ことりの啓示

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今時の若い者はと言う人の心理

「今時の若いものは…」この言葉を使用するご年配の方は多いわ」

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「上から目線でイライラするわよね。だいたいそういう人に限って学歴も無ければ、何の取り柄がなくせに自分ことは棚に上げて同じ悪口ばかり呟く」

「人の愚痴、悪口は自分の品性を落とすものよ

第一、ご年配でも、オッさんでもカーッとして事件をおこすものよ」

女子高生が自宅で滅多刺しされた事件。犯人は同居している祖父(86歳)『酒飲んで、カーッとして就寝中の孫娘を滅多刺しにした』

「ジジィが死ねばいいのに」

「オッさんだってキレる

2015年には兄がチェーンソー、弟が薙刀で兄弟喧嘩殺人があったわ」

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「元気があってよろしい」

「オッさんも爺さんもカーッとして事件を起こす

「今時の若い者は…」

この言葉を吟味すると、二つの点から、知的水準のやや劣る人の発言のように感じられてしまうわ

一つには、かつての自分が若者だった時代、社会、会社などの状況システム、他者からの影響、または人によってそれぞれ生まれや育ち価値観などに関する考察が欠けている点

もう一つは、今現在の若者達の大変な思いをしている人の「大変さ」を測ること、過去の若者の大変さを比較して「上」「下」と決めるのはほぼ不可能であるということに思考が及んでいない点において

特に後者については、主観と客観の差異があるために、「もっと大変」というのは研究者でも比較することは難しいことです。第三者定量化できる基準を導入して、ようやく測れるかどうかというこくらい

未成年の犯罪率は戦後が最も多くどんどん減少している

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(画像 Nevaまとめ引用)

「若者の犯罪が凶悪化」しているというのは誤解である

一部の犯罪だけをクローズアップしているマスコミの操作なのだ

「ご年配が悪さをした若者を注意した。若者は逆ギレしてご年配を殴り大怪我をさせた」というニュースを流す

マスコミが意図して若者を貶めているわけではなく

若者の犯罪をクローズアップした方が視聴者(ご年配)の受けがいいから

キレた暴行事件で逮捕される割合

キレた若者の補導は減少傾向であるが、実はキレた中高年と60代以降が増えている

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(画像 東洋経済オンラインより引用)

理由  

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前頭葉が衰え、感情、怒りが制御できなくなりカッ〜としてしまう

「老衰ね

一番犯罪率の多い。1950年あたりの若者がご老人になったら、最もヒャッハーな老人になるのね

ただでさえ、ヒャッハー世代だったのに前頭前野活動の衰えが加算される」

「このような比較は統計などで比較することよ

「最近の若者は…」と言う人は自分の方が若者より優れているとアピールしたいだけなの

彼らは、想像力と論理的な思考力に、ついにその年になるまで恵まれることがなかった人なのだ

若者からみたらちょっと残念な大人という印象を与えてしまうだけ」

「でも、ご本人は、ご自身の過去を誇らしく思い出すことができるだけの日々を送られているはずじゃあないかしら」

「要するに自分の未来が『死』しかないから、未来ある若者をマウンティングして惨めな自分の溜飲を下げているだけなのよ」

「いいえ。とても運のいい幸せな人よ。その程度の知能と脳力しかないのに生き延びてきたのだから、何でも他人のせいにして、毎日お幸せなことでしょうね。そんなご年配にはなりたくないけれど、そうした観点から見れば、尊敬に値する人物なのね

このように決して頭の良さだけが、生き延びるのに重要なわけではないことなのよ」