ことりさんたちは新興宗教をたちあげることにしました「ことりの証人」になります
まずは教祖になる勉強をします
「完全教祖マニュアル」を買ったのよ。これを学んで私たちは教祖になるのよ」
「新興宗教って頭の弱い人を洗脳して、お金を巻き上げ、奴隷のようにこき使うイメージがあるわ」
「人を騙してお金を稼ぐだけなら詐欺師になったほうがてっとり早いわ。教祖の仕事は人を騙すことじゃなく、不幸な人をハッピーにしてお金をもらう素晴らしいお仕事なのよ」
「お金もうけなら、会社経営すればいいじゃない」
「会社経営は経営失敗して倒産するリスクがあるわ。宗教に失敗はないのよ。ゴーン社長を見てごらんなさい。不正がばれて捕まったじゃない
例えばネズミ講は経済活動だから法的な追求を受けるの。最初から「宗教団体と名乗って、楽園くるとか、天国に行けるとか背後世界や約束にお布施を集める分には詐欺罪は成立しないの
オウムのような事件を起こさない限り不正はばれないわ。会社経営よりおいしいわ」
「税金もはらわないから、教祖も信者もハッピーでウハウハね」
「日本人は無宗教の人が多いけど本当は自分が何のために生まれて何のため生きるのか。死んだらどうなるのか心配なの。日本人は宗教を嫌うあまり、宗教に対して無知ななの。知識がないということは耐性がないということなの」
「日本人は宗教に対して無菌室育ちで免疫がないのから狙い目ね」
「もともと人間には、信じたい要求があるの」
「だからオレオレ詐欺がなくならないのね。私たちにも付け入る隙があるわね」
「まず宗教には神が必要なの」
1.神を生み出そう
「神がいるメリットは何かしら」
「うまくいかない時には神のせいにできるからよ。努力してもダメなものはダメなの。「神のご意志」といえば信者は不幸なことを設定的に考えることができるからハッピーになるのよ。」
「宗教において神とは困ってることを設定する便利な存在なのね」
2.布教しよう
「一軒一軒網羅するのが望ましいわ。不幸そうな専業主婦とか孤独な老人が狙い目なの」
「社会的弱者を騙してるみたいに思われないかしら」
「騙してるなんてとんでもない。教祖の仕事は、自分の問題を自分で解決できない社会的弱者を助けてハッピーにする尊いお仕事なの」
「頭が良い人は自分の力で解決できるから信者になりにくいのね。バ・・じゃない弱っているほど信者になりやすいし、はたから見たら弱い人を助ける良い人に見えるから一石二鳥ね」
3.不安を煽ろう
「困った時の神だのみ」というように教団にひきいれるにはターゲットを困らせなきゃいけないの。「困った」ことの最たるものは「死」このままじゃ「死にますよ」と不安を煽るの」
4.救済を与える
「不安を煽った後は、ウチの宗教に入信すれば救われると教えるの
突き落としてから希望を与えられると信者はハッピーになれるのよ
不安になると、人間は正常な判断力をうしなって信心深くなるの」
「オレオレ詐欺に騙される心理ね」
5.ご利益を与えよう
「実は信者は真理を悟りたいとか、人格向上させるとかなどはほとんど興味ないの
健康でありたいとか幸せになりたい程度のハッピーしか求めていないの
死んだら天国や極楽浄土に行けるとか永遠に生きるとか
つまり楽して生きたいみたいなハッピーを要求しているの
教祖の仕事は信者に「ご利益」という夢見させハッピーにすることなの」
「信者が欲しいのは
現実に対処する力ではなく希望なのね」
6.厳しいルールを作ろう
「教団独自のルールを沢山つくって信者に守らせるの」
「ルールを沢山作ったら、かえって信者になるのを躊躇するんじゃないかしら」
「浄土宗は「南無阿弥陀仏」と言えば誰でも救われるの
キリスト教も信じるものは皆救われると教えてるわ
実は簡単に救いがあると、人間は逆に不安になるの
入会資格が厳しい集団ほど魅力的にみえるの
生半可な気持ちで教団に入る人をふるいにかけられ教団内のレベルが高くなるし、戒律を守った信者は「選ばれた人」になりハッピーになるの
カルトでは嘲りや軽蔑をまねく衣装を着たり
通常とは違う食事をとらせたりなど世間では「異常」と思われる行動を要求するの。そうしたら、信者は教団外で活動するのが難しくてなるの」
「退路を断つのね」
7.権威をふりかざそう
「権威をふりかざしたら不遜と思われないかしら」
「人間は基本考えることが嫌いな生き物なの。権威に従うことは楽ちんでハッピーなのよ。考えずに済むから。洗脳後は他人(教団、教祖)のせいにできるからハッピーになるの」
