なぜ人はカルトに支配されるのか?
大嶋信頼先生の「支配される人たち」を学ぶわよ
私たち人間の脳はつながっている
ミラーニューロン
ウィキペディア引用
1996年にイタリアの脳科学車によって発見された、脳の物真似をする物質
猿の脳を腕を動かす際に活動する部位に電極を刺し、猿が手を動かしたら脳の電極が反応する。実験者が猿の目の前でジェラートを食べている時に、猿が手を動かす反応を発見した
国立特別支援研究所引用
緊張している人の側にいると緊張するという現象
友達の悩みを相談に乗ると憂鬱な気持ちになる現象
私たち人間は
緊張している人をみたり
憂鬱な人をみたりしたら
相手の脳の状態をミラーニューロンが無意識に真似をしてしまうため自分も同じ心理状態になる」ということが科学的に証明された
人間の脳の中には、自分の姿のマッピングがある。自分の等身大の姿のマッピングも相手の姿を意識することで相手の姿を真似してしまう
夫婦が長年連れ添うと同じ顔になる現象
ペットが飼い主に似る現象
ミラーニューロンは相手を観察するだけでも活発に活動するが、相手を同じ行動をとるとさらに活発になる
夫婦で同じテレビを見て、同じ食事をとれば似てしまうのだ
「ミラーニューロンを応用すればなりたい自分になることができるのね」
「そうでもないわ。現実には人間の脳は変わらない」
「なんで?」
「自分の姿のバックアップがあるから」
例)
ある若い女性が恋をする
女性はその人を想うだけで脳のミラーニューロンが好きな人の脳の真似をして容姿が美しく変化する
「恋は女を綺麗にするということね」
恋する女性は鏡に写る自分の姿を見て「自分は綺麗になった」と思う
しかし家に帰ると親の「この子は不器量で可哀想」というネットワークに繋がってしまうとまた元の姿をに戻ってしまう
脳のミラーニューロンが人間を支配する
あきたやんドットコム
ケース1)
大嶋信頼先生のクライアントにある夫婦が相談にきた。妻が家事さえできないほどに原因不明のだるさを感じているというケースだ
大嶋先生は旦那さんと2人きりになって旦那さんにこう尋ねた
「ひょっとしたら頭の中で奥さんに暴力をふるっていませんか?」
旦那さんは「具合が悪い」妻に苛立ち、頭の中で暴力をふるっていることを認めた
旦那さんにミラーニューロンを説明し頭の中で暴力を振るうことをやめるようにすすめた
旦那さんが頭の中の暴力を辞めたら奥さんの具合の悪さは治ってしまったのだ
頭の中で想像することが相手に伝わって本当にそうなってしまうのだ
予言の事故成就
例) 銀行の取り付け騒ぎ
「A銀行が潰れる」とメディアがいうと、預金者が銀行に預金をおろしに殺到し、本当に銀行は倒産してしまう
例えば
「うちの子は我儘だから」
「うちの子は勉強できないから」
と親がマイナスのイメージを持っていれば口にださなくともそれが子供の脳に繋がり本当に子供がそうなってしまう
頭の中でも他人にネガティブなイメージを抱いてはならないのだ
それさえも暴力になるし実際その通りのネガティブな予言が成就してしまう
Q.ブッタはなぜ家族を捨て修行をしたのか
A もしブッタが修行中悟りに近づいても家族に会えば家族の昔のブッタのイメージに繋がり以前の王様に戻ってしまう。また一から修行しなければならないから
「ミラーニューロンを応用すればなりたい自分になることも可能
しかしこのミラーニューロンを悪用し他人を意のままに操作することもできる。カルト組織のリーダーはミラーニューロンを利用して『洗脳』をして信者を意のままに支配しているのだ。大嶋先生によると
人間は生まれつきタイプが違う
人間の型は3種類あるという
1.支配者
自分は「神」で支配する者
2.光の人
無条件の愛、神の意志を求める人
3.虚無の人
愛の執着を支配者から与えられ、裁かれ、孤立させられる
支配者
- 自分を神だと思っている「偽りの神」
- 他人に原罪、罪悪感で罪に定め「愛」「正義」の名の下に罰を与え恐怖で怯えさせる
『あなたみたいな罪深い人を救うのは私だけしかいませんよ』
など罪悪感、原罪を抱かせその人の人生を支配する
