BLMってなあに - ことりの啓示

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「今日はBLMについて考えるわよ」

5月25日にミソネタ州ミネアポリスで警察の過剰暴力により黒人男性ジョージ=フロイド(46)氏はその後に死亡した

フロイド氏が９分近くも首を抑えつけられていた衝撃の動画(一般市民が携帯電話で撮影)がメディアを通じて世界中に拡散した

アメリカ中でBLM活動が活発に始まった

日本に伝わりにくいBLM運動の複雑さ

BLACK LIVES MATTER 黒人の命は大事

Q.黒人だけなの？

『私たちはONLY BLACK LIVES MATTER(黒人の命だけが大事と言っていない

ALL LIVES MATTERににすると論点がずれる。黒人ではない人が当事者でない者が「便乗」するのと一緒である

「はぐらかされてる答えだわ」

1960年代の主な黒人暴動

1965 8月ワッツ暴動(カルフォルニア)

黒人運転手を取り調べる白人の交通警官と黒人住人の小競り合いが暴動になった(死者34人)

黒人の暴動

1967 7月ニューアーク暴動(ニュージャージー州)白人警官がタクシー運転手を殴り、黒人が暴動(死者24人)

1991年 4月ロサンゼルス暴動(カルフォルニア)スピード違反の黒人に白人警官が暴行。警官に無罪判決が出て暴動(死者55人)

2014年万引きした黒人青年(18)が警察に対し大暴れしました。青年は丸腰でたが大柄でした。警官が恐怖を感じ射殺。警官は不起訴処分。暴動

Q.なぜ、白人警官による公務の執行が暴動に発展しやすいの

差別
体格の良い黒人に恐れて過剰に反応し、公務の範疇を超えた暴力的な行動をとってしまう

負の歴史

1619 黒人奴隷20人が輸入される。数千万人の黒人が輸入された

黒人は奴隷とされ富裕層の私有財産とされた

富裕層白人の自衛

1土地を奪われたインディアンの報復

2.黒人奴隷の敵意

3.白人貧困層の不満

もしこの3つが手を結んだら革命が起こる

自分たかの特権を維持するために白人富裕層は黒人を「劣等人間」とレッテルを貼ったのです

白人貧困層に自分より「下」がいることに安堵を覚させ、不満を解消しました

「徳川幕府が厳格な身分制度を設けて3百年保ったのと同じ現象ね」

1820年 ミーズリー協定(北緯36度30分以北の州は奴隷制度を認めない)

1863 奴隷解放宣言

しかし、400万近い奴隷は土地を所有しておらず、黒人たちは自分で荒地を耕すか、小作人になるしかありませんでした

1870 黒人選挙権を認める

しかし黒人に選挙させないため、選挙の投票日に投票税を徴収しました地域もありました

1898 黒人公民権運剥奪(ルイジアナ州)

白人との結婚禁止

教会、交通機関、学校、娯楽施設など細部にわたり、黒人用、白人用が設けられた。さらにKKKという団体に暴力を振るわれました

1955 キング牧師の指導の元バスボイコット運動

1963 ワシントン大行進(黒人のデモ)

1964 新公民権法成立。黒人に実質的な選挙権が与えられる

1965 マルコムX暗殺

1968 キング牧師暗殺

警官の度を超えた公務執行が暴動に発展するのは過去の黒人差別の負の遺産である

Q.何でアメリカの警察はすぐ撃つの

銃の保有率ブッチギリ世界1位

Q.なぜ、一般市民が銃持ってるの

アメリカ独立戦争では、正規軍に加えて、民兵、一般市民を主体とした軍事組織がありました

つまり市民が武力で独立を勝ち取ったのです

開拓時代

開拓拡大に政府の機能は追いつきませんでした。そのため開拓民が編成した自警団が、警察や司法の役割を果たしのです

決闘

西部劇ではよく銃の決闘の場面があります

ヨーロッパの騎士道精神の「決闘」からきています。決闘で自分の名誉を守るのです

武力による問題解決
市民武装による独立
自警団
決闘

アメリカ発展の影には銃の存在があったのです

さらにアメリカの田舎は何か事件があっても警察はすぐ来れません。ですから田舎では「自分の身は自分で守る」銃を所持している人が多いのです

銃が簡単に購入できるため、銃乱射事件は後をたちません。銃乱射事件があれば自衛のために銃を買います。アメリカ人は銃を手放せないのです

画像ガラパイア

銃乱射事件ブッチギリの一位

銃で死ぬ人は年間約4万人で世界第一位

警察官の殉職一年で約100人でブッチギリの一位

アメリカの警察官は常に死と隣り合わせなのです

犯人が銃を携帯し、警察官が標的になることが多いため、アメリカでは警察官が容疑者を逮捕する前に射殺することが少なくない。警察官がそういう心理に陥る事を「ダーティーハリーメンタリティ」という、アメリカの警察学校では、警察官をそのような心理に陥らせないたことが課題となっています

