

2014年8月 夫婦は離婚した。離婚届けにサインした後、彼はニヤニヤしなら「お前はマグロだからな」

優里はその言葉に深く傷ついた

シングルマザーとなった優里はキャバクラで働いた。時折、元夫と会っていた

彼は相変わらず金遣いが荒くて、私にお金をせびることもあった。養育費を払ってもらえないのに、彼に言われると どうしてお金を渡してしまうのだろう…お金の話をする時の彼はこわかっこわかった。どこかで私はもう一度彼との親子三人の生活を望んでいた….私がお金をたくさん稼いで、性行為を上手にすることができたら彼は私のとこに戻って来るかしら

離婚後、優里は店の男たちなど複数の男性と身体を重ねた。行為後、男性たちは誉めてくれた

自分は誰かに必要とされている…私の身体が求められれば求められるほど、私の存在価値が高くなっていると感じた

優里は「床上手」になれば夫をよりを戻せると思ったのかもしれないが、結局元夫は別の女性と結婚した

もう彼とよりが戻ることはないとはっきりしたら、店にいるボーイが私に優しくしてくれることに気づいた

その「優しい人」が後に夫となる船戸雄大だった。背が高く、饒舌で、東京の大学を卒業して、大企業に勤めた雄大は優里の「ストライク」のタイプの男だった

8歳歳上だから物知りなのは当然だけど、お兄さんのように優しくて、いつも私のわがまわがまを聴いてくれた

優里は前の夫のことを雄大に相談した。雄大は不誠実な元夫に尽くす優里の考えを「間違っている」と指摘した

私は相手のためだと思い、相手の欲するものを必死に考えて行動してきた。喜んでもらいたい、ありがとう、と言ってもらいたい気持ちからだった。でも私に残ったものは何だろう?人脈?楽しかった思い出?お金?どれも何も残っていない。残ったものといえば、後悔と私バカだなぁという気持ちだけだ。利用されて捨てられたバカな女にすぎない。そんな気持ちに気づかせてくれたその人に感謝でいっぱいだった

饒舌でコミュ力が高い雄大は優里の気持ちを鷲掴みにした

この人は明るく楽しいわけではなく、私の気持ちをよく見抜く。しかも正しい

二人は交際をはじめた

私も賢くなりたい。バカだからいつも失敗ばかりして…彼からたくさんのことを学びたい、彼に導かれたいと本気で思うようになった

2015年12月 二人の働き店では「恋愛禁止」ていうルールがある。二人はクビになった。オーナーは年末年始に出勤したら罰金はいらないと提案したが、雄大はそれを断ってやめた

罰金なんてもったいないし、あと二ヶ月くらい余裕で働けるのに、と内心思っていた。だけど彼は「みんなが自分たちの関係を知っている中で働くことは辛いことなんだよ」と言っていた。私は彼の決断によって守ってもらえたと思った。強引過ぎると思ったが、そういう部分も含めて頼もしいと感じていたのも事実だ

雄大は結愛の保育園の送り迎え、家事もしてくれた

文句一つ言わずに家事も育児もしてくれて、私の知らない政治の話や外国の話…友達の話もたくさん聞かせてくれた。アニメやテレビを彼と一緒にみていると、世界が違って見えた

雄大は口うるさくなった

雄大は結愛のしつけとキャバクラ時代のお客さんの連絡を消すことについて口出しした

雄大は長々と説教をした

反対する気持ちもないから、いいよと言ったのに、いつまで経っても話が終わらない…「わかったから消す」と言っているのだから1分で終わってもいいはずなのに、何十分もかけて、なぜ連絡先をけした方がいいのか…なぜ挨拶しないといけないか、そういうことを延々と説明される

雄大は毎日些細なことを指摘しては、説教を三時間ほど延々とする

口答えすると、「オレを納得させるだけの説明をしてみろ」と余計に長くなる。でも教えてもらえる関係だと思ってたから。たんに私がバカなだけだと思ったんですよ

優里はことある度にバカと言われた

…言葉の最後には必ず結愛が幸せになるためにとか…お前の育児の負担が減るためにとついてる。私たちのためにこんなにたくさんのことを考えているんだと、しまいには感激した

2016年 二月 優里は雄大の子供を身ごもった

4月 二人は結婚した

籍を入れたからか、彼の子を妊娠したからなのか、彼は私に対し、結愛のしつけをきちんとするようにいっそう迫るようになった…これまで聞いていたことも今すぐ実行しろと、怒られるようになった