8.コミュニティ(集会、イベント)を作ろう
「信者は信仰よりコミュニティのほうが重要なの。仲間たちとともに語り合うことは、集団帰属欲求と無償の愛を欲求する気持ちが満たされるからハッピーになるの」
9.反社会的になろう
「既存の宗教は始めはヤバイカルトだったの。中でもキリスト教が最も反社会的だったわ。イエスは当時差別されていた徴税人や娼婦を祝福したり、安息日に病人を癒したり、神殿で暴れまわったりしたわ」
「仏教も釈迦は信仰のため家族を捨てた反社会的な人ね」
10.高度な哲学を作ろう
「高度な哲学なんかつくれないわ」
「教祖は「前提」(輪廻転生、キリスト教はイエスの神聖、貧富の差)などを主張しながら「問題点」を追求する(社会批判)するだけでいいの
するとインテリなお弟子さんが勝手に「前提」と「問題点」を論理的に補完し高度な哲学に変えてくれるの
「だからオウムをはじめ宗教幹部はインテリ軍団で固めているのね」
「教祖は突発的奇行をして"普通じゃないオーラを発していれば、後はお弟子さんが勝手に高度な教理に発展してくれるの」
11.新しい価値基準を教えよう
「教祖の仕事は、人をハッピーにするのが仕事よ
不幸な人は今の社会の価値基準に照らして不幸なわけだから、教祖は不幸な人に現在の社会とは別の価値基準を与えてハッピーにするのよ
「お金や学歴なくても幸せだ」
「世俗の出世に何の意味もない」
「家族より信仰が大事」
「現実の世界では貧乏でみじめな人生に見えても"私は真理を知ってるから、真理を知らないZOZOタウンの社長や安室奈美恵よりハッピーと"思わせることね」
「キリスト教、仏教、イスラム教は自分たちが提唱した新しい価値基準で社会を塗り替えてしまったの」
「教祖になれば自分の思い通りの世界が構築できるなんてロマンチックだわ」
12.化学的な体裁を取ろう
「根拠の無い科学とバレたらどうするの」
「科学的な教え」を普通の人は検証しないのよ。バレないから大丈夫」
13.教えを簡略化しよう
「イエスも例えを用いて子供でもわかるように説明していたわね。小学生レベルの教えでばかばかしいと思われないかしら」
「大丈夫。弱ってる人間は基本バ・・じゃない考えるの苦手だから小学生が理解できる程度じゃないと理解できないの」
「ヒトラーもプロパガンダは「最も知的水準の低い者に受け入れるものでなければならない」と言っていたわ」
14.寄付を募ろう
「国家、企業、宗教、どんな集団でも運営するには構成員を守るには利益は必要よ
「信仰」はお金で買えないけど「安心」はお金で買えるのよ」
「信者は「安心」するため寄付するのね」
「『信仰とは見えないものを信じることよ
寄付は不幸な人に真理を教えて、ハッピーにした当然の見返りよ。決して頭の弱い人から巻き上げてるわけではないの
15.他の宗教をこきおろそう
「"選民思想"こそが信者の承認要求を満たすからハッピーになるの」
「敵を作り迫害されてしまうわ」
16.迫害に対処しよう
「神聖なる知識は、しばしば愚民どもの迫害を受けるものなの」
「イエスや日蓮もマホメットも迫害を受けたし、初期クリスチャンはライオンの餌にされていたわね」
「迫害は信仰の強化なの。「愛は障害が多ければ多いほど燃えるもの」外で迫害された信者は、教団に依存するしかないからハッピーになるの」
17.出版しよう
「信者の数だけ儲かるわ。」
「安定したビジネスね」
世界をことり的にしよう
つまり
私たちはこの世界において支配者だということをもっと自覚しよう
見てください。このすてきなことりたちの楽園を
ぴよ神さまは、地球を支配して、環境を破壊した悪い人間たちを全て滅ぼされます。そして唯一の神ぴよさまだけを崇拝する善良なことりたちだけの楽園をつくる。聖書に約束されました(ぴよの書12章3節から5節)
あなたもこのぴよの楽園に永遠に住みたいと思いませんか
あなたもことりの証人たちと家庭聖書研究を受けて、ぴよに献身するなら、私たちと一緒ににぴよの楽園で永遠にぴよできます
ぴよさまは6日間の創造の業を終えて、7日目ののバカンス中で温泉でまったりしてます
18.宗教建築をしよう
みんなでピヨミッドをつくろう
ことりさんたちはらっせるきょうだいにまけないりっぱなピヨミッドをつくることにしました
みんないちれつにならんで
にだんめせいさくちゅう
ことりさん。らっせるきょうだいのおばかじゃないおはかにまけないピヨミッドできたかな?