Q警察は足をを撃てばいいじゃない

警察に捕まりたくない、逃げたり、反撃しようとする人がいる

ポケットなどに武器を隠し持っている可能性もあります。抵抗する人間に対してその人が丸腰かどうかは判断は難しい

目の前いる「逃げよう」「反撃しよう」とする動く標的に対し足だけを狙って当てるのは漫画や映画の世界だけです

白人警官に敵意を抱く黒人と対峙するときには身構えてしまいがちになり負の連鎖が続きます

白人は黒人の数の上では約２倍公務執行で亡くなっています

黒人は数では2番目に公務執行で死んでいますが、割合的には白人の約２.5倍の確率で公務執行で亡くなっています

アメリカの凶悪犯、殺人事件は半数が黒人です。犯罪率は貧困率と比例するためです。貧しさゆえのことでありほとんどの黒人は善良な人々です

割合でいえば公務執行で亡くなるのが少ないのはアジア系です

割合で考えれば、警察官はアジア系をよりすぐって公務執行しないということになり一番優遇されているのは白人でなく、アジア系という結果になります

今の世論は黒人を一番殺しているのは警察官だとイメージを与えていますが

黒人を一番殺しているのは黒人です

警察が黒人を殺すと暴動がおきます

黒人が黒人を殺しても暴動はおきません

Q.フロイド氏はなぜ4人の警察官ともめたの？

店で会計しようとしたら店員に偽札と疑われて通報された。警察車両に乗ることを嫌がった。190を超える大男である

偽札とは明らかにされていない。コロナ陽性ともいわれている

「誰も黒人の命をが20ドルとは言っていない。何で問題の論点をすり替えるの？」

格差社会

彼らはこの国の構造が自分たちに不利なことを知っている。おんぼろ住宅に閉じ込められ、荒れ果てた学校に人種別に閉じ込められ、高等学校や給料のいい仕事にありつけない。トーレスはこの「レンガ」で育ち地区の高校に進学した。カウンセラーや教師の手助けで近くのコミュニティカレッジに入学したが、長くは続かなかった。授業の初日に、教室に辿りつけず、やる気をなくしたのだ。その数日後、トーレスはマリファナ所持で逮捕され、高等教育を受ける望みは捨てた

近場のカレッジになんで辿りつけなかったの？

マリファナをなぜ持っているの

マリファナを持っていたのは警察のせいなの？

第一クォーター制があって優遇されているのでは？

「差別されてるからよ」

アメリカは保険、医療費が高い

「マリファナは自分にたいする破壊行為、捕まった方が本人のためでは？

なぜコロナで外出禁止令中にデモするの。マスクをつけていないデモ参加者の映像、更にはハグしている人々がいた。人が命を大事にとか言いながら矛盾では」

アメリカに住む黒人にとって、コロナに感染して死ぬ可能性よりも、警察に殺される可能性の方が高いからだデモ参加者は答えた

アメリカ警察の公務執行で亡くなる人の数(ほとんどは反抗的な犯罪者)約1000人(黒人120人ほど)

アメリカのコロナ感染者、死者(9月23日現在)

コロナ感染者 691万人

コロナ死者 20万人突破

アメリカ在住の日本人に聞いた話

「アメリカ人の3割は凄く頭いいけど、7割は日本の中卒レベルだと聞いたけど本当？」

「セールで50%はいくらか理解できるけど

20%オフ、30%オフがいくらかになるか理解できない

日本人なら20%オフは定価に0.8掛ける

30%なら定価に0.7かけるなど暗算はみなできるが

画像読売新聞

彼らが求めているものは

正義でもない

自由でもない

不満のはけ口なの

それが暴動というものです

Q.今回関わった警察官が不良警察官だったのでは」

日本では、警察に目をつけられても、弁明をする機会がある

アメリカでは職務質問や逮捕時に、瞬時に危険がないことを伝えなければその場で射殺されるかもしれない

仁義なき闘い

今から100年程前世界アフリカ会連合を設立指導者マーカス=ガーベイ

1923年ガーベイは郵便詐欺で有罪判決を受ける

マーチン=ルーサー=キングの公民権運動

マルコムXの活動

ブラックパンサー

66年ブラックパンサー結成(アメリカ人社会主義者の政治組織、自衛のために武装する権利を主張)