2016年 8月 優里は臨月を迎えた。コンビニ弁当を完食した優里をみた雄大は「太った女は醜い、自分の母や妹はあんなに食べない」と非難した。雄大は優里の妊娠前の体重を聞き出した

優里「48キロくらいかな」

雄大「ぼっちゃり型か」

優里「160センチ48キロは痩せているほうだよ」

雄大はネットで調べて、170センチ46キロというモデルを引っ張りだした。

優里「たしかにモデルよりは太っている」

雄大「だろ」勝ち誇った顔で

それから私はモデル体型を目指すハメになった。ご飯を残さないと怒られるため、半分残して彼に渡す。彼は嬉しそうに「お願いだから食べてくださいだろ」と言う

優里は雄大がいるとご飯が食べられなくなった。二、三日絶食したら雄大のいないところで食パンを一斤を食べたりとか食生活は乱れた

雄大は、結愛が可愛いという理由でモデルにしようとして幼い結愛にまで食事制限を課した。結愛が保育園に通うと「うちの子にはお菓子をやらないでくれ」と命令された。それはできないと優里が断ると「だったら夕食を減らせ」となってしまった

孤立させる

雄大は優里が優里の友達の話をすると「バカじゃないか」と長々と説教がはじまる。説教から逃れるため優里は友達と付き合わなくなる

お前の家族はダメだ。自由と放任は違う。お前はいつまで親のスネをかじっているんだ…

彼は私の家族がいかにバカで効率の悪いことばかりしているか教え込まれた

親族の悪口に反論すると、説教が長引くので

そうだよなぁ、確かに彼の言う通りだな

と思うようになった

優里は毎日二、三時間説教された

これまでも何度か怒られ、そのたびに長々と私のどこが悪いのか説教されてきた

優里が泣くと

涙で濡れた私のほおを手で払い「もう泣かないの」と言ってくれた。しかし、それが毎日のように繰り返されるうちに、気づけば「泣いて許されると思うなよ」に変わってきた

雄大は結愛のしつけを毎日報告させた

彼が仕事から帰ってくると結愛の将来についての話あいが始まった…結局は彼の提案に賛同しないと、しかも心から賛同しないと終わらない

結論は決まっている

雄大「結愛も一人でお風呂に入れるように練習した方がいい」

優里「4歳児にはまだ早すぎる」

雄大「じゃあ、いつならいいんだ。全国の4歳の子で出来る子はいるはずだ」

反論すれば説教は長引く

私は同意するしかなくなる。そんなことよりも一刻でも早く話し合いを終わらせたい。でもそんな気持ちがバレて適当なことを言うと怒られる。自分の意見をはっきり言っても説教は長引く

質問ではなく詰問をする

私は彼の「何で?」の間が怖くて、どう答えたらいいかわからなくて…彼は必ず質問する。私は彼が満足するであろう答えを探す

正解はない

しかし当たらない。怒られる

責めることが目的

次第に「何でわからないんだ」と頭を上から押さえつけたり、耳を引っ張られたり、鼻をつままれたり、顎をつかまれて強く揺すられたりするようになった

相手を無力化する

「わかりました」と言っても許してくれなかった

罪悪感を植えつける

彼は「自分も仕事で疲れていてこんなことしたくない。お前らのために、こんな時間を使っているんだ。お前らのために、と言われると申し訳ない気持ちになった。私がしっかりしていないからこうなるんだ。私がみんな私がバカだから

雄大は横向きに寝っ転がっていた結愛ちゃんの腹をサッカーボールのように蹴り上げた。優里は声がしばらく出せず泣きながら「やめて」と懇願すると

結愛をかばう気持ちがわからない。お前が泣いている意味がわからない

 

2016年 家族は海水浴に出かけた。結愛が顔を水につけられなかった

雄大「顔をつけられるようになりたい?」「顔をつけられるようになったらプールに行こう」

雄大は優里に顔つけを練習させるように命じた。雄大は家に帰ると

雄大「できたか?」

優里「まだ」

二、三時間の説教が結愛が顔つけできない限り毎日続く。疲れ果てた優里は結愛に「どうしてできないのよ!」と罵倒するようになった。結愛の手の甲を叩いたり脅した。結愛ちゃんの泣き声と母親の罵倒が毎日響きわたり、近所の人が児童相談に通報した