私たちの脳はミラーニューロンがある。支配者型の人間に関わったら支配者の脳につながって支配者の奴隷にされてしまう
Q.どうやって支配者を見分けるの
大嶋先生は支配者は
「真理は一つ」
といって他人を支配すると述べている
「神」である私だけが正しいのだから私だけを信じなさい」
と支配者が命令するのはターゲットの人生を支配するためだ
しかし真理とは多種多様であり各々が持っている
自分の中にある「真理」に従って生きることが「真理」を知る人間なのだ
「真理」とは他人に押し付けるものではない
1. 支配者の手口
2.「真理は一つ」という人
3.「自分だけが正しい」という人
4. 原罪、罪悪感で人を罪人と定める人
5. 不安と恐怖で怯えさせる人
6.「従順」を美徳とする
支配するためには従順が素晴らしいと刷り込むのだ
7.信仰のない人を罪人と定める
信じて貰えないと支配できないから「信仰のない人は悪人、滅ぼされる」と刷り込むのだ
以上の言動をとる人には関わってはいけないということだ
「子供連れて宗教勧誘する人たちじゃん」
Q.支配者はなぜ人を支配するの
A.支配するために支配する
人間には、他人を説得して自分の考えにちかづけさせようとする欲求がある
他人を支配することで自分の方が絶対優位であることを誇示したい
彼らは支配するための手段は選ばない
古代の人間は生き残るために群れをつくり食料、良い土地を奪いあった。群れの中では強にマウンティングをしあい優位性を主張して支配する者と支配される者に分かれるのてす
私たち人間には闘争という本能があります。私たちは
自分が楽をして生きたい
自分が得して生きたい
自分が一番でいたい
自分のペースで生きたい
自分のルールで生きたい
という本能的な要求があるのです
他人に合わせたくないから
私についてこい
私の方がお前より上だと他者より抜きん出たい要求があります
歴史上の支配者たちは宗教を作り自らを「神」「神の子」「神の代理人」など自らを神格化して民を罪を着せ裁くことによって人民を支配しました
支配者の脳内のミラーニューロンが虚無(支配される人)に繋がって罪に定められ裁かれて支配されてしまう
今現在は王室がない国がある
王がいても伝統的形式みたいなものであり今の王は神聖の宿る支配者ではない
今ならば宗教の教祖などが支配者にあたる
支配者はカルトの中だけではなく会社、学校、ママ友みたいな仲良しグループ、家庭など至る所にある
「小さい支配者」ならば人間の集まるところどこにでもいるものだ
光の人
人間の目にみえない神の御意思を行う人
イエス=キリストは
「見えない神の御意思を信じる」ことによって救われる
と説いた。それ以降キリスト教は「聖書」に従うのがメインになる
イエスが現在にいたら統合失調症とみなされ精神病院に強制入院させられる
Q.支配されないためにはどうすれば良いの
A.神は愛である
だから神は人を罪に定めたり、罰も与えないだから
人類を汚れから救うために宗教を創ったり、勧誘したり、お布施要求、難行修行させることは絶対にないのだ
「罪」を裁く神とは支配者が他人を支配するために作り出した幻想の神なのだから
Q.支配者にとって最大の敵
自立した個人、人間、一人一人のたゆまぬ想像力。考え続ける力なのだ
私にとっての神は、光みたいなもんだと思うのね。「神様のバチが当たる」っておどかされて、よく驚いたんだけど、神様ってのは、そんなセコイもんじゃないと思うとのね。拝むと功徳があって、拝まないとバチを当てるなんて裏口入学みたいな駆け引きするわけないもの
「 人を罪に定めたり裁くのは神の行いではなく他人を支配したい「人間」の行いなのね」
自分を支配から解放しよう
自分の歴史を見つめ直すことで自分を束縛したものの正体を見極める
私は、何を善で何を悪と思わされて生きてきたのか?
どのような方法で自分は支配されたのか?
支配者(親)は、恫喝、体罰、感情を駆使して失望、ため息をつきながら、子供を思うように支配したのか?
自分は何をしたいのか?これからどのように生きるのか?
お前は自由だ