目的

1.自衛

メンバーや市民を自衛のために訓練して、権利の正当性の教育

2.学校で朝食を無料提供

3. 医療、教育の提供

4. 選挙権の獲得

5. 革命

公式には非暴力を掲げていたが、抗議活動でメンバーは武装していた

元メンバーのサルトゥル(71歳)によると「オークランド警察は白人至上主義者を引き入れて採用していた…黒人を処刑するために警察官になったKKKがいた」と語る

警察官にはサイコパスが多い職業といわれている

殉職が多く、ブラック企業なアメリカ警察にそんな理由でなる人って0ではないと思う

ブラックパンサーは世界中に支部を置くことになる

ブラックパンサーはFBIや警察の絶え間ない嫌がらせを受けた

Yahoo!ニュース引用

「武装集団テロ組織にしか見えない」

「自称、平等、平和を謳う正義の組織なの」

「平和的にみえない

年代的にはアメリカ版日本赤軍みたいなものだよね

嫌がらせじゃなくてテロ組織としてマークしたんじゃないの」

1974 幹部ニュートンが売春婦を銃で撃ち致命傷を負わせた

徐々に影響力を失っい1982年に活動停止

BLMのはじまり

2012 黒人高校生トレイボン=マーティンが自警団の男性に射殺された事件に始まる。現在、世界中に40の支部がある

サトゥル氏の懸念

1. 代表者、幹部が謎

BLMにはメディアの取材にすぐに応じられる代表者がいない

対外的な窓口

責任説明を明らかににしなければ、誰もが疑問を持ち始める

2. 寄付金の使いみちが不明

寄付集めするなら使い途を明らかにしなければならない

3. 広報活動が効果的でない

暴徒化し死者がでるなら人々の支持を失うかもしれない懸念

「93%は平和裏なデモだから大丈夫」

「千件あったら70件

一万件あったら700件

大丈夫じゃない！

反社会的だわ」

ショーン=キング (活動家)は「イエス=キリスト像は白人優位主義の道具であり、撤去すべきだ」またはイエス=キリストは「黒い」と述べたツイート。これに対し「殺してやる」と脅迫コメントが約500件寄せられたとキングは語る

「中東系だろうけど黒人ではないでしょ」

日本警察がクルド人男性を職務質問をした際にクルド人男性が怪我をした事件で「日本警察は人種差別をしている」とBLM運動が日本に飛び火した

しかし、クルド人団体は「クルド人差別デモに関与しない」「彼が日本の法を守らなかったから」と声明を出したため消えた「デモの参加者は普段クルド人を支援したことがない人」だったと

BLMの目的は黒人の権利を守るためではなく

日本は差別国家である。そして

世の中で一番悪いのは警察だ

世界中の警察組織の解体だ

世界中の警察組織が解体した時一番得する人は？

私たち(移民,.黒人)は差別ゆえに犯罪を犯さなければ生きていけないのだ。私たちを捕まえるのは差別だ

黒人を致死させた警察官の死刑

しかし、暴れる容疑者を取り押さえ死んでしまうことはよくある

それさえ死刑もしくは懲役を何十年くらうなら

誰も黒人や移民を捕まえることはできない

警察官の希望退職が増えている

お店の店員は黒人が明らかな偽札で買い物をしたとしても万引きしても警察に通報できない。偽札が出回る

アメリカで黒人凶悪犯がいても警察は撃てない。取り押さえることもできない。

殉職する警官が増える

警察のなり手が減る

撃てなければこれから犯罪を取り逃がし検挙率は減る

検挙率が減れば犯罪するリスクが減る

リスクが減れば犯罪は増え、治安は悪化する

警察に殺されるアメリカ人は減る、しかし

凶悪犯に殺されるアメリカ人が増える

彼らの目的は平和には遠いというか非現実的だ

お金を与えても学ばない人は学ばない

警察機関があるからこそ

治安が保たれている

一部の不良警官のために全てがダメ→解体と決めつけるのは全体主義の独裁国家の思想

警察官の過剰暴力によって命を落とす黒人は今回が初めてではない。今回はなぜアメリカ、世界中に広まったの？」

「コロナのパンデミック」

1.コロナ

新型コロナの感染を防ぐために、多くの都市でロックダウン(都市閉鎖)が敷かれると、人々がソーシャルメディアで費やす時間が急増した

家に篭って感染者や死者の急増、医療崩壊、家族との別れといった陰惨なニュースばかりを延々と消費し続ける

2.ソーシャルメディア

新型コロナは未知のものと不安と恐怖も生み出した

マスクは効果的なのか

PPE(個人用防護具)はどこまで必要なのか

どうすれば検査を受けられるか

ソーシャルメディアには間違った情報や嘘もはびこっている

かねてからソーシャルメディアが鬱病や不安障害を引き起こす可能性があることは、多くの研究で指摘されてきた

最近ではソーシャルメディアに様々な投稿をして、積極的に交流に参加する人より

コンテンツを読んでいるだけの方が、鬱や不安を感じやすいかもしれない(仮説)