なぜ娘のプールの練習をしているのに隣の人が余計なことを言うの?だってこれをしなければ私が彼に怒られるのよ

優里は普通の感覚を失った

 

 

 

 

 

 

尼崎の魔女⑨【投影】自己同一性投影

 
自己愛性人格障は自分を完璧で世界一正しいと思い込んでいます
自分が完全でいたいがため、他人を自分の悪を投影します
自己愛性人格障害は、他人(自分より立場の弱い人に)対し「お前は気が利かない」「お前はバカだ」「お前は我儘だ」「お前は変なことばかり言う」「お前は無神経だ」と面と向かって言います
どう考えても面と向かって人を傷つける言葉を投げかけるほうが「無神経で変なことばかり」言う人です
面と向かって他人に暴言を吐き、他人に負のレッテルを貼り付ける
これは 自己愛性人格障害の自己紹介なのです
自己愛性人格障害は自分の欠点を他人に投影して それを責め立てることにより自分は完璧で欠点のない存在となろうとします
これを「洗脳」と言います
自己愛性人格障害の目的は自分が神のようになって全てを支配したい
支配するために他者を貶めます

尼崎連続監禁事件 被害者の谷本茉莉子さんの遺書が遺していました

遺書

私は今まで自分のことしか考えずに生きていました。周りの人間を利用するだけ利用してでも自分の欲求ややりたいことを通しました
人間をみるときに自分の中でえらい人と自分より弱い人を分けてました。それで自分にとくになる人にはこびを使ってへこへこしてくっついていこうとしました。自分より弱いと思う人にはえらそうにあごで使ったりきつくあたったりしました
自分が間違っていると思ったことがなく、相手の言うことを素直に聞こうとしませんでした
人に何かしてあげることもできず、何かしたときは見返りを求めてばかりで「してやったのに」という気持ちでいっぱいでした。
家族の明さん、るいにはえらそうにしてきました。自分が楽するためにお金を引き出したり、自分の召使いのように使ったりしました。相手の気持ちなんか何も考えずに、都合のいい時だけくっつきました(略)今まで自分が一番大切で、それ以外のことは考えてませんでした。そのためにどれほどの人が傷ついたり迷惑がかかったりしたのか、20年間もの間考えたこともなく、今は取り返しもつきません。口でいくら言ってもつぐなえるものじゃありません
私のせいで迷惑をかけてしまった皆さんには死んでお詫びをしよう思います。今まで本当にごめんなさい。ありがとうございました。生きていても皆に嫌な思いをさせてばっかりでした
皆吉(母の旧姓)茉莉子



茉莉子さんが20歳の頃書いた「遺書」です
いかがでしょうか?
自分が正しいと思い込み、自分のことしか考えず、見返りを求めて、人を利用し、強いものに媚びへつらい、弱い者に威張り散らし、他人を召使い扱いして迷惑ばかりかけた
これ角田美代子の人生そのものです。美代子は自分の「悪」を茉莉子さんに投影して自分は「正義」になり無辜の茉莉子さんを裁き「悪」にさせ遺書を書かせたのでしょう。この遺書は「遺書」というよりは「洗脳」です。おそらく美代子のOKが出るまで何度も書かせたに違いありません

昨日、東(美代子)さんに言われたこと
  • るいちゃんをいじめてきたこと
  • えらそうな態度をとってきたこと
  • 本気で怒らずポーズでおこってきたこと
  • 意見をコロコロ変えること
  • みえないところでずるいこと
  • あほなのにかしこぶること
  • 自分で自分を治そうとしないこと
  • 真剣さが足りん
  • ノータリン
  • ガンガン言うだけ
  • 今日言われたから明日から何か変わると言えば何もかわらない
  • すじを一本通すことができない
  • 情はない
  • 冷たい
  • 頭は悪い
  • とりえはない
  • ねてばかり
  • ねてる場合か
  • そんなに睡眠不足か
  • 人を利用することしか考えていない
  • ずうずうしい
  • 世の中はあんたが考えているほど単純じゃない