「教祖になるとみんなから尊敬されてこんな立派なお墓を作ってもらえるわ」
「これ大いなるバビロンじゃないの?」
「ラッセル兄弟は予言にピラミッド計算を利用したの」
「ピラミッドって聖書に関係なくね?だから予言外しまくりなんじゃ
「信者にとって予言は当たらなくても外れてもどうでもいいことなの」
予言がはずれるとき―この世の破滅を予知した現代のある集団を解明する (Keiso communication)
- 作者: L.フェスティンガー,S.シャクター,H.W.リーケン,Leon Festinger,Stanley Schachter,Henry W. Riecken,水野博介
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1995/12/01
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19世紀以降アメリカでは「終末予言」を謳ったキリスト系宗教がブームになった
アメリカのレイクシティに住む、マリアン=キーチ夫人はある時から霊能力を持ち始め、クラリオン星人と交信するようになります
キーチ夫人は自動書記で文字を書き、アームストロング医師が解読したの
ある日、キーチ夫人は「レイク夫人は町に洪水が襲ってきて、町は崩壊する。ただしキーチ夫人と信者だけは、事前に宇宙船によって救出される。その日と時間も明らかにされました。キーチ夫人と信者たちは旅の準備をして宇宙船を待ちましたが、宇宙船も大洪水もきませんでした
「インチキ宗教だってみんな離れていくでしょ」
キーチ夫人は「クラリオン星人が信者の信仰に感動して大洪水を起こさなかった」と言った
「離れた人者いたけど、私財を教団に投げ売った熱心な信者ほど残りむしろ更に信仰が厚くなったの
認知的不協和
人は一度正しいと思ったもの、犠牲を払ったものは正しいと貫く
全財産を投げ売れば、後戻りはできないの。熱心な信者ほどキーチ夫人の解釈を認めるの
予言をして外したのはキーチ夫人の戦略なの。キーチ夫人はこれによって上質な信者をふるいわけたの。今でもこの教団は存続しているわ
もともと予言に正しいも正しくないも何もないの。
新しい光が更に増し加わった。真実はいずれ明らかになると適当に言えばいいの
「不幸な人は教団に従うし、不満を言う人は破門すれば良いのね」
19.異端を追放しよう
「価値観の違う人は、追放して組織の結束力を強めるわ」
「見せしめになるし、組織が浄化して花鳥風月になりハッピーね」
20.暦(記念日)を作ろう
「ぴよの記念式」
「私の肉を食べなさい」
「記念日は「自分たちが特別」と思うためと組織の結束のために必要よ」
21.オカルトに対応しよう
「人間はオカルト的なものに興味があるの。ホラー映画、お化け屋敷。お金を出してオカルトを見るの。何かよくわからない霊的なものに対して、納得のいく説明をして安心させなくてはいけないわ」
「サタン」「悪魔」「悪霊」的なものを作ってよくわからない現象はそのせいにすればハッピーになるのね」
その日ことりたちは思いだした。奴らにピヨ言わされとった恐怖を・・・鳥籠んなかに閉じこめられた屈辱を・・・2000年後の君へ
「なんか趣旨違くね?」
22.奇跡を起こそう
「奇跡って海の上を歩くとか、パン5個と魚2匹を5000人に食べさせるとかというやつね。マジックを利用したらどうかしら」
「マジックなど小手先のテクは、イエスやムハンマドや仏陀に並ぶ宗教者でないことを自ら示すようなものよ。教祖はもっと悠然に構えるものよ」
「どうすれば悠然と奇跡を起こせるのかしら」
「何もしないことよ。
預言者イザヤの書の例があるわ。イザヤは紀元前8世紀の人なの。それから約200年後の、イザヤ書にはキュロス大王によるバビロニアの陥落を記してたの」
「200年後の後のことを預言したのね。奇跡だわ」
「学問的には200年後に書いたんだろ。と言われてるの。イザヤ1人が書いた訳でなく、イザヤの後継者的なポジションの人が、後から書いて1冊にまとめたと今では考えられてるわ」
「奇跡のほとんどは後世のお弟子さんが奇跡にしてくれたということね」
イエス 12歳の時司祭たちと議論した。司祭たちはイエスの賢さに舌を巻いた
釈迦 産まれた直後7歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言った
私たちは「やはりキリストや釈迦は生まれた時かれ凄いんだ」と思いがちですが、こう言った話の多くは後付で弟子や信者たちによって作られたものなの」
「信じるか信じないかはあなたしだい。あなたも不幸な人をだま・・じゃないハッピーにするため教祖になりませんか。教祖になれば、お金も稼げてみんなから尊敬されて愉快通快エブリデイ」
「信者と書いて『儲ける』」