死や感染についての情報を延々と目にしていると恐怖管理理論という状態に陥る

3.恐怖管理理論

人間は自分の命を脅かす恐怖に直面すると

公正な世界観

ナショナリズム

信仰

などによって恐怖を緩和しようとする自衛メカニズムが働くのだ

この自衛メカニズムがうまく働かないと、人間は丸腰で脅威にさらされていると感じる

すると何らかの社会集団や共同事業との繋がりを求め、意義あることに身を捧げようとする

コロナによる大不況による経済的不安

ロックダウンによる孤独

権威の失墜

人間は不安になると親和的要求を求める。そんな弱った時に

警察に殺される黒人の映像をみる
デモ行進を見る

人混みに引き寄せられる力がある。周囲の人につられる心理を群衆心理という

群集心理

集団学校、会社など一つの目的を持って意識的に集まり、お互いに関係を持つ

群衆たまたま一つの場所に集まった関係性のない人々の集まりです

群衆は、情報の伝達力が弱く、お互いに対する感情の抑止力もあまり働かないため、なにかのきっかけでパニックや暴動につながります

お互いの繋がりが薄いため、自分の感情、欲望を抑えられません

バロンとランスーガーは、1967年〜71年にかけてアメリカで起こった暴動事件と、その地区の最高気温についての関連を調べたところ

摂氏24〜30度までの時間帯に暴動が多発しており、それ以下でもそれ以上でも減少している

24度以上暑いと暑さからくる不快感情からイライラするために暴動が起こりやすいのだ

30度以上になると、暑さ不快感から逃れようとする行動が優先され、攻撃行動に直接結びつきにくくなると言われている

フロイドの死は、構造的人種差別や、非白人に対する警察の暴力の歴史と相まって、共同作業すなわちBLM運動の空前の盛り上がりを生み出した

参加者に意義と目的を与える

大きな集団への所属意識を与えてくれる

新型コロナに対する恐怖を極端に小さくしてくれる

「ただの思い込みでは」

私はもう家でびくびく怯えながら暮らしている人間ではない

人生に意味を見いだし、目的意識を持って生きている…人々はそう思いたがっているのだ

BLM運動に参加することで

存在脅威の顕在化と呼ばれるものを求める

つまり、世界観や価値観や社会における目的を明確に意識して経験したいという要求だ

それだけに、デモの参加者の多くは、自分と異なる意見を一切拒絶し自分と同じ価値観を持つ人は誰でも支持する

具体的には

警察の暴力は構造的なものではなく、偶発的なものに過ぎないと言う人や

一握りの腐ったリンゴがもたらした事故に過ぎない

という人を徹底的に否定する

改革と正義を求める政治指導者は絶賛を浴びる

「他の価値感は認めない

まるで旧ソ連や毛沢東みたいな共産的な思想ね」

ソーシャルメディアには、平和的なデモ隊に警察が催涙ガスを浴びせたり、暴力を振るう動画や写真が一段と溢れ、一層多くの人が警察の暴力や司法の不正義を「目撃した」気になり、益々BLM運動を盛り上がらせる

新型コロナの第2波を警告する声があろうと、人々はこの共同事業に全身全霊を捧げ、感染リスクを冒す価値がある大義だと考える

BLM運動は

人々が再び人生に意味を見出し

大勢が力を合わせれば変化をもたらすことができる

という感覚を与えているようだ

「カルト宗教にハマる信者みたい」

未知のウィルスに直面したからといって、ソーシャルディスタンスと手洗いと安全に暮らすことだけを考えている必要はない

「現実逃避では」

人種差別や社会の不正義、警察の暴力に反対する共同事業に参加できるのだ。と多くの人はパンデミックの恐怖から生きる意味を再発見した(パム=ラムズデン心理学講師)

「ようするに暇なのね」

「それは言わない約束よ」

革命

本物の変化はトップから始めなければならない、警察署長や市長や司令官は共犯者だ。武器を持たず、暴力による制圧を正当化できる行為を何もしていない人間が殺害されたり襲撃されたら、問答無用で加害者全員を即座に解雇すべきだ

正義の闘いは続く

ミネアポリス氏当局者が行動を起こしたことは賞賛する。フロイドの死亡現場にいた警官は全員免職、逮捕された。4人全部逮捕されたことは正義への小さな一歩だ。それでも彼ら全員に実刑判決が下されるまでは、私たちが求める正義は実現されない。私たちは立ち上がって要求を続けなければならない

「私たちを人間として尊重しなさい

私たちが脅かすことを、私たちの息子や娘を殺害することをやめなさい」全面的に責任が問われることがないなら、それは正義ではない

「上から目線。命令口調。私は正義だ。と自称する人間程邪悪なのは歴史が証明している。日本ではこんな傲慢な態度は理解するのは難しいわね」