茉莉子さんが東(内縁の夫の通名)美代子に治すように言われたこと これも美代子に全て当てはまります。子供の頃、美代子が両親に言われたことでしょう

今後について

前から言い続けている風俗の仕事は自分がしたいと思って選んだ道。自分にはこれしかないと思っているし、他の仕事は考えていない。するからにはプロになる気でがんばりたい

美代子は支配下に置いた女性に対して、相手が風俗で働いてまで尽くそうとするか否かを自分の忠誠のものさしにしてきた

茉莉子さんの反省文

東さんにかけた迷惑、裏切ったり、親切をありがたく思わなかったり、嘘をついたことで私は信用もなく、みんなからきわられてしまいました。それは私がやったことをすべてが原因です。東さんは今まで私がよくなるように、うまくいくように、どれほどチャンスをくれたり助けたり力になってきてくれたかと思うと、自分がそれをつぶしてきているのはとりかえしがつかないことだとわかります。これから私は仕事して少しでも皆の役にたちたいと思っていますが…一緒に(尼崎に)つれてかえってもらって、生活すべてお願いしたいです。これだけのことをしてゆるしてもらえるはずないけど…私は東さんについていきたいです…私は今まで人に頼ってばかりで、一人前な生活もできません。勝手だと分かってても、必死でお願いするのみです。足手まといでうらぎってばかりする人間ですが、どうして治していきたいです。生きて少しでもみんなの役にたてる人間になりたいです
明も初代も親と思いません。頼ろうとも思いません。何の責任もかぶらんと…自分勝手に逃げて行きました。相手をどうとも思っていないのです。にくみます。死んだらええと思います…自分だけでなく、人をねたんでいました。それを聞いて私は本当に初代がにくくなったんです。人間に頼ることしか知らん人間がどれだけ汚いか分かりました。そういうふうになりたくありません…根性もなく、口ばかりやったけど何でも死ぬ以外のことはします

自己否定

これは独裁共産国家が行う「洗脳」自己否定です。その人の全人格、両親の全人格を否定させ、犯してもいない「大きな罪」を犯したと洗脳させ、自分は「重罪人」だからひどいことされても仕方ないと自らに告白させ虐待、粛清を受け入れさせます
ゆあちゃんの反省文にも非常に似ています
【全文】虐待死女児の残した手紙が悲痛過ぎる 「パパ、ママ、もうおねがい ... https://matomame.jp/user/nagisa/04cf34e02122cddd07df
https://entertainment-topics.jp/148246
自己愛性人格障害は性格の障害です
性格の障害者ですからゆく先々でトラブルをおこします
自己愛性人格障害は自分がトラブルの元凶ですが被害者を「諸悪の根源」にして
自分はトラブルを正した「正義のヒーロー」面します
被害者を「悪」加害者の自分を「悪をやっけるヒーロー」もしくは「悲劇のヒロイン」に変換するのです。その手法が同一性投影なのです

自己愛性人格障害に攻撃されたら

自己愛性人格障害の攻撃は同一性投影です
ターゲットに対し面と向かって「あなたは変わっている」「あなたは嫌われている」など全人格否定する言葉は人格に負のレッテルを貼り付けます

まともな人間は他人に対して傷つける言葉 人格否定する言葉や負のレッテルを貼りません
面と向かって酷い人に認められる必要ありますか?
そんな人間の言葉を真に受ける必要はありません

「あなたはおかしなことばかり言う」
他人に面と向かって酷い言葉を投げかける方が「おかしなことを言う人」です。どんな人間も人生で失言しますることがあります。「お互い様」ですがターゲットは真に受けて黙ってしまいます。「あなたはおかしなことばかり言う」は相手の言論弾圧するために言うのです
「バカ」と言う人が「バカ」なんです

人格否定する言葉、負のレッテルは、嫌われ者の自己愛性人格障害が今まで人に言われたことを(自己愛性人格障害にとって)弱い人に押し付けているのです
自己愛性人格障害に負のレッテル貼られたり、人格否定されたなら「この人はそう言われて成長したのだな」と思いましょう

自己愛性人格障害の特徴

  • 他人に面と向かって暴言を吐く
  • 人格否定する
  • 人に対し故意に「意地悪」な言動を取り、相手が傷つく姿を見て勝ち誇った様をする

このような言動をする人は自己愛性人格障害「人格」の障害者です。関わってはなりませんし、関わる価値もありません

尼崎の魔女⑧【遺伝】邪悪なる家系

角田美代子には腹違いの兄と5歳年下の弟がいた。兄は優しいが住む世界が違う人間だった
弟は美代子と同じ性質の人間だった
小学生の時はドスを持って登校し、巨体で「キレたら何するかわからん」と恐れられたワルだった。柔道で高校に行ったが活躍できず中退した

美代子の弟 月岡靖憲(月岡は父方の姓)はグリコ、森永事件の「キツネ目」の男に似ているという理由で兵庫県警に40回余りにも出頭を要請され、91年には別件逮捕されるなど厳しい取り調べを受けていた



文春オンライン

靖憲は後に記者会見を開き、兵庫県警を告発した。靖憲は各メディアに接触して警察に脅迫されたと自らの冤罪を訴えた

泰憲は記者会見に一緒に同席した弁護士に三億2000万恐喝して逮捕された。さらに女子大生に400万円脅し取り、大阪地裁に08年に懲役14年の刑に服している


泰憲は弁護士に依頼した知人の債権処理に不手際があったと因縁をつけた。弁護士が和解金を支払うと、それをネタにさらに脅して414回に渡り恐喝した
弁護士に殴る蹴るの暴行、深夜に山奥や河原に連れていき脅す
自宅に脅しの電話やファックスを送りつけ
自宅周辺にビラを撒く
恫喝してズボンを脱がせ、恥ずかしい写真を撮影して脅迫した
弁護士が自殺を仄めかすと「死んでも嫁はんや子供に全部いくからな」
弁護士は泰憲に支払う金がつき、顧客の金に手をつけて逮捕されたことにより、泰憲も逮捕された

あの男は…一体どうやれば相手が泣き叫ぶか、どこをつつけば痛がって苦悶するかを十二分に研究し、事前に計画をたてて徹底的にやってくるんや。周囲の目にどう写ろうが、警察や弁護士に駆け込もうが関係ない。標的の家を真ん中にしてビラを張りまくる。自宅から勤務先まで、駅前だろうがバスの中だろうが構わず、大声で「カネ払え」と怒鳴る。年寄から幼子まで襲いかかって痛めつける。何をするかわからんから怖いんや 被害者

もう一人の被害者の女性Bさん。大阪市内のスナックで働いていた。月岡はBさんを食事に誘った。そこでBさんが借金返済のためにスナックで働いていることを聞き出した月岡は、Bさんの債務処理をA弁護士に受任させ、恩を売った月岡はBさんを脅し情婦にして、Bさんに複数の銀行や消費者金融でカードを作らせ、お金を搾取した

他人を脅迫して金を巻き上げる。最終的にはターゲットが犯罪を犯してしまうほど追い詰めた
兄弟で同じような犯行を行った。美代子ファミリーの事件には彼は関与していないが猪俣家の4男とは中学の同級生でつるんでいたという。美代子は猪俣家の4男の子供を養子に引入れている

美代子の父は日雇いの手配師、母は遊廓を兼ねた小料理屋を経営していた
美代子と泰憲はネグレクト状態だったが母方の伯父がチンピラヤクザであり、母方の祖母宅にはヤクザが出入りしていたため、そういった荒くれ者に囲まれて成長した
父が日雇い労働者を住み込みさせ、脅し給料を献上されるとか、母と祖母が娼婦たちにヤクザを使って恐怖で恫喝しながら稼ぎを巻き上げていたのをみてそれを学習したのかもしれない
少なくとも角田兄弟にとって収入を得るとは、他人の働いた金を恫喝して巻き上げることだった

性格は遺伝する

旧ソ連の家畜化実験で温厚なキツネと温厚なキツネをかけ合わせ、生まれた子狐も温厚なもの同士でかけ合わせると何代目から毛並みの色が変わり別の品種的になったという

従順か攻撃的かの遺伝子特定か、ペットのキツネで - ナショナルジオグラフィック https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/080800356/?ST=m_news

攻撃性と従順さは遺伝するのだ

美代子たちの両親たちは犯罪歴はない。ギリギリ脅していたのだろう。もしくは捕まらなかった
恫喝して他者から巻き上げる親同士の掛け合わせのDNAと親の観察学習して凶暴さが掛け算のようにましたのかもしれない

尼崎の魔女⑦【師範】角田美代子の日記

美代子はメモ魔であり日記をつけていた

f:id:jw1972w:20231129091844j:image

日記によると美代子に「洗脳」を伝授した師匠がいたのだ

私は強い男が好きや。格好をつけた奴やなく、本物のやくざに憧れているんや 美代子

Mという有名暴力団の幹部であり美代子の初めての男性とも言われている。Mが武勇伝を話すと美代子は熱心にメモをした。そんな勉強熱心な美代子にMは感心し様々な犯罪に対する情報を伝授した

Mは様々な事件を掲載した雑誌、書籍を美代子に読ませたり、意見を言わせたりしていた。また暴力団の恐喝や暴行を見せたり、一般市民を対象にした脅しやみかじめ料徴集を実施体験させた

暴力団はボランティアではない。指南する代わりにそれなりの みかじめ料を徴収したわけで、実際美代子は常に金銭的に余裕はなかった。美代子の日記にはこのようなことが書かれている

組織の運営

一つの家族や集団の中で、一人を集中的に可愛がり、他の一人を徹底的に迫害すると、彼らの中で自然と誰に付けばいいとか、どうすれば自分は助かるかといった感情が動きはじめ、放っておいても協力者や密告者が出てきて、組織の運営がスムーズになる

権威をもとう

ただ取り込む人間から信頼、心酔されるだけではだめで、時々彼らにも恐怖心を与え、隷属することでしか生き延びられないという呪縛を持たせなければならない

共犯者にしよう

標的(被害者)の家族や親族、仲間らに虐待、暴力、殺害、死体遺棄…どんどん過激な行為を矯正して続けさせれば、人々は心身ともに疲労困憊して思考能力を低下させ、やがてこちらの要求どうりに動くようになる

矛盾

加害と被害、飽食と飢餓、婚姻と離婚といったように正反対のことを激しく繰り返しながら行えばより効果的だ

家族会議をしよう

連日、家族会議をひらかせ、何事も懐疑で決めさせる形を取ることが有効だ

カーストを作ろう

特に家族間で優劣をつけ序列をつくり、最下位の者を集中して虐待する。序列は何か理由をつけては頻繁に入れ替えると、家族全員が常に緊張感に支配される。誰か他の者を最下位に落とさなければ、自分の身が危うくなるので、自分は権力者に絶対服従の姿勢を貫き、下位の者は少しでも序列をあげるため権力者の歓心を買おうとし媚びへつらい、家族をうらぎることも平気になる。そうなると家族は敵対関係に陥り、もはや結束して権力者に対抗する棋力も知恵もなくなる

絆を破壊

本質的には親は子供を可愛いと思い、守らなければならないという決意を心に秘めているものだ。だから親の面前で子供を虐待、暴行すれば、親は子を庇うために自ら権力者に対しては反抗的な態度をとって、標的になろうとする。それを逆手にとって、子供に親を殴らせれば、その家族関係は瞬く間に崩壊するはずだ

教祖のようにふるまう

権力者を絶対的な頂点(教祖)とするカルト宗教的なコミュニティを作り上げることが肝要だ

戸籍ロンダリング

血縁とか婚姻関係などもともとの家族関係を解体し、新たなファミリーの一員となることを強いたり戸籍や名前を改変するショック療法が有効である

美代子のメモによるとMと頻繁にやり取り、アドバイスを受けながら家族解体を勧めた。Mが昇進するとやり取りが減っていく

最後の家族大江家の時には連絡はできなかった。Mは逆上した女性に刺殺されていたのだ

的確なアドバイスできるMを失った美代子は隙だらけになり、標的の大江香愛を取り逃がしてしまう。香愛は警察ににげ込み角田美代子は逮捕されてしまう

f:id:jw1972w:20231127005622j:image

私は強い男が好きや 角田美代子

自己愛性人格障害は何事にも動じないサイコパスに憧れる

両親に愛されなかった自己愛性人格障害の美代子はサイコパスMに操作された傀儡にしかすぎなかった。まさにMは地獄の傀儡師と言えよう

尼崎連続監禁殺人事件に関して警察はなぜ動かなかったのか?と疑問の声が多いいが 

前列のない事件には警察と法は対応できない

身内の揉め事、身内から金銭取られたとかは民事のため警察は介入できません。この事件は、法律を良く知っている人間が法律ギリギリまで悪事を働くものでした

このシナリオ書いた人間は「悪」の天才です

ヒトラーの「我が闘争毛沢東と北九州監禁事件と宗教(オウム真理教)の洗脳、暴力団の脅しがミックスされた洗脳法です

角田美代子が第二の松永になったように 尼崎連続監禁殺人事件をさらに進化させた 第二の美代子が